石田衣良のレビュー一覧

  • 美丘

    購入済み

    ほっておけない子

    美丘が一番ということではない。
    でも、ほっておけない。
    もっとましな子がいるのに、
    ほっておけないから
    美丘を選んでしまう気持ちもわかる。
    欠けたところがあるから惹かれるのかもしれないし。

    とんでもないことをするのはそれで魅力だ。
    極端な状況は続かないし、
    彼女も崖っぷちにいるが、
    悲愴というよりとても強い。
    強いのも魅力だ。
    バランスが崩れた状態で
    人が普通はしないことをやってしまう
    ぞくぞくする感じ。

    意外にと言っては何だが
    情があるし。
    単に性的にリミッターが
    外れているだけじゃない。
    だから、
    存在がなくなっても
    やわらかい体の感触と、

    #切ない #ドキドキハラハラ #エモい

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    2022年03月23日
  • 愛がいない部屋

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    神楽坂の高層マンションに絡む人たちのラブストーリー。十人十色の恋愛は当たり前なのだけど、それぞれのストーリーを読むと、その振り幅に改めてう〜んと考えてしまう。
    表題作「愛のいない部屋」での咲さんの言葉で、自分の幸せは自分の納得する方向に自分で切り拓いていくものなのだと…響いた。
    ウクライナの避難される方々の報道を毎日見るから余計に響いたのかもしれない。

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    2022年03月21日
  • ブルータワー

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    今現在流行してる
    コロナが「黄魔」に
    思え、思いながら
    読み終えました…

    青の塔の設定は
    中々面白かった。

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    2022年03月16日
  • 爽年

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    自分の体で感じたこと。それが人生を豊かにする。
    人の世のことわりはまだよく分からないけれど、私はこのままいけばしあわせだと思う。

    「生きているって、自分の身体をとおして誰かを感じて、なにかを分けあうってことだったんだね」これがこの本のテーマかな?

    良い悪いなんてすぐ変わる。本音で心から語り合える仲間なんてそうこの世界で見つけられるもんじゃないけど、私は上辺で語りたくないし、体を通した言葉で話したい。
    移り変わるものに重心を置くなら、私は自分に重心を置いて生活したい。責任が取れなくなって、どうにかなってしまう。
    アルバイト生活だろうがニートだろうが、私は自分の幸せを求めている。流れ着く先があ

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    2022年03月05日
  • 爽年

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    「娼年」シリーズ最終章。
    他2作とは異なり、読後全てを受け入れてもらえたような温かさに包まれているような感じがした。
    寂しく哀しい、温かな愛と性の物語。

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    2022年03月03日
  • 逝年

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    前作に比べて、衝撃的なともいえるシーンがあるように感じる。だが、決して不快ではなく「性」のかたちであり「愛」の形なんだと思った。

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    2022年03月03日
  • 5年3組リョウタ組

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    先生って、いい仕事だなと感じた作品。
    屋上での青空教室の話が印象的。とにかくしっかりと生徒に向き合うリョウタの姿に憧れる

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    2022年02月26日
  • 水を抱く

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    やっぱり石田衣良さんは綺麗。
    人間の奥底から湧く力と
    汚いエネルギーさえも綺麗に見える。

    どん底に落ちたことのある人にしか
    わからないことって絶対あるから、
    なんだか少しナギの気持ちが分かる。
    けどそんなこと言うとこの世の中では
    大批判でしょうから、言えませんけどね

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    2022年02月20日
  • オネスティ

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    正直に生きることは他者を傷つけ、自身も生きにくい。
    だけど
    二人にとって正直に生きることは、二人が付き合って添い遂げることでもあったのではないかな?根底がズレてるから、ミノリは恋愛出来ないし、カイは絵画に没頭して敢えて周りを見ないようにしてる?

