平山夢明のレビュー一覧

  • 恐怖の構造

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    自分のなかの恐怖と向き合いたくて読んだ。
    女の人は知らないことを知らないままにしておけない、という部分はひじょうに納得!!

    私は!
    結果を待っていて、その結果によって次の対応を決めなければいけないことが分かっている状態が!
    めちゃくちゃ怖いんだ!!
    できれば味わいたくないけど、普通に生活して仕事してるとそんなことばかりだから困る。

    これからは分析することで向き合えるようになれるかも。

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    2022年02月16日
  • 独白するユニバーサル横メルカトル

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    不思議な変わった短編集。第一話がフワッと変な話し。その後もグロテスクで不思議な話が続き、表題は、穏やかで面白く感じた。

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    2022年02月13日
  • 瞬殺怪談 死地

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    一頁にも満たない怪談を集めたとても読みやすい一冊。
    その手軽さとあっさりした読み心地が楽しくサクサク読めるがその短さ故に中途半端なところで終わってしまう、まさに実話怪談そのもののような一冊。
    そもそも実話怪談と名前が付くだけあって実際に体験した人物のいる話なのでそれも当然かと納得。
    誰だって怪異に出くわしたら逃げ出すか気のせいと思い込んでしまう、そんな幻覚のようなものを集めたのであやふやな内容が多くそれが楽しめる人向けではある。
    ちなみに私は「アラームの正体」がとても好き。

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    2022年01月25日
  • 怖い本1

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    飛び飛び手に取った巻から読んでたので、改めて1巻取ると期待しかなかった。

    平山夢明さんは怖い本シリーズ?でしか読んだことないが、本当に読みやすい文章で、程よい怖さがたまらなく良い。数ページのショートだからとかではなく読みやすく、入り込みやすい。


    どこかで聞いたような話?前にも違うところで見聞きしたですって?別にそんなこと良いじゃないですか!それはそれ、こちらはこちらでまた違った面白さとで会えるならページをめくるしかないでしょう!


    人によって語る長さ違うだろうに、どれも同じくらいのページ数に収めて、かつ中身も申し分なく不思議で怖い…私は夜中のお風呂時間に湯船にゆっくり浸かりながら、ラジ

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    2021年12月10日
  • 他人事

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    結構わけわかりそうでわけわからないぐちゃぐちゃな感じで、混沌だけど憎悪とか悪意とかはハッキリ見えるみたいだと思いました

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    2021年12月04日
  • 独白するユニバーサル横メルカトル

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    表題作は地図帳視点の語りというユニークな作品。持ち主が連続殺人犯なのですが、時には逃走を助けたりします。悲しい結末も、きっと地図帳の愛情ならではなのかと。グロテスクなのや救いようのない話が多いのですが、この表題作は好きになりました。

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    2021年11月18日
  • 他人事

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    冨樫が帯書いてたので買って読みましたが、うげえ!と思いながら最後まで一気に読んだ。高校生には胸糞すぎて、トラウマレベル。後年、ふとしたきっかけで人と今作の話になること三度。みんなのトラウマ。

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    2021年09月29日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    あまり好みの内容ではなかった。

    ただ、正月女の話はばあちゃんに聞いたことある話に良く似ていた。「正月」という所が「西の女」という話だった気がするけど、昔話なんてそんなもんか。ちょっとゾッとしたけど。

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    2021年09月26日
  • 独白するユニバーサル横メルカトル

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    昔読んでいたことを思い出した。
    グロい短編集。
    でも、意外と読みやすいし、面白かった記憶あり。
    内容は……記憶にない。

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    2021年09月20日
  • 他人事

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    一つ一つはすごく短いけどパンチのある短編集

    すごい!グロい!救われない!
    こういうのを読みたくなる気分ってあるよね…

    酷い暴力だとか理不尽だとか可哀想だとか色々思うけど
    めちゃくちゃ退屈してるときとかちょっとストレス溜まってる時とかは
    こういうのを読むとスッキリする

    いつも通りの読書なつもりで読んでると
    予想以上のバイオレンスに軽く酔いそうになる
    それぞれ色んな方向性で殴られる感覚なのでそういう意味でも酔うかも

    楽しいけど体力使っちゃって短編集なのにイッキ読みできないので✩3
    もっと他の作品も読んで修行してきます!

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    2021年10月22日
  • 他人事

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    3.4
    衝撃的だった東京伝説、何とも言えない後味の悪さのデブを捨てに。本作も含めて読み手によっては残酷なだけの作品に感じるかもしれないが、どの作品も全く予想がつかない展開と結末が待っていてそれが面白い。発想も独特で楽しめた。個人的にはたったひとくちで、定年忌、人間失格が平山作品の中でもオチがあるタイプの話で好み。

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    2021年07月27日
  • DINER ダイナー 2

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    シリーズ、第二弾。
    殺し屋達が集まる料理屋・ダイナー(DINER)。
    そこのウェイトレスになった幸薄い大場加奈子。

    殺し屋・ポロンの幼い娘を助けるため、最も危険なゲームに加わることに。
    しかし、負けに負けが続き、1人負けの状態。
    果たして、起死回生の手はあるのか?

