石田衣良のレビュー一覧

  • 爽年

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    ネタバレ

    映画から入って完結まで読めて良かった。
    このシリーズで忘れられないのは、たった数十センチの問題だったというところ笑 本当だなぁと思った。

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    2025年04月13日
  • 娼年

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    今でこそ漫画やドラマなどで女風という言葉が知られ始めた中、2004年にこの話を書いているのはすごいなと思った

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    2025年04月13日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    映画の制作に入ることができた。
    付き合っていた彼女たちとは違う女性の抱える問題があったりトラブルが起こるが、映画は完成した。 当馬が生きて残したかった作品ができた。

    映画制作の途中、当馬の母が希望を語る。これがすごいスピードで叶っていく。生と死、ベテランとルーキー、熟女と若い娘、対比が何度もでてきます。 わかり易く読みやすい良いお話でした。

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    2025年04月12日
  • 余命1年のスタリオン(上)

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    ネタバレ

    がんに罹った俳優のお話。
    最悪、余命が1年と告知された主人公が生きた証として1作映画を作ろうとするが、制作費やキャスティングの問題で上手くいかない。 しかし、主人公の当馬のアイディアで下地はできた。
    ここまでが上巻。下巻も楽しみです。

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    2025年04月07日
  • 4TEEN

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    青春小説。ただの中学生の楽しいお話ではなく、病気や暴力、同性愛など様々な問題に直面しながらも友達と向き合う物語である。どれもリアリティ溢れる話であり、かつユニークさがあり、重くならずに物語に溶け込むことができる。今の中学生はここまで性について興味があるのだろうかと思った、、、笑

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    2025年04月06日
  • 心心 東京の星、上海の月

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    久しぶりの石田衣良さん。
    ウェストゲートパークよろしく、主人公は頭が良くて情にあつい声優志望の若者。(石田衣良さん作品はこの手の主人公が多い。作者さんの性格がこんな感じなのだろう)

    高校を卒業し、声優学校に入学した主人公。そこで中国からきた留学生「心心」と出会う。そんな心心は中国有数のIT企業の社長令嬢で、主人公たちはそのゴタゴタにまきこまれる、というお話。

    第一章が声優めざすぞパートで、第二章は中国・上海で心心のために尽力するぞパート。
    声優パートがメインのいわゆるお仕事系の小説かなと思っていたら、実は二章の上海パートの方に重きが置かれており、全体としてみればエンタメ色の強い作品だった。

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    2025年04月02日
  • コンカツ?

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    書店に行った際、たまたま目に入ったので読んでみることにした。石田衣良さん自体は「娼年」の作家として知っていたが、一度も読んだことがなかった。アラサーの恋愛模様を描いた物語だが、男性が書いたとは思えないリアリティに驚いた。社会人になり、年を重ねるに連れ、結婚相手に対しては皆経済的に安定した男性を求める。学生時代は盲目的に相手を求めるが、いつの間にかそのような恋愛はなくなっていくのだろうかと思いながら最後まで楽しく読めた。私は共感できる場面がとても多く、大人の恋愛について少し知ることができたような気がしたのでとても面白かったが、恋愛の胸キュン要素を求めている人には全くと言っていいほど響かない小説だ

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    2025年03月31日
  • 心心 東京の星、上海の月

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    ネタバレ

    声優志望の登場人物たちの物語。
    石森陽児は中国の大手スマホメーカーの心心と日本の声優学校で出会う。彼女の声は特別だった。
    陽児の才能もまた特別だった。声優としてではない。
    日本編では彼らが自身たちの将来に向け努力していくが横槍が入る。 そして上海編。 中国での物語は陽児がカッコいい。 心心のナイトとして行動し続ける。
    心心はずっと魅力的な女性だ。 陽児とうまく行くかは分からないけど応援せずにはいられない。

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    2025年03月29日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

    購入済み

    1話目で凄くラーメンが食べたくなりました(^^)しかし、表題作「電子の星」はなかなか食欲がなくなる話です。でも全部の話が凄く読み応えがあって良かった!マコトに出会えた人達は本当に幸運だなぁ。
    マコトの語り口に癒されます。読むたびに「マコトが現実にいてくれたらなぁ!」と思ってしまいます。

    #泣ける #ダーク #癒やされる

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    2025年03月21日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    いつも通りの面白さ!
    フェニックスは上手くできすぎててドラマみたいでした。
    ドラマ化してくれたらいいのに!

