石田衣良のレビュー一覧

  • 七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV

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    例によって4篇が一冊に収められている体裁になっている。そして4篇各々が面白い。

    「スキャンダル」と「バッシング」というような問題…異常な欲望を発散させる人物を懲らしめる一件…「怪現象?」と思われた事柄に向き合って明かされた意外な事実…そして「ネット上」の「賞賛」という何か訳の判らないことのために無理をする事象を食い止めようとする一件…そんな4篇である。

    「どうしてこういう時代になった?」、「本当にこういう感じで人々は幸せか?」、「こういう様子が“正しい”のか?“正しくない”でも構わないかもしれないが、納得し悪い?」というような、「人生を見詰める材料」というのか「“材料”になり得るかもしれな

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    2020年11月06日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    例によって4篇を収めた一冊で、4篇各々が面白い。
    今般の4篇…離婚せざるを得なくなってしまった男と、その息子や元妻が再婚しようとしていた男に関する顛末…母子家庭の中学3年生の娘が母親の行動に不信を抱いたことから起こる顛末…主人公の知り合いの妙な話しから起こった“霊能者”というような顛末…街の若者を巻き込む「不審な依頼」を巡る顛末…というような具合だ。
    このシリーズでは、所謂「ハッピーエンド」と言い切れるのか、否かが微妙な感じがしないでもない篇が幾つも見受けられるような気がする。今般は、そうした「所謂“ハッピーエンド”と言い切れるのか、否か?」という感の篇が目立っているような気がする。が、同時に

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    2020年11月02日
  • 西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII

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    このシリーズについては、市井の、特別な地位や立場という程でもない若者が、何やらのトラブルをどうにかすべく奔走してみるという様子を介して、「どうしてこういう時代になった?」、「本当にこういう感じで人々は幸せか?」、「こういう様子が“正しい”のか?“正しくない”でも構わないかもしれないが、納得し悪い?」というような、「人生を見詰める材料」というのか「“材料”になり得るかもしれない何か」を供してくれるような気もするという辺りが、酷く気に入っている。本書に所収の各篇もそういう感じだ。或いは「何処となくモヤモヤしている…」に「一定の形」を与えてくれているというような気がしないでもない…
    主人公のマコト達

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    2020年11月01日
  • 池袋ウエストゲートパーク ザ レジェンド

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    アニメ化に合わせて刊行されたIWGPの傑作選。
    その名に相応しい名作揃いの一冊。
    どの年代を切り取ってもマコトのしなやかさと柔軟さは変わらない。
    面白過ぎて関連する巻を読み直してしまった。
    アニメもまだまだ続くから楽しみ♪

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    2020年11月01日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    「小説が上梓されたような頃の“話題”」が巧みに容れられ、“街の探偵”的な動きもしている市井の若者の目線で様々な出来事が展開する、シリーズの読者には馴染みのスタイルの作品である。
    市井の、特別な地位や立場という程でもない若者が、何やらのトラブルをどうにかすべく奔走してみるという様子を介して、「どうしてこういう時代になった?」、「本当にこういう感じで人々は幸せか?」、「こういう様子が“正しい”のか?“正しくない”でも構わないかもしれないが、納得し悪い?」というような、「人生を見詰める材料」というのか「“材料”になり得るかもしれない何か」を供してくれるような気もするという辺りが、酷く気に入っている。

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    2020年11月01日
  • 西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII

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    大好きなシリーズです。時代を追っていますね。テンポの良い文体、短めのストーリー、限定された登場人物。YouTuberが1番面白かったです。

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    2020年10月20日
  • シューカツ!

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    この本を初めて読んだ時のわたしは中学生で、「へえ就活って大変そうだなあ〜」くらいの感想しか持たなかった気がする。覚えてないだけかもしれないけど。
    実際に就活を齧ってからこの本を思い出して、今読むのは自殺行為かもなと思いつつも気になっちゃって読んでみた。

    端的に言えば、ぜんっぜん違う作品に見えた。
    一つ一つの場面で揺れ動く登場人物の心に、理解する以上に共感してしまう。
    自分の将来が不確実で、しかもそれは努力でなんとかなるものでもなかったりして、そんな日々への不安とかプレッシャーとか、いろんな立場の人間のそれぞれの葛藤が手に取るようにわかる。

    本を読むのは自分の生きられない世界や人生を体験する

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    2020年10月17日
  • 逝年

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    素晴らしい愛の形

    泣きました。愛の形は様々です

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    2020年09月12日
  • 七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV

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    単行本を読んでるので、再読。
    シリーズ第14弾。
    芸能人のスキャンダルに首締め男、幽霊に死へ繋がるゲームと池袋の街で起こるトラブルに今日もマコトは奔走する。
    金儲けではなく、誰かを救うために頭を使い、トラブルを解決する主人公マコトの姿に惹かれる。
    そして、トラブルを引き受ける基準が実にマコトらしい。↓
    「高校生は大人ですよ。この話、受けるか受けないかは、こいつと話してみなくちゃ決められない」

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    2020年09月09日
  • 逝年

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    すごく良かった。
    ラスト泣きました。
    私の年齢が、作品にぴったり当てはまっていたからかもしれない。

