石田衣良のレビュー一覧

  • スローグッドバイ

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    石井依良さんの初めての短編、恋愛作品集。あとがきまで絶対読んでほしい。

    You look good to me
    「そういえばCGではきれいなものは簡単に作れるけど、汚しがきいたものをつくるのは難しいと、ゲーム制作のアルバイトをしている友人に聞いたことがある。大切なのは個性あふれる醜さなのかな。」

    ハートレス
    「人間は自分の欲望は見えるのに、なぜ他人の欲望は見えないのだろう。それも毎日いっしょに暮らしている、これ以上はないほど親密な相手でさえ。」

    スローグッバイ
    「あと十七キロで、わたしたちも終わりだね」
    こんなにも別れの描写を細かく書いてる小説初めて気持ちを持っていかれる。
    別れることがわかっているデートの切なさ…

    あとがき
    "読み終わった後で心地よい酔いを残すようなラブストーリーにしたい"
    本当にかすかに酔いが回るような読後感でした。気持ちいい〜

    "読む時間も代価もコンパクトだし、ジェットコースターにように物語に煽られて、ぐったり疲れてしまうこともない。巨大な作品世界ではなく、風のそよぎや気分のひとゆらぎだけを、淡く心に残すのが小品の魅力です。短篇を読む人は、いつだってゆったりと自分自身でいられるのです。"

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    2026年05月03日
  • REVERSE リバース

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    リアルとネットの中でお互い性別を逆にして知り合い心を通わせる。
    男女、関係なく人として魂で惹かれ合うのってこうゆうことなんだと感心しました。

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    2026年05月02日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    本当に自分の価値が低くなってる若者(中高年も一緒か)が多いね。他人の痛みに関心が薄くなるとこうなる、というのをせっかく石田衣良さんが訴えてるのに、まあなんと我が国は武器輸出ですか。大勝すればなんでもできるんだ。キングはどうするかな。

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    2026年04月27日
  • 5年3組リョウタ組

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    石田衣良さんは4冊目かな?

    これまでの流れは、
    「娼年」→「コンカツ?」→「波の上の魔術師」
    と、たまたま毛色の違う3作を読んできたが、今回の作品も全然違うんかい…。
    『石田衣良』って何人か集まったチーム名なのか?

    作品紹介にもある通り、古風な熱血教師が悪戦苦闘する青春ストーリー。
    GTO世代としては、こういう枠にハマらない教育ってのがタマラナイ。

    しっかり目に潤いを与えたい人にはおすすめです。

    今のご時世、叩いたら体罰ってなるし、何か言ってもモンスターペアレンツが学校に乗り込んできたりで、結局先生は何もできず、見て見ぬふりしかできず…。
    そんなこんなで教育現場はほぼ破綻してるって聞くけど、これってどこまで真実なんかな?
    悪い噂だから耳にするだけなのかな?

    本作の主人公みたいな熱血教師が多いことをただひたすら祈るのみ…。


    日本の未来を考えたら、国をあげてもっとしっかりしてほしいと思うのよね。
    給食が質素って話も聞くし…。
    子供の数が減ってる、っていうのなら、一人当たりの取り分は増えるってことじゃないのかな?


    そういや、とあるコメンテーターが、『国は、頭いい人作ると税金集めが捗らなくなるから、敢えて教育に力を入れないようにする』みたいなことを言ってた気がする…。
    投資後進国と言われるのもこういう背景があるのかな?
    最近は高校の必須カリキュラムで金融教育が出てきたらしい。
    そうなってくると、今までの教育は何だったんだ?って思う学生の心忘れた45の春。

    有意義な読書タイムをありがとうございました
    この読後感を噛み締めつつ

    小学校のとき、『継続は力なり』という言葉を教えてくれた担任の先生
    中学校のとき、お絵かきロジックやってるのをみて授業に取り入れた数学の先生
    高校のとき、平均点低すぎて留年しそうって言ったら成績をちょろまかしてくれた化学の先生
    大学のとき、研究室でいろいろお世話になったチェスの元日本チャンピオンの先生

