筒井康隆のレビュー一覧

  • 誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義

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    ハイデガーが哲学者であることすら知らない(やばい)状態で読み始めた。本編も解説も基本わかりやすいけど、時間と良心が出てきたところから意味がわからなくなった。ゴールを自覚して、もうやっちゃったことはやっちゃったからこれから軌道修正しよ!ってことでは…ないか…更に聖書とか神をを引き合いに出されてもピンと来ない…。もう一回読んでみます。

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    2022年08月01日
  • 七瀬ふたたび(新潮文庫)

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    七瀬は、美しきテレパスを持つ超能力者。超能力者であることを隠して生きる為、母の実家へと向かう。その途中、初めて自分以外の超能力者と知り合う。
    「七瀬ふたたび」NHK少年ドラマシリーズがネットにでていたので、全編視聴してみた。知っていたつもりが、記憶にないので見ていなかったのかなあ?原作より登場人物増やして、話のつなぎが詳細にしてあり面白いけど、児童用としては、かなり攻めている。七瀬のアルバイトは、ホステスだし、そこのママさんの着物の着付けが水商売風。資金調達にマカオのカジノに行ったりする。(原作のまま)

    七瀬は、他の超能力者達と安住の地を北海道に求める。しかし、超能力者を認めない組織が、七瀬

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    2022年06月30日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    老人達によるバトルロワイヤル。
    素人から玄人までいて殺し方殺され方のうまい下手によってエグさが変わることがよくわかった。

    狂った世界を垣間見ることができる内容で、人を選ぶ本。

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    2022年06月12日
  • エディプスの恋人(新潮文庫)

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    面白かった? よく分からない。正直、頼央の話以外はあまり面白いと思えなかった。後半になって智広の母が世界の云々というところから、読者を楽しませるために描かれているものではないと感じた。エンタメ小説ではない。前作や前々作のようなエンタメを期待していたので少し残念だった。ただ、誰しも一度は考えたことのあるような、自分という存在の唯一性、それの真に迫るような文章は圧巻だった。死の恐怖を連想させるそれにドキリとさせられる。そして、最後の七瀬が全て思い出すシーン、とても良かった。

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    2022年06月02日
  • 馬の首風雲録

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    面白かった。設定の練り込みが半端じゃない。舞台もそうなのだけれど、構成の力がすごい。別々の話の繋がりを意識させる最後の構成には脱帽した。キャラクターもよく、登場人物は犬、また、それに準じた生物で三人称視点で描くというのは、外から世界を俯瞰しているような感覚があり、登場人物の内情に深入りしすぎないことが個人的には魅力的だった。

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    2022年06月02日
  • 笑うな(新潮文庫)

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    学生時代に読んだ本を、この度再読しました。

    ショートショートと言えば、同じくSF御三家と言われる星新一さんのイメージが強いのですが、筒井康隆さんのショートショートはブラックな作風のものが多く、それがまた面白い!

    学生時代はこの面白さが分からなかったように思います。再読してよかった!

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    2022年05月22日
  • 世界はゴ冗談(新潮文庫)

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    わかるようなわからないような世界観。
    途中止めしそうになったのを無理やり。
    慣れてしまえば面白い世界観なのかもしれない。
    三字熟語の奇がお気に入り。

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    2022年05月20日
  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

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    すすめるときは何も言はずに
     最初から構へて読んだせいかも知れない。横しぐれと比べると横しぐれの方がおもしろく、驚きはなかった。
     私は犯人が誰でもいいやと投げやりになってしまって、種が明かされても、ふうんさうなのかとしか思はなかった。
     筒井康隆がよくないのではなく、私としてはどうやら単に叙述トリックがくだらないのだと思った。
     ただし東野圭吾の『超・殺人事件』にある「超犯人当て小説殺人事件(問題篇・解決篇)」は作中で叙述トリックだと明記してをり、好きである。

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    2025年01月07日
  • 誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義

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    平易なハイデガー解説。
    非常にわかりやすい。
    わかりやすいからあんまり引っかかりがない。難しければいいというわけではないけど、全体的にのぺっとしてしまう。
    核になるところは、やはり死についてか。
    世人、非本来性に生きている自分にとって、死への意識はまだまだ薄っぺらい。
    もう若くもないから、昔よりも近しくなっているとは思うけど、まだ弱いか。
    本来的に生きるとはどういうことなんだろう。
    良心とは何なのだろう。
    大澤氏の解説は、そこから人間の有限性に対する責苦と、それによる他者との連帯へと可能性を見出そうとしていた。

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    2022年04月27日
  • 富豪刑事

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    「筒井康隆」の『富豪刑事』を読みました。
    『恐怖』に続き、連続して「筒井康隆」作品ですね。

