石田衣良のレビュー一覧

  • シューカツ!

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    就活生に容赦なく冷や水をぶっかけてくる傑作
    25卒で就活に打ち込む自分からすればこれ以上に怖い現実はない。けれどすごく参考になるし、同じ想いで戦ってるんだと思うとすごく勇気をくれる。
    人間の生き方を根本から見直さなければいけないですね。いやー大丈夫かな、頑張ります!

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    2023年12月27日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    これはハッピーエンドなのか、、煮詰まった恋愛が本来あったはずの意思を書き換えてしまったような怖さも感じる。
    恋愛観、人生における仕事の捉え方、決断の仕方に関する解説に深く納得した。読んでよかった。

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    2023年12月20日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    面白かった。タピオカもサンタフェもホストも良かったけど、最後のコロシアムの話がやはり良かった。それぞれの話に共通して、マコトの根底にもあるものなんだろうけど、人を想うということがとても好き。自分がおっさんになっても若いままのマコトは少しずるいけど、相変わらずカッコよくて、それでいて友達・家族・困っている誰かに共感して、困ってる奴がいたら助けて一緒に笑いたいだろ?と何の躊躇いもなく言ってくれそうなマコトが相変わらずかっこいい。自分の仕事やプライベートに置き換えても、人を想うことや一緒に笑うことが本当に大事だよなと改めて考えさせてくれる気がした。石田衣良はいっとき表現にキレがなくなった期間も感じたけど、この作品とその前くらいはビビッドな雰囲気が蘇った印象。

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    2023年12月20日
  • SILENT NIGHT

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     もうすぐクリスマス~ってことで、吉村和敏さんのクリスマス写真集「SILENT NIGHT」です。カナダのクリスマスが楽しめます。そして、石井衣良さんの3つの短編、すごーく短いものだけれど、クリスマスにまつわるストーリーも読めます♪

     写真の方は、吉村和敏さんが18年間カナダのクリスマスを撮りためたもの…カナダではクリスマスは家族と過ごすのが定番なんですって…。日本のように恋人や友達と過ごすものではなく、クリスマスに外を歩いていると、なぜ家族と過ごさないんだ??と言われ、家の中に招き入れてくれることもあるらしいです…。あ、これ最後のお二人の対談からです。異国とはいえ、ちょっとだけあたたかさを感じますよね。写真はクリスマスならではの、ツリーやイルミネーション、雪景色等とっても素敵です。表紙は真っ赤、じゃなくて、実は真っ白!赤はカバーなんだけれど、中身はとってもキレイですよ。

     そして石井衣良さんの短編は「CANADIAN STAR」と「30回目のクリスマス」「東京で会いましょう」の3作品…。「CANADIAN STAR」は前述の対談の内容を想起させるもの、「30回目のクリスマス」は、道ならぬ恋に終わりを告げるもの、「東京で会いましょう」はカナダに一人旅していた女性と写真家の出会いを描いたものです。一番好きなのは「CANADIAN STAR」かな…でも短い、ホント超短いです。

     発売されたのが、2005年とだいぶ前なんだけれど、古さは全く感じない…あ、唯一対談のお二人が若いことはあるかな…でも、内容は古さを感じさせないものです。きっと来年のクリスマス前にはまたこの作品開いてみるんだろうなぁ…と思える、大好きな作品です(*^^*)

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    2023年12月18日
  • オネスティ

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    良かった。想像していたストーリーとは異なったけれど、人の描写が本当に上手く石田衣良さんの作品だなと思い知らされた。石田衣良さんの作品はどれも面白く期待を裏切らない。どの作品を読んでも、また違う他の作品を読んでみたいと思う。

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    2023年12月06日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    シリーズ本編16作目

    以下、公式のあらすじ
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    ――闇の虐待ショーをぶち壊せ!