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    2025年03月20日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    ネタバレ

    人生の転換期を迎える人に読んで欲しい作品。
    それが卒業か就職か転職か、結婚か離婚か、どんな場面でもこの先のことを考えた人には刺さる。人生はそう上手くはいかないが、上手くいっているかどうかというのは本人の価値観次第なのだなと読み終えた今は感じる。

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    2025年03月19日
  • 美丘

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    太一の語り口調で物語に引き込まれた。
    美丘の台詞にひらがなが増えていき、ぎこちなさを感じる度に、どんどん弱っていく様子を連想させられて辛くなった。
    なぜかバッドエンドに思えず、幸せな気持ちでいっぱいになった。
    解説もとても良かった。

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    2025年02月09日
  • 40 翼ふたたび

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    ネタバレ

    40歳の人たちがテーマのお話。
    再就職、離婚、引きこもり、不倫、中年フリーター、病気、やり甲斐。
    僕ももう少しで40歳になる。 この作品の登場人物はやり甲斐のある仕事を見つけることができていて幸せだろうなと思いました。自分にはない。
    7つの章の本作は違う世界線の40歳のマコトがなんだかんだでギャラを取りながらトラブルシューターをやっている感じがして楽しかったです。

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    2025年02月09日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    今年はじめて読んだ本でした。
    言い方はよくないが、どちらかというと貧しい方が多くでてくる作品だなと感じました。ケチケチしたところや人を憎むなどの感情の表現もあり、人の嫌な部分が全くない作品ではない(逆に多いのかも)が、あまり読んでいて嫌な感情に引っ張られず、逆に美しいと感じる部分が多くありました。

    人は自分だけ繊細で他の人は鈍感だと思っている、という一文が印象に残りました。確かに思ってしまうなぁと思い、気をつけたいと思いました。
    日菜子さんは自分は弱い弱いと思っているけれどいざとなったときに強いのはケンジさんではなく日菜子さんなんじゃないかなと思いました。

    日菜子さんは、ケンちゃんは私と同

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    2025年01月25日
  • 美丘

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    久方ぶりに感動しました、数年ぶりに刹那い系の小説に手を出したのが美丘です、ドラマがあったのは知ってるけど観てないので先入観なく丁度良かった。
    美丘みたいに強くいられる自信はないけど強くいられたのは太一のお陰だよね、太一がいたから強い美丘もいた…そう感じたかなぁ。
    ありがとう、美丘、ありがとう…の最後の太一のセリフが全てを表現してると思う。

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    2025年01月23日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

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    4つのお話があり、それぞれ四季があって1冊で1年が過ぎていくという細かい設定がさすがなさだなと思います。

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    2025年01月22日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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    高校生の時に、新幹線に乗るのに本を買おうと駅のお土産も売ってるような売店でネーミングにつられてふと手に取った1冊。
    ここから石田衣良さんのファンになった大事な1冊

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    2025年01月22日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    タイトルの「骨音」が何かわかった時の衝撃が忘れられず、大人になってから本屋で手に取ってしまった1冊。
    池袋ウエストゲートパークシリーズはどれも好きだけど、タイトルで内容を思い出せるお話はこれ。

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    2025年01月22日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    安定安心の池袋ウエストゲートパーク。
    お決まりの展開に、時事問題が絡んで、誰も死なないのもいい。
    マコトのお気に入りの町中華のお店が美味しそうだった。

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    2025年01月18日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    シリーズの最初からずっと読んでいるが、なんと20作目。実に感慨深い。

    池袋シリーズのおもしろさは、その時代ごとのホットなトピック(時事ネタとでもいえばいいだろうか)をテーマにしてエピソードが書かれていることだ。今回の20作目では、自転車のバッテリー盗難ビジネスや、フェミニストへのアシッドアタックが描かれている。

    石田衣良のよさは、決して難しい言葉を使わずに、軽快なリズムで書かれているところだ。漢字をひらく割合も絶妙にちょうどよく、とにかく読みやすい。まあ、僕が20年以上も石田衣良を読み続けてきて、目が慣れているせいもあるかもしれないけど。

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    2025年01月18日