アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • おしどり探偵

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    読み逃していたトミー&タペンス短編集。
    痩せたい女性の話にクスリとした。
    この路線でもっと書いてほしかったが。

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    2015年08月13日
  • 葬儀を終えて

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    上流階級に憧れる中流階級の人々が、一族の中で唯一お金持ちのおじさんが死んでお金がもらえる、と喜んでいる。
    その中で『だってリチャードは殺されたんでしょう?』の一言で、妙な疑心暗鬼状態に。
    犯人探しよりも、登場人物のじんぶつびょが丁寧で、この時代のイギリス人の生活描写がわかって面白かった。ポアロの登場が遅いのと、そこまで物語に関与せず、ただ解決するためだけに出てきて、ストーリーの中で影がうすいくせに浮いていて少し違和感だった。
    翻訳も、時代が時代だか仕方ないけれど、お寺さん趣味とか、お坊さん、尼さん、お経をあげる、など今なら違和感あるな、というところがちらちらあった。

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    2015年08月01日
  • 黄色いアイリス

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    ミステリーの女王:アガサ・クリスティーさんの短編集。
    ポアロものの表題作の他、全部で9作の短編が納められていました。

    パタリロ愛読者なので、けっこう「これが元ネタだな!」って思えるお話がでてきたよ。
    ただ、外国の人の名前が覚えられなくて、短編なのに登場人物がごちゃごちゃなのはミステリーを読むには痛いなぁ…。

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    2015年07月29日
  • ヘラクレスの冒険

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    引退を決意したポアロが最後に、自分の名前がヘラクレスなことにあやかり、ヘラクレスの苦行になぞらえて12の事件に挑む短編連作。

    好みの問題だと思います。
    いろいろな事件がありました。
    個人的には、視点がほとんどポアロでなく、最後にすっとでてくるスチュムパロスの鳥と、ちょっとはっとさせられたアルカディアの鹿ご面白かったです。

    全体通して麻薬が強い印象に残りました。
    この頃からなのかな?麻薬の犯罪がでてきたのは。麻薬だけは全否定するポアロが印象的でした。

    短編なんで読みやすいです。

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    2015年07月13日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    調査の為にポアロが町を終始移動し続け関係者を訪ねていくハードボイルド的展開です。犯人は意外ですし、小さな謎の解決も鮮やか。ポアロが不味い料理に悪戦苦闘する様子やミステリー作家アリアドニ・オリヴァ夫人の言動などコミカルな要素もあって楽しめましたが、死刑執行前に解決しなければならないというタイムリミットものなのに緊迫した様子を感じられないのは残念に思いました。

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    2015年07月08日
  • ポアロとグリーンショアの阿房宮

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    あー、死者のあやまちの原型なのですね。
    その中篇版。まるっきり新発見なのかと思ってたので、ちょっと残念。
    でも中篇は中篇で収まりは良い感じでした。

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    2025年05月28日
  • 複数の時計

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    ポアロはほとんど登場せず。
    おいしい所だけちゃっかりと持っていく。

    主人公の出番が少ないのは
    「バートラム・ホテルにて」と似ているが、
    それと比べると物足りない。
    ポアロもので彼の出番が少ないのはいまいちかも。

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    2015年07月01日
  • 鳩のなかの猫

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    作中の、「人生では自分で間違いをおかしてみるしかないわね」って言葉がすき。
    人が撃たれてるのに淡々と推理を披露するポアロはどうかと思ったしそもそも危険すぎるし、もっと他に手段はなかったのか?と思うし、必ずしも彼女がああいった行動にでるとも限らないのに考えが足りないのではないか、とポアロさんに対して思ってしまう。結果的に自分の策でああいう結果になったわけだけどそのことに対してなんも思ってなさそうなところがなんか腑に落ちない…
    宝石の在処だとかそれをめぐる殺人だとかは読んでてハラハラした。

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    2015年07月02日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    ポワロシリーズはほとんど面白いのだが、今回は★3つだ。
    まどろっこしくて、退屈な中身だったように思うし、ポワロ独特な翻訳じゃなかったからかもしれない。

