石田衣良のレビュー一覧

  • SILENT NIGHT

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    文句なしにクリスマスが恋しくなる写真集です。最高。カナダで撮影したみたいですが、写真は全部冬のものです。随所に石田衣良さんの短文も。

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    2009年10月04日
  • うつくしい子ども

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    最近未成年の悪質な犯罪が非常にふえてきています。
    そんなときに読んだのが、この[うつくしい子ども]です。
    神戸でおきた少年犯罪をモチーフにしていて、その事件は当時小学生だった私もおぼろげですが覚えています。

    「加害者」は時として「被害者」なんだ。
    主人公たちと同じぐらいの年齢のときに読んだので
    共感するところがたくさんありました。

    少年犯罪の現状をすこしだけ垣間見ました。
    すこしでも、犯罪が減りますように。


    私的に「夜の王子」が好き。
    彼は結局孤独で寂しかったんだと思います。

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    2009年10月04日
  • 東京DOLL

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    ネタバレ

    夢中で読んだ。やっぱり石田衣良氏も好きだなぁ。年末は石田衣良祭りを開催しようかしら。作品の世界観とキャラクターが魅力的。

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    2025年12月08日
  • オネスティ

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    ネタバレ

    初めはカイとミノリの不思議な関係に??だったが、読めば読むほどファンタジーだなと思った。
    好きだから付き合わないし結婚もしない。こんな形があるのか。だがミキはかわいそうだった。20年も一緒にいたのにカイの心の支えになったのはミノリ。これほど残酷なことはあるんだろうか?

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    2025年12月06日
  • 波のうえの魔術師

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    株が題材の小説です。投資をかじっている人からすると、少し甘いかなと思いますが、ストーリーが面白いので楽しく読めました。

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    2025年12月06日
  • コンカツ?

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    バリキャリお姉様のコンカツ事情を知れた!同じ女でもこうも住む世界が違うとは…
    最初の方はコンカツダラダラする話なのかな?とダラダラ読んでたら、色々と急展開?で読み進めるのが楽しかったです
    確かに妊娠中にお酒飲むのはだめだよなあ….
    仲良い子たちとのシェアハウス楽しそう

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    2025年12月02日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    またまた世情を鋭く切り取った題材を扱う石田さん。
    さすがです。
    オーバードーズ、ゲイバーでのロマンス詐欺、ルッキズムに過剰反応しているライバー、そして闇バイト。
    どんなに緊迫感あるシーンでも、水戸黄門なみに一件落着は鉄板なので安心して読み続けることができる。
    しかし怖いよね、闇バイト。
    頭のいい人って、自分の手は汚さずに、何でも出来ちゃうのか。
    先日お隣に泥棒が入り、刑事さんが我が家にやって来たが
    「闇バイト、ワカモノだけとは限りません。60代、70代もいます」
    と話していたが、お金がらみだとなんでもアリなんだろうね。

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    2025年11月29日
  • 本からはじまる物語

    購入済み

    読みやすい

    本屋の魔法使い。よかった。自分もこんな本屋の人に会いたいと思った。自分の好みの本を見抜いて勧められたり、欲しい本があるとすぐに取り寄せてもらえる。うらやましいな。

    #エモい #共感する #ほのぼの

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    2025年11月22日
  • 禁猟区

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    人間の倫理観が揺らぐ瞬間を容赦なく照らし出す一冊だった。不倫が“ダメ”と分かっていても踏み込んでしまうのは、当事者の弱さだけでなく、家庭や夫婦という制度そのものの綻びが原因なのかもしれない。登場人物の誰もがどこか倫理が欠けていて、その欠落ゆえに破滅へ滑り落ちていくさまは痛烈で、若さのエネルギーや美しささえ毒のように作用する。
    友情とは何か、人間関係とは何か。信頼すればするほど、裏切られた時の傷は深い。そんな残酷さが物語全体に静かに満ちている。
    クライマックスの怒涛の展開は圧巻。ページを繰るたびに鼓動が速まり、読む手が止まらなかった。
    物語の世界に没頭し、余韻の濃い読書体験だった。

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    2025年11月21日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    ネタバレ

    今回も時代を切り取ったストーリーを、いいテンポで話が進む。

    リチウムイオン電池窃盗、取り外して持ち歩きが正解ですね。

    お金儲けのための極右ブロガーは、本当にそんな人いるんだろうなと思わされた。

    メンズコンカフェは、水商売の搾取構造が、形態を変えながら展開されるんだなと認識させられた。

    表題の男女至上主義は、最後はちょっと上手くまとまりすぎかなと思ったのと、もう少しフェミニズムの掘り下げがあってもいいかなと思った。専門書でもないので、このくらいの説明が妥当なのかも。でも面白い!

