石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
青春仕立ての就活小説。不透明な選考プロセス、対峙する面接官との相性など、就職活動の不条理さに苛まれながらも、これは期限を切り、勝ち負けをはっきりとつける人生そのものであると気付き、全力で挑む主人公たちに強く共感しました。
高い選考倍率を潜り抜けた先にある人気企業の内定は一見無理に見えても、誰かが掴み取るのも事実。世間では新卒一括採用に否定的な意見もありますが、グラウンドルールを理解した上で、将来に向かって全力で挑むことに意味はあると思います。意中の企業に最終面接で不合格になった千晴が立ち直り、内定を掴む場面は何だか懐かしく感じました。
作中の「どんな試験でも合格した人間の何倍かの不合格者が -