平山夢明のレビュー一覧
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好きな1冊です。読んだ本はまとめて処分するけど、いつでも読み返せるように、ずっと残してある1冊。何度読んでも面白い。なかなかボリュームある作品ですが、あっという間に読み終えてしまう。スキン好きですね。なんとも言えない。平山夢明さんの作品で1番です。Posted by ブクログ
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痛々しさで思わず目をそらしてしまいそうな、なかなかのグロさ。
でもあのハンバーガーの描写はすごい。食べたい衝動を抑えられない。
しばらく本格的なハンバーガー専門店を食べ回ったくらい。Posted by ブクログ -
著者は著名な人ばかり、内容もそれぞれ毛色が違って、面白くて一気に読みました。
物語形式とルポ形式、両方を一冊にまとめるというのは、なかなか良い試みだと思います。Posted by ブクログ -
色々な作家さんの作品が読めるホラーアンソロジー。
怖かった…!
特に今邑彩さんの「鳥の巣」、小池真理子さんの「ゾフィーの手袋」は、後半にかけて恐怖がヒタヒタと迫り来てゾッとした。
岩井志麻子さんの「依って件の如し」は、怖さよりも文章のリズム感と情景描写が美しすぎて感動させられた。
もっとこの人の作品...続きを読むPosted by ブクログ -
それら各エピソードを読中読後に"どうなったのか""何が起こったのか"連想させてひとつの話として完成させるというのはなかなかに難しいと思うしお見事と言うほかなし。
「親等級」のなんとも言えない読後感が特にやばいPosted by ブクログ -
ポークチョップの話は、後味悪すぎない結末でほっとしました。悲しいことに変わりはないけれど。。。本当に良い父親でした。
そして始まった菊千代編、菊千代が大好きな身としては凄く嬉しいです!菊千代がカナコを「いい奴」と思っていることに喜んで読み進めましたが、またハードな展開に突入です。感情までコントロー...続きを読む -
PCの話の後、お店へ戻ってきたボンベロの前に現れるはーー 。
菊千代についてもクローズアップされる回となっていてわくわくしました。ここ最近はグロに驚かされるよりも、見えている転結なのにも関わらず心動かされる内容が楽しいです。 -
角川ホラー文庫ベストセレクション第二弾。全部読んだことがあるので再読かな。しかし何度読もうと、どれもこれも文句なしの名作です。
何度読んでも恐ろしいのは坂東眞砂子「正月女」です。どこからどこまで全部怖い。柱時計の音が怖い。登場する人たちもみんな怖い。可哀想に思えるヒロインのキャラも、実はなかなかの恐...続きを読むPosted by ブクログ -
ホラー短編集。基本的には胸糞悪くなる鬼畜系だがSF、ミステリ、ユーモアなどの要素も含み非常にバラエティ豊富。どれひとつとしてハズレがないのがすごい。
・「C10H14N2(ニコチン)と少年 ー 乞食と老婆」5…グリム童話のパロディらしいが、サブタイトルの「と」の意味がいまいちよくわからない。
・「...続きを読むPosted by ブクログ -
人間の怖さがにじみ出る作品。さすが平山さん。ただ、この本、実話が元だとか。世の中こんな「ヤバい」人間がゴロゴロといるものなのだろうか?いるんだろうなぁ。ニュースにはなっていないだけで、ヤバい事件は色々と転がっているんだろうな。Posted by ブクログ
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オチもなければ意味もないようなそこにある恐怖。読者に対し、だからどうしたと恐怖が問いかけてくる声が聞こえた気がした。この後味の悪さこそ、平山夢明のホラーの骨頂だと思うのだ。Posted by ブクログ