    結局、二人は二人だけの世界から出てくることはなかったのだから。

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    2022年01月25日
  • 明日のマーチ

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    その国は道を見れば分かる。

    歩くことにより改めて日本の良さ、その土地の良さを感じられるのではないかと思わせてくれる本でした。

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    2022年01月23日
  • 水を抱く

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    ついさっき読み終わった。
    途中、中だるみのような部分や無駄だなぁと思われる箇所があったり結末がちょっと陳腐な印象を受けたが、俊也やナギの生きた世界に本気で入り込んだことがない人間が書くことの限界というものがそこには感じられた。
    自分には俊也の気持ちもナギの気持ちも分かる。現実にナギのような女性に出会ったら、自分も彼女を心から愛することになるだろうと思った。

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    2021年12月30日
  • 5年3組リョウタ組

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    良太先生が養護学校で、国語の時間に感情移入して悲しくなって騒いでしまった障碍児の生徒に対して、”確かにシロクマの家族はかわいそうだけど、これは物語なんだ。お話の流れをたのしんで、それから自分だったらどうするかを考える。お話っていろんな人の気持ちになって考えるための練習なんだよ。”て言葉。

    恐怖や痛みを超えるには、そんなものを忘れるほどたくさん心を動かせばいいのかもしれない。
    って言葉。

    5年3組の生徒の兄弟が家に放火してしまった事件についての会見のときの良太先生の言葉。
    ”一生懸命に話をきき、いっしょに考えて、いっしょに感じる。その過程ですこしずつ、子どもの心をほどいていく。それくらいのこ

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    2021年12月28日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    面白い。本当に面白い。マコトの恋の行方大好き。

    骨音→ホームレス襲撃してその時の音でバンドの音楽作る話
    西一番街テイクアウト→お母さんが水商売してるかおちゃんの話
    キミドリの神様→偽札の話
    西口ミッドサマー狂乱→ヘブンのレイヴとトワコの話

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    2021年12月14日
  • 1ポンドの悲しみ

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    ストーリーよりもまえに、読んで一番最初におもったことは「上手い」だ。なんて上手に文章をかく作家さんなんだろう。無駄がない引き締まった文章はスピード感にあふれていて、10編あったけどすぐによめてしまった。

    30代の大人の恋愛がテーマということもあって、話の内容は大人向け。
    一番印象的だったのが「スローガール」。すべての動作がスローになってしまうという、ちょっと変わった女の子にナンパ師の主人公が惹かれてゆくというのがよかった。

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    2021年10月10日
  • 空は、今日も、青いか?

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    2005年前後のエッセイが中心となりますが、石田衣良さんが私に向けて語り掛けてくれるような、とても素敵なエッセイ集でした。
    私も日頃のニュースをもとに物事の本質を見極められる、そんな訓練をしたいと思わせてくれる素敵な本でした。

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    2021年10月04日
  • カンタ

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    ネタバレ

    少年から青年への成長記
    成功と挫折を味わった二人なら、またきっとやり直せる。そんな風に思える最後で良かった

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    2021年10月01日
  • 明日のマーチ

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    バラバラな個性の4人が暇つぶしで始めた旅が非正規雇用の問題と絡み合い、ゆったりとしたスピード感が心地よかった。大人の青春といった印象。楽しく一気に読めた

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    2021年09月20日
  • 約束

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    最初の話は良かったものの、途中からほぼ終わりの方までは"毒にも薬にもならない…"という感想を書くつもりでした。ところが、最後の一編でそれがまた180度変わりました。涙が溢れました。帰宅途中で読んでしまい大失敗でした。

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    2021年09月17日
  • 眠れぬ真珠

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    自然と頭に映像で浮かんてくる描写の巧さと物語の美しさがある。石田衣良を好きになるきっかけになった作品。

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    2021年09月16日
  • 少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

    ネタバレ 購入済み

    かなりしんどいお話。

    読んでいて、かなりしんどいシーンがたくさん
    ありました。でも、最後まで読むのを止められ
    ませんでした。特に、「水のなかの目」は、
    最初から最後までつきまとう嫌な予感に怯え
    ながらもノンストップで読み終わりました。
    マコトが凄くまともで優しいので、酷い話でも
    なんとか救いを感じられたと思います。でも。
    こんなに色んな目にあって、危ない人達に好か
    れやすいマコトの今後が心配です。ミナガワ
    さんには本当に生きていて欲しかった・・・。

    #切ない #怖い #泣ける

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    2022年09月29日