石田衣良のレビュー一覧

  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

    Posted by ブクログ

    このシリーズは大好きなんですが、本作は少し軽かった印象を受けました。 作タイトルの「灰色のピーターパン」が良かったです。
    「野獣とリユニオン」もこれまでとは違うアプローチでタカシがマコトの描く顛末を参考にしたいと云うのが新しくて面白かったです。
    「池袋フェニックス計画」はマコトのコネクション全開で良いんだけど軽かったなー。
    でも大好きです。

    0
    2024年09月18日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

    Posted by ブクログ

    本作はGボーイズがあまり目立たなかった。
    「スカウトマン・ブルース」、「伝説の星」、「死に至る玩具」この3章でタカシ、Gボーイズたちはしっかりと関わるのに存在感が薄い。
    「スカウトマン・ブルース」ではマコトとメインキャラクターのタイチの価値観が似ていてサルくんとタカシの世話にはなるんだけど、マコトとタイチがカッコよかった。もちろん出世頭のサルくんもカッコよかったよ。
    「伝説の星」は後味が肩透かしでマコトの味が薄味だった。マコトが大人になり始めているのを感じた。
    「死に至る玩具」はボーイズじゃなくガールズを初めて活躍させたお話で良かった。
    マコトにはまだまだガキでいてほしいのにとても魅力的な男に

    0
    2024年09月16日
  • 娼年

    Posted by ブクログ

    多くの人は寂しさや孤独、色んなものを抱えて生きていて癒しを求める。
    求めるもが"性"であってもおかしくもなんともない。
    人間として純粋な欲望の1つだから。
    女の心を覗ける一冊。

    0
    2024年09月15日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

    Posted by ブクログ

    池袋ウエストゲートパークの4作目。
    「東口ラーメンライン」ではキングの側近だった双子の心温まるお話。
    「ワルツ・フォー・ベビー」は良かった。漢気と女気がある。
    作品タイトルの「電子の星」はいつものようにマコトをサルくんやタカシが助けてくれる。
    本章でマコトが『ほんとうにこの役はたいへん。舞台にはでずっぱり。でも、おれは別な誰かになんてなりたくなかった。 なあ、あんたの人生だってそうだろう?』と読者に問うシーンは本当に良かった。 僕はマコトに救われているのかもしれない。
    飽きがこないので次も池袋を読みます。

    0
    2024年09月15日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

    Posted by ブクログ

    「骨音」はドラマが終わってからのSPドラマ版のやつでRIZEが出てたやつだなーって思い出してたらクドカンの解説で「スープの回」って文字を見て懐かしくエモさを感じました。
    「西一番街テイクアウト」でのマコトの母親の活躍もクドカン解説で同じことを感じていました。
    このお話は本当に良かった。マコトの優しさに無償で応えてくれる仲間たちも最高だった!
    次も池袋を読みます。

    0
    2024年09月14日
  • 少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

    Posted by ブクログ

    トラブルシューターのマコトが主人公の作品、2作目。 ずっと心地良い。 これはミステリーの要素が少しあるマコトを描くお話なのだ。 
    障がいのある少年、ヤクザ、後期高齢者、身体を売る女、彼らに分け隔てなく正面から付き合うマコトにハマってしまったので次も池袋を読みます。

    0
    2024年09月12日
  • 夜を守る

    Posted by ブクログ

    古い友人たちである三人組+1人のお話。
    衣良さんの代表作である池袋の雰囲気だけど、仲間を信じたり大切にするやり取りが昔から知っている仲間だからこそ出てくる表現があって少し違いました。
    ヤクショが本当にウザい。 なんだけど、彼に揶揄われるキャラクターが彼に屈しなくてやり返すから楽しい。憎みきれない。何なら好き。
    天才には救われる。 彼は太陽だ。彼のストリートネームを天才にしたアポロは見えている。
    アポロをアポロにした天才もまた見えている。
    ガーディアンの彼らに幸せな日々が待っていますように。 祈らずにはいられない。

    0
    2024年09月08日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

    Posted by ブクログ

    文庫版で全巻そろえているので、毎年9月が楽しみ。ゼロワンの恋愛ストーリー(?)が読める日が来るとは思わず驚いた。

    0
    2024年09月08日
  • 池袋ウエストゲートパーク

    Posted by ブクログ

    中学生の頃に本作が原作のドラマが放送されていました。 ヤンキー物のイメージでしたが少し違いました。
    最近、石田衣良さんのラジオで今のマコトについて言及されていて親心のようなものを感じ心が温かくなり、興味を持ちました。
    長く続いているのを知っていたので、ハマると大変そうだなと考えていましたがやはりハマってしまいました。 マコト以外のキャラクターたちも今後活躍するようなので楽しみです。

    0
    2024年09月08日
  • 娼年

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リョウは、ニュートラルなところが良い。
    偏見なく、どんな姿もそのまま受け入れる。
    その、リョウの視線が、この作品全体を優しくしている。

