石田衣良のレビュー一覧

  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    時代にあったテーマで、今回も楽しめまし
    新刊が出るのが毎回楽しみです
    毎回どんなやり方で解決するのか
    ドキドキしてます

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    2024年10月19日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    ・どんな時代でも希望は若いやつらのなかにあるのだ
    ・敵はすぐ近くにいて、笑顔で仲間を装っているのだ。内心ではお互いのことを相手ばかりが制度に守られ、恵まれたポジションで有利に暮らしていると憎み合っている

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    2024年10月14日
  • コンカツ?

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    面白かった。1日で一気に読んだ。
    よくある婚活の話だったけどみんなそれぞれ恋愛観が違って共感できた。

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    2024年10月12日
  • 爽年

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    なんと切なくて人間くさくて爽やかな話だろう。
    いやらしさをそんなに感じないのがすごい。
    人間は欲望に素直であるべきだ。
    でないと原理原則から逸れてしまう。

    リョウくんが女性を大切に扱う描写がすてき。「男性はつねに女性にかける言葉には、細心の注意を払わなければならない。」

    「この国では多くの場合、恋愛に先行して性愛がある。」逆だと思ってた。逆な、今の方が歪なのかもしれない。

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    2024年10月10日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    毎年、秋の風物詩。IWGPの文庫本&新刊。
    表題のペットショップ無惨は涙無しには読めないお話。

    文庫本になって再読だけれど、最初に感想を書いた時と同じことを書いていた(笑)

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    2024年10月07日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    ネタバレ

    今年はまだあまり読めてないですが、今年1番じゃないかなと。読み始めると話に入り込み…北斗の幸せを願い、最後まで裁判を見届けました。
    以前死刑制度について書かれた本を読んだ事を思い出しました。きっと北斗は毎日被害者を思い出し、反省し、裁判長に言われた通り、日々罪を償い生きていく。きっとこれが本当の償いなのではないかなと私は思います。
    虐待、復讐、死刑制度、様々な事を考えさせられるとても重い一冊でしたが、本当に読んで良かったと思います。

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    2024年10月01日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    20代後半になったマコトの池袋シリーズが再開。
    脱法ドラッグ、ギャンブル依存症、ツインデビルの暴走。 いつもの感じで楽しかった。
    作タイトル「憎悪のパレード」については語らない方がいいだろう。
    解説が不愉快でした。「憎悪のパレード」だけを使って彼の我が世の春を文字にされた気分。池袋シリーズを好きな人なのだろうか。

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    2024年09月30日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    ネタバレ

    IWGPの一部が本作で終わると聞いていたのでここまで一気に読みました。 幸せな読書体験でした。 長い時間魅力的な姿を見せてくれたマコト。
    本作でもタカシと一緒だったり、依頼人に関わるモブが異常に活躍するので楽しい章ばかりです。
    「PRIDEープライド」、作タイトルの本章が重い。 男として生きていることについてなのか、この街で生きているということについてなのか…
    依頼人とのファーストコンタクトがマコトではなく母親だったから、1つ上手くいった事があったのかもね。 彼女は1番長くマコトを見ていて端的に彼の魅力を話せるから。

    本作から数年空くという次作だけ読んで池袋から少し離れようかと思います。

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    2024年09月29日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    ネタバレ

    「キャッチー・オン・ザ・目白通り」この章では珍しくマコトがタカシと関わる時間が長かったように感じた。それもタカシの魅力を最大限に表現していてマコトが少し可哀想だったw
    「家なき者のパレード」は敵の構造がとても複雑で興味深かった。 最下位の貧困ビジネスだろう。
    「出会い系サンタクロース」、また古い友人のサルくんが活躍するそっちの世界のお話。 さらにサルくんを出世させるようなオチに向かうが、いつも良い思いはできない。 今回は残念だったねw
    「ドラゴン・ティアーズー龍涙」、僕がこれを読んだ2024年ではもしかしたら、出版当時と感覚が少し違うだろうか。 面白い内容だったけれど、自分本位な国民性を強調し

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    2024年09月26日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    「千川フォールアウト・マザー」
    マコトの出生直後の衝撃的な事実が明かされた。本章はマコトの母親がかなり活躍した。 久しぶりに池袋で泣いた。
    「定年ブルドッグ」は年寄りが活躍するいい話だった。事件は池袋シリーズではよくある話と思ってしまうあたり、僕も池袋に馴染んできたのかもしれないw
    タイトルの「非正規レジスタンス」は不当な扱いをされる派遣社員と派遣会社の戦いの話。 このお話ほどひどくはないかもしれないが、2024年の現代でも派遣社員の不遇な扱いは耳にする。 本章にもあったが、派遣会社の上は儲かっているんだ。 僕がリアルで会ったことのある若手の派遣会社社長もそうとうなもんだった。 老人ホームの代

