平山夢明のレビュー一覧

  • 恐怖の構造

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    ホラー作家による恐怖考。語り口調のせいか、思っていたのより軽めな感じ。一番へぇ~っと思ったのは、映画「エクソシスト」撮影の裏話。あの恐ろしさは監督が「狂ってた」からなのか。

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    2018年10月12日
  • 恐怖の構造

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    怖いもの見たさという言葉がある。
    私は怖がりで、家人が「ただいま」と帰ってきただけでもたいそう驚いて呆れさせたことがある。
    そんな「ビビリ」なのに、ゲゲゲの鬼太郎は大好きだったし、Xファイル(プラナリアが怖かった!)チャッキーに、エイリアン、テキサスチェーンソー、その他J ホラー(リングなど)も見ている。
    真昼間の太陽サンサンでないと見られないし、一人で見られなくて被った毛布の中にきょうだい無理やり引き入れて(毛布が襲いかかる!)嫌がられたこともある。
    ホラー小説、漫画も読んでいる。
    が!怖がりだ!

    さて、怖さとは不安からやってくるものだそうだ。
    「恐怖の場合は闘うか、腰が抜けるかの二択です

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    2018年10月07日
  • 瞬殺怪談 刺

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    実話「系」怪談を読み慣れた人間と
    素人さんでは読後の印象が異なるようだ。実に興味深い。

    …メモ…
    知人に短いから読んでみてと推薦。その後の感想戦(?)にて。

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    2018年07月22日
  • 或るろくでなしの死

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    自分に子どもができてから、変態が出てくるような作品は、読みたくなくなって、本棚に眠っていたが、思いついて読んでみたら、やっぱり気分が悪い。
    今の私には受け入れないが、傑作だとは思う。
    平山さんは、文章が上手でもなく、ストーリーはありきたり。
    でも、勢いと描写でとにかく持っていく。
    ひどい話だけど、悲しくて笑わせる。
    ダイナーもだけど、殺し屋と女の子の話は得意で、素晴らしいものを書かれますな。

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    2018年06月12日
  • いま、殺りにゆきます RE-DUX

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    やっぱり生きてる人間が一番怖い。

    痛いこと、苦しいことを平気で人に出来るのは凄いなと思ってしまう。犯人捕まらない系が多すぎて辛かった。

    部屋で読むと部屋にいるのが怖くなる。
    外に出るのも怖くなる。

    自分の周りは、いつも平和であってほしい。
    そう願ってしまうくらい辛い話ばかりでした。

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    2018年03月22日
  • 暗くて静かでロックな娘

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    罵詈雑言。基本的にろくでなししか出てこない。

    ・日本人じゃねえなら ★★☆☆☆
     人間ではないろくでなしと、日本人ではない貧しい兄妹。
    ・サブとタミエ ★★☆☆☆
     敗者と底辺にいるカップル。
    ・兄弟船 ★★★☆☆
     打たれすぎた兄と卑屈になりすぎた弟。
    ・悪口漫才 ★★★☆☆
     人生で二度、人をはねた男の末路。
    ・ドブロク焼き場 ★★★☆☆
     焼却炉と漫才。
    ・反吐がでるよなお前だけれど…… ★★☆☆☆
     グルメリポーターのズカ石ヘド彦のインパクトたるや。
    ・人形の家 ★★☆☆☆
     心が壊れた女性とろくでなし。
    ・チョ松と散歩 ★★☆☆☆
     弱さと優しさを持ち合わせてしまった少年たち。

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    2018年02月26日
  • 或るろくでなしの死

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    短編集。
    『嫌われ者』『ごくつぶし』『愛情』『ろくでなし』『英雄』は面白かったが『はぐれ者』『からっぽ』はあまり好きじゃないかな。とはいえ7本のうち5本も面白かったら大満足ですね。

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    2017年12月27日
  • 怖い本1

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    実話を集めた話らしく、リアルに想像すると怖いので
    創作だ、創作だと思いながら読みました。
    短い話なので気軽に読めます。

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    2017年12月16日
  • ミサイルマン

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    相変わらずグロイ。“枷”は、独白する~に近い感じ。きつい拷問。でも意外とすっきり。最後の“ミサイルマン” は内容も雰囲気も洋画って感じだけど、独特のじめっぽさがあって気持ち悪さがすごい。

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    2017年10月11日
  • 或るろくでなしの死

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    平山夢明著の短編集。過去にいくつか彼の作品を読ませて頂いているが、今回も案の定描写が惨いが爽やかという一見矛盾している世界観を見事に描いている様は流石と言うべきであった。
    解説文にも書いてあったが、決して笑える描写はないのだが、何故だか非常に笑える作品。ただ、今までの平山夢明の本に比べて惨さの部分に焦点を当てすぎて肝心の内容や愉快さが抜けているような気がした。所々、流れが掴めなくなる部分もあり(これは読み手である私自身の読解力の問題かもしれないが)、過去の作品を読んでいる身としては物足りない感じがした。

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    2017年09月18日
  • ふりむいてはいけない

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    お祖父ちゃんがカマキリの頭をねじって外すお話にゾッとした。
    頭はカマキリ、体は人間って・・亡くなったお祖父ちゃんだったのだろうか。カマキリの祟り?