    シリーズ物の作品というのは、映画でも小説でも、1番目は続編の「前提」であり、続編にはそれを上回るテーマが入り込んでくる。
    なので、シリーズは続編から益々面白くなってきますよね。

    冒頭は、前作のようにクラブを再建し、お客様を取って若いスタッフで運営して行く、少し「IWGP」を思い出すような軽いスタートだったのだけれども、スカウトした相手がGDI(ジェンダー・アイデンティティ・ディスオーダー)性同一性障害で、FTM(フィーメイル・トゥ・メィル)心が男性なのに、肉体が女性である状態の人であり、彼が

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    2020年08月18日
  • 6TEEN

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    この4人の軽やかな会話と、4人の顔や形をくっきりと想像できるのがすごくいいな。



    本はあんま好きじゃなくて、読み始めたのは最近からやけど、このシリーズは初心者が読む本として最適じゃないかな。



    「大人になるということは、常識や愛情から自分なりの距離を取れるようになること」

    ホームレスの話が良かった。続きはもう出ないかな。

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    2020年08月13日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    ネタバレ

    色んな思いが交差し言葉でどう表現すればいいか不明。
    罪のない人を殺したのは本当に間違いで、綾子が復讐を求めるなんて、どう考えてもおかしい。北斗の幸せを一番に願ってるにきまってる!と思うのが自分が普通に育ってきたからだろうか?!

    幼少期から裁判の判決までとても丁寧に描かれていた。
    そして、ページの量!読み応えあった。

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    2020年08月13日
  • アキハバラ@DEEP

    購入済み

    とにかく面白い!

    何気に、フォーティーンを読んでみて、石田衣良氏にはまってしまい、池袋WSPも全部読みました。
    どの作品も面白い。でも、アキハバラ@DEEPはミッション-インポッシブルとマトリクスの世界が一緒になったような作品で、一番面白かったです!
    でも、活字より映像の方が向いてるように感じました。映像化されてるようなので、探してみようと思います。

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    2020年07月27日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    人の心が激しく揺れ動く様子をここまで細かに表現できるものなのか、と感嘆した。
    虐待や病魔、詐欺などの暗い出来事の間に、人の温かさを感じる瞬間があった。特にラストで北斗の心の声が出た場面で泣いた。

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    2020年07月16日
  • 池袋ウエストゲートパーク IWGP 1

    購入済み

    面白いです

    とても面白いです

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    2020年07月08日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    シリーズ3弾。

    個人的には、神回に近いかな?

    4編ともどれも良かった!

    特に
    「西口ミッドサマー狂乱」が最高!

    マコトにとってトワコが1番似合ってる
    気がしたなぁ。

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    2020年06月19日
  • 5年3組リョウタ組

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    コロナ禍の中で
    子どもたちに会えない中で
    悶々としていました。

    そんな中
    この本に出会い

    石田衣良さんのメッセージ

    子どもも学校もきっと大丈夫


    この言葉に涙しました。


    私にできることを考えて
    日々を過ごしたいと
    思いました。

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    2020年04月30日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    ネタバレ

    重い。

    こんなにも衝撃的な内容とは思ってもいなかった。

    両親から虐待を受け育った北斗の視点で描かれた作品は幼少期からの虐待をリアルに描き、その中で自分の生存本能と親子関係の中で生きるために重ねた重い鎧。

    そんな鎧を着た北斗に人としての温もりと、家族としての温もりを与え、短くも北斗が人として過ごす時間と場所を与えてくれた里親である綾子。

    ようやく1人の人間として生きる機会を与えられた北斗の幸せは綾子の死と、気がつけば綾子の為に関わってしまった医療詐欺によって再び奈落の底へと突き落とされる。

    負の連鎖によって引き起こされてしまった殺人(理由がどうであれ、人を殺める事を肯定してはいけない)

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    2020年04月15日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    すごい。さすが石田衣良さん。
    今まで出会ったどんな本よりも濃い。
    生きる意味 死ぬ意味 生かされる意味
    リアルな殺しの瞬間と
    リアルな主人公の気持ちの動きと
    全ての情景から世界の素晴らしさが感じられる。
    話が進むごとに鳥肌が立つ。
    誰の立場に立ち、その時何を思うべきか
    考えさせられる。

    北斗と一緒になって涙を我慢したけれど
    裁判最終日、泣いてしまった。

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    2020年04月03日
  • 眠れぬ真珠

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    石田さんの本は初めてかも。

    ずっと読書出来なくて我慢出来なくなったときにたまたま家にあった本。
    なんとなく石田さんに対して持ってたイメージと違う作風だし、セリフの言い回しや語尾があまり好きじゃないけど、

    でもねー

    忘れないと思う。

    いつも本は読むこと自体が好きだったり目的だったりするから、読む端から忘れることも多いけど。

    人生考えるなー。

    人に愛されるなんて奇跡的なことおこるんでしょうか。45歳まででも待てるんでしょうか。

    生きがいに出来る仕事か~。

    とか。


    迷うけど☆5!

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    2020年03月23日