石田衣良のレビュー一覧

  • 美丘

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    『美丘』は、あまりにも切なく、命の限り誰かを愛することの尊さを教えてくれる小説。読み終えたあとも、二人が過ごした時間の輝きと儚さが心に残り、胸が締めつけられる作品です。

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    2026年10月25日
  • 乙女道スカウト狩り 池袋ウエストゲートパーク22

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    毎年9月が待ち遠しい。
    今年のIWGPも時代に焦点を合わせ、問題を提起する。
    各話とも読みやすく、活字リハビリにも最適。

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    2026年10月25日
  • 爽年

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    石田衣良の『娼年』からの3部作最後の作品です。
    数年ぶりに読み返しました。リョウがボーイズクラブをオーナーの静香さんから引き継いで、仲間たちと続けている。性に対する世間一般の常識を覆し、女性の自由で個性的な性にリョウが向き合う姿に感動する。年齢は関係なく、もっと自由でわがままに自分の性と向き合ってもいいんだと安心し、心が解放されていく女性たちが描かれている。まるで女性が書いてると錯覚をおこしてしまうほど、石田衣良さんの細やか表現に衝撃を受けた作品です。

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    2026年10月25日
  • 5年3組リョウタ組

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    教育現場で起きていそうな出来事を題材にどれも面白かった。出来過ぎではあるものの、現実世界では行き着く先はみな同じ結果になるといいなぁと願います。

    もっと読みたいと思えてしまうからこそ、3章以降の顛末は物足りなさを感じてしまった。もっと読みたい、と。

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    2026年10月25日
  • LAST

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    「ラスト◯◯◯」と章題の付く短編。全て違うタイプのお話ですが面白かったです。「ラストコール」は不思議な世界観で衣良さんの著者にはあまり無い印象でした。他は好きなシリーズに似たテイストでやはり好きです。

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    2026年10月24日
  • 乙女道スカウト狩り 池袋ウエストゲートパーク22

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    石田衣良『乙女道スカウト狩り 池袋ウエストゲートパーク22』。ゾンビタバコ、集団による痴漢、中学生の風俗強要、地下アイドルから搾取…、キングとマコト、Gボーイズによる肩の凝らない勧善懲悪、痛快短編が4編。キングはすごい。でもマコトはお人よしでやっぱりいい奴だ。女性には縁がないところも心配でGOOD。

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    2026年10月18日
  • 乙女道スカウト狩り 池袋ウエストゲートパーク22

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    ご時世なのでしょうね。トラブルが、どんどんと汚されたモノになってくるのは

    マコトさんはロウソクでも、闇夜よりは良いですね

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    2026年10月14日
  • 乙女道スカウト狩り 池袋ウエストゲートパーク22

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    ひっそり泣く。
    今年はマコトの優しさや情に厚い部分が、例年よりも濃く感じた。
    焼け野原に咲く一輪の花のように、汚い世の中に絶望した人間に寄り添うマコトの姿が響く。

    エトミデートのゾンビタバコ、埼京線の痴漢、未成年の人身売買、スカウトを利用したトクリュウ。
    とくに人身売買の『西池極楽マンション』が読み応えあった。地獄の中でも特に最悪だから、優しさが際立った。

    また、新刊を待つ1年を過ごす。

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    2026年10月13日
  • 初めて彼を買った日

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    石田衣良さんのエロティックな小説は、なんでこんなに引き込まれてしまうんだろう。女の子の口調とか特にいいんだよね
    儚い一夜も、美男美女でなくても、むつみあい、春の夜のような淡さで触れ合う感触が心地いい。いやらしくなく、ただ儚い情愛なのが、良い。
    「娼年」のリョウの仕事の様子が客観視できた。こんなファンサービススピンオフは大好きです。
    「ひとつになるまでの時間」遠距離夫婦が交わるまで、どんどん深くなる熱がこちらまで伝わってきそう。
    「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」
    チェリーボーイがはじめて男になる
    達成感ではなく、喜びが先にくるあたり純粋だな
    いとおしい二人。致したあとの光景はもう少し見たかったかな