    リョウは、女性の性の多様さと不思議さに魅了され、憂鬱だった世界から一歩踏み出す。
    それは、御堂静香に対する憧れであり、亡くなった母への思慕でもある。
    でも、そうやってすべてを受け入れて愛することは、何も愛していないことと同義でもあると思うのだ。
    誰かひとりを、特別に愛することはない。

    でも、何にも興味を持てずに、ただ憂鬱に過ごしていた少年時代から、彼は一歩を踏み出した。
    それは、とても大きなことだ。

    0
    2024年08月29日
  • キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇

    Posted by ブクログ

    タカシの過去を掘り下げた内容。
    彼が池袋の王となった経緯やバックボーンが明らかとなる。また、学生時代の青っぽい姿も描かれており新鮮。とりあえず、キングファン必読。

    0
    2024年08月14日
  • 北斗 ある殺人者の回心

    Posted by ブクログ

    一生続く地獄の中に時折見せる人の温かみが心に沁みました。自分が思ってるよりも、周りには自分の力になりたい、そう考えてくれてる人がいる。北斗のこの先の人生に幸せだと思えることだけが起こるといいのに。
    読むのにすごくエネルギーが必要で今すごく疲れてます。でも読んでよかった

    0
    2024年08月13日
  • 美丘

    Posted by ブクログ

    「今、生きている」という紛れもない事実を、深く考えることになった作品だった。
    何不自由なく生きている今、「生きていることは当たり前じゃない、もっと今を生きろ!」といったよくあるメッセージに強く心を動かされることはあまりない。
    でも常に今を生きている美丘をそばで見ていると、今を生きるってこういうことなんだなあと思わせられた。
    後先考えずに行動している、というよりは、先のことを考えているからこそ今を生きて、今動いているのだと感じた。

    0
    2024年08月05日
  • アキハバラ@DEEP

    Posted by ブクログ

    社会からドロップアウトしたように描かれたキャラクターたちが小さな世界から羽ばたこうとする話。 大きく羽ばたこうとは思ってなかったのがミソで、彼らは多くを求めてなかった。 彼らが開発したAIを用いた検索エンジンが優秀で将来的があると見込んだ時代の優が彼らを掻き回す。
    大切な価値観を共有し続けられる仲間たちがいる彼らは幸せだ。 これは冒頭から書かれていた。 仲間の個性を尊重できる彼らは美しい。

    0
    2024年08月02日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    活字欲を満たしながらコミックを読むくらいするすると楽しい話が読めるので重宝しているシリーズ。でもビターエンドで終わる話とか社会問題に切り込む話とかも好き。表題の話は後者の方。2007年に書かれた話でも日雇労働者の問題ってまだ大きくて、でも2024年になっても見えないけれどそんな状況に置かれた人はきっといるはずなのかなと考えた。考えるだけ。

    0
    2024年07月29日
  • 6TEEN

    Posted by ブクログ

    面白かった4TEENの続編を見つけたのですぐに手に取りました。 石田衣良さんの作品は一気に読んでしまう事が多いです。 魅力的なキャラクターと彼らが使う言葉が素敵で文章が美しい。
    近々、横浜へ行く予定なので月島に寄り道して4TEENと6TEENを読む聖地巡礼をしようかな。

    0
    2024年07月28日
  • 4TEEN

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4人の中学2年生たちの最高の青春小説です。
    ダイが道を外れかけたとき3人の仲間がそれを許さなかったシーンが最高でした。
    本当はしっかり道を外れたって構わないんだけれど、彼らがダイを繋ぎとめたのは良かった。
    可愛い性欲まみれの少年たちの青春ストーリーです。

    0
    2024年06月25日
  • 美丘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。自分が自分ではなくなる事が分かっているから全てに全力で生きる。美丘ずっとかっこよかった。まぁ、美丘は魅力的だから当たり前か。

    0
    2024年06月07日
  • 娼年

    Posted by ブクログ

     久々の星5。まさかこんなに好みだとは! 石田衣良はお人柄が大好きでテレビ出演やエッセイは追っていたんだけど小説はあまり読んでこなくて、その理由が本作を始めとした性愛描写の強そうな作品を読まず嫌いしていたからなのですが、読んでよかった。いま読んでよかった。若い頃読まなくてよかったと思いました。若さゆえの潔癖でこの作品の美しさを受け取れなかったらと思うと勿体ない。
     人と人がつながる話だった。誰にも言えない性癖や欲望は孤独そのもの。リョウくんはそんな孤独を受けとめて寄り添い共有することができる。他人に孤独を見せるのは簡単じゃなく見せてもらうのも簡単じゃない、亡くした母への想いを一人孤独に抱え続け

    0
    2024年06月07日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    解説文を読んでぞっとした。
    けど同時に、それもいいじゃないかって思った。
    自分の選択に責任を持てるならどんな選択でもいい、けどその選択ができるだけ正しく、ベターなものであるためには、自分の価値観が明瞭になってなくてはいけないのかも、そうじゃないと他人の価値観が気がついたら内製化してるかもしれない。

    0
    2024年05月31日