平山夢明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホラーと恐怖について1番勉強になった本。
目から鱗の内容が満載。
⭐️昨今は自分の評価が下がること、すごい人だと思われなくなることに恐怖を覚える人が増えています。〜名前も顔も知らない他人に肯定され続けないと、自我が保てなくなっているように見えるんです。〜今の子供たちは内圧に怯えているのではないでしょうか。
⭐️笑いと恐怖
物語がホラーになるかお笑いになるかは、単純に火力の問題なんです。→やりすぎが笑になる。
⭐️国別の恐怖
文化的恐怖と生態的恐怖
落とし穴と振り子やホステルやソウが生態的恐怖?ただ、なぜ?の要素は必要。
文化的側面が強くなる。宗教感の強さ。
キリスト教では悪魔の存在を恐れ -
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Posted by ブクログ
ネタバレやっぱ、平山先生は胸糞悪い話を書いたら突き抜けてるなあというのが正直な感想。
中学時代から結婚するまでは、胸糞の悪さに感心しながら読んでいたものの、結婚し妊娠を経て臨月まで突入してから平山ワールドに触れると、不思議なことにこれまで褒め言葉として「胸糞悪い」と感じていたものが、生理的に受け付けないタイプの「胸糞の悪さ」に変わっていた(特に子供が絡んでくる系の話)。
(追記)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
特に、読んで半年以上経つのにいまだに引きずっている話が「或るごくつぶしの死」。
自分の欲しか考えない主人公のクズと頭の弱い女の間に、望まれない妊娠を経て生まれた子の悲劇。読 -
Posted by ブクログ
やはり、グロい!
しかし!やはり、淡々としてる!
こんなグロいこと、エグいことしてんのに!なってんのに!
何か、ごく日常のことのような文体で進んでいくと、
手千切れたり、
首飛んだりって、
良くあることやん!って思えてくる!
(ない!ない!)
体溶けたり、
頭踏み潰したりもあったかな?
まっ!色々あるわ!人生は!
何か、書いてること変な気もするけど、作品もそんな感じってことで!(^◇^;)
まだまだ、エグい事のオンパレードやから、書くのやめとこ!
狂ってまうな!
世界観というか、何というか、分からんけど…
ゲロゲロ(꒪ཀ꒪)
「クレイジーハニー」結構好き!!
こんなに怖いこと -
Posted by ブクログ
特殊な趣味のお兄さん達が推して来るので挑戦!w
鬼畜系、それもウルトラ鬼畜系なんで、
グロい
エグい
容赦ない
やん。
ちなみに、ウルトラは、私のネーミングとは無関係!
全体的に流れる異様さ。
設定もなぁ…
どう考えたら、こんな発想出てくんの?
って感じやな。
地図が喋るとか…訳分からん…
カーナビに怒ってるし…
「地獄の黙示録」のオマージュみたいなんもあったけど、コッポラさん読んだら、絶賛するかも?(ない!ない!)
めっちゃエグい、グロい事してんのに、淡々と丁寧な文体に、
「えっ?今、超鬼畜系の本読んでるんやな?」
ってのを忘れさせる〜!w
(訳ないか…^^;)
理解出来 -
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Posted by ブクログ
口が空回ってしまう程に発音しずらいタイトルと、あまり凝視したくない表紙ビジュアルの「独白するユニバーサル横メルカトル」。
奇をてらう短編集ばかりなので某世にも奇妙な〜を彷彿とする後味を脳いっぱいにもたらしてくれる。
ホラー文庫を読み慣れている方には特に準備運動は必要のない作品集ですし、興味本位にグロテイストを食してみたい方にもオススメ。
裏社会を覗くかのような背徳感があるストーリーかと思ったら、ダークヒーローや有名なサイコパス殺人鬼を彷彿とするヒューマン作品、一歩先に待つようなディストピアが広がるSF描写とジャンルが幅広すぎて読み手を飽きさせない。
読んでいる時はなんだか他人事のように -
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Posted by ブクログ
平山夢明さん初読です。平山さんといえば、代表作として本作が直ぐに挙げられ、(グロいのも承知の上ですが)以前から気になっていました。
物語は、出来心から闇バイトに手を出し、身一つで殺し屋専用の会員制ダイナー(定食屋)に売られ、強制的にウエイトレスをするはめになった、オオバカナコ(ん?大莫迦な子?)が主軸で展開されます。
ホラーとはいえ、殺し屋たちの暴力・殺人の描写が生々しく、グロさを前面に出しドン引きするほど強烈な世界です。まるで"鬼滅の上弦の鬼"みたいです。なんでも、殺害描写が誇張・露骨に表現されるジャンルがスプラッタホラーだって?(へぇー)
読み進めると感覚がマヒし、心臓はヒマ
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