筒井康隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
七瀬シリーズ3部作、1972年『家族百景』1975年『七瀬ふたたび』1977年『エディプスの恋人』完結。手元に3部作全て揃っているので完結編が楽しみである。1部では家政婦の七瀬が悪党と闘いながら成長するお話しで、本作2部では能力者たちを狙う謎の組織との対決で幕を閉じる。そして七瀬は...3部作の大逆転を期待する。
全体的に粗さが目立つストーリー展開である。能力者同士の出会いが不自然で、更に七瀬の成長をエロ描写で語らせるのは無理がある。なにより、七瀬たちを追い詰める謎の組織が突然現れて、読者を置いてけぼりにする。話としては面白いんだけど...その辺どうでしょう。 -
Posted by ブクログ
普段ほとんど読書をせず、読むとしてもビジネス書くらいの私が、何となくもっと読書をしてみたいと思い立って、本当に久しぶりに読み終えた小説。
たまたま、ラゴスが本に熱中する章があり、読書への向かい方の一例を垣間見ることができた気がする。そもそも本を読むとは何だろうか。映画やSNSを見るのではなく、本や読書することが好きとはどういうことか、と不思議に思っていたところだった。
本を読むとなれば、どのジャンルを読むかも悩みどころである。もちろん、その時々で気分の乗る本を読むのが大抵だが、知識欲が高い時は、幅広いジャンルに目を向けて、網羅してみたくなることがしばしばある。ラゴスの場合は、異世界のそれこ