石田衣良のレビュー一覧

  • 池袋ウエストゲートパーク

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    これ、石田衣良のデビュー作だったらしい。テンポよくて読みやすい。当たり前だけどデビュー作なので、時代がだいぶ前。面白かったけど、19巻まではさすがに読めないだろうなぁと思う。

    第1話 5人の仲間うちのリカが殺された。最近ニュースになっている連続殺人未遂の犯人が怪しいとなり、仲間うちで手を尽くして犯人を捕まえる。

    第2話 前回、犯人を探し出した功績を買われて、やくざが娘を探してほしいという。

    第3話 ヤクザの売人を怒らせてしまったイラン人をなんとかして欲しいと小学校同級生の千秋に頼まれる。

    第4話 初恋と池袋の抗争の話。幼馴染のお兄さんが、池袋警察署長になって帰ってきた。目や耳として誠に

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    2026年07月05日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    キングであるゆえのタカシの苦悩がいくつか見える、めずらしい巻。
    クールな王様より、たまにはこうやって人間らしい一面が見れるほうが魅力的だ。

    お年玉のシーンも良かった。

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    2026年07月04日
  • 娼年

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    石田衣良さんの本に魅了されたきっかけになった一冊。
    娼夫という身近にはいないけど、どこかありそうな設定。
    最初は何も魅力を感じなかった青年のリョウにどんどん夢中になり、読み終えた頃には夢中になるお客さんの1人になってしまった気がする。
    彼は決して否定しない、どんな人にも興味を持ってくれて、受け入れてくれて、寄り添ってくれる。
    こんな心地の良い存在がいたら、、とても救われるのではないかと感じてしまう。
    石田衣良さんの描く人物は存在しそうでどこか宙に浮いているような追いかけたくなる魅力がある。
    セクシャルな話をこんなにも美しい世界観で描けることに魅了された一冊。

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    2026年07月03日
  • コンカツ?

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    おお、良かったなあ!!という幸福感に包まれた。


    智香と彩野、沙都子は3人暮らしを始める。1日目、颯爽と3人は合コンに出かけていくが、ハズレっぽい。結有が泊まりにくる。部屋が気に入ったらしく、4人目の同居者になる。

    沙都子は32歳でバツイチ。子供が欲しいので婚活を頑張るけど、智香も一緒に頑張ってくれないかとお願いする。大学時代の友達に男友達を紹介してもらう。だが彼は1年ちょいで東京勤務が終わって、海外にいくらしい。

    沙都子と婚活パーティーに参加する。ところが婚活パーティー主催会社の社長に言わせれば、誘えない男と待ってるだけの女で婚活市場は持っているようなもので、成婚率は低いらしい。

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    2026年06月30日
  • REVERSE リバース

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    そうなるかな、とは思ったが、まあ大円団でよかった。

    千晶はアキヒトを演じている。秀紀はキリコを演じている。千晶にほ女遊びの激しい元カレが、秀紀には思い込みの激しい同僚の子がアタックをかけている。

    千晶は元カレを振り切る。副社長の美奈子の下に引き抜かれる。なんとネカマなふたりがデートすることになる。

    秀紀に片想いしている女が現れて、実はキリコが男だと告げる。代役をたてたデートはぶち壊しに。

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    2026年06月24日
  • 娼年

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    ネタバレ

    最後は少し感動したな。太宰治が好きならこの作品がハマる人は多いと思う。

    メグミと咲良の対比もよかった。光と闇がある。けれど、闇も真っ暗じゃない。夜目がきけば見えてくる光がある。光の中は眩しいから何も見えない、だから退屈なのかもしれない。リョウの眼は暗闇を見ることに才能があったのだろう。

    こういう題材はどこか汚さや心の自虐性を強調される作品も多いけど、この作品は違う。心のあり方について1人の若者がひと夏を過ごす青春小説。だからこそ瑞々しく弾けるような明るさもどこかにある。読んでいて不思議な気分になる。

