石田衣良のレビュー一覧

  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    IWGPシリーズ、18巻目。

    いつもの通りに世相を切り取る話だが、3話までは、祖母を介護するヤングケアラー、技能実習生制度に翻弄される外国人労働者、マッチングアプリを利用した美人局、といった話題。
    相変わらずとサクサク読めるが、これらの話ではタカシ&Gボーイズを頼んで事を収める場面がいつもより少なめ。その代わりに、ちょっとほっこりする場面がいつも以上に楽しめる。
    高校生の頃におごってもらったラーメンの借りを返すという展開やその対価は手づくりコロッケという結末(神様のポケット)が微笑ましく、ヤングケアラーの女子高生のギリギリの心情(常盤台ヤングケアラー)やゼロワンが出会った少女の天真爛漫な反応(魂マッチング)にうろたえながらも寄り添うマコトの姿も気持ち良い。

    四話目、少し長めの表題作がまた良かった。急成長するペットチェーンの極悪非道な実態を暴き叩き潰すお話。
    近所にできたホームセンターの中にペットコーナーがあって、私は犬や猫が好きなわけではないのでなんとなくかわいいもんだ程度に思って眺めてはいるが、ケージの大きさが法律で決められていたり、そもそもああした店頭ディスプレイ販売する生体展示が多くの国で禁止されているなんてことは知らなんだ。言われてみれば確かに、あの子らにはなかなかストレスなことではあろう。
    悪質ペットチェーンに抗う動物愛護NPOと同じ目的ながらそこから分派した動物愛護のテロリスト、それら両方からの依頼を受けて二股かけるマコトの動きにちょっとドキドキ。
    裏の世界のオーディションというのもなかなかだが、それらを相手にしてもタカシはいつも通り。タッグを組んだレスリング馬鹿に花を持たせるところもまたかっこ良かった。

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    2025年02月19日
  • シューカツ!

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    ネタバレ

    正統派の学生による就職活動を題材とした小説として、面白かった。

    主人公の千晴含め、シューカツプロジェクトのチームは皆、マスコミ志望のためその辺りの就活事情が主だったストーリーではあるものの「働く」ということがどういうものか、就活の流れなどという原点に立ち返って話が進んでいくためリアリティがあってとても良い。
    ただ、千晴がどこを合格し、どこを不合格になるかみたいな部分が透けて見える感じの文体なのでワクワク感はあまりないかも…。

    プロパーをまだまだ大事にする日本社会の構図の中で新卒採用をゴールデンチケットと称するところもすごく地に足がついていて現実的な物語だった。

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    2025年02月17日
  • 4TEEN

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    20年前の直木賞受賞作。
    都会の中学生は、当時からマセてたんですね(笑)
    青春そのものの瑞々しい物語ですが、決して爽やかなだけではありません。
    仲間っていいなって思える小説でした。

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    2025年02月08日
  • チッチと子

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    作家の仕事って大変そう、なんでそんなに文章が思いつくのかな、と思っていた。作家である青田耕平も、きっと同じように思っている。10年売れなくても腐らずやっていけたのは、息子のカケルと亡くなった妻・久栄の存在。久栄の死に謎が出てきた時にはドキドキしながら読み進めたが、最後には少し泣いてしまった。感情が主人公と一緒に揺れ動くくらい丁寧な描写で素敵な本だった。

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    2025年02月08日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    【2025年9冊目】
    ヤングケアラーと売春アプリ、外国人アルバイトと賽銭泥棒、凄腕ハッカーとマッチングサイト、命を金と見るペットショップビジネス――池袋ウエストゲートパーク第18弾。

    本屋さんに行ったら、18弾目が文庫化してたので、やったーと思いながら購入し、速攻読みました。解決が早くなってる気もしますが、トラブルシューターとしての腕が上がってるからなのかもしれません。それにしても、表題作といい、酷い話が多い。現実にはない話、ではないので池袋を舞台にしていながらもどこかで実際に起こっていることなんだと思うと、単純なエンタメとして楽しむには些か重い気もします。

    そんな中でキャラクターの魅力には救われますね。相変わらずかっこいいキングに、ちょっと人間味を見せてくれたゼロワン。腐れ縁の吉岡刑事も好きですし、以前の話に出てきたキャラクターが再登場するのもいい。

    しかし、人が人を、人が人以外を食い物にする、自分本位な人間性って、どうにかならないもんなんでしょうか。人は支えあっているだけじゃなくて、犠牲にし合ってる生き物でもあるんだなと思ったりもしつつ。

    次作の文庫化も心待ちにしています。

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    2025年02月01日
  • うつくしい子ども

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    ネタバレ

    実際の事件をもとにしたといっても、小説は小説。
    リアリティを求めすぎず、私はこの展開で良いのではと感じた。
    加害者の兄弟には罪はない。
    突然『加害者家族』とされ、本人には落ち度がないのに周囲から晒され疎まれ、迫害される生活に落とされる地獄。
    それが中学生と小学生に訪れることが恐ろしかった。
    でも覚悟を決めて自分に出来ることを頑張る幹生くんがカッコ良くて感動した

