石田衣良のレビュー一覧

  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    ストリートIQが高いマコトと、才能とセンスで池袋のキングを張るタカシに、脇役までも魅力的というキャラ設定の完璧なバランス感覚。そこに当時の社会風刺を利かしたエピソードを混ぜ込んだ結果の没入感と説得力。面白い。ドラマ版が蘇る。

    未知の敵がGボーイズを襲う冬戦争を傑作だとするならば、マコトと少年の交流を静かに、時に、エモく描いたタウン・バーン・ザ・ハウスは大傑作。

    一体何巻まで読んだっけ?は問題ではない。
    このIWGPシリーズの強味は、どの巻数から読んでも面白いって所であって、つまりIWGP最高!って感想に着地する。

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    2026年04月18日
  • 4TEEN

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    免許も持てない中学生時代、時間を持て余したり、思い悩んだりした時は自転車に乗って風に吹かれる心地よさを感じに行ったものです。本作は東京•月島を舞台に14歳の少年4人組が、それぞれの社会的立場や周囲との関係性に少しづつ気付き始め、様々な壁にぶつかりながらも前に向かって成長を遂げる青春ストーリー。

    東京出身ではないながらも、似たような集まりを行っていた自分にとっては、懐しさを感じる一冊でした。テツローの「怖いのは、変わることだ。みんなが変わってしまって、今日ここにこうして四人でいるときの気持ちを、いつか忘れてしまうことなんだ」という感情も良く分かる。

    進学、就職、結婚と人生のステップが進むごと

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    2026年04月05日
  • 娼年

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    石田衣良らしい作品。
    まだ性行為もしたことがない自分が、なんだかわかった気になる危うさを感じだ作品。

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    2026年03月29日
  • ブルータワー

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    これ、発売と同時に読んでる。
    なので多分20年ぶりくらいの2度目!
    まっっっっっったく覚えてなくてゼロスタート。
    自分の記憶力に感謝。
    石田衣良さんといえばIWGPの他はちょっとエロ描写多めな近頃、みたいな社会問題とか訳あり恋愛みたいなイメージが印象強めだったんだけど
    こんなSF書いてたんだ!
    そして買って読んでたんだ!と笑
    あとがきまでしっかり読んだら、石田衣良の学生時代のほとんどはSFでした、みたいな感じだったので意外すぎてびっくり。
    そして当時NYテロ後に読んだ、でも今コロナ後で読んだ。
    え、、もしや、、予言者だったの?
    これはもうコロナと黄魔は切り離せないだろ…
    ゾワっとしました。久し

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    2026年03月09日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    キングの人間みを感じる描写が多くてキングにマコっちゃんいてよかったなーって改めてなった
    ずっと読んでいたいシリーズ。

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    2026年03月08日
  • 4TEEN

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    あまりに過酷な早老症とか父の死とかDVとかに、少年の感性で誠実に向き合っている。同じに若者目線で時事的なものに向きあう「IWGP」に通じるものがある。情景を織り込みキャラも立って読者を引き込む筆の走りもよい。
    図らずも同時期に観た「Stand By Me」と「十五才への旅」は重なって思えた。2作とも少年から大人へと変わる目覚めの時を4人の仲間と冒険する。

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    2026年03月03日
  • 禁猟区

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    石田衣良さん、初めて読んだけど読みやすかった。賢吾が文美子との離婚に踏み切った理由は理解できなかったけど、こういう人も実際にいるのだろう。あとエミリちゃんはすべて勘付いてる気がする笑

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    2026年03月01日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    ちょっと弱音を吐くキングも良きーーー!!
    相変わらずのマコちゃんキングが心地よい。
    お決まりだから良い!
    今回は弱気と氷と武闘派、全部見れたね!

    扱う時事ネタも好きだ。好きっていうか、わかりやすくてしっくりくる。適度にみんな知ってて、社会課題感あって、力なきものが巻き込まれる。
    悲しいくらい変わらないこの型が、この作品の肝だったりするからなぁ。

    2026.2.26
    37

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    2026年02月25日
  • 娼年

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    とうに二十歳を過ぎた人こそ読んでほしい一冊。主人公の若さゆえの思考がこそばゆくてたまらない。世界は思ってるより広いと気付くが、少し知らない世界を見ただけで感じてしまう万能感や人生の選択肢の狭いこと。きっと誰しもが通ってきた道なのではないだろうか。

    若さは搾取される。世間の汚さや己へ対する客観性の乏しさのせいだろうか。
    数十年後、初めて搾取されていたのだと気付くそのときは自分が搾取する側になっている証。搾取されていたことを自覚しても、悔しいとも、悲しいとも思えないほど過去のことで、搾取されていたという事実だけがあり、それもまた自分の人生のいちぶなんだなと思うだけ。