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    2026年10月11日
  • 乙女道スカウト狩り 池袋ウエストゲートパーク22

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    相変わらず泣かせどころもあり、Gボーイズのタカシはクールであり、トラブルシューターのマコトは損な役割のようで男気を発揮する。
    今までも、本作でも、IWGPは期待を裏切らない。

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    2026年09月15日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパークXX

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    長くシリーズのファンなので今年もマコトに会える季節が来たという感じです。
    一章終わる度に終わるのが寂しくなる。今回のラストはそんな僕にもマコトが待つことなんて余裕だと語ってくれた。いつの間にかマコトより歳上になった僕は恋愛は終わったから次のマコトたちのお話を待つよ。

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    2026年09月05日
  • シューカツ!

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    15年前の本なので、現代と情勢が異なっていたて、はじめは戸惑った。でも、15年前であっても現代と同じくシューカツをする者への励ましになると思った。
    あと、名前が多すぎて最初の方で読むのを諦めようと思ったが、途中からとても読みやすくなった。諦めなくてよかった。
    最後、千晴がどこに進むかは筆者は定めていない。私は、千晴によく似た女性ディレクター西山のいるテレビ局で忙しく働いている姿を想像した。しかし筆者の言うように千晴のように笑顔と元気でいきいきと働けるのならば、どちらの未来でも心配ないだろう。

    好きなセリフ
    1「どんな試験でも合格した人間の何倍かの不合格者がいる。夢を叶えた人間はかなわなかった人の分まで、きちんと仕事をしなけりゃならないんだ。」
    2「すぐに正解の真似をしようとするね。できないことはできない。わからないことはわからない。いつも正解をもってるはずなんてないんだから、欠けてるところだって自分らしさなんだよ。」


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    2026年08月01日
  • 眠れぬ真珠

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    ネタバレ

    男性作家が書いたとは思えない作品だった。官能的で情熱的な恋。
    「黒の咲世子」が「白の咲世子」にかたちを変えていくように、物語を読み進めるにつれて脳裏に浮かぶぼんやりとしたイメージも、黒色から光を帯びた白色に変化するのがはっきりとわかった。
    物語が終わるその時まで、「彼との別れは必ず来る」という事実が消えないところが、リアリティを感じさせた。

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    2026年07月30日
  • 初めて彼を買った日

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    【あらすじ】

    もうすぐ28歳の誕生日を迎える瑞穂は、親友の里香からプレゼント代わりにあるカードをもらう。それは「クラブ・パッション」というボーイズクラブのカード。若い男の子が、1時間1万円で何でもしてくれるらしい。瑞穂は女性にとっての最高の年齢を27歳だと思いこんでいた。ところがその1年間をセックスどころかキスさえ1度もせずにあと10日で終えようとしているのだった。瑞穂は迷った末にクラブ・パッションに連絡し、ビルの高層階のレストランで相手を待った。現れたのはリョウという、大学生くらいの清潔感のある男の子だった……。大人気「娼年」シリーズのプレストーリーとなる表題作を含む8編を収めた、セックスにまつわる愉悦の世界を美しく楽しむための魅惑の短編集!

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    2026年07月27日
  • 少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

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    ウェストゲートパーク2巻。こんなに事件だらけなのに、主人公ほまだ20歳になったばかりなんだぜ。
    とても危ういように見える。

    第1話 昔女だったはずの貝山祥子。小学校の同級生。手術済みらしい。今はショーを名乗っている。インターネットの覗き部屋を営んでいるらしい。だがディスプレイの中と外の区別がつかないバカがナンバー1の明日美を追い回しているらしい。

    第2話 池袋西口公園で広樹少年は計数機を持って何かを数えている。雨が降っていて、俺は広樹に傘を渡した。広樹の母が会いにくるという。根掘り葉掘り身の上を聞かれる。そして広樹の世話を頼まれる。週明け広樹がいない。広樹は誘拐されたらしい。

