石田衣良のレビュー一覧

  • 逝年

    Posted by ブクログ

    娼年を読んだのがかなり前だったため、御堂静香のキャラクターや、してきたことをかなり忘れてしまっていたところが後悔される。。

    今回から登場したアユムが印象的だった。
    個性派集団で、娼夫という仕事によりさまざまな欲望を見てきたリョウたちだからこそ、彼を簡単に受け入れることができたと思う。


    ★印象に残ったフレーズ
    ・ぼくたちは自分たちと異質な者を攻撃し排除する。永遠に続く、命がけの間違い探しだ。

    ・現代は富だけでなく、欲望でさえ強烈な格差をまぬがれないのだ。

    0
    2025年05月06日
  • 美丘

    Posted by ブクログ

    太一の語りから始まるこの物語は最初から悲しい結末が待っていることを彷彿させる。だが、非常に美しい文体である。自然と美丘に感情移入してしまう。また、石田衣良さんは難病を扱うことが多く、今回もその難病が登場人物を悩ませた。このようなジャンルは少し苦手だが、重い話なのにも関わらず一瞬で読み終わってしまったのでさすが石田衣良さんの作品と思った。

    0
    2025年05月02日
  • 4TEEN

    Posted by ブクログ

    青春群像劇。中学生特有の人間関係とプライド、それぞれのマインドが織りなす物語は短編集だが読み応えがあった。
    胸が熱くなるシーンや目頭が熱くなる場面があった。どちらかというと男性向けの作品と感じました。

    0
    2025年04月30日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

    Posted by ブクログ

    これまでのIWGPで最もハートウォーミング!IWGPの読後でこんなに気分が良いなんて、石田先生、ありがとうございます。

    0
    2025年04月30日
  • うつくしい子ども

    Posted by ブクログ

    まず、文章に出てくる言葉遣いが素敵だと思った。空とか森とか空気とかを何かに喩えたり言い回しとかが。
    内容はとても読みやすかった。動機を探るって一点で進んでいってたから読みやすかったのかな。
    自分がこの立場ならこうするとか考えちゃう本だった、主人公大人すぎるまじで。
    弟が思ったより傷深い感じだったけど、兄は多分一生友達的な人ができて安心した。
    最後のハーレム的な書き方がおもしろくて、こちらも気持ちが軽くなりましたとさ。

    0
    2025年04月27日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

    Posted by ブクログ

     今回は立ち向かう相手もマコトやGボーイズより格下が多く、比較的平和な1冊だった。『死に至る玩具』と表題作が印象的。中国工場の過酷な労働環境の実態を、発注元の日本企業に訴える少女の戦い。今でこそSDGsからエシカル消費が浸透してきているように感じるが、発刊当時はまだまだ下火だったように思う。消費者側から見えない部分をどう選択していくかは難しい。現実ではこうはいかないだろう企業の対応も良かった。表題作は軽く書かれているが、クラブの面々はもちろん、マコトも精神的ダメージは大きかっただろう。やり切れない展開。マコトはトラブルシューターの能力が高すぎる。本業にした方がいい。

    0
    2025年04月26日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

    Posted by ブクログ

    シリーズ長いけど、毎回タイムリーなネタで飽きさせない。時の流れと登場人物の年齢のズレがいつまでも続けるのが難しいところ。

    0
    2025年04月23日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

    Posted by ブクログ

    このシリーズの、ちょっとキザな感じの言い回しが個人的には好き。
    確か今まで読んできたものは全て短編だったので、このシリーズで長編が出たらどのようなストーリーになるのだろうかと思った。

    ★印象に残ったフレーズ
    ・世界が変わらないなら、自分が変わるしかない

    0
    2025年04月22日
  • 愛がいない部屋

    Posted by ブクログ

    10代の時に買った本ですが、30代も後半になって改めてこの小説を読み返すことで違った視点で内容を感じることが出来ました。今改めて思ったことは同じマンション内での話とか日常の中にもそれぞれ違った人生の歩みがあること感じました。

    0
    2025年04月12日
  • 娼年

    Posted by ブクログ

    元々気になっていたため手に取った。タイトル通り、男性が女性に体を売る話なので生々しい話なのだと少し覚悟して読んだが、全くそうではなかった。都会と人物描写が非常に美しい。リョウと様々な女性とのやり取り一つ一つが印象に強く残る。メグミサイドの気持ちも分かるが、リョウの天職と居場所はここであるべきだと思った。性的描写があるからといって抵抗している人には是非とも読んでもらいたい一冊。

    0
    2025年03月31日
  • 心心 東京の星、上海の月

    Posted by ブクログ

    ラブストーリー、アクション、ショーアップ、全部モリモリなのに自然なストーリー。カタコトの女の子に恋したくなる一冊。

    0
    2025年03月27日
  • 娼年

    Posted by ブクログ

    途中から映画の方が気になってしまって映画に移ったが、とても良い作品だというのはわかった。
    昨今生まれている多くの作品は性をトラウマや人間の欠陥、暴力的な部分として表現していることが多いが、この作品は真逆で、女性向けの風俗店という馴染みない舞台においてもその性の描かれ方は共感できて、素晴らしいものだった。

    0
    2025年03月22日
  • コンカツ?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    当事者でありながら本当に失礼なのですが、アラサー女子の婚活話なんてどんなものなのかと思っていたのですが、意外と面白かった!