    皆様の教えが、私という人間を構成する1つ1つの細胞になっているかと思うと、ただただ感謝しかありません。
    まともな人間になっておらず、申し訳ないす…。

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    2026年04月24日
  • 神の呪われた子 池袋ウエストゲートパークXIX

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    大好きなシリーズ19冊目
    こんなに長く続いているシリーズなのに飽きが来ないのは、常にイマの世の中を題材にしているからだと思う。今回は氷の王様タカシの笑顔がいつもよりも多く感じられてすごく良かった。
    マコトとタカシの関係が本当にいい。まだまだ続いてほしいシリーズです。

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    2026年04月20日
  • 池袋ウエストゲートパーク ザ レジェンド

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    社会の灰色の部分を、少し明るめに書いた物語。扱っているテーマに対して読後感は爽やか。少し遠くから見てみると、気恥ずかしく感じる世界観ではある。それを上手く楽しめれば、中学生でも読める素晴らしい作品。

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    2026年04月19日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    ストリートIQが高いマコトと、才能とセンスで池袋のキングを張るタカシに、脇役までも魅力的というキャラ設定の完璧なバランス感覚。そこに当時の社会風刺を利かしたエピソードを混ぜ込んだ結果の没入感と説得力。面白い。ドラマ版が蘇る。

    未知の敵がGボーイズを襲う冬戦争を傑作だとするならば、マコトと少年の交流を静かに、時に、エモく描いたタウン・バーン・ザ・ハウスは大傑作。

    一体何巻まで読んだっけ?は問題ではない。
    このIWGPシリーズの強味は、どの巻数から読んでも面白いって所であって、つまりIWGP最高!って感想に着地する。

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    2026年04月18日
  • 4TEEN

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    免許も持てない中学生時代、時間を持て余したり、思い悩んだりした時は自転車に乗って風に吹かれる心地よさを感じに行ったものです。本作は東京•月島を舞台に14歳の少年4人組が、それぞれの社会的立場や周囲との関係性に少しづつ気付き始め、様々な壁にぶつかりながらも前に向かって成長を遂げる青春ストーリー。

    東京出身ではないながらも、似たような集まりを行っていた自分にとっては、懐しさを感じる一冊でした。テツローの「怖いのは、変わることだ。みんなが変わってしまって、今日ここにこうして四人でいるときの気持ちを、いつか忘れてしまうことなんだ」という感情も良く分かる。

    進学、就職、結婚と人生のステップが進むごとに否応なしに人間関係は変わるものですが、当時の思い出や感情は、ふとした瞬間に蘇るくらい意外と覚えているものです。続編『6TEEN』の展開も楽しみです。

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    2026年04月05日
  • 娼年

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    石田衣良らしい作品。
    まだ性行為もしたことがない自分が、なんだかわかった気になる危うさを感じだ作品。

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    2026年03月29日
  • ブルータワー

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    これ、発売と同時に読んでる。
    なので多分20年ぶりくらいの2度目!
    まっっっっっったく覚えてなくてゼロスタート。
    自分の記憶力に感謝。
    石田衣良さんといえばIWGPの他はちょっとエロ描写多めな近頃、みたいな社会問題とか訳あり恋愛みたいなイメージが印象強めだったんだけど
    こんなSF書いてたんだ!
    そして買って読んでたんだ!と笑
    あとがきまでしっかり読んだら、石田衣良の学生時代のほとんどはSFでした、みたいな感じだったので意外すぎてびっくり。
    そして当時NYテロ後に読んだ、でも今コロナ後で読んだ。
    え、、もしや、、予言者だったの?
    これはもうコロナと黄魔は切り離せないだろ…
    ゾワっとしました。久しぶりに。
    20年前なので、ちょっと男女のあれやこれや設定にいやいや!そんな!
    みたいな無理は感じつつも、とてもテンポよい長編です。
    石田衣良っぽくない石田衣良、すてき!

