石田衣良のレビュー一覧

  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    『データBOXの蜘蛛』
    携帯電話のデータをネタにゆすられるIT企業次期取締役と、犯人に見初められる愛人秘書。遊び心と探究心を忘れないキングのフェイントアッパー。
    『北口アイドル・アンダーグラウンド』
    30代地下アイドルへのいやがらせ。芯の強いイナミの人間性とファンの愛が好印象。Gボーイズもやくざも絡まず、マコト一人でアングラなおたく文化にどぎもをぬかれるはなし。
    『鬼子母神ランダウン』
    キングと春先サイクリング。自転車轢き逃げ犯を探す被害者姉に、キングまさかの一目惚れ回。胸くそ悪い事件の割にほんわかしたはなし。
    『PRIDE』連続婦女暴行犯グループを追うレイプ被害者リン、若年ホームレス支援団体

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    2015年06月08日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    シリーズの中でも好きな内容だった。ちょっと大人になったタカシもマコトも、これはこれで良い。最後のPRIDEは、衝撃的な内容(レイプの話し)で居たたまれない気持ちになった。どんどん、ストリートで起きる難事件に引き込まれていく。

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    2015年05月20日
  • REVERSE リバース

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    何回か読み返したくらい好きな小説!

    メールのやり取りでお互い交流を深めていく過程がすきです(^ー^)

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    2015年05月03日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    本シリーズでは初めての星5つ。加害者側の話があったのがよかった。自分が当事者になればこう綺麗にはいかないと思うけど理想があったと思う。

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    2017年10月26日
  • 40 翼ふたたび

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    久しぶりの石田衣良。

    やっぱり石田さんは、恋愛ものより“街もの”でしょう。

    秋葉原、池袋、上野、月島……。
    (下北沢だけはハズレだったけど(苦笑))
    本作は、まあ、“銀座”かな。

    石田衣良を読み始めた20代後半、単行本だった本作は、IWGPにどっぷりハマってたということもあるが、“40代がテーマ”という点からも、興味が無くスルーしていた。

    しかし、あれから十年。自分が40に手が届く年齢になって読んでみると……。
    なんて、身につまされる物語なのだろう!そして、なんと勇気を与えてくれる作品なのだろう!

    “出来すぎでしょ”てな展開も、あるにはあるけれど……、

    『翼ふたたび』
    『日比谷オー

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    2017年01月24日
  • 再生

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    ツルバラの門、海に立つ人、銀のデート好きだな。読みやすかった。短編読むたびにな少し元気が貰えるそんな作品。

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    2015年04月13日
  • LAST

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    何かに追い込まれた(多くはお金であるが)人々が人生のラストで見せる行動は時には自分をとことん追い詰めたり人生の一発逆転へと導くこともある。本書はそんな人々を描いた短編集。人が追い込まれる状況やそれまでの社会に起こる原因は実際に起こっているもので現実離れしていないシチュエーションなので一つ一つの話に引き込まれてしまった。

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    2015年04月09日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    面白かった。
    マコトが出てこないのに、違った面白さがあるね。大人版?最後はビシッと決まってスッキリ。

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    2015年04月09日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    『要町テレフォンマン』オレオレ詐欺の足抜け援助。キングとサルの無敵ぶりに磨きがかかっているなぁ。この二人を見方につけるマコトはもはやちーと。キングのおれおれがかわいすぎる。
    『詐欺師のヴィーナス』めずらしくヤクザも絡まず血も流れず、マコトひとりでかたずけた(?)あっさりエピソード。カモもヴィーナスも魅力・情ともに感じず印象薄いかも。
    『バーン・ダウン・ザ・ハウス』
    自宅を放火した少年、池袋の連続放火事件。マコトのあったかさはんぱない。お話としてはこのなかで一番すき。
    『Gボーイズ冬戦争』キングに反旗を翻すナイト、裏世界の仕事人"影"、Gボーイズを襲撃する目だし帽、北関東ヤク

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    2015年04月06日
  • ブルータワー

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    末期ガンで奥さんが不倫している40代のオッサンが未来の世界を救う!

    ナウシカとブレイブストーリーを併せたような物語です。


    現在と未来を行き来するオッサンが未来で死んでいく仲間から託される希望...現在での新たな出会いが未来を救う鍵となる!


    『私は、煩雑なプログラムではなく、本当に一つの人格なのでしょうか?私は自由で独立した存在なのでしょうか?』とココというAIが、主人公のセノシューに問いかける場面が大好きです!