    続きも読みたい。

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    2026年02月25日
  • 娼年

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    ネタバレ

    性的描写が多すぎて最後の方は疲れる。
    娼夫になって、どんな性的嗜好があるのかがメインだ。
    最初は早いながれに読み進めたくなるが、半分読み進めるとだるく、一杯な気分になる。
    環境描写が少し多い気もした。

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    2026年02月23日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    2集でのマコトの仲間盗撮盗聴ラジオ、見張りの和範、似顔絵シュンらがチームとして活躍かと思ったが、それぞれ旅立ったのであろう。情報屋ゼロワン、ヤクザで出世サル、そしてGボーイズのキングタカシが時に連携して事件を解決という形が定まる。マコトにはバディーはいない。地域通貨やドラッグなど当時の旬な話題を取り上げる。サマー狂乱ではIWGPにゲリラレイブを破裂させる。

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    2026年02月22日
  • 絶望スクール 池袋ウエストゲートパーク15

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    今作は、動物虐待やひき逃げ事件、引きこもりにアジアからの留学生を巡るトラブルを、マコトとキングのコンビで解決していく内容。
    どの話しも良かったけど、一番は「西池袋ドリンクドライバー」の話しが良かった。子どもを持つ親として色々と考えさせられる内容だった。

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    2026年02月17日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    読書したいけど全く新しい物語を読むのは疲れる、という時にこのシリーズは気軽に読めて、マコトやタカシのいる池袋は読者としても安心感がある。

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    2026年02月14日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    いわゆるバディ、特に男女の相棒がなく、まことと、キング率いるGボーイズの援護があるということ。後出世していくサル ぐらいが固定メンバーか? 2巻目にいた仲間はどうなったか?やや気になる。 
    時代の問題、人材派遣会社問題をよく切り込んでいる。

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    2026年02月11日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    ・久しぶりに池袋ウエストゲートパークを読んだ。入院中に。SNS関連の話題が多くとても身近に感じた。
    (棚)小説
    (評価)3.5

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    2026年02月09日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    『懐かしさと新しさ、時代と共に流れる風』

    マコトと出会ったのは小学生の時。子供のくせに夜更かしして深夜ドラマばっか見てたとき出会った。それから、ドラマのシナリオ本だったかな?お母さんが買ってくれて。原作もそれからずっと読んできた。当時は小説なんて絵がなくてつまらないって思ってたけど、そこから私の本好きが始まるから、ほんと人間って分からない。

    私の中での真島マコトはビジュアルは長瀬なんだけど、性格はドラマ版よりも石田衣良版の方が好き。いつまでもストリートを駆け回ってほしい。

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    2026年02月08日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    和製ハードボイルド。池袋を舞台に、時々の風俗や社会的事件を取り入れてのなめらかな文体。これを出発点に20年以上続くとは。個性的な人物群が描かれている。第2巻「少年計数機」以降メンバーも安定し、シティーハンターの新宿や、若すぎる渋谷でなく、また、品川新橋銀座上野などでない、池袋という、池袋でないということもわかる。

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    2026年02月08日
  • 1ポンドの悲しみ

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    ネタバレ

    石田衣良氏の作品は心にうるおいをもたらすー確かにそうだなあ。今年は石田衣良氏シリーズを攻めることにしたのですが、わたしも心のうるおいを無意識に求めているのかもしれない(笑)

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    2026年02月01日
  • 西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII

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    今回は4作品とも、楽しく読むことができました。
    タイトルにもなっているブラックバイトは、社会問題にもなった過労働が題材ですが、今のクソ改革といえる働き方改革のきっかけになったと思うと、当時の経営者がモラル的にもう少し従業員の事を考えてあげられたら、今のようなクソ改革までならなかったのになと感じずにはいられません(あばれる君風)。

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    2026年01月31日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    マコトの書く文章から昔のような若さが迸った熱量や、ヒリヒリとした若者特有の感情を感じられなくなったのはちょっと残念だけど、マコトやキングがブレることなくマコトやキングであり続けている、ただそれだけでなんだか嬉しいこのシリーズ。
    目を背けたくなるような現実と、世の中捨てたものじゃないよねって思える優しさや人情がいつもそこにあって(その時代ごとにとりまく社会や取り上げられる問題は違えど)、読むのがやめられない。
    今回印象に残ったのは闇バイトかな。こうやって若者達が絡み取られていくのかなと妙に腑に落ちた。それと投げ銭の話も印象的だった。

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    2026年01月30日