    最後、少し感動したのは自分でもよくわからない。ただ、そこに純粋な心を感じたのかもしれない

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    2026年06月20日
  • 神の呪われた子 池袋ウエストゲートパークXIX

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    宗教2世など、コロナ禍ウーバーなど
    ほんまに現実に起こったことをモチーフにしてるから
    入り込みやすい

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    2026年06月11日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    著者らしいと言えばらしいし、らしくないと言えばらしくないと思った一冊です。
    少年時代に強烈な虐待を受けて育った主人公が、里親の愛を知り、死を知り、そして殺人者となり、人生を振り返る話です。
    虐待シーンは読みたくなくなるほどのショッキングな描写でしたが、それでも読み続けなければという思い読み終えました。
    里親からの愛情や、弁護士からの厳しい言葉など、物語の中に散りばめられた言葉に、深く考えさせられました。

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    2026年06月11日
  • 眠れぬ真珠 1

    無料版購入済み

    これは吉田まゆみさんにしか

    この作品は吉田まゆみ先生の画力により、原作以上の世界観を醸し出している。まぁ主人公の設定は口当たりのよいワインのように女性をキュンとさせますね。でも男のエゴやストーカーにサスペンス味も加わって。自分自身がこういうシチュエーションだったらどう考えるかな、なんて想定するのも楽しいです。

    #ドキドキハラハラ #エモい #ダーク

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    2026年06月04日
  • マタニティ・グレイ

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    現在私自身が妊娠9か月。こういう状況だからこそ手に取った一冊。
    仕事一筋だった主人公が妊娠をきっかけに、周りの人の影響を受けながら変わっていく様子がリアルだった。
    最後の分娩のところは読み進めるのが怖かったけど、これから出産という大仕事を抱えた自身にとっては頑張る源になる言葉をたくさん貰った。
    自身が出産を終えたらこの本からもらった言葉を読み返して答え合わせしたい。

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    2026年06月02日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    ネタバレ

    買ってから10年近く積読にしてしまったけど…
    間違い無く、今まで読んだ本の中でトップ5に入る小説に出会えた。抱きしめたいくらいに大好き。
    創作物だって分かってはいるんだけど、読後しばらく経っても、日常のふとした瞬間に「北斗ならどうしたかな…?」「刑務所でどう過ごしているのかな」とか考えちゃう。考えては切なくなって、苦しくなって、ますますこの本が愛おしくなる。
    北斗に会ってみたい、何か言葉を掛けたいわけでも変えたいわけでも無く、この世界を実際に感じてみたい。
    楽しくて笑うことも無いし、読後に爽やかな気持ちにもなれない。でも私はこういう本が、こういう読書体験が一番好き。読後に間違い無く私の一部にな

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    2026年06月01日
  • スローグッドバイ

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    10のお話の短編集。
    夢のキャッチャー
    ローマンホリデイ
    スローグッドバイ
    を読み返す。

    独身でも、既婚でも関係なく、みんな愛した人との思い出を持って生きている。
    悲劇的な別れ話などはなく、私は安心して読むことができました。
    恋愛経験の多い少ないではなく、1つの恋愛にいくつのことを感じているか。

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    2026年06月09日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    シン様に、疲れてる時はレビューを一行で終わらせ、寝っ転がってたらそのうち起きたくなる、とアドバイスを頂けましたので今回はそうしてみようと思います。

    「オモロかったし。」以上。


    いやいやいやいや、あかん、シン様、この一言だけは撤回!!
    面白いとかそういう次元の話じゃなくて…


    北斗…気持ちは痛い程わかる、分かるんだけど、この世に何でも治す水は存在せんのや…。
    でも分かるぞ…辛かったよな…
    やっと愛してくれる存在を見つけたのに、こんなのって無いよな…。