    いじめや水子系のお話はなんともいえない・・・
    でも最後のあのぅはホロっときた

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    2021年12月30日
  • GANTZ/EXA

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    「GANTZ」が何度も再生を繰り返したために起こった微妙な歪み。
    その歪みが引き起こしたと思われる、以前とは違う異世界で起きたもうひとつの「GANTZ」物語である。
    意欲的な作品だとは思うけれど、実際この物語を読んだ人はどう感じたのだろう?
    もともと「GANTZ」の読者でもある自分にとっては、「ん~、こうきたか」とは思ったけれどやっぱり違和感を感じずにはいられなかった。
    逆にまったく「GANTZ」を知らない読者にとっては掴みきれないものがあっただろうと思う。
    例えば、終盤に出てくる加藤が弟・歩に寄せる思い。
    彼がどんなに弟を大切に思っていたか、彼にとって弟がどんな存在だったのか。
    それを知らな

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    2017年03月04日
  • 非道徳教養講座

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    あの三島由紀夫の「不道徳教養講座」の現代版のようなエッセイ。タイトルからしてパロディというかオマージュ? 毒ありすぎのブラックユーモアで世の女性に賢さを説く。 笑えるけど意外に確信突いてたりする。笑

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    2017年02月23日
  • 暗くて静かでロックな娘

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    日本人じゃねえなら ★★★☆☆
    サブとタミエ ★★☆☆☆
    兄弟船 ★★★★☆
    悪口漫才 ★★★★☆
    ドブロク焼き場 ★★★★☆
    反吐がでるよなお前だけれど…… ★★☆☆☆
    人形の家 ★★★★☆
    チョ松と散歩 ★★☆☆☆
    おばけの子 ★★★☆☆
    暗くて静かでロックな娘 ★★★★☆

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    2016年08月24日
  • 怖い本2

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    偶然ブッ○オフで入手しましたけれども、これも大分古い本なのですねぇ…ていうか、平山氏、こういった「怖い話」をかなり長い間、集めているんですねぇ…というのが分かる次第であります…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    今回もなんというか、心霊系に重点を置かれているようでしてアレですね、あまり幽霊といった類が信じられない僕としましてはいまいち…怖くはなれませんでした。

    けれどもまあ、心霊系といってもぶっちゃけ本当にあったのかどうか怪しいところですしアレですね、ガチな話として捉えるんじゃなくて「もしかして創作も入っているかも…?」みたいな疑いの目で楽しんだらよいかと存じます…。

    ヽ(・ω・)/

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    2016年08月10日
  • ゆるしてはいけない

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    読みやすくて2時間もかからなかった。

    平山さんは会話のテンポがいいねぇ。
    だから読みやすいんだと思う。

    『クラッシュ』は悲惨なのに笑ってしまって、またちょっとほっこりするまさに平山節。

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    2016年08月07日
  • 或るろくでなしの死

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    素直に不愉快な読後感が味わえる本。
    或るろくでなしの死の最後のやり方、よくあんなもん思いつくなと不愉快になりつつも感心した。

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    2016年04月07日
  • 暗くて静かでロックな娘

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    著者お得意のグロいストーリーの短編集。
    本作品は心の温まるハッピーエンドもあるが児童虐待の話があり、とても哀しい。
    やっぱりこの手のストーリーは平山氏にしか描けないと思う。

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    2016年01月11日
  • 或るろくでなしの死

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    やっぱねー、グロいんだけど
    こんなに哀愁漂うグロい話をかけるのは
    平山さん以外いないんじゃないかと思う。
    ごくつぶしの死とからっぽの死はかなり哀愁。

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    2015年11月02日
  • 東京伝説 呪われた街の怖い話

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    【眠らない街の終わらない伝説】

    誰かから聞いたような、自分が体験したような、何かで読んだような、あやふやな話達。リアリティのあるものから、嘘であって欲しい話、人間の怖さが際立つ。

    笑うセールスマンを読みたくなった。

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    2015年09月06日