    ダークウェブの深奥にある「逆隊コロシアム」。
    通常の手段ではアクセスできないサイトでは、競うように児童虐待動画がアップされている。

    「逆隊コロシアム」を潰して、その一部始終をドキュメンタリーにしたいというテレビ・ディレクターの梅原から依頼を受け、3人の虐待サバイバーの若者とともに調査に乗り出したマコトは、ある日テレビで見た子どもの虐待死のニュースが、「逆隊コロシアム」の動画に映っていた少女のことだと気づく。

    小さな命を救えなかった悔しさと怒りを胸に、マコトはタカシや仲間たちと巨大なウェブに巣くう獣たちに戦いを挑む。

    表題作のほか、
    池袋の路上で繰り広げられたタピオカ抗争の顛末、
    日本屈指のラブホ街を狙った強盗団との闘い、
    恋人のいない若い女性を狙ったバースデイコール詐欺を描いた4編を収録。
    累計430万部突破のIWGP16弾!
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    いつも通り、表題作含む4遍収録

    ・タピオカミルクティの悪夢
    サルが始めたタピオカミルクティ屋で働きたいと言ってきたおじさん
    大企業で人員整理の追い出し部屋で就職活動をさせられているという
    そして、サルを勝手にライバル視しているヤクザが丸パクリの店を近所で開店

    追い出し部屋が取り沙汰されたのって、もっと前だった気がするけど
    まぁ、出社しても何もすることがなく、ただ転職活動をする事だけというのも辛いものがあるな


    ・北口ラブホ・バンディッツ
    ラブホテルを狙った強盗が池袋で連続して発生
    マコトの同級生の女性の実家がラブホをやっていて、用心棒代わりに夜間のバイトに雇われる

    狙われるラブホの共通点とは……

    何だかんだ言って、やはりマコトのお母さんが大部分の話題をかっさらっていくなw


    ・バースディコールの甘いわな
    孤独な若い女性を狙ったホストによる特殊詐欺
    真面目に生きてきた人ほどハマると疑いの目を向けなくなってしまう罠
    デート商法とかロマンス詐欺と呼ばれるのでしょうけど、若い女性もこんな詐欺に遭ってしまうのか……

    それにしても特殊詐欺って、その手間と得られる金額と捕まるリスクが合ってない気がするんだけどなぁ
    まぁ、それは末端の捕まる人間を見てそう思っているわけで、金主や組織としては儲けてるのでしょうねぇ


    ・獣たちのコロシアム
    児童虐待動画を趣味で共有しているクソ野郎達のコミュニティーをぶっ潰す話

    読んでいてマジで気持ちが悪くなってた
    マコトの気持ちがよくわかる

    今回意外だったのがゼロワン
    ここまで熱くなるのも珍しい
    もしかして石田衣良さんの想いが若干入ってしまったか?
    ま、フィクションであってもクソ野郎共が裁かれる展開は必要ですからね


    一番の着目点は、新型コロナウイルスによる影響の描写かな
    2019年から2020年にかけてのエピソードなので、後半は人々が外出を控えて街には人が疎らな様子が描かれている
    現代の世相を若者視点での物語に昇華するのが今作なので、現実と地続きになっているように感じられるのがいいですね


    あと、解説でマコト達が歳を取らなくなった事に関する言及もされている
    私の感覚としては、10作目まではちゃんと1作1年で1歳の歳を取ってたけど、それ移行はサザエさん時空になったと思っている
    もしくは、それまでとは別の作品という解釈をした方がいいのかもしれないなぁ

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    2023年12月06日
  • コンカツ?

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    最高、こういう映画も本も大好き
    男性になのになんでこんな本書けるんだろう、全然違和感なかった
    深夜ドラマでいいから実写化してくれないかな〜

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    2023年12月01日
  • 4TEEN

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    ダルそうだったり、ちょっと背伸びしている中学生男子も内面では深い想いがあるんだよねー。と思い出させてくれる一冊。全てのストーリーが心に何かを残してくれます。

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    2023年11月16日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    読後感はコミックなのにしっかり小説の内容量があって毎度読んでいて嬉しい。どうしようもなさを抱えたまま終わる話も好きなんだけど、この巻は全編グッドエンドで終わる話ばかりで、これもこれで好きだなと感じた。

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    2023年10月29日
  • LAST

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    さすが石田衣良さんというべきか。短編小説とは思えないほど一つ一つの小説が面白く見応えがあった。ラストライド、タイトルもカッコいい。

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    2023年10月17日
  • 4TEEN

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    東京の下町・月島を舞台に、14歳4人組男子中学生の瑞々しい青春。友情や恋愛から病気やジェンダーの問題まで、重くなり過ぎポップに描かれています。