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    2025年01月26日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    清いのか、貧しいのか、美しいのか。読み終えた時にそういう疑問が浮かんでくる作品。この2人は、この2人を囲む人々は、作者は、そして自分は。

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    2025年01月10日
  • 眠れぬ真珠

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    大人の小説。石田衣良さんの作品は本当に心理描写がうまく、やりきれない感じなどがビシビシ伝わる。男性である著者がどうやったらここまで女性の気持ちを描けるか。この終わり方、どうなると幸せなんだろう…

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    2025年10月18日
  • 美丘

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    半日で一気読み。読みやすくて面白かった。やや古臭いトレンディドラマみたいな言い回し。2006年ってそんな時代だったのか、、、。

    野蛮で奔放で、結局ものすごくピュアな美丘。ストーリーとしては安易なお涙頂戴モノな感じもするが、それでも美丘の生の強さで、一日一日を大切に生きる意味と、生きていることの有り難さを改めて思い知らされた。でもあれ、犯罪だよね?逮捕されたのかどうかが気になり泣けない。

    あの完璧なお嬢様の麻里ももっと幸せになってくれたらいいな。

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    2025年01月06日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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    IWGP5作目。
    安定安心の面白さ。マコトくんがかっこよすぎ。

    石田衣良さんが大好きですが、その贔屓目を差し引いても、この方は旬のネタをいち早く見つけて小説にする能力に長けてる。でも、20年前の小説なのに、古さを感じず、むしろ今年の流行語にもなった地面師トラブルの題材も。

    そして言葉の言い回しがイチイチ上手い。
    キャラ設定も魅力的。
    ワンパターンと言ってしまえばそれまでかもしれないけど、名探偵コナンとかドラマの相棒とか(よく知らないけど)、そんな領域かと。

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    2024年12月16日
  • 坂の下の湖

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    リクルート社発行のフリーマガジン「R25」にて連載されていた直木賞作家、石田衣良さんのエッセイ『空は、今日も、青いか』の単行本化第3作目になります。2008~2010年当時の世相が分かって面白いです。




    この本はフリーマガジン「R25」に連載されていたエッセイ「空は、今日も、青いか」を単行本化したもので、これで三冊目になるのだそうですね。

    僕は前の2作もすべて読んでいるのですが、いつものことでこの本から紹介させていただくことをお許しください。今は「R25」をリアルタイムで読むことができないのですが、東京に暮らしていたときは「R25」の発売日になると毎週、コンビニに行ってもらってきては熱心に読んでいたことを思い出しました。

    ここに収録されているのは2008年の2月~2010年の7月に書かれたものを加筆・修正したもので、政治・経済はもちろんのこと、恋愛やコンカツ。中にはオーディオに関するエッセイもあって、改めて石田衣良さんの作家としての幅の広さを再確認させるような本でございました。

    しかも、一見硬くなりそうなテーマをあくまでさらりと読ませるところに持ち味があるような気がするのは、きっと僕だけではないと思います。

    その中でも僕が特に「おっ」と感じた箇所は『市場は悪か?』というタイトルのエッセイで
    『世界のマネーゲームに日本の実体経済にまで影響を受けるとは、断じて許しがたい。こつこつと働いて、モノづくりをする。労働こそ尊いのだ。市場はギャンブルで、市場は悪だ。』
    という世の中の風潮に
    『半分には同意できるが、半分は反対だ』
    と独自の論旨を展開して行く様子はかつて、自身で投資家として株を運用して生活をし、『波のうえの魔術師』(文春文庫)というマーケットを題材にした小説を書いた筆者ならではの見方だな、と感じました。

    僕も、かつて20代の最初のほうを市場の世界に身をおいていたので、そういうところは皮膚感覚でわかるし、何でもかんでも市場は悪だ、という考えには首をひねらざるを得ないです。

    これを読んでいると、またR25を手にとって読んでみたくなりますが、なにぶん都市圏しかおいていないので、そこまで僕が足を運ばなくてはならんのかと、少し気が重くなります。

    ※追記
    「R25」ならびに「L25」は紙での発行を取りやめ、電子版に完全移行しました。少し寂しいです…。本書は2014年1月17日、集英社より『坂の下の湖 (集英社文庫)』として文庫化されました。

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    2024年12月15日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    このシリーズ読むのは初めて。展開が面白く(って表現で合ってるのか分からないけど)あっという間に読めた。既刊されてるのも読んでみたい。

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    2024年12月05日
  • 少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

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     今も昔もまったく縁がないアングラな世界。どの短編も面白い。今さらながらIWGPシリーズ読んでいるが、せめて平成の間にハマりたかった。マコトの淡々とした語り口が魅力。ホームの老人2人組や表題作のヒロキなど脇役の登場人物達のキャラが良いのもポイント高い。『水のなかの目』に出てくるパーティー荒らし達は、無茶苦茶なことをしておいて捕まったら情けなく怯えているのは無知で後先を何も考えていないからなのか。ボスの言うことには逆らえないから?ここまでやるなら覚悟を決めていると勝手に思っていたので、腑に落ちない。