    ーお見合いパーティーって、誘えない男と待っているだけどの女で大繁盛している
    というセリフが本質だなと思っていて、出会いを広げても活況自信が受け身ならうまくいかないし、積極的ならどこでもうまくいく。

    0
    2025年03月16日
  • 娼年

    Posted by ブクログ

    東京の土地感覚わかっている前提だけど、
    都会の風景と人物描写はすばらしい

    めぐみはちょっと嫌な役で出ているけれども
    気持ちもよくわかるし、
    盲目的に好きな相手が自分のこと恋愛対象として見ていないと辛いといえば辛いよね

    ただストーリーラインを追うだけでは得られない感覚というか達成感があった
    読んでよかった

    0
    2025年03月10日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

    Posted by ブクログ

    いつもと同じ…。
    メンバー。

    西池袋バッテリーブギ
    アシスト自転車バッテリー盗難のお話。
    バッテリーの寿命って、短い。

    目白フェイクニュース・ライター
    極右ブログ⁉︎大詔奉戴日⁉︎
    隅田川沿いのジャンクヤード

    乙女ロード文豪倶楽部
    秋葉原には男子のオタク
    池袋には女子のオタク
    コンセプトカフェ コンカフェ⁉︎

    Gボーイズがおっきくなっていく〜‼︎

    男女最終戦争
    なるほど、というか、今⁉︎こう、なの?
    こんなに…。
    ミソジニーと、ミサンドリーって、初めてのword。
    そして、アシッドアタック…。
    この回、お笑いに教えてもらうってよかった。
    『どっきりビギンズ』ファンのことを『純情男根団

    0
    2025年03月09日
  • 美丘

    Posted by ブクログ

    燃やし尽くす様な刹那的生き様

    青春18切符を使い、1人で卒業旅行をした時に電車内で呼んだことを覚えています。
    読み進めていく内に涙が止まらなくなり、車中でありながらサングラスをかけて休憩しながら呼んだのはいい思い出です。笑

    0
    2025年03月07日
  • 傷つきやすくなった世界で

    Posted by ブクログ

    20代向けに書かれた連載のエッセイ集みたいで、ライフステージとしても今読んでよかったなという本。石田衣良さんは性欲を含めた欲望にも何に対してもフェアに向き合って率直な言葉を持っている素敵な人だなと思う。連載当初からすると約20年程度が経過しているけれどとても響いた。

    0
    2025年03月01日
  • 約束

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ううう、めっちゃ泣いた…最後の「ハートストーン」はすすりあげて泣いてしまった。家族を大切にしよう。後悔しないように、ちゃんと向き合おう。

    0
    2025年02月25日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

    Posted by ブクログ

    IWGPシリーズ、18巻目。

    いつもの通りに世相を切り取る話だが、3話までは、祖母を介護するヤングケアラー、技能実習生制度に翻弄される外国人労働者、マッチングアプリを利用した美人局、といった話題。
    相変わらずとサクサク読めるが、これらの話ではタカシ&Gボーイズを頼んで事を収める場面がいつもより少なめ。その代わりに、ちょっとほっこりする場面がいつも以上に楽しめる。
    高校生の頃におごってもらったラーメンの借りを返すという展開やその対価は手づくりコロッケという結末(神様のポケット)が微笑ましく、ヤングケアラーの女子高生のギリギリの心情(常盤台ヤングケアラー)やゼロワンが出会った少女の天真爛漫な反応

    0
    2025年02月19日
  • シューカツ!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正統派の学生による就職活動を題材とした小説として、面白かった。

    主人公の千晴含め、シューカツプロジェクトのチームは皆、マスコミ志望のためその辺りの就活事情が主だったストーリーではあるものの「働く」ということがどういうものか、就活の流れなどという原点に立ち返って話が進んでいくためリアリティがあってとても良い。
    ただ、千晴がどこを合格し、どこを不合格になるかみたいな部分が透けて見える感じの文体なのでワクワク感はあまりないかも…。

    プロパーをまだまだ大事にする日本社会の構図の中で新卒採用をゴールデンチケットと称するところもすごく地に足がついていて現実的な物語だった。

    0
    2025年02月17日