    やがて訪れる、想像を絶する結末とは?

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    2021年03月07日
  • 恐怖の構造

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    人間が恐怖を感じる心理について考察された新書。

    「DINER」の作者だったのか。
    呪いの人形の話がウケるらしいんだけど、何が面白いのか笑う人が気持ちが全くわからない。ちょっとどういう幼少期を送ってきたのかと思ってしまった…
    人が不安を覚える心理にもお国柄や文化の違いが表れている。結局人間が生み出したものだもんね。
    考察というより映画の雑学みたいな話も多く、雑多な情報という感じ。エクソシストが凄まじい状況で撮られたということはよくわかった。
    余談だけど蓮コラ(トライポフォビアというらしい)、私は駄目だった。

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    2021年02月12日
  • 暗くて静かでロックな娘

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    10編の短編集
    子供が絡む話が多いような。中でもおばけの子はただただキツめの虐待で辛かった。
    逆にチヨ松と散歩は心温まる感が平山さんにしては珍しい。
    面白かったけどオススメするレベルではなかった。
    それか私が平山さんに、とんでもないオチを求めすぎてるのか、、笑

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    2021年02月03日
  • いま、殺りにゆきます RE-DUX

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    著者の悪趣味を楽しめるだけの心の余裕は持っているつもりだったのだけど、本作のレベルでひたすら残酷で嫌なことばかり連打されると普通に嫌な気持ちになって読後感が悪いという普通の印象になる。嫌さの水準が珍しく許容範囲を超えてしまった。
    嫌なことが起こるシチュエーションが後半に行くにつれてひねりがなくなっていくのもまた胸糞悪い。一人暮らしの女の人が男によって残酷な仕打ちを受けるというシチュエーションが多くなり、「細かなシチュエーションを設定している暇はないんだ!俺の思いついた残虐な行為をとにかく見ろ!ほら!ほら!ほら!」と迫られているような陰鬱な気持ちになる。そのようにシチュエーションの書き分けのある

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    2021年01月13日
  • DINER ダイナー 2

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    殺し屋のための食堂「キャンティーン」
    どん底を見て売られたカナコはここで働くことに。
    でもって人助けのために殺人的なゲーム「スカルジャック」の勝負をすることになり…。

    もう一つは傷だらけの男スキンの話。
    注文するスフレにはおいしいのにいつも何かが入っていて…

    一番おもしろいな~と思ったのは2巻のラストにあった原作者の話「DINERのふるさと」というエッセイ。
    この話がめちゃくちゃおもしろかった!!
    ロバート・レスラーの案内で行ったバージニア州クアンティコ海兵隊基地のダイナー話。行ってみたい!!

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    2020年01月21日
  • 恐怖の構造

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     平山夢明初期の犯罪ノンフィクションなど、興味深く読んだものだ。
     しかし、平山その人が前面に顔を出す本書となると、もういけない。言行にピカレスク・ロマン的な痛快さが感じられない。もっとも、ピカレスクな人物なら冒険小説に手を染めているのだろう。
     書に親しむというのは、著者を好きになるとか、その喜びや悲しみに共感する部分があるように思う。
     私が平山と面談の機会を得たとしても、ほぼ話が噛み合わず、物別れに終りそうだ。
     巻末対談の春日武彦は贔屓の学者なのだが、相手に引きずられたと見え、発言が不良化している。

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    2019年01月08日
  • 恐怖の構造

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    ネタバレ

     僕はオバケが怖い。小さい頃から便所に行くのが異常に恐ろしかった。今は部屋の中に便所があるが、昔は部屋の外にあった。しかも、明かりは暗くてボットん便所から赤い紙くれと手が出て来るような妄想にとらわれていた。
     結局はオバケなどいなかったのだ、「恐怖より不安がコワい」という分析には納得した。僕はオバケが出るかもとおい不安に慄いていただけなのだ。でも、今でも便所は怖い。

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    2018年12月03日
  • 暗くて静かでロックな娘

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    ラーメン二郎をおちょくってる話が面白い。ラーメン二郎を食べた時に感じる率直な感想が物語になってて笑える。他は例によって残酷なのだがそんな印象に残らず。

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    2018年10月28日
  • 或るろくでなしの死

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    デブを捨てにの方が面白い。冒頭のホームレスが子供の死体を拾うも誰からも信頼されず全てを失う話と赤ん坊を見捨てて人でなしに転落する話とネコにフェラチオさせて霊的に破滅する話は戦慄モノ。

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    2018年10月28日