平山夢明のレビュー一覧

  • いま、殺りにゆきます RE-DUX

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    著者の悪趣味を楽しめるだけの心の余裕は持っているつもりだったのだけど、本作のレベルでひたすら残酷で嫌なことばかり連打されると普通に嫌な気持ちになって読後感が悪いという普通の印象になる。嫌さの水準が珍しく許容範囲を超えてしまった。
    嫌なことが起こるシチュエーションが後半に行くにつれてひねりがなくなっていくのもまた胸糞悪い。一人暮らしの女の人が男によって残酷な仕打ちを受けるというシチュエーションが多くなり、「細かなシチュエーションを設定している暇はないんだ!俺の思いついた残虐な行為をとにかく見ろ!ほら!ほら!ほら!」と迫られているような陰鬱な気持ちになる。そのようにシチュエーションの書き分けのある

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    2021年01月13日
  • DINER ダイナー 2

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    殺し屋のための食堂「キャンティーン」
    どん底を見て売られたカナコはここで働くことに。
    でもって人助けのために殺人的なゲーム「スカルジャック」の勝負をすることになり…。

    もう一つは傷だらけの男スキンの話。
    注文するスフレにはおいしいのにいつも何かが入っていて…

    一番おもしろいな~と思ったのは2巻のラストにあった原作者の話「DINERのふるさと」というエッセイ。
    この話がめちゃくちゃおもしろかった!!
    ロバート・レスラーの案内で行ったバージニア州クアンティコ海兵隊基地のダイナー話。行ってみたい!!

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    2020年01月21日
  • 恐怖の構造

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     平山夢明初期の犯罪ノンフィクションなど、興味深く読んだものだ。
     しかし、平山その人が前面に顔を出す本書となると、もういけない。言行にピカレスク・ロマン的な痛快さが感じられない。もっとも、ピカレスクな人物なら冒険小説に手を染めているのだろう。
     書に親しむというのは、著者を好きになるとか、その喜びや悲しみに共感する部分があるように思う。
     私が平山と面談の機会を得たとしても、ほぼ話が噛み合わず、物別れに終りそうだ。
     巻末対談の春日武彦は贔屓の学者なのだが、相手に引きずられたと見え、発言が不良化している。

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    2019年01月08日
  • 恐怖の構造

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    ネタバレ

     僕はオバケが怖い。小さい頃から便所に行くのが異常に恐ろしかった。今は部屋の中に便所があるが、昔は部屋の外にあった。しかも、明かりは暗くてボットん便所から赤い紙くれと手が出て来るような妄想にとらわれていた。
     結局はオバケなどいなかったのだ、「恐怖より不安がコワい」という分析には納得した。僕はオバケが出るかもとおい不安に慄いていただけなのだ。でも、今でも便所は怖い。

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    2018年12月03日
  • 暗くて静かでロックな娘

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    ラーメン二郎をおちょくってる話が面白い。ラーメン二郎を食べた時に感じる率直な感想が物語になってて笑える。他は例によって残酷なのだがそんな印象に残らず。

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    2018年10月28日
  • 或るろくでなしの死

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    デブを捨てにの方が面白い。冒頭のホームレスが子供の死体を拾うも誰からも信頼されず全てを失う話と赤ん坊を見捨てて人でなしに転落する話とネコにフェラチオさせて霊的に破滅する話は戦慄モノ。

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    2018年10月28日
  • 恐怖の構造

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    ホラー作家による恐怖考。語り口調のせいか、思っていたのより軽めな感じ。一番へぇ~っと思ったのは、映画「エクソシスト」撮影の裏話。あの恐ろしさは監督が「狂ってた」からなのか。

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    2018年10月12日
  • 恐怖の構造

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    怖いもの見たさという言葉がある。
    私は怖がりで、家人が「ただいま」と帰ってきただけでもたいそう驚いて呆れさせたことがある。
    そんな「ビビリ」なのに、ゲゲゲの鬼太郎は大好きだったし、Xファイル(プラナリアが怖かった!)チャッキーに、エイリアン、テキサスチェーンソー、その他J ホラー(リングなど)も見ている。
    真昼間の太陽サンサンでないと見られないし、一人で見られなくて被った毛布の中にきょうだい無理やり引き入れて(毛布が襲いかかる!)嫌がられたこともある。
    ホラー小説、漫画も読んでいる。
    が!怖がりだ!

    さて、怖さとは不安からやってくるものだそうだ。
    「恐怖の場合は闘うか、腰が抜けるかの二択です

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    2018年10月07日
  • 瞬殺怪談 刺

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    実話「系」怪談を読み慣れた人間と
    素人さんでは読後の印象が異なるようだ。実に興味深い。

    …メモ…
    知人に短いから読んでみてと推薦。その後の感想戦(?)にて。

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    2018年07月22日
  • 或るろくでなしの死

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    自分に子どもができてから、変態が出てくるような作品は、読みたくなくなって、本棚に眠っていたが、思いついて読んでみたら、やっぱり気分が悪い。
    今の私には受け入れないが、傑作だとは思う。
    平山さんは、文章が上手でもなく、ストーリーはありきたり。
    でも、勢いと描写でとにかく持っていく。
    ひどい話だけど、悲しくて笑わせる。
    ダイナーもだけど、殺し屋と女の子の話は得意で、素晴らしいものを書かれますな。