    久しぶりに世界を救いたくなりました。

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    2015年03月24日
  • 空は、今日も、青いか?

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    落ち込んでいるときに読むと励まされます。
    この本は10年くらい前に出たコラムをまとめたもの。
    最後にゆっくりと自分のペースでというのは本当にいい。
    頭で考えられる。あとは心で考える。
    らくにいきましょ。

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    2015年02月23日
  • 明日のマーチ

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    現状に満足するわけでもなく,かと言って不満があるわけでもなく,ただただ漫然と生きているのがほんとに生きていることなのかと再考させられる.

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    2015年02月15日
  • チッチと子

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    1502 主人公が作家の父子家庭ほのぼのストーリー。暖かい話で流れが分かってても泣けました。気持ち良く泣けましたので星5!

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    2015年02月12日
  • 5年3組リョウタ組

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    所々で自然と涙が出た。
    学校の先生やってる人は一度読んでみてほしいなぁ。
    映画化やドラマ化されていても不思議じゃないと思う。
    ちなみに私は妻夫木君のイメージで読み進めていた。
    もっと石田衣良の本を読んでみたくなった。

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    2014年11月08日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    原作のキングが恋をするなんて!!

    どんなにマコトが揺さぶりをかけても、
    微動だにしないクールな池袋のガキの王様キングが普通の女の子に一目惚れ。
    作中のマコト同様にニヤニヤしてながら読みました。

    最終話の『PRIDE-プライド』は、
    マコトとキングと一緒に、
    血液が沸騰するかのような怒りを感じました。

    登場人物と一緒にトラブルを解決していく感覚。
    IWGPは本当に面白いです♪

    この10巻で全作品を読み終わってしまったわけですが、
    また読み返したいと思います♪

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    2014年09月30日
  • キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇

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    石田衣良さんのIWGTはもはや造形美で、文体のシャープさ、現在の社会問題を取り上げるテーマ、登場人物の魅力(まこちゃんとキングのブクロ最高!)等で安定した面白さを誇っている。ムック本も買いましたよ。敬愛する辻村深月さんとの対談も最高でしたし、本作は辻村深月さんの解説がとにかく効いている。ずっと続いてほしいシリーズだ。

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    2022年11月04日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

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    シリーズ4作目

    「ワルツ・フォー・ベビー」
    「黒いフードの夜」
    「電子の星」

    どれも好きです(≧▽≦)
    電車で読んでいてちょっと泣きそうでした。
    素敵な話が多くて、お気に入りですvv

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    2014年09月25日
  • 5年3組リョウタ組

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    熱血、情熱というよくある学園ものではなく、取り立てて志が高いわけでもないような、どこにでもいる小学校教師の1年を描いた物語り。

    教室の内外で起こる様々な問題に、教師と生徒が共に取り組み、乗り越えていく様を見るのは非常に清々しい。

    登場人物の特徴、場面設定、ストーリー性が巧みで、実際に小学校の教師を疑似体験しているようなリアリティを感じる事ができる。

    物語の主人公となる『リョウタ先生』こと中道良太だけでなく、同じ5年生を担当する同僚たちの存在が非常に大きい。

    読者それぞれにお気に入りの先生や生徒ができたのではないだろうか。

    物語を主人公の一人舞台にしてしまうのではなく、まわりがストーリ

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    2014年09月20日
  • てのひらの迷路

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    ネタバレ

    再読。石田衣良さんは好んで読んでいるのですが、手元に置いているのはこの1冊だけ。「書棚と旅する男」にほれ込んで、いつでも好きな時に読めるように購入しました。連作短編集やスピンオフ短編集ではなく、貫くテーマもなく、多様性に満ちた完璧な、お手本のような短編集。必ず好きな一編が見つかるでしょう。おすすめです。

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    2014年08月29日
  • カンタ

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    非常におもしろかったです。
    いろんな方のレビューを参考に購入したが、期待以上の作品でした。

    幼い頃から兄弟のように育った2人の男の子。共に母子家庭で育った2人は、お互いの強みを活かし、力を合わせてこの社会で自由を手に入れようとする。

    しかし、幸せな生活を求める中で、2人はお金に翻弄されていく。社会的地位、巨額の富を手にした後で思う、本当の幸せとは何なのか。

    堅い友情で結ばれた2人の成長物語です。
    ストーリー全体を通して、「約束」が大切なカギを握ります。

    巻末の感想を堀江貴文氏が書かれていたことも、非常に興味深かったです。

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    2014年07月19日