石田衣良のレビュー一覧

  • 禁猟区

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    ネタバレ

    わたしの命は、いつになったらほんとうに燃えるのだろうか。こんなふうに汗だくで必死に眠ることがいつの日かやってくるのだろうか。

    文美子と夏生、
    晶子とSHINGO、

    文美子は甘い気分を殺していた。ひとりだけの禁猟区だ。

    ハラハラしました。熱々の夏に禁じられた物語を読みました。

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    2025年07月28日
  • 爽年

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    三部作全て読み切った
    石田衣良先生の文章に触れると落ち着く
    もっと人間を人間のまま、楽しもうと思った
    欲望は時に味方にして良いのだ、だからこそ自分にとっての正解の道に進むしるべとなるから

    大切なことほどあれこれ頭で考えず、感覚を信じて選択する

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    2025年07月17日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    マコトの痛快な解決ぶりはいっつも惚れ惚れするけど、対峙する事件がだんだんと暗ーく陰湿になってくるね。Gのメンバーに片をつけて貰わないでもいいような社会にしてよ、と選挙前に思う。

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    2025年07月08日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    とうとうこのシリーズも20作目まで来たね。
    ドラマで見たのは自分が大学生くらいのことだったと思うけど、こんなに続くとは思わなかった。
    でもいつも色褪せないと感じさせるのはその時々の世相やカルチャーを題材にしているからなのは間違いないでしょう。
    今作もリチウムバッテリーやコンカフェなどを取り上げていたが表題がやはり1番響いてきたかな。
    なんか新しい用語次から次へと出てくる昨今だが、憎悪を掻き立てるようなものばかりだと思ってしまうのはいささか偏りすぎだろうか?
    次回作も楽しみ^_^

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    2025年07月06日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    面白かった

    ひょんなことから池袋に生きるギャングたちの相談役・トラブルシューターになっちゃったマコトが、
    仲間たちとともに事件を解決する話

    いきなりPHS出てきて時代…!ってなったけど
    バトルあり、ミステリーあり、エロあり、ラブありでさくさく読めた

    マコトが自分たちの街だから暮らしやすいようにしたいし自分たちで問題解決するっていう信念が一本通ってて安心してドキドキ読める

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    2025年07月01日
  • 40 翼ふたたび

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    40歳のサクセスストーリー。最後の話は少年漫画のような王道展開。
    全体的に上手く行き過ぎ感はあるものの、前向きになれる展開で終わるので安心して読める。
    ただ、無駄な性描写があり、そこはマイナス点かな。

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    2025年06月26日
  • LAST

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    短編ながら、息を飲む作品もあり、石田衣良らしい、イヤーな気分にさせられる作品もあり、面白かったです。

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    2025年06月20日
  • 娼年

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    不思議な作品に出会った感じがします。
    身体を売る話なので、生々しいセックス描写がふんだんに登場するのですが、官能小説とは違っていました。
    性産業と性産業に多分に影響を受けている若年層(若かりし頃の自分も)は「やるかやられるか」「得をするか損をするか」「いかに安く済ますか、いかに高く取るか」といったゼロサムゲームの世界にいたのかも知れないと感じた。
    ただ、この作品では、性は消費ではなく、癒しや理解といった解釈がされており、とにかく主人公が優しい。この優しさに触れることが金銭や性を超えた救済のよう。
    不思議だし魅力的な作品でした。

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    2025年06月15日
  • 本からはじまる物語

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    著名な作家達による「本」がテーマのアンソロジー。
    甘酸っぱい恋の話しやちょっとゾクッとする話、不思議なお話など本というテーマ1つでも色んなお話が書けるんだなぁと楽しく読ませてもらえました。
    中でも本が飛んでいったり、飛んできたり、飛んでる本をつかまえたり…といった本が飛ぶ話がいくつかあり、作家さんには本が飛ぶという発想があるんだなぁ〜と思いました。
    どれも良かったですが、本多孝好さんの「十一月の約束」が好きです。

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    2025年06月10日
  • 5年3組リョウタ組

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    楽しく読むことができました。ただ、新聞連載なので仕方がないのかもしれませんがもう一つ踏み込み不足に思えました。それぞれのエピソードが呆気なく解決してしまうのが物足りない…学校ってそんな単純なところでしょうか。酷いと思ったのは、学年毎に同じ問題のテストを行いその平均点で教師を順位づけするって今の学校では当たり前なのでしょうか?私も私の子どもたちも希望の丘小学校のような学校に入学させられなくて良かったと思いました。子供も含めて主要な登場人物が皆んな明るい人たちなのは好感が持てました。

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    2025年06月07日
  • 空は、今日も、青いか?