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    2018年06月12日
  • いま、殺りにゆきます RE-DUX

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    やっぱり生きてる人間が一番怖い。

    痛いこと、苦しいことを平気で人に出来るのは凄いなと思ってしまう。犯人捕まらない系が多すぎて辛かった。

    部屋で読むと部屋にいるのが怖くなる。
    外に出るのも怖くなる。

    自分の周りは、いつも平和であってほしい。
    そう願ってしまうくらい辛い話ばかりでした。

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    2018年03月22日
  • 暗くて静かでロックな娘

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    罵詈雑言。基本的にろくでなししか出てこない。

    ・日本人じゃねえなら ★★☆☆☆
     人間ではないろくでなしと、日本人ではない貧しい兄妹。
    ・サブとタミエ ★★☆☆☆
     敗者と底辺にいるカップル。
    ・兄弟船 ★★★☆☆
     打たれすぎた兄と卑屈になりすぎた弟。
    ・悪口漫才 ★★★☆☆
     人生で二度、人をはねた男の末路。
    ・ドブロク焼き場 ★★★☆☆
     焼却炉と漫才。
    ・反吐がでるよなお前だけれど…… ★★☆☆☆
     グルメリポーターのズカ石ヘド彦のインパクトたるや。
    ・人形の家 ★★☆☆☆
     心が壊れた女性とろくでなし。
    ・チョ松と散歩 ★★☆☆☆
     弱さと優しさを持ち合わせてしまった少年たち。

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    2018年02月26日
  • 或るろくでなしの死

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    短編集。
    『嫌われ者』『ごくつぶし』『愛情』『ろくでなし』『英雄』は面白かったが『はぐれ者』『からっぽ』はあまり好きじゃないかな。とはいえ7本のうち5本も面白かったら大満足ですね。

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    2017年12月27日
  • 怖い本1

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    実話を集めた話らしく、リアルに想像すると怖いので
    創作だ、創作だと思いながら読みました。
    短い話なので気軽に読めます。

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    2017年12月16日
  • ミサイルマン

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    相変わらずグロイ。“枷”は、独白する~に近い感じ。きつい拷問。でも意外とすっきり。最後の“ミサイルマン” は内容も雰囲気も洋画って感じだけど、独特のじめっぽさがあって気持ち悪さがすごい。

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    2017年10月11日
  • 或るろくでなしの死

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    平山夢明著の短編集。過去にいくつか彼の作品を読ませて頂いているが、今回も案の定描写が惨いが爽やかという一見矛盾している世界観を見事に描いている様は流石と言うべきであった。
    解説文にも書いてあったが、決して笑える描写はないのだが、何故だか非常に笑える作品。ただ、今までの平山夢明の本に比べて惨さの部分に焦点を当てすぎて肝心の内容や愉快さが抜けているような気がした。所々、流れが掴めなくなる部分もあり(これは読み手である私自身の読解力の問題かもしれないが)、過去の作品を読んでいる身としては物足りない感じがした。

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    2017年09月18日
  • ふりむいてはいけない

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    お祖父ちゃんがカマキリの頭をねじって外すお話にゾッとした。
    頭はカマキリ、体は人間って・・亡くなったお祖父ちゃんだったのだろうか。カマキリの祟り?

    いじめや水子系のお話はなんともいえない・・・
    でも最後のあのぅはホロっときた

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    2021年12月30日
  • GANTZ/EXA

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    「GANTZ」が何度も再生を繰り返したために起こった微妙な歪み。
    その歪みが引き起こしたと思われる、以前とは違う異世界で起きたもうひとつの「GANTZ」物語である。
    意欲的な作品だとは思うけれど、実際この物語を読んだ人はどう感じたのだろう?
    もともと「GANTZ」の読者でもある自分にとっては、「ん~、こうきたか」とは思ったけれどやっぱり違和感を感じずにはいられなかった。
    逆にまったく「GANTZ」を知らない読者にとっては掴みきれないものがあっただろうと思う。
    例えば、終盤に出てくる加藤が弟・歩に寄せる思い。
    彼がどんなに弟を大切に思っていたか、彼にとって弟がどんな存在だったのか。
    それを知らな

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    2017年03月04日
  • 非道徳教養講座

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    あの三島由紀夫の「不道徳教養講座」の現代版のようなエッセイ。タイトルからしてパロディというかオマージュ? 毒ありすぎのブラックユーモアで世の女性に賢さを説く。 笑えるけど意外に確信突いてたりする。笑

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    2017年02月23日
  • 暗くて静かでロックな娘

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    日本人じゃねえなら ★★★☆☆
    サブとタミエ ★★☆☆☆
    兄弟船 ★★★★☆
    悪口漫才 ★★★★☆
    ドブロク焼き場 ★★★★☆
    反吐がでるよなお前だけれど…… ★★☆☆☆
    人形の家 ★★★★☆
    チョ松と散歩 ★★☆☆☆
    おばけの子 ★★★☆☆
    暗くて静かでロックな娘 ★★★★☆

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    2016年08月24日