石田衣良のレビュー一覧
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娼年シリーズ3作目の完結巻
以下、公式のあらすじ
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映画化(R-18指定)で話題の「娼年シリーズ」最終章
最後の、夜。
始まりはこのバーだった。
娼夫として7年もの歳月を過ごしたリョウ。御堂静香の後を引き継ぎ、非合法のボーイズクラブLe ClubPassion(「クラブ・パッション」)の経営を一手に引き受けるまでに。男性恐怖症、アセクシュアル…クラブを訪れる女性たちにも様々な変化が。
リョウは女性の欲望を受けとめ続ける毎日の中で、自分自身の未来に思いを巡らせ始めた。
性を巡る深遠な旅の結末に、リョウが下した決断とは……。
大ヒットシリーズ『娼年 -
Posted by ブクログ
何年か前に娼年を読んで以来。オーナーの御堂静香がHIVに感染し、タイムリミットが迫る中、リョウとアズマとアユムが戦力となり、クラブパッションは元通りに営業できるようになった。リョウは複数の女性と身体を重ね、女性の老いや、欲望と向き合う。どの女性も自分全てを受け入れてくれる存在が欲しいのだと気付かされる。アユムがいたら私も好きになってしまうのだろうな。FTMや同性愛が描かれていて、新しい娼夫の仕事もできるようになった。静香さんとの最初で最後のセックスは美しくも儚く散っていった。リョウの女性の見方や、年齢を重ねることが怖くなくなるような優しい文章が好き。
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IWGPシリーズ本編17作目
毎度のツッコミだけど、10作目を区切りにサザエさん時空に突入したという認識なので、マコト達は今も20代後半くらい
以下、公式のあらすじ
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――炎上、上等!
ストーカーと化したADが自殺。
「悪女」「尻軽」と大炎上し焼かれた女子アナ。
マコトが接触したネット放火魔のなかに
真の“モンスター”が存在した!
ネット社会の闇にGボーイズが打った手とは――-
半グレ集団に脅かされる“パパ活女子”、
女性ばかりを狙う“ぶつかり男”、
トラブルに巻き込まれた“デリバリー配達員”……
現代を鮮やかに切り取る4編収録。
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シリーズ19作目。
ウィスキーバブル、アイドル個人情報流出、老人強盗、宗教二世問題。
池袋ウエストゲートパークシリーズ二期を迎えてから、より身近な社会問題を取り上げるようになって久しい。
本作を読み終え、一期の頃を思い返すと、近年の社会問題がスケールが小さいという表現が適切かは怪しいが、それ故により身近でぬるっと蔓延侵食し、自分自身が麻痺しているような感覚を覚える。
多様性が叫ばれる一方、全ては自己責任の名の下に「護る」という社会の目が機能しなくなってきている。
いつの世も弱者は存在し、セーフティネットから溢れ生きるものがいる。
2025年現在、7人に1人が貧困であるという。
本 -
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幼稚園のママ友からの誘いで 年上女性と若い男性が参加する マダム芹沢のお茶会 で出会った事で不倫に発展してしまう 大人の恋愛。
きっとそういう世界もあるんだろうな。
一般的にキレイな男女が集まる会など自分自身には全く縁は無いが、やはり羨ましいと感じる。
大人の恋愛は危険であるのはアタマでは分かっていても止められない魅力がある。
文美子夫婦はお互い不倫がバレてしまったが、男はオロオロ、女はドッシリ そんな風に感じ、実際にもきっとそうなんだろうと思う。離婚にまでなってしまったが、文美子(女性)の強さを感じた。
そんな文美子目線での作品なのでサッパリと爽やかな感じに終わっていると思う。 -
Posted by ブクログ
不倫がテーマであるものの、誰かを好きになる気持ちの尊さみたいなものがしっかり描かれていて、やっていることはドロドロの不倫だけど恋愛小説のような爽やかさがあって良かった。
しかし不倫をするリスクもこれでもかというくらい書かれていて、主人公がどんどん窮地に陥っていくシーンはハラハラしながら読むことができた。
また不倫相手の男性(俳優志望で20代半ば)が本気で結婚まで考えている一方で、主人公の女性は「この状態もいつか終わるんだろうな」と冷静なところもリアルでよかった。
不倫を推奨するでもなく、かといって卑下するわけでもない、石田衣良さんならではの切り口がとても面白かった。
というわけで⭐︎四 -
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ネタバレ夜の桃は、一粒が書いた夢小説って感じだったが、これは大人で、核心を突くような台詞もあって、桃より百倍よかった
以下自分用↓
俊也…この世界が年を追うごとに息苦しくなるのはなぜだろう。この調子ではこの国に生きる全ての人がお互いを敵として憎み合うようになる日は近いのかもしれない。
ナギ…「なんかわかりやすすぎて嫌になる。男は地位と金、女は若さと処女性。私たち、だんだんビンボーになってきたんだね。生きていくのに、何が重要なのか、その価値観が全部むきだし」
俊也…この国は根本から改革するには、まだまだ快適すぎるのだ。南欧の国々のように失業率が高いわけでもなく、苦しくなったという給与所得者の暮らし