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    エッセイ集の2作目を先に読んでしまっていたことに気づいた。これが初作。
    20年前の25歳前後の若者に対してのエールを綴ったエッセイ集だったので、年齢的には同じくらいの今の自分にもまだ響く熱い言葉が素敵だった。
    面白い点として、当時と変わらない部分、当時からすっかり変わった部分、一度変わってから元に戻った部分が人間にしても社会情勢にしてもあるというところ。石田衣良さんだから読み始めた本だけど、あまり知らない作家のエッセイ集だとしても読んでみたら面白いのかもしれない。

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    2025年05月31日
  • 再生

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    ネタバレ

    劇的な出来事が起こるわけではない。静かに内側から変わる人々を見ることができる話ばかり。お気に入りの文を残しておきたい。「ガラスの目」の、「今夜は寝るまえに、すごくきれいなコジカの話をしてあげる」。「ミツバチの羽音」の、「キーを打つ音が、ひとつながりのメロディのように歌いだした」。「火を熾す」の「いつも新鮮な空気を送ってやること。炎と人の心は似ているのかもしれない」。いろんな形の再生を見せてくれるのだ。

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    2025年05月29日
  • 逝年

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    娼年を読んだのがかなり前だったため、御堂静香のキャラクターや、してきたことをかなり忘れてしまっていたところが後悔される。。

    今回から登場したアユムが印象的だった。
    個性派集団で、娼夫という仕事によりさまざまな欲望を見てきたリョウたちだからこそ、彼を簡単に受け入れることができたと思う。


    ★印象に残ったフレーズ
    ・ぼくたちは自分たちと異質な者を攻撃し排除する。永遠に続く、命がけの間違い探しだ。

    ・現代は富だけでなく、欲望でさえ強烈な格差をまぬがれないのだ。

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    2025年05月06日
  • 美丘

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    太一の語りから始まるこの物語は最初から悲しい結末が待っていることを彷彿させる。だが、非常に美しい文体である。自然と美丘に感情移入してしまう。また、石田衣良さんは難病を扱うことが多く、今回もその難病が登場人物を悩ませた。このようなジャンルは少し苦手だが、重い話なのにも関わらず一瞬で読み終わってしまったのでさすが石田衣良さんの作品と思った。

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    2025年05月02日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    これまでのIWGPで最もハートウォーミング!IWGPの読後でこんなに気分が良いなんて、石田先生、ありがとうございます。

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    2025年04月30日
  • うつくしい子ども

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    まず、文章に出てくる言葉遣いが素敵だと思った。空とか森とか空気とかを何かに喩えたり言い回しとかが。
    内容はとても読みやすかった。動機を探るって一点で進んでいってたから読みやすかったのかな。
    自分がこの立場ならこうするとか考えちゃう本だった、主人公大人すぎるまじで。
    弟が思ったより傷深い感じだったけど、兄は多分一生友達的な人ができて安心した。
    最後のハーレム的な書き方がおもしろくて、こちらも気持ちが軽くなりましたとさ。

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    2025年04月27日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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     今回は立ち向かう相手もマコトやGボーイズより格下が多く、比較的平和な1冊だった。『死に至る玩具』と表題作が印象的。中国工場の過酷な労働環境の実態を、発注元の日本企業に訴える少女の戦い。今でこそSDGsからエシカル消費が浸透してきているように感じるが、発刊当時はまだまだ下火だったように思う。消費者側から見えない部分をどう選択していくかは難しい。現実ではこうはいかないだろう企業の対応も良かった。表題作は軽く書かれているが、クラブの面々はもちろん、マコトも精神的ダメージは大きかっただろう。やり切れない展開。マコトはトラブルシューターの能力が高すぎる。本業にした方がいい。

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    2025年04月26日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    シリーズ長いけど、毎回タイムリーなネタで飽きさせない。時の流れと登場人物の年齢のズレがいつまでも続けるのが難しいところ。

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    2025年04月23日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    このシリーズの、ちょっとキザな感じの言い回しが個人的には好き。
    確か今まで読んできたものは全て短編だったので、このシリーズで長編が出たらどのようなストーリーになるのだろうかと思った。

    ★印象に残ったフレーズ
    ・世界が変わらないなら、自分が変わるしかない

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    2025年04月22日
  • 愛がいない部屋

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    10代の時に買った本ですが、30代も後半になって改めてこの小説を読み返すことで違った視点で内容を感じることが出来ました。今改めて思ったことは同じマンション内での話とか日常の中にもそれぞれ違った人生の歩みがあること感じました。

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    2025年04月12日