アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 複数の時計

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    「ことにワトスン医師というすばらしい人物の創造。あれはまさに大成功だよ。」
    「あの愛すべき友。ヘイスティングズ。きみにも幾度となく話したことのあるわが友、ヘイスティングズ。」
    歳をとったポアロのこういう発言はなんだか切ない。

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    2016年05月20日
  • 死の猟犬

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    「検察側の証人」、「ラジオ」、「青い壺の謎」以外は、超常現象を扱った話。
    超常現象を扱った話は、ストーリー自体に面白みがなく、すぐに忘れてしまいそうな作品ばかり(実際、既にほとんどの作品が思い出せない)。
    唯一、「翼の呼ぶ声」は、お金持ちが持つ悲哀をうまく描けていると感じた。
    「死の猟犬」は、意味不明な作品。"第六のみしるしの秘密"とは何だろうか。"円を閉ざさないように気をつけて"とは、どういう意味なのだろうか。なぜ、こんな意味不明の作品が表題作なのだろうか。
    「ジプシー」と「S.O.S」は、ややこしい話で、一読では理解できずに読み返したが、たいした話で

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    2016年05月15日
  • 運命の裏木戸

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    ネタバレ

    トミー&タペンスも年を重ねたが、好奇心は未だ旺盛で、不思議と事件に出くわすところも相変わらず。
    何が起きたのか、何を調べているのかわからないまま物語は進行、でも、少しづつ手がかりらしきものが現れ、引き込まれていく。
    …のだが、最後は、あっけなかった。もう少し、トミー&タペンスが真相に近づいて欲しかった。

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    2016年05月11日
  • 象は忘れない

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    ポアロとオリヴァが、過去の出来事を忘れない"象"を探し出して聴き取り調査を行い、過去の事件の真相を追求する話。
    私は普段、ミステリーを読んでいて、ほとんど真相がわからないのだが、この作品に関しては、マーガレットとドロシアの関係がわかった時点である疑いを持ち、それ以降、それを補強してくれる事実が次々と出てきたので、最終章の手前では真相の大部分を予想できていた。
    ヒントがわかりやすく、真相が予想しやすい作品ではないだろうか。
    事件の背景にあるもの、時間的拡がり、人物配置、真相のまとまりなど、よくできた作品だと思う。

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    2016年05月02日
  • 予告殺人

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    ミス・マープルシリーズ
    面白かった

    他のアガサ・クリスティ作品も読んでみたくなった
    ・アクロイド殺し
    ・オリエント急行の殺人
    ・ABC殺人
    ・火曜クラブ
    ・動く指

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    2018年11月25日
  • 復讐の女神

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    本作品では、マープルと犯人が直接対決する危機一髪の場面があり、興味深い(しかし、あの場面で登場する二人も真相に気づいていたのではないだろうか)。
    マープルの推理は、ロジックではなく、人間観察と直観に基づくものであり、本格的な妙味は薄い。
    人間の持つ複雑な感情に根差した犯行動機や、殺人偽装とそれを行った理由は面白い。
    しかし、なぜ、依頼者のラフィール氏は、マープルに依頼目的を具体的に示さなかったのだろうか。バス旅行に参加し、旧領主邸に宿泊するように指示したのはなぜか。ラフィール氏は真相がどこまでわかっていたのだろうか。最後まで読んでもわからなかった。

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    2016年03月28日
  • フランクフルトへの乗客

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    死への旅とかと同じ陰謀ものでも
    ちょっとわかりにくい作品。
    色々広げてたたみ切れなかったような気がするのは気のせいか。

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    2016年03月22日
  • 雲をつかむ死

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    飛行機の客席見取り図を付け、11人の乗客全員について、犯行の可能性と動機をつぶさに検討する、本格志向の作品だが……。
    終盤までは楽しめたが、真相はいただけない。
    このような殺人トリックで騙せるとは思えないし、うまくいかなかった場合のリスクが大きすぎる。
    また、事件の背景にある人間関係だが、警察の捜査で明らかとなることであり、計画に無理を感じる。
    終盤になって、ようやく明らかとなる「あの人物」の存在も、普通は警察がとっくに訊問しているはず。
    また、事件に関係する人物がこんなにもうまくつながっているというのは、ちょっと出来過ぎ。