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    2015年06月24日
  • メソポタミヤの殺人

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    被害者は非の打ち所がなく皆に好かれていたと思いきや、実は快く思われていなかった、と次第に明らかになってくる流れは非常に手馴れていて引き込まれます。
    密室トリックはシンプルながらも意外性がありますし、解明すると犯人に辿り着くところも良く出来ていると思います。
    ただ、犯人に関する大仕掛けはかなり強引。よく警察や夫人にバレなかったなと不思議に思います。

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    2015年06月15日
  • 愛国殺人

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    基本的なトリックを上手く組み合わせて意外性を引き出すところは良く出来ていると思いますが、被害者が犯人の凶行に気づかない、診療スケジュールが犯人の思惑通りにいくものなのか疑問に思いました。マザーグースも本筋とはあまり関係なく拍子抜けでした。
    また、真犯人のバックボーンが物語に上手く溶け込んでいない感じで、最後の熱弁は浮いていました。

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    2015年06月12日
  • バートラム・ホテルにて

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    ミス・マープル第十作。
    もしかしたら訳のせいなのかもしれないが、
    これまでのシリーズとは少し雰囲気が違う。

    タイトルのバートラム・ホテルを中心に話が進む。
    マープルが推理するという立場ではないのが、
    異色に思えるポイントなのかもしれない。

    過去に想いを馳せるマープルがどこか切なく感じる。

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    2015年05月27日
  • 死人の鏡

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    【厩舎街の殺人】【謎の盗難事件】【死人の鏡】【砂にかかれた三角形】の4編を収録。全てエルキュール・ポアロが活躍します。
    格別優れている作品はありませんが、適度に凝った謎解きが楽しめます。
    お気に入りは【厩舎街の殺人】。密室が無効になってしまう真相はやや残念ですが、珍しいパターンの反転で裏をかかれてしまいました。数々の不可解な点がキッチリと説明された佳作だと思います。
    【死人の鏡】も密室トリックはお粗末ですが、人間関係が面白くなかなか読み応えのある作品だと思います。

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    2015年06月26日
  • 雲をつかむ死

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    ポアロシリーズ。今回はジャップ警部やフルニエ警部など様々なタイプの警部が出てきて、そこは面白かった。

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    2015年05月18日
  • メソポタミヤの殺人

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    ポアロシリーズ。表紙裏にクリスティー作品の最高傑作と書いていただけに勝手に期待が高まってしまって、余計に辛口評価になってしまったかも。レザラン看護婦のポアロにイライラさせれているときに表現が面白い。

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    2015年05月18日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    ヘイスティングズのことを懐かしんだり、若い人に自分の名前を告げても何の反応も示されなかったり、そんなポアロをみてると年をとったんだなぁ、と思う。

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    2015年05月08日
  • 未完の肖像

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    ミステリーと言うよりは自伝のような内容。
    自分勝手な男性に翻弄される女性の姿を描く。
    好き嫌いは別れるかな。
    主人公の女性が離婚したクリスティ自身だという話もあるそうだが、何となく納得できる。

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    2015年05月01日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    過去の悪女たちと現在の女性関係者たちが、
    途中でこんがらがってきそうになる。

    最後に関係者全員を集めて推理を披露するくだりは、
    お約束のパターンなのだが、読んでいる方は妙な安心感がある。

    冒頭でポアロがヘイスティングスのことに言及していたが、
    相変わらず愛のある罵声で笑ってしまった。

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    2015年05月01日
  • 黄色いアイリス

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    短編集は短いが、内容も面白さも長編と変わらずいつも最後まで犯人がわからない>_<
    ポワロもミスマープルも一冊で読めるのがうれしい♪

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    2015年04月19日
  • 満潮に乗って

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    正直、殺人事件の犯人よりもリンをめぐる人間関係の方が気になっていた。そういう意味でももちろんミステリとしてもラストの展開はめまぐるしかった。ただリンのような女性の気持ちは分からない。あんな激情にまかせて短絡的な行動をとる奴はだめだと思うんだけど。

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    2015年04月18日