    登場人物たちの青臭い考えや悩み、おっさんからみるとちょっとうらやましいぞ。

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    2025年08月20日
  • 5年3組リョウタ組

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     心が温かく、気分が前向きになれる作品に出会えるのも読書の醍醐味。良太先生が一所懸命で良い先生なのはもちろん、染谷も校長先生も素晴らしい。子どもの成長って本当に目覚ましく、昨日できなかったことが急にできるようになったり、こちらの予想外の言動をしたりと親でも日々驚かされるが、そんな気持ちを一緒に共有してくれる学校や保育所の先生はとてもありがたい存在。そんな素敵な先生にたくさん出逢えるといいな。1つだけ良太に不満を挙げるなら、子どもが間違った時はきちんとそのことを指摘してほしい。

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    2023年08月04日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    スルスル読めて面白かった。

    しかし日菜子はお金が無いことを拗らせ過ぎて別れる選択をするのはちょっとやりすぎかな。正社員も色々な人がいるのに卑屈になりすぎてる感じがする。そこは正直感情移入出来なかった。

    でもハッピーエンドな感じで良かったです。

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    2023年06月29日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    面白かったー。
    これでデビューしたんだって。すごいね。
    この作家さんの作品、どれもわりと好きかも。
    軽やかだけど扱っていることはなかなかに深くて、性問題も暴力問題も、なかなかの描写なんだけど、グロくはなくて、さらっと読ませる。
    このお話は勧善懲悪のヒーロー物語で、そういう意味で読みやすいんだけど、ヒーローが、何でもないはずの青年で、何か特殊能力を持っている訳じゃないけど、なぜか争いを解決していく、っていう(笑)。
    短編集(話は繋がっている)だから、細切れで読まざるを得ない最近の私でも、読みやすかったです。
    マコト君、なんかすごいクールガイを想像しちゃうけど、実際はどんな顔なんだろうか(笑)。

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    2023年06月23日
  • 水を抱く

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    石田衣良の十八番、過激な性に溺れる恋愛小説。臨場感と細かい描写のおかげで、最後まで飽きずに読めた。実際にTwitterとかを除くとそういう人たちは腐るほどいるわけで、誰もが胸の内に孕んでいる異常性をこれでもかと突き付けられる作品だった。

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    2023年05月23日
  • アキハバラ@DEEP

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    吃音を持ちタイピングでお話するページ、女性恐怖症のボックス、点滅光でフリーズしちゃうタイコなど、魅力的なキャラがいっぱいいるので読んでいて楽しい。
    石田衣良作品の中で一番好き。

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    2023年05月06日
  • 逝年

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    ネタバレ

    娼年は主に主人公の内面の変化の話でしたが、逝年では主人公の周囲の人たちにも焦点が当てられていました。
    娼婦に関する話だけではなく「ジェンダー」「償い」「死」にも触れていて娼年以上に考えさせられる話でした。
    娼年を読んだ時も思いましたが、石田衣良さんが書く女性の表現と官能的な表現は丁寧で素敵で、石田さんは想像で書いているんじゃなくて、実際に全て体験したことなのではないかなと思うくらいです。

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    2023年05月05日
  • 逝年

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    性の多様性、欲望に内包された人間の深みなど、前作を踏襲する内容であるが、それに加え「死」をテーマに構えた作品となっている。
    病と向き合い続ける静香さんやリョウの死生観は、かなり刺さるものがあった!

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    2023年04月21日
  • 池袋ウエストゲートパーク ザ レジェンド

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    傑作選。全部読んでるはずだが新鮮に読めたし、この疾走感はいつ読んでも最高(忘れてるということだけど)。
    あとがきで石田さん本人が書いてた、「常にingの物語」というのが、本当にそのとおりだと刺さる。常に今を切り取り、戦い、生きていく。
    非正規レジスタンス最高だな。

    少年計数機
    東口ラーメンライン
    ワルツ・フォー・ベビー
    千川フォールアウト・マザー
    非正規レジスタンス
    北口スモークタワー
    ユーチューバー@芸術劇場
    Gボーイズ冬戦争

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    2023年03月23日
  • 40 翼ふたたび

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    私も40代まだまだこれから頑張ろう!って前向きになれる作品でした。
    ごく当たり前な「かんたん」なことを頼りに、小さな幸せを楽しんで、生きていこうと思います。

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    2023年03月17日