    君の話を読んで号泣して余計に疲れてボロボロになった私が抱きしめてやるから、生きるんだ…!!
    それが大事な人への恩返しになる…涙
    (今読む

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    2026年04月25日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    相変わらずテンポの良い文体で、流れるようにサクサク読める。近年のセリフばかりの漫画はページが進まないことが多々あるが、本作は圧倒的に読みやすく、ページをめくる手が止まらない。おなじみの池袋の空気感や情景が自然と頭の中に浮かび(毎作読んでいるからか)、文章から街の変化を感じとれる。
    もうこのシリーズとの付き合いは20年。いつまでも若くエネルギッシュなマコトとキングが羨ましい歳になった。現実では難しい分、これからも作品のなかではハートフルでクールにトラブルを解決していってほしい。

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    2026年04月16日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    平成の初期に話題となった長編小説の第一巻。
    池袋のギャングやストリートの若者達を描いているが、全てがフィクションという訳ではなく、カラーギャングの大規模抗争は実際に起きたことらしい。
    世も末。
    池袋や埼玉など、よく知る土地が舞台ということもあり、情景が浮かんでより楽しめたかもしれない。
    正直とても面白かった。寝る間も惜しんで読んでしまった。
    ヤンキーやストリートのような話が好きであればとても楽しめると思う。かなりおすすめ

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    2026年04月13日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    もう第20弾か(゚∀゚)でも、バッテリー盗難、フェイクニュース、文豪カフェ(ホスト?)、アシッドアタックなどなどネタは尽きない(・_・;)時代は変わってもずっとトラブルを解決しつづけるって凄い!とデジタル化についていけてない私は思うのです(^o^;)まぁ登場人物は若いままだから時代についていけるのか?マコトのおふくろさんの「人間は汚れてなんぼだろう」の言葉に痺れた(๑•̀ㅁ•́๑)✧

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    2026年04月08日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    みんなから好かれる主人公ってやっぱり大事。
    単発の作品なのかと思ったら全18冊のシリーズものって知ってびっくり!
    キングみたいな仲間もいれば、あきれたボーイズみたいな仲間もいるのが良いところ。
    使う言葉もいいんだよね。サンシャイン通りシヴィルウォー。

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    2026年03月19日
  • 5年3組リョウタ組

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    教師は子どもに勉強を教えるのが仕事だが子どもたちに教わるのも教師である。

    学校は社会の中では閉鎖的である。本文にもあったが大学卒業して先生と呼ばれるのは違和感極まりない。

    仕事としても教室の中だけでなく、子供にまつわる外での問題も対処しなくてはならない。

    清崎小学校は小学生ながら学年で平均点を競い合うが教師に成果報酬がある訳でもない。

    こんな仕事だれがやるんだ…。

    と思っているが、教師の仕事の魅力も感じるのがこの一冊。
    リョウタのように人との人とのつながりを大切にする人になりたいと思った。
    どんな問題が起きても子どものこと、同僚のことを思いやり、突発的に出る行動や言葉が温かい。
    放火

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    2026年03月13日
  • 約束

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    どの話も、素晴らしい。

    作者さんや解説者さんのような、感受性が豊かなタイプではない上に、
    短編集だしと侮っていたのに、久しぶりに泣かされた本でした。
    どの話にも、グッとなる。

    主題となっている「約束」はとても丁寧で繊細で、一番物語の中心人物と感覚が重なり、苦しくなりました、が。
    ラストには想像以上の救いでした。


    こういう優しい話を書く心を持つ人が居る。
    それだけでも、この世界は捨てたものでもない。


    本とは微妙にズレてしまうかもしれませんが
    人間って弱くて脆くて、だけど実は同じくらいの強さも持ってる。

    この本が素晴らしいのは、その美しさを
    見られるから、なのかも。

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    2026年02月13日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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    ネタバレ

    全作読んだうえで、
    表題作の「反自殺クラブ」は、タカシが出てこない話の中でなら一番好きかもしれない。弱者を利用したり搾取したりするような、分かりやすい悪者が出てこない話。そういう悪者はタカシとGボーイズに死ぬほどビビらされるか制裁されるかすればいいけど、この話にはそんな奴は出てこない。スパイダーの行為が殺人幇助なのか救済なのか、何度か読み直したけどやっぱり分からない。コーサクが最期、安らかに逝ったことを願う。そして白木院長のその後が気になる。

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    2026年02月02日