石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
石井依良さんの初めての短編、恋愛作品集。あとがきまで絶対読んでほしい。
You look good to me
「そういえばCGではきれいなものは簡単に作れるけど、汚しがきいたものをつくるのは難しいと、ゲーム制作のアルバイトをしている友人に聞いたことがある。大切なのは個性あふれる醜さなのかな。」
ハートレス
「人間は自分の欲望は見えるのに、なぜ他人の欲望は見えないのだろう。それも毎日いっしょに暮らしている、これ以上はないほど親密な相手でさえ。」
スローグッバイ
「あと十七キロで、わたしたちも終わりだね」
こんなにも別れの描写を細かく書いてる小説初めて気持ちを持っていかれる。
別れることが -
Posted by ブクログ
石田衣良さんは4冊目かな?
これまでの流れは、
「娼年」→「コンカツ?」→「波の上の魔術師」
と、たまたま毛色の違う3作を読んできたが、今回の作品も全然違うんかい…。
『石田衣良』って何人か集まったチーム名なのか?
作品紹介にもある通り、古風な熱血教師が悪戦苦闘する青春ストーリー。
GTO世代としては、こういう枠にハマらない教育ってのがタマラナイ。
しっかり目に潤いを与えたい人にはおすすめです。
今のご時世、叩いたら体罰ってなるし、何か言ってもモンスターペアレンツが学校に乗り込んできたりで、結局先生は何もできず、見て見ぬふりしかできず…。
そんなこんなで教育現場はほぼ破綻してるって聞く -
Posted by ブクログ
これ、発売と同時に読んでる。
なので多分20年ぶりくらいの2度目!
まっっっっっったく覚えてなくてゼロスタート。
自分の記憶力に感謝。
石田衣良さんといえばIWGPの他はちょっとエロ描写多めな近頃、みたいな社会問題とか訳あり恋愛みたいなイメージが印象強めだったんだけど
こんなSF書いてたんだ!
そして買って読んでたんだ!と笑
あとがきまでしっかり読んだら、石田衣良の学生時代のほとんどはSFでした、みたいな感じだったので意外すぎてびっくり。
そして当時NYテロ後に読んだ、でも今コロナ後で読んだ。
え、、もしや、、予言者だったの?
これはもうコロナと黄魔は切り離せないだろ…
ゾワっとしました。久し -
Posted by ブクログ
とうに二十歳を過ぎた人こそ読んでほしい一冊。主人公の若さゆえの思考がこそばゆくてたまらない。世界は思ってるより広いと気付くが、少し知らない世界を見ただけで感じてしまう万能感や人生の選択肢の狭いこと。きっと誰しもが通ってきた道なのではないだろうか。
若さは搾取される。世間の汚さや己へ対する客観性の乏しさのせいだろうか。
数十年後、初めて搾取されていたのだと気付くそのときは自分が搾取する側になっている証。搾取されていたことを自覚しても、悔しいとも、悲しいとも思えないほど過去のことで、搾取されていたという事実だけがあり、それもまた自分の人生のいちぶなんだなと思うだけ。
続きも読みたい。