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    キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくわえた"富豪刑事"こと「神戸大助」が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を……次々と解決してゆく。
    金を湯水のように使って。
    靴底をすり減らして聞き込みに歩く"刑事もの"の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。
    SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦する。
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    2022年04月06日
  • 老人の美学(新潮新書)

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    帯に「最初で最後、最強の人生論!」とあったのだが、そこまで肩肘張っておらず、ライトなエッセイ。
    (ご本人も「後記」で「語るべきテーマはまだまだある」と書かれているし、「最後」というのは言い過ぎでは…)。

    「敵」「わたしのグランパ」「愛のひだりがわ」といった筒井作品の内容にも言及があるので、お好きな方は是非。

    ・・・

    と、ここまで書いた後、Wikipedia を見て知ったのだが、この本が出た翌年、ご子息の筒井伸輔氏が亡くなっている。この本の中に、「菅原文太さんのは交通事故で一人息子を亡くしている。もう七十歳近くだったから、これはずいぶんつらかっただろう。小生にも一人息子がいるから、それがど

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    2022年03月06日
  • 富豪刑事

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    面白いストーリーなのだけど、なんというか…私には合わなかった。
    お金持ちが鼻につくような大助ではないし時折クスッと笑ってしまうんだけど…
    ドラマ化アニメ化されてるそうなので私がただの天の邪鬼なのでしょう。

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    2022年02月20日
  • 人類よさらば

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    やっぱり筒井康隆は時代を四半世紀近く先取りする天才でした。ある短編に出てくるテレビ会議の描写なんて、もろZOOM会議じゃないか。すごい。
    SNSを予見した森博嗣もすごいけど、小噺からSF・エログロ・実験的構成、あらゆるジャンルに手を出して見事に結実させる筒井御大はやっぱり偉大だなァと思った次第であります。

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    2022年02月05日
  • エディプスの恋人(新潮文庫)

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    七瀬三部作のラストを飾る一冊。前作『七瀬ふたたび』が超能力者の闘いを中心に描いた作品で、今作もそういった内容なのかなと思って読み始めましたが、今作はそのスケールの大きさに驚愕しました。
    地球規模で女性化が進んでいる、という考え方は時代も感じられて面白いなと思いました。

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    2021年12月29日
  • ビアンカ・オーバースタディ

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    筒井康隆御大の初のラノベ。
    って若い頃に散々ハチャメチャSFを書いておきながら何が今更初のラノベなのか。
    主人公の美少女の一人称で話が進むが、どう見ても中身はおっさんなのである。さらにいとうのいぢのイラストと合わせるとイカの塩辛にアイスをトッピングした気分になるのである。
    とはいえ、疾走感とハチャメチャ感は往時のキレっぷりを感じさせる。

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    2021年12月27日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    金原ひとみさんと阿川佐和子さんの箇所が印象に残った。
    人との関わりや、孤独や苦しみは永遠には続かない事を改めて考えさせられた。

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    2021年12月19日
  • あるいは酒でいっぱいの海

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    長編三冊、短編二冊ほど読んで、自分には合わない作家だと思っていたが、今作は面白かった。
    一言で言えばわかりやすい。
    まるで星新一のような、と言ったら両者に失礼かもしれないが、わかりやすい設定としっかりとしたオチが好きな自分にとって、好みのショートショートがたくさんあった作品。

    「九十年安保の全学連」
    「アル中の嘆き」
    「逆流」
    がお気に入り。

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    2021年12月04日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    新型コロナで経済格差は拡大し社会の分断は深まり、暮らしや文化のありようも大きく変わった。歴史の転換期とどう向き合えばよいのか。各界で活躍する精鋭たちが「変化」の本質に迫る。『朝日新聞デジタル』連載を書籍化。

    それぞれの話をじっくり読みたい。

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    2021年11月16日
  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

    購入済み

    ちょっと微妙

    本文を読み始めてすぐに叙述トリックが分かってしまった。
    先に分かると伏線が大体回収できるはずなのにとにかく文章がややこしくて分かりずらいしレビューでアンフェアと言われているのがよく分かる。
    殺人のトリックもトリックといえるのかどうか。
    主人公が同情の余地はあるけれど最後までひとりよがりで自己中なのが分かった。
    最後まで読むことはできたので星3つです。

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    2021年11月13日
  • にぎやかな未来

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    筒井康隆の短編集。

    ユミこちゃんという、耳の聞こえない女の子の話は謎だった。解釈がいく通りもありそう。

    到着という作品はなんと5行しかない。星新一が誰が音を聞いたのかと言ったらしい。

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    2021年10月11日