    第3話 最近連続ひったくり事件が起きている。女性が一人で歩いていると、二人乗りのバイクがバッグを奪う。おばあさんのまち子さんがそれで手首の骨を折った。腰椎にもヒビが入る。

    第4話 誠は千早女子高生拉致監禁事件について書こうとしていた。大人のパーティーというのを潰してあるく四人組の始末を任される。同じ頃Gボーイズの五人組が四人組に襲われている。

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    2026年07月15日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    これ、石田衣良のデビュー作だったらしい。テンポよくて読みやすい。当たり前だけどデビュー作なので、時代がだいぶ前。面白かったけど、19巻まではさすがに読めないだろうなぁと思う。

    第1話 5人の仲間うちのリカが殺された。最近ニュースになっている連続殺人未遂の犯人が怪しいとなり、仲間うちで手を尽くして犯人を捕まえる。

    第2話 前回、犯人を探し出した功績を買われて、やくざが娘を探してほしいという。

    第3話 ヤクザの売人を怒らせてしまったイラン人をなんとかして欲しいと小学校同級生の千秋に頼まれる。

    第4話 初恋と池袋の抗争の話。幼馴染のお兄さんが、池袋警察署長になって帰ってきた。目や耳として誠に活躍して欲しいと頼まれる。

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    2026年07月05日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    キングであるゆえのタカシの苦悩がいくつか見える、めずらしい巻。
    クールな王様より、たまにはこうやって人間らしい一面が見れるほうが魅力的だ。

    お年玉のシーンも良かった。

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    2026年07月04日
  • 娼年

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    石田衣良さんの本に魅了されたきっかけになった一冊。
    娼夫という身近にはいないけど、どこかありそうな設定。
    最初は何も魅力を感じなかった青年のリョウにどんどん夢中になり、読み終えた頃には夢中になるお客さんの1人になってしまった気がする。
    彼は決して否定しない、どんな人にも興味を持ってくれて、受け入れてくれて、寄り添ってくれる。
    こんな心地の良い存在がいたら、、とても救われるのではないかと感じてしまう。
    石田衣良さんの描く人物は存在しそうでどこか宙に浮いているような追いかけたくなる魅力がある。
    セクシャルな話をこんなにも美しい世界観で描けることに魅了された一冊。

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    2026年07月03日
  • コンカツ?

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    おお、良かったなあ!!という幸福感に包まれた。


    智香と彩野、沙都子は3人暮らしを始める。1日目、颯爽と3人は合コンに出かけていくが、ハズレっぽい。結有が泊まりにくる。部屋が気に入ったらしく、4人目の同居者になる。

    沙都子は32歳でバツイチ。子供が欲しいので婚活を頑張るけど、智香も一緒に頑張ってくれないかとお願いする。大学時代の友達に男友達を紹介してもらう。だが彼は1年ちょいで東京勤務が終わって、海外にいくらしい。

    沙都子と婚活パーティーに参加する。ところが婚活パーティー主催会社の社長に言わせれば、誘えない男と待ってるだけの女で婚活市場は持っているようなもので、成婚率は低いらしい。

    母は父と離婚するという。父に不貞があったようだ。結有は不倫相手の子を産むという。智香は撮影のモデルさんのマネージャーと出会う。バツイチ五十嵐。35歳。

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    2026年06月30日
  • REVERSE リバース

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    そうなるかな、とは思ったが、まあ大円団でよかった。

    千晶はアキヒトを演じている。秀紀はキリコを演じている。千晶にほ女遊びの激しい元カレが、秀紀には思い込みの激しい同僚の子がアタックをかけている。

    千晶は元カレを振り切る。副社長の美奈子の下に引き抜かれる。なんとネカマなふたりがデートすることになる。

    秀紀に片想いしている女が現れて、実はキリコが男だと告げる。代役をたてたデートはぶち壊しに。

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    2026年06月24日