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    2025年11月21日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    めちゃくちゃ面白い!!
    ドラマのIWGPが大好きで、今回やっと原作である本作を読みました。
    ドラマとは少し登場人物のイメージが異なる所に少し驚きましたが、さすがの原作、めちゃくちゃお話が面白かったです。

    本の厚さは特別厚いものではありませんが、一つ一つのお話がとても濃く、一冊読み終える頃には長編のドラマ一本を観終わった時のような感覚になりました。満足感がすごい。
    ただ刺激的なお話なのではなく、登場人物たちの人間臭さ、不完全さがとても魅力的です。
    なんといっても主人公のマコトがかっこいい。
    クールなようで人情深く、凄まじい時代の流れのど真ん中に立ちながらも客観的に全体を捉えています。
    流されて

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    2025年11月19日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    最新刊!
    もう20年以上続くシリーズなので、安定感。

    テーマとキーワードが決まれば、あとはマコトたちが動き出すみたい。
    軽いっちゃ軽いけど、時事ネタで永遠に続きそう。

    冒頭の、マコトがこちらに語りかける口調が、とても好き。結局、そゆこと。キャラが好きだから読み続けるってことなんだろな。

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    2025年11月18日
  • 神の呪われた子 池袋ウエストゲートパークXIX

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    青春のIWGP!
    このシリーズは本当に大好きで学生の頃
    何度も読んでン10年ぶり…
    最後がしっかりうまくいっちゃう王道なので
    不安なく読める。
    中・高生向けなので、物足りなさは残るものの
    石田衣良らしい、ひらがな使い。
    あー懐かしい!ってかんじ!

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    2025年11月17日
  • 逝年

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    『call boy』シリーズ第2弾❗️性同一性障害やHIV感染等の重いテーマを絡めながら、最愛の人との別れを描いた恋愛小説。

    個人的には、『娼年』よりも心に響く、優しくも哀しい作品でした❗️特に最後のセックスシーンは心に残ります。

    『人は死なない。ただ消え去るだけだ』という台詞がとても印象的でした❗️その後のリョウの生き様を描いた、『爽年』もいつかチャレンジしたいと思います。

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    2025年11月13日
  • 少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

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    石田衣良のマコトシリーズの2冊目。短編が3つ。

    裏風俗に押し入る目出し帽の少年たち。彼らの特定にあたり、マコトは少年院からでてきたばかりのアツシと接触する。アツシの姉はアキラという柔道に長けた少年らに拉致監禁された過去があり、アキラらが怪しいと踏んで調べていくのだが、風俗強盗だけでなくマコトの仲間のアジトへ火が放たれるなど、様相は激化していく…。

    一作目(一冊目)では「ちょっと価値観が古いな」と感想を書いていたが、この作品では2作目から、急に臨場感と勢いを伴った作風に少しずつ変わっていった感じがあり、推理小説と言うかノワール小説として楽しめる作品になっている。

    目を合わせたらいきなり喧嘩

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    2025年11月10日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    闇バイトに嵌められたGボーイズが逮捕され、タカシは復讐戦を宣言。トクリュウに潜入したマコトが、名前のない強盗団リーダーを追う…。

    シリーズ21作目。本作もオーバードーズ、LGBT、ロマンス詐欺、トクリュウなど現代社会の問題をしっかりつかんで仕上げている。マンガを読む感覚で読めるのがIWGPのいいところ。
    (B)

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    2025年11月09日
  • 娼年

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    人間の欲には際限がない。
    私にはその欲があまりない。
    しかし、この際限ない欲を、小説にて覗き見る欲は背徳感も相まって非常にあるようだ。二時間ほどで読み切ってしまった。 
    この様な狂気を孕んだ事象が実際に日々起こっているなんて、どんな荒唐無稽な設定のSF映画よりも信じられない。
    普通過ぎる自分が少し悔しくもある。

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    2025年11月09日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    今回も味方陣営が強すぎて悪者たちが可哀想なくらい。長編で悪役ももう少し強い話に期待したい。またテレビでやらないかな。あのコンビのかっこいい姿は今も覚えてる。

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    2025年11月07日
  • 禁猟区

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    不倫をした人の末路が一般的に見たハッピーエンドで終わると思いきや、最後が僕の中で救われる展開になっていて、少しうれしかった。男女の関係は社会的である前に、本能的であると、あとがきにもあったが、そのとおりだと思った。浅はかな行動をするつもりはないが、自分の心に正直に、幸せを積み重ねていきたいと思った。

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    2025年11月07日
  • 逝年

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    【2025年132冊目】
    摘発された男娼クラブをもう一度復活させる――リョウはクラブのオーナーとして、売れっ子のアズマ、元オーナーの静香の娘である咲良と共に男娼クラブを再スタートさせる。問題は男娼のスカウトだったが、徐々に軌道に乗り始め、ついには元オーナーの静香も刑務所から戻ってくることに。だが、静香とは別れが近づいていて――「娼年」続編。

    まさかの続編を見つけてしまったので速攻で手に取りました。「これは創作、これは創作」と言い聞かせながら読みましたが、やっぱりsexを題材にした話って面白いんですよね。めちゃくちゃ人の感情が乗ってくる、しかも男娼クラブがテーマなので、未知過ぎる世界で、これ

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    2025年11月04日