【感想・ネタバレ】波のうえの魔術師のレビュー

あらすじ

おれとこの町のすべての銀行被害者の憎しみのターゲットはメガバンク。マーケットという名のジャングルでは、数が歌いグラフが踊る。仕掛けた罠で銀行の株価を奈落の底までたたき落とす。それがおれたちのちょっと洗練された形の復讐なのだ。痛快コンゲーム小説。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ウェストゲートパークとこれは掛け値なしで面白かった。
どうもイラさんの作品に出てくる女性キャラ(魅力的杉)が得意じゃないみたいだ自分は。おしゃれすぎるっていうか。
これは青年と爺さんがメインだから後味悪くなかった。
話がトントン拍子なのはそういうお話なんだで納得いくからおk。

0
2009年12月01日

Posted by ブクログ

株が題材の小説です。投資をかじっている人からすると、少し甘いかなと思いますが、ストーリーが面白いので楽しく読めました。

0
2025年12月06日

Posted by ブクログ

株がテーマのお話。

タイトルかっこいいー!
例えが流石です!

久々に苦戦しました。
株やったことないし、本当は経済興味ないし…。
さらに内容が難しいからすごい時間かかりました。
あと計算遅いので。
でも経済学部の意地として読破しました。
いやー1回読んだだけでは全然理解できません。
ただなんとなくですが危機感を持ちました。
内容は少し古いけれど身内にこういう事件が起こる可能性もあるので。
あと銀行員も給料高いけど大変だなーっと。
いろいろ人生の勉強になりました。
経済の勉強も頑張ってみようかな。
それからもう1度読んでみたいと思います。

最後の展開が速すぎて一瞬ついていけなかったけど
石田さんはまとめ方が素敵ですよね。



経済学部の人は
是非読んで観てください!

0
2010年06月21日

Posted by ブクログ

ところどころ株の専門用語でわかりにくかったけど、読んでいる限り一儲けできるんちがうかなーと思ってしまう一冊。結末が好き。

0
2009年10月29日

Posted by ブクログ

ニートだった主人公が不思議なジジイにマーケットというものを教えられ、そこで大金を得ながら復習を果たしてゆく。やっぱ石田さんうまいねぇ。始まり方といい進め方といいさすがだわ〜としか言えない。主人公も妙なジジイも人間が面白い。ただ、専門用語がさっぱりなのが多かった。空売り?取り付け?いみわからん。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

IWGPシリーズのノリで読んだのですが、、、。

内容に株を扱ってる分、
経済用語が多くて無知な僕にはちょっと難解でした。

物語的にはそれなりに面白いけど、
主人公の生活に親近感が持てないので、
ハマるまではいかないかな?

0
2014年10月30日

Posted by ブクログ

『欲望をそのままむきだしにするような粗野な人間は、市場では単なる獲物にすぎない。すぐに食い散らされて退場していくだろう。資金を分割することで、自分の欲望も分割する。困難は分割せよというが、マーケットにおいては自分の欲望と戦うことが困難の極地なのだ。』

小塚老人は投資のイロハを白戸に教え込む。
銀行の株価を下げるために、取り付け騒動を計画。ホームレス二百人に通帳を作り、騒ぎを起こす場面は印象的。

ってなわけで、これからもよろショウす!(*漫画『醤油の魔術師』ヤマサ醤油より)

0
2013年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

◆あらすじ
バブル崩壊後の不良債権の回収のため、まつば銀行が年配の方をターゲットに契約を取っていた変額保険。
契約者達は、だまされたも同然、不幸な人生を余儀なくされていた。
トレーダーの小塚老人に見染められた白戸は、老人のマーケットを使った、まつば銀行への復讐計画を手伝うこととなる・・・・。

◆感
面白かった。
まつば銀行の汚いやり口や、小塚老人の生い立ちや、マーケットの事など、エピソードとして面白い話が盛り込まれていて、ドンドンとテンポよく先に読み進めたくなる。

ところが、計画を実行した後の話は、話のテンポを崩されてしまった感じ。
★4つ以上にしなかったのは、後半部分と、話の終わり方が、私の好みではなかったから・・かな・・。

ドラマにしたら面白いと思った。

0
2012年04月07日

Posted by ブクログ

灰色のデジタルの波の上を歩く魔術師。
彼に見いだされた主人公のコンゲーム。

「変額保険」というメガバンクが仕掛けたワナにより、多くの老人が被害にあった。
逆に銀行の株価を奈落の底までたたき落とし、復讐を果たそうとする主人公&小塚老人。
秋のディールによって、罠は発動するのか?
主人公と老人は、投資家としてどのような道を選択するのか?
常にワクワクさせられる、痛快な作品でした。
石田さんの小説は、恋愛ものよりこういった作品の方がおもしろいな。

0
2009年11月18日

Posted by ブクログ

銀行を潰せ、株で。1998年の日本を舞台に株を何も知らぬ一人の男が、老人に誘われひとつのディールに絡んでゆく。冒頭はかなり風呂敷広げた壮大な経済コンゲームだったが、話が進むにつれ、なんだかわびしくなっていくのが残念。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

「波のうえの魔術師」である老人と、就職浪人した若者のコンビが、大銀行に挑む。「風説の流布」で株価操作を仕掛け、都合良く事が運び過ぎじゃないかとも思ったが最後の最後で落とし穴が。IWGPだけじゃないんですね、この作家さんは。

0
2009年10月04日

「小説」ランキング