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    2024年12月03日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    一つ目の終わりのマコトがサチにかける言葉が本当に素敵。四つ目の冒頭の「かわいさや母性本能なんて、本来は値札がついて売られるようなものじゃない」が好き。「少なくとも俺はあんたからの“ありがとう”には値札が付いてない方が価値があると思うぜ。」みたいな繋げ方でもいいなと妄想してた。

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    2024年11月26日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    私が小説を読むようになったキッカケであったIWGPシリーズの18冊目

    こんなに長くシリーズが続くほど、街に潜む闇って多岐にわたっていてこわいよなぁと毎回思ってしまう。
    個人的には、ゼロワンの恋バナが、ゼロワンも人間らしいところあるんだーと思って嬉しかったかな。

    馴染みのある街が舞台で、もとはドラマが好きで読み始めたシリーズだったので、このシリーズを読むと未だに頭の中では、マコトは長瀬さん、キングは窪塚さんで映像として場面が浮かびながらストーリーを追っています。

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    2024年11月05日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    常盤台ヤングケアラー/神様のポケット/
    魂マッチング/ペットショップ無惨

    高校生の少女が介護をする
    認知症もある寝たきりの祖母を……

    コンビニで真面目に働く留学生が逮捕される
    賽銭泥棒で!?

    ゼロワンが付き合う
    マッチングサイトで出会った人と??

    ペット業界で金の為に弄ばれるのは
    命あるものたち
    失くしたら二度と戻らないのに……

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    2024年10月31日
  • 美丘

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    ネタバレ

    ドラマをリアタイしていたけど、またこれも記憶を出来る限りゼロにして読んでみました。

    まずドラマと違った点として
    ・親が途中でほんとに1回出てくるだけ
    ・美丘の病気の描写は真ん中過ぎないと出てこない
    ・映せない映像になるからだと思うけど、小説の表現が生々しいところがちょいちょい…


    生きてることが奇跡
    愛情なんて別に難しいことない


    素敵な表現がたくさんあって、今良くない4文字が頭に浮かんでる人は読んでみて。

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    2024年10月27日
  • コンカツ?

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    ネタバレ

    主人公、友人、親それぞれの恋愛の価値観が多様で面白かった。
    一気に読んだが、ところどころ辛辣な箇所もあり考えさせられた。


    「後20年あっても、元気なのは10年かもしれない。5年かもしれない。」

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    2024年10月24日
  • 4TEEN

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    私にも14歳の頃があった。鋭意、引きこもり真っ最中という多感な少年であった。
    そんなおり、祖母がこの本を買ってきてくれた。おそらく、『4TEEN』という題と「直木賞受賞」という文句が、祖母をしてこの本を買わしめたのであろう。
    私は当時、この本をきちんと読まなかった。最初の章でやめてしまったのだ。
    本を読むほどの余裕がなく、また大人から勧められた本を読んでられるか、といった思春期の反抗が私の中にもあったのかもしれない。

    ともあれ、10年の歳月を経て、私はこの本を読み終えた。
    やはり、14歳の頃に読んでおいたらよかったなぁと思った。多分、感動の度合いがもっとストレートだったと思う。
    14歳の男子中学生4人組、エッチなことには興味津々で、でもそれぞれの悩みが時おり顔を見せる。
    この本の各章には、セックスやジェンダー、親からのDV、病気など、重いテーマもある。でも、それらに向き合っていくこの4人組の言葉とか態度とか、それらをひっくるめた友情が素敵なのだ。

    大人になって小難しく考えるようになっても、14歳の頃の純粋でストレートな感じを忘れないでいたい。この本を読んで感じたのは、色んなことを高度に考えられるようになって、言葉も増えた大人より、実は14歳の頃の私たちの方が「近い」のではないかということだ。何に近いのかは、人生の真理かもしれないし、悩みの本質かもしれないし、幸せかもしれない。幾分か大人になってしまった今は、あの頃の近い気持ちは、もう感じとれないと思う。
    なればこそ、この本は14歳に読んでおきたかった。いい本だった。

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    「ぼくが怖いのは、変わることだ。みんなが変わってしまって、今日ここにこうして四人でいるときの気もちを、いつか忘れてしまうことなんだ。ぼくたちはみんな歳を取り、大人になっていくだろう。世のなかにでて、あれこれねじ曲げられて、こうしていることをバカにするときがくるかもしれない。あれは中学生の遊びだった。なにも知らないガキだった。でも、そんなときこそ、今の気もちを思いだそう。変わっていいことがあれば、変わらないほうがいいことだってある」

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    2024年10月07日
  • 眠れぬ真珠

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    ネタバレ

    序盤はまだ面白さがわからずだらだらと読んでいた。性についてここまで生々しく数回のシーンで描かれている本は初めてで読んでいて少しくらくらした。女性として年を取ること、自分の人生で大切にしていきたいこと、どんな人生にしたいのか、好きな人とどんな関係になりたいのか考えさせられた。主人公の生き方、姿勢がただただかっこよかった。主人公のようになりたいというわけではないがやはり芯の強いまっすぐとした女性になりたいと思った。

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    2024年09月30日