平山夢明のレビュー一覧
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面白かった。
もれなく全て胸糞グロのフルコースが楽しめる短編小説集。カニバリズム、サイコパス、サイコキラー、拷問etc…
羊たちの沈黙のような話であったり、オールドボーイを思わせる展開だったりと映画好きにはたまらない。Posted by ブクログ -
角川ホラー文庫ベストセレクション。というだけのことがあって、本当にもうどれをとっても大傑作のホラーアンソロジーです。お気に入りがどれかだなんて選べません。もう全部大好きすぎる作品でした。
ほぼ既読だったので、雰囲気に浸りながらじっくりと再読。福澤徹三「五月の陥穽」だけ未読だったかな。これ、凄まじく怖...続きを読むPosted by ブクログ -
平山夢明先生の作品は初見だと思うのだけど、文章力が凄まじく高い。表現力、比ゆ、メタファー、なんといって良いかわからないけども、凄まじい水準にある。
ホラー小説は、表現力、描写力が命であるし、その点で凄まじい武器を持っていると思うわけです。
この文章力に近いものを、己の技術の中に取り込めれば、更に、表...続きを読むPosted by ブクログ -
笑える短編から文芸よりの短編までいろいろ。
表題作は物悲しさとやるせなさとおかし味を感じる。
こういう短編を書いてみたいという誘惑にかられる引きずり込まれるような魅力がある。Posted by ブクログ -
なので、死ぬほどオススメします!!!!!ボンベロがカッコよすぎるし絵もめちゃくちゃ綺麗です。個人的な嫌なことを考える隙も与えないでくれる原作担当の平山夢明先生の手腕と、それを白々しいものにしない作画担当の河合孝典先生の美麗でありながら説得力のある画力とで、良いもの見たなと思えます!熱い作品です!!!
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平山文学で描かれる世界は大体三つに分けられると思う。
1.クズみたいな世界だけどどこか救いのある世界
2.マジで救いのない世界
3.穏やかな世界
圧倒的に多いのが1。本当に汚らしいしえげつない世界でも、最後には救いがある。救いらしいものがなくても、ほんの少しばかり希望を見出せる作品が多い。
ちな...続きを読むPosted by ブクログ -
「このミステリーがすごい!」で堂々の1位に輝いた本作。このたび10年ぶりぐらいに再読しましたが、内容をすっかり忘れていたので新鮮な気持ちで読めました。いやあ、面白かったですよこれ。SF・ホラー・ミステリーと様々なジャンルが描かれていますが、どれも他では読めない独自の世界が炸裂しています。個人的には平...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルの通り、とても面白かったです。試し読みで「面白い!」と感じて一気に更新されている分を全巻衝動買いしてしまいましたが、後悔はないです。主人公とヒロインの対比が印象的で、これから登場人物の関係がどうなるかとても楽しみです。登場人物のキャラ性がとても好きです。
やはり登場人物の職業が職業ですので...続きを読む -
"この本に紹介されているお話はすべて実話なのだろうか?
恐怖実話集と書いてある。
あまりにも恐ろしい話の連続に鳥肌が立ちまくり。
実話とすれば、被害者からの話しか聞けていないので、自分のことを悪く言う人はいないだろう。ゆえに、なぜ赤の他人から突然の暴力を受けるのか不明のままである。当人は、身に覚えの...続きを読むPosted by ブクログ -
"人間の体は不思議なもの。
ぞっとする恐怖を感じると全身で反応する。
本書を読んでいるとそれを実感できる。
自宅(電気の付いた明るい部屋)で太もも~腕などを露出した服装をしていると面白い実験ができる。本書を読んで恐怖を感じると全身に鳥肌が立つ。
ざわざわっと、本当に鶏肉のようなぶつぶつが浮き上がっ...続きを読むPosted by ブクログ -
内容的にわ非常に興味深い話で面白かったんだけどでも(・x・;)。。。
「エクソシスト」と「羊たちの沈黙」がよく例えに出てくるわけです(・_・)b
だと。この二つに御縁がない人達はたぶんちちんぷんぷんちんぷんかんぷんなんじゃないか?とへ(゜_゜へ)(ノ゜o゜)ノ
あと。キングの話もよく出てくるけ...続きを読む