或るろくでなしの死

或るろくでなしの死

748円 (税込)

3pt

良識を示そうとした浮浪者が誰にも相手にされずに迎える「或るはぐれ者の死」、他国で白眼視されながら生きる故郷喪失者の日本人が迎える「或る嫌われ者の死」、自らの欲望に女の子を奉仕させようとしたくだらない大人が迎える「或るろくでなしの死」、過去の栄光をよすがにダメな人生をおくるぼんくらが迎える「或る英雄の死」……。本人の意志や希望と関係なく不意に訪れる7つの<死>を描いた傑作短編集!

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或るろくでなしの死 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    色んな「死」が描かれてる小説。
    とくに印象に残った話の感想を書きます。

    「或る愛情の死」
    母親の異常な愛情。最後の母親の行動には鳥肌が立ちました。よくこんなの思いつくなあ作者、、と、、。
    でも1番日常でありえそうな話でもあるなあと。
    この家族はこれから地獄のような毎日を過ごしていくんだろうな、、と

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    息子を亡くした母親が狂っていく「ある愛情の死」が怖すぎて傑作。ハムスターを殺す少女と殺し屋が出会う表題作「あるろくでなしの死」も素晴らしい。

    0
    2023年01月18日

    Posted by ブクログ

    "先の読めない物語。死をテーマにいくつももやるせない、不条理な世の中で起きる死。
    暴力の洪水を浴びつつ、カタルシスを感じさせるものもある。
    誰にでもお勧めはしない。読者を選ぶ小説だ。"

    0
    2018年11月18日

    Posted by ブクログ

    どの話もおもしろかった。
    生物的な死ばかりが描かれているわけではない。
    そのパターンがあることに気づくと「次の話はどっちだろう?」と思いながら読んでいた。
    それもこの本の楽しみ方のひとつかも。

    特に好きなのが
    『或る嫌われ者の死』
    『或るごくつぶしの死』
    『或る愛情の死』
    『或る英雄の死』
    の四編

    0
    2015年07月07日

    Posted by ブクログ

    ホラー、グロ、なんでもこい!の物好きな私でも1話ずつしか読めなかった本当に問題作。友達に読んでることを知られたくないし、絶対に身内の誰にも読んで欲しくない作品。けど、嫌いじゃないんだよな〜こんな気分の悪くなる小説生み出してくれてありがとうと言う気持ちになりました。でももう読みたくない笑

    0
    2020年12月18日

    Posted by ブクログ

    全編よかったよ。
    特に【或る空っぽの死】がよかったので、275ページぐらいの長編でもう一度読みたいな。

    0
    2014年11月26日

    Posted by ブクログ

    個人的・夏のホラー特集。マストリードから。7編から成る短編集。氏の著作のえげつなさはそれなりに味わっているので、本作も、想像通りのグロさ。期待以上!ってならないところが、なんかもどかしかったりする訳だけど。

    0
    2024年09月27日

    Posted by ブクログ

    デブを捨てにの方が面白い。冒頭のホームレスが子供の死体を拾うも誰からも信頼されず全てを失う話と赤ん坊を見捨てて人でなしに転落する話とネコにフェラチオさせて霊的に破滅する話は戦慄モノ。

    0
    2018年10月28日

    Posted by ブクログ

    自分に子どもができてから、変態が出てくるような作品は、読みたくなくなって、本棚に眠っていたが、思いついて読んでみたら、やっぱり気分が悪い。
    今の私には受け入れないが、傑作だとは思う。
    平山さんは、文章が上手でもなく、ストーリーはありきたり。
    でも、勢いと描写でとにかく持っていく。
    ひどい話だけど、悲

    0
    2018年06月12日

    Posted by ブクログ

    短編集。
    『嫌われ者』『ごくつぶし』『愛情』『ろくでなし』『英雄』は面白かったが『はぐれ者』『からっぽ』はあまり好きじゃないかな。とはいえ7本のうち5本も面白かったら大満足ですね。

    0
    2017年12月27日

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