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    2026年03月09日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    キングの人間みを感じる描写が多くてキングにマコっちゃんいてよかったなーって改めてなった
    ずっと読んでいたいシリーズ。

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    2026年03月08日
  • 4TEEN

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    あまりに過酷な早老症とか父の死とかDVとかに、少年の感性で誠実に向き合っている。同じに若者目線で時事的なものに向きあう「IWGP」に通じるものがある。情景を織り込みキャラも立って読者を引き込む筆の走りもよい。
    図らずも同時期に観た「Stand By Me」と「十五才への旅」は重なって思えた。2作とも少年から大人へと変わる目覚めの時を4人の仲間と冒険する。

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    2026年03月03日
  • 禁猟区

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    石田衣良さん、初めて読んだけど読みやすかった。賢吾が文美子との離婚に踏み切った理由は理解できなかったけど、こういう人も実際にいるのだろう。あとエミリちゃんはすべて勘付いてる気がする笑

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    2026年03月01日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    ちょっと弱音を吐くキングも良きーーー!!
    相変わらずのマコちゃんキングが心地よい。
    お決まりだから良い!
    今回は弱気と氷と武闘派、全部見れたね!

    扱う時事ネタも好きだ。好きっていうか、わかりやすくてしっくりくる。適度にみんな知ってて、社会課題感あって、力なきものが巻き込まれる。
    悲しいくらい変わらないこの型が、この作品の肝だったりするからなぁ。

    2026.2.26
    37

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    2026年02月25日
  • 娼年

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    とうに二十歳を過ぎた人こそ読んでほしい一冊。主人公の若さゆえの思考がこそばゆくてたまらない。世界は思ってるより広いと気付くが、少し知らない世界を見ただけで感じてしまう万能感や人生の選択肢の狭いこと。きっと誰しもが通ってきた道なのではないだろうか。

    若さは搾取される。世間の汚さや己へ対する客観性の乏しさのせいだろうか。
    数十年後、初めて搾取されていたのだと気付くそのときは自分が搾取する側になっている証。搾取されていたことを自覚しても、悔しいとも、悲しいとも思えないほど過去のことで、搾取されていたという事実だけがあり、それもまた自分の人生のいちぶなんだなと思うだけ。

    続きも読みたい。

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    2026年02月25日
  • 娼年

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    ネタバレ

    性的描写が多すぎて最後の方は疲れる。
    娼夫になって、どんな性的嗜好があるのかがメインだ。
    最初は早いながれに読み進めたくなるが、半分読み進めるとだるく、一杯な気分になる。
    環境描写が少し多い気もした。

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    2026年02月23日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    2集でのマコトの仲間盗撮盗聴ラジオ、見張りの和範、似顔絵シュンらがチームとして活躍かと思ったが、それぞれ旅立ったのであろう。情報屋ゼロワン、ヤクザで出世サル、そしてGボーイズのキングタカシが時に連携して事件を解決という形が定まる。マコトにはバディーはいない。地域通貨やドラッグなど当時の旬な話題を取り上げる。サマー狂乱ではIWGPにゲリラレイブを破裂させる。

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    2026年02月22日
  • 絶望スクール 池袋ウエストゲートパーク15

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    今作は、動物虐待やひき逃げ事件、引きこもりにアジアからの留学生を巡るトラブルを、マコトとキングのコンビで解決していく内容。
    どの話しも良かったけど、一番は「西池袋ドリンクドライバー」の話しが良かった。子どもを持つ親として色々と考えさせられる内容だった。

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    2026年02月17日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    読書したいけど全く新しい物語を読むのは疲れる、という時にこのシリーズは気軽に読めて、マコトやタカシのいる池袋は読者としても安心感がある。

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    2026年02月14日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    いわゆるバディ、特に男女の相棒がなく、まことと、キング率いるGボーイズの援護があるということ。後出世していくサル ぐらいが固定メンバーか? 2巻目にいた仲間はどうなったか?やや気になる。 
    時代の問題、人材派遣会社問題をよく切り込んでいる。

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    2026年02月11日