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    2024年09月22日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    マコトがカッコよくなり過ぎている。
    「要町テレフォンマン」では出世しまくって存在感の強いサルくんとのやりとりが良い。
    「詐欺師のヴィーナス」はマコトが仲間に頼る必要がないと考えて動けた。
    「バーン・ダウン・ザ・ハウス」は本作で一番良かった。 連続放火の容疑を両親から疑われたキッドを彼とマコトが池袋のスジ者たちから依頼されて解決に向かう。 そしてキッドの過去を精算する。 本当にこのストーリーは救いがあって良かった。 マコトはずっとガキに弱い。 救いたいと思っちゃう。 でもずっとそばには居ない。 男を魅せる瞬間を示してあげて導いてあげるんだ。
    なんでモテないの?w

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    2024年09月20日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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     上司の勧めで読んでみた。今年に入って既に百冊近い本を読んだが、その中でも五本、否、三本の指に入る傑作中の傑作であった。

     この世全ての不幸を煮詰めて凝縮した果てで、取り返しのつかない罪を犯し無辜の人々から怨まれ死を願われる。主人公・北斗は自身生きる意味を見失い、態と己の不利になるように振る舞うが、それでも北斗を生かす為に死力を尽くす人達が居た。

     これ以上無い不幸のどん底で、それでも生を勝ち取る意味とは。生半可な覚悟では迚も読めない。本作の読者は北斗と共に主題に真剣に立ち向かう意志を要する。

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    2024年09月19日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    このシリーズは大好きなんですが、本作は少し軽かった印象を受けました。 作タイトルの「灰色のピーターパン」が良かったです。
    「野獣とリユニオン」もこれまでとは違うアプローチでタカシがマコトの描く顛末を参考にしたいと云うのが新しくて面白かったです。
    「池袋フェニックス計画」はマコトのコネクション全開で良いんだけど軽かったなー。
    でも大好きです。

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    2024年09月18日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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    本作はGボーイズがあまり目立たなかった。
    「スカウトマン・ブルース」、「伝説の星」、「死に至る玩具」この3章でタカシ、Gボーイズたちはしっかりと関わるのに存在感が薄い。
    「スカウトマン・ブルース」ではマコトとメインキャラクターのタイチの価値観が似ていてサルくんとタカシの世話にはなるんだけど、マコトとタイチがカッコよかった。もちろん出世頭のサルくんもカッコよかったよ。
    「伝説の星」は後味が肩透かしでマコトの味が薄味だった。マコトが大人になり始めているのを感じた。
    「死に至る玩具」はボーイズじゃなくガールズを初めて活躍させたお話で良かった。
    マコトにはまだまだガキでいてほしいのにとても魅力的な男に

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    2024年09月16日
  • 娼年

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    多くの人は寂しさや孤独、色んなものを抱えて生きていて癒しを求める。
    求めるもが"性"であってもおかしくもなんともない。
    人間として純粋な欲望の1つだから。
    女の心を覗ける一冊。

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    2024年09月15日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

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    池袋ウエストゲートパークの4作目。
    「東口ラーメンライン」ではキングの側近だった双子の心温まるお話。
    「ワルツ・フォー・ベビー」は良かった。漢気と女気がある。
    作品タイトルの「電子の星」はいつものようにマコトをサルくんやタカシが助けてくれる。
    本章でマコトが『ほんとうにこの役はたいへん。舞台にはでずっぱり。でも、おれは別な誰かになんてなりたくなかった。 なあ、あんたの人生だってそうだろう?』と読者に問うシーンは本当に良かった。 僕はマコトに救われているのかもしれない。
    飽きがこないので次も池袋を読みます。

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    2024年09月15日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    「骨音」はドラマが終わってからのSPドラマ版のやつでRIZEが出てたやつだなーって思い出してたらクドカンの解説で「スープの回」って文字を見て懐かしくエモさを感じました。
    「西一番街テイクアウト」でのマコトの母親の活躍もクドカン解説で同じことを感じていました。
    このお話は本当に良かった。マコトの優しさに無償で応えてくれる仲間たちも最高だった!
    次も池袋を読みます。

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    2024年09月14日
  • 少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

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    トラブルシューターのマコトが主人公の作品、2作目。 ずっと心地良い。 これはミステリーの要素が少しあるマコトを描くお話なのだ。 
    障がいのある少年、ヤクザ、後期高齢者、身体を売る女、彼らに分け隔てなく正面から付き合うマコトにハマってしまったので次も池袋を読みます。

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    2024年09月12日
  • 夜を守る

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    古い友人たちである三人組+1人のお話。
    衣良さんの代表作である池袋の雰囲気だけど、仲間を信じたり大切にするやり取りが昔から知っている仲間だからこそ出てくる表現があって少し違いました。
    ヤクショが本当にウザい。 なんだけど、彼に揶揄われるキャラクターが彼に屈しなくてやり返すから楽しい。憎みきれない。何なら好き。
    天才には救われる。 彼は太陽だ。彼のストリートネームを天才にしたアポロは見えている。
    アポロをアポロにした天才もまた見えている。
    ガーディアンの彼らに幸せな日々が待っていますように。 祈らずにはいられない。

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    2024年09月08日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    文庫版で全巻そろえているので、毎年9月が楽しみ。ゼロワンの恋愛ストーリー(?)が読める日が来るとは思わず驚いた。

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    2024年09月08日