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    2016年01月19日
  • 複数の時計

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    数あるアガサ・クリスティ作品としてそれほど目立ったものがあるとは思いませんでしたが、1960年代の作品とあってか当時ブームとなったスパイ要素が加味されていてそこが面白かった

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    2016年01月10日
  • NかMか

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    前作、『秘密結社』に比べると謎解きは簡単だった。
    戦争中の話なので、イギリス人から見た外国人の批評のようなものが
    たびたび登場人物のセリフに出てくる。それがちょっと不快だった。

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    2015年12月23日
  • ヘラクレスの冒険

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    新訳が嫌いなので星下げ。
    最初であんたとか言ってるのが汚くていやだな。
    昔旧訳を読んだ時、ギリシャ神話にもはまっていて
    いちいち照らし合わせては喜んでた頃を思い出す。
    ポアロかわいい。
    20年前にはわからなかった味わい方をして、
    次の20年がまた楽しみ。

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    2015年12月23日
  • メソポタミヤの殺人

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    余計な要素を削ぎ落としているにも関わらず、安定して面白い作品。
    被害者や容疑者達の人格描写と事件前と事件・推理の簡潔さがいいです。

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    2015年12月12日
  • 愛国殺人

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    最後までわからないストーリー。イギリス国家が関係する規模の話だが、やや退屈なものだった。どんでんがえしが多く、相変わらずとうじょうじんぶつが多いため混乱する。

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    2015年11月29日
  • 茶色の服の男

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    ネタバレ

    クリスティ初期の今風(でもないか)に言うならトラベルミステリ。推理的要素は薄い。当時のイギリスと南アフリカの雰囲気が伝わってくる。イギリスから南アフリカに向かう船から、テネリフェ島の雪をかぶった高峰が見えるという記述が気になり調べたら、テネリフェ島(スペイン領カナリア諸島)はモロッコ沖にある東京都ほどの大きさの島だが富士山に近い高さの山があるということで納得。クリスティ自身も目にして記憶に残っていたのだろう。

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    2015年11月03日
  • 死者のあやまち

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    真相はなかなか大胆ですし、細やかな伏線、ある人物の証言がダブル・ミーニングになっているところなどクリスティの巧さが光ります。
    ただ、犯人と対峙し徐々に追い詰めていくというポアロの見せ場がない、全てを知っている人物が最後どうなったのか分からないなどカタルシスを感じられない展開がいまいちな印象を与えています。

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    2015年10月29日
  • 死の猟犬

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    ネタバレ

    ミステリというよりは、少し不思議な話の短編集。
    事件は起こるが、トリックでもなく不思議な感じで終わる。

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    2015年10月14日
  • パーカー・パイン登場

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    「あなたは幸せ? でないならパーカー・パイン氏に相談を」そんな広告を頼りにやってくる依頼者の問題を解決していくパーカー・パインの活躍を描く連作短編。

     前半に収録されている短編と後半に収録されている短編で大きく趣向が変わっています。前半は様々な不幸せな依頼人がやってきてパーカー・パインはそれを、コンゲーム的な趣向で解決していきます。この趣向の中では「大金持ちの夫人の事件」と「不満な夫の事件」がお気に入り。「不満な夫の事件」は夫にいろんな意味で同情してしまう短編ですね(笑)

     後半からはパーカー・パインが旅行先での事件に巻き込まれるというもの。この中では「デルフォイの神託」が意外などんでん返

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    2015年10月10日
  • ねじれた家

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    毒気はクイーンのほうが濃い。
    アレをマイルドにしてちょっとしたロマンスを加えた感じ。

    その分犯人の邪悪さっぷりが足りず、
    動機がなんだか安っぽく感じてしまう。

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    2015年09月21日
  • フランクフルトへの乗客

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    ポワロ、マープル、おしどり夫婦とは無関係のスパイ物。推理はない。
    他のクリスティ作品を予想して読むと期待を裏切られるかも。
    個人的には、シリーズ以外を読むならこの作品より「そして誰もいなくなった」「チムニーズ館の秘密」だと思う。
    クリスティはスパイ物より推理物が好き。

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    2015年08月26日
  • パーカー・パイン登場

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    前半の依頼人が訪ねに来るパターンのほうが好きかな。
    しれっとオリヴァ夫人が登場していたりするので、
    ポアロを読んでいるとニヤっとできる。

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    2015年08月26日