石田衣良のレビュー一覧
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ネタバレ文庫本新作(単行本だと2年前)です。
・P活地獄篇
マコトとタカシの工業の先輩がマッチングサイトを通じてパパ活に関与。マッチングサイトの運営会社の裏に潜む半グレをタカシが珍しく一芝居打って成敗という内容。パパ活・ママ活色々な言葉が生まれているけど、結局は欲望にまみれた池袋らしい話と思いました。
・グローバルリンクのぶつかり男
まぁよくある変態野郎が事を起こす→Gボーイズと警察で競争→Gボーイズが捕獲して解決という流れ。
コロナ前に新宿で少し世間を賑わせていたようですね。
・巣鴨トリプルタワー
コロナ禍で生まれた仕事(食事配達プラットフォーム)から生まれたトラブル。実際にこの仕事を通じて色 -
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ネタバレ○スマホを落としただけなのに——落としたスマホ(の中のネタ)で恐喝されるITビジネスマンの話。文才で読ませはするけど、ストーリーとしては至極凡凡な一作。しかし、IWGPでもとうとうスマホが登場か......なんか隔世の感(´∀`*)
○ピストバイクのひき逃げ犯——自転車保険義務化以前の話。ほんと、その時代その時代の旬なネタをしっかり掬い上げてるなあ、このシリーズ。にしても、タカシの恋(゚д゚)! まさか、ポチャ専だったとは(゚д゚)!
○地下アイドルとストーカー——だいたい予想通りの展開とオチ。
○(表題作)貧困ビジネス。ヤングホームレスを食い物にする支援施設。誰からも頼まれもせず自分から事件 -
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ネタバレ初石田衣良作品。意外な結末でびっくりしたが、満足のいく終わり方だった。咲世子のような女性に憧れる。でもいざ自分が45歳になったら、若い人がまぶしくて羨ましいという言葉では片付けられないほどの気持ちを抱くのだろう。現実で45歳と28歳ほどの歳の差があるカップルを何組かみたことがあるが、咲世子たちのような情熱さは感じられなかった。小説の中の話であるから当たり前かもしれない。亜由美が死んだのも意外だった。咲世子を襲って、そのまま病院に入るのかと思ったらまさかの死。驚いた。でも、人は人の生と死を通して成長するのだと思った。咲世子は28歳のみなぎる生命力に、素樹は咲世子の静かな情熱に、卓治は亜由美のあっ
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夏だし、前から気になっていたから良い機会だと思い手をつけた。石田衣良さんと東京大空襲というテーマが結びつかなくて、ドキドキしながら読み進めた。そして絶対忘れられない読書体験となった。もう一度読み返す元気はまだない。主人公・タケシと級友たちの暮らしが、戦争の中でも中学生らしくまぶしく輝いていた三月九日までを思い返すと、なんともやるせない気持ちになる。このテーマで日系人の少年が登場する物語を読むのは初めてだったのでかなり衝撃を受けた。銃後の戦争、みんなが生きていくのに必死だったのだと改めて気付かされた。この読書体験を通して、戦争と空襲の残酷さと平和の尊さをまた学ぶことができた。もし、主人公と同じ十
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ネタバレ積読6冊目。
灰色のピーターパン
家計を支えるために犯罪に手を染めて金を得る小学生をジャンキーから救う話。
この頃からマコトを兄貴分として慕うキャラが増えてきたような。
サルと共闘して小芝居を打つところもユニークでした。
野獣とリユニオン
アニメでも放送していた話。
虐められ恐喝された弱き野獣が青年の夢を潰し、その青年の妹が復讐しようとマコトに依頼。
最終的にタカシの救いもあって、人間らしさを取り戻しハッピーエンド。まさにリユニオン。
諸所、マコトが感傷に浸る描写を示す文章が切なくも、ポジティブな面があり印象的でした。
(おれはゆっくりと待つ。 誰かが真剣に考えている時間をともにすごし、た -
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石田衣良の若干の変態性が入った官能短編小説集
石田衣良の描写するセックスは相変わらずな感じ
収録は8編
・七回目のデート
・ひとつになるまでの時間
・遠花火
・ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
・チェリー
・黒髪クラブ
・初めて彼を買った日
・あの静かで特別な夏
個人的な好みとしては
・叔母と甥
・ノッキンオンヘブンズドア
・チェリー
・初めて彼を買った日
・あの静かで特別な夏
あたりでしょうか
甥っ子を長年に渡って惑わす叔母
恐ろしや……
経験の少ない男や初めての男にとって、相手の女性がどんなかはけっこう大事な気がする
「初めて彼を買った日」は「娼年」シリーズのプレストーリーな