筒井康隆のレビュー一覧

  • 出世の首 ヴァーチャル短篇集

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    ネタバレ

    フィクションを読む楽しさを思い出させてくれた。どのお話を読んでも人が詰まっている。(でも説教がましいところが全くない。)だからまた読んでしまうな。

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    2014年01月04日
  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

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    確実に再読を決めたのです!!!
    お勧めしてくれたお友達人´∀`).☆.。.:*ありがとうですよ!11
    確実に注意深く読んでいたつもりだったのですけど、全然甘かったああああああああ!!11

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    2024年08月11日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    先に「敵」の話を書いた。
    いわゆる老人小説への興味を覚えていた時に手に取った2冊目の筒井作品である。

    こちらは筒井康隆的ドタバタが存分に楽しめる、老人同士が殺害し合う、いわゆる「バトル・ロワイヤル」のパロディだ。

    しかし、本家の設定が絵的(”想定読者層”)な問題もあるのか当然ながらフィクションの枠から出得ないのに対し、こちらは行き過ぎた老人保護政策、年金問題、積み重なる財政負担を解消する手立てとして相互自殺補助”政策”という、あながち・・・?な設定であるのが面白い。

    「敵」に現れていたような主人公の深い思索、老人時間とも呼べるような緩慢な死へむかって流れるゆったりしたものとはまったく逆ベ

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    2013年09月22日
  • 時をかける少女

    Posted by 読むコレ

    初めて原作を読みましたが、角川の映画は説明に必要な描写がなく、テーマが変わってしまってると感じました。
    筒井節が気持ち良い小説でした。
    「悪夢の真相」、「果てしなき多元宇宙」も私好みでした。

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    2013年08月15日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    「日本沈没」を読む以上これも読まねばなるまい、という妙な理由で読んだ。「以外沈没」などいくつかの短編は再読だと思うが…なにせ15年くらい前の記憶なのではっきりしない(^^;)
    作られた当時の社会背景を反映してる作品も多いのですが…それを含めて興味深い。ヒノマル酒場のひねくれているものの痛烈なマスコミ批判は今の時代にも通じる。
    社会問題を扱っているように見える作品でも、結局は「社会を回している人」に注目して問題をえぐり出す。SFと一緒くたにしてしまいがちですが、ほんと幅のあるジャンルなんだな~、と改めて実感させられた一冊でした。

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    2013年07月04日
  • エディプスの恋人(新潮文庫)

    購入済み

    読了。

    これはまた凄いテーマを当てはめて来たなという感じ。前2作も裏側にあったのかな?この反則技は好きです。七瀬シリーズ満足な完結の仕方。電子化は無理かと思ったらその手があったか。

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    2013年07月04日
  • 家族場面

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    笑どころはありつつもシリアスな短編集でした。文学色強め。
    死刑執行の行く先を描いた「天の一角」は今まで読んだ筒井の短編の中でかなり好きな作品になった。

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    2013年05月02日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    誇張表現あり、どたばたあり、超展開ありな短編集。
    表題以外も面白い作品がそろっていて、読んでて飽きない。農協がものすごく悪者扱いされているところに時代を感じます。マスコミの表現も、昔からあんな感じなんですね。
    「あるいは酒でいっぱいの海」はタイトルから4ページで終わる構成までが美しくて好き。

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    2013年03月24日
  • 虚航船団(新潮文庫)

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    分厚かったなぁ。 読んだのは中学校時代。筒井康隆の本を片っ端から読んでいた時代でしたが、なかなか難易度が高かった。

    3部構成。
    1部、宇宙船内部 登場人物が全員キチガイww
    2部、地球っぽい星の世界史
    3部、一部と二部の融合

    いやー、読み応えが凄い。
    難易度が高いけど世界史が好きならついていける。

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    2013年03月02日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    エンターテイメントに振り切れた筒井康隆の快作。オブラートに包むことなく『バトル・ロワイアル』的状況設定を模倣し、老人たちに殺し合いさせるというかなりエッジの効いた作品。

    全編を通して高齢社会日本に対する痛烈な風刺となっているが、それ以上にサバイバル小説としてのストーリー展開だったり人物描写が面白い、と思わせるところがスゴイ。(人物描写に関しては完全にキャラ重視という感じだが。)

    物語のテンションの高さと、叩きつけている風刺の極端さのバランスが非常にうまく取れている作品。

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    2012年12月22日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    短編集ってあんまり好きじゃなくて、手にとっても最初の数話で飽きてしまうことが多々あるのですが、これは不思議と苦もなく読めました。
    電車の中で読むのにちょうどいい軽さとでも言いましょうか。
    シニカルな笑いのセンスが個人的にツボでした。

    『あるいは酒でいっぱいの海』『ヒノマル酒場』『パチンコ必勝原理』『日本列島七曲り』『アフリカの爆弾』あたりが好きです。
    とくに『あるいは〜』は4ページしか無いのに最高です!!

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    2012年10月23日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    筒井氏の世界に入っちゃ危険(笑)と思いつつ・・どんどん引きずり込まれました。
    何となくですが、「俗物図鑑」の梁山泊に立てこもる人々とイメージが重なっていました。不思議です・・。ギリギリのところに追い詰められる感じが似てるのかもと考えたりして・・。

    ラストは壮絶なんだろうなと思ったのですが、確かにある意味壮絶ですが、また違った意味で驚かされた作品です。

    結構タブーに挑んでいますね。それが筒井氏らしいと思います。そして引きずり込まれる感じ。いつまでも筒井ワールドは変わらずそこにありました。

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    2012年10月05日
  • 陰悩録 リビドー短篇集

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    筒井康隆まじパネエ

    内容に触れるのが難しい(性的な意味で)のでもどかしい。
    性に関するくっだらないアイデアを大真面目に具現化するところが笑いを誘う。ブラックでセクシャルな笑いに満ちたSF短編集。ただそれだけに留まらず、性的な笑いを社会現象の描写にまで昇華させるのは見事。良い意味で酷い小説。

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    2012年08月11日
  • ダンシング・ヴァニティ(新潮文庫)

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    先の読めない「コピー&ペースト」手法が面白い。
    ドタバタ感が筒井作品らしくて好み。繰り返される文章がくせになる。

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    2012年06月07日
  • 文学外への飛翔(小学館文庫)

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    役者として失敗したから、小説の上であばれまわっているのです。って、昔いってなかったか。今や蜷川ユキオからお呼びがかかる一流の役者。その現状報告や色々。筒井一座は5000万の赤字だったか?

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    2012年04月28日
  • 脱走と追跡のサンバ

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    とにかくすべてに必然性があって、一切の無駄がない。あるいはすべての要素が、まったく無駄に浪費されているように見える。それが筒井康隆の小説であり、エンターテインメントと純文学の融合ということである。特にこの作品は、その次元が高い。

    すべてに意識的であるということは、なんて精度と密度が高く、息苦しいものかと思う。個人的には何につけ精度と密度を偏愛しているが、さすがにここまでのレベルとなると、そこにはある種の抵抗感も伴う。物事に対し意識的であるということはつまり、極度に技巧的であるということでもある。その技巧とはもちろん、「良い曲を上手く演奏する」というような生半可なレベルではなくて、「最高の曲を

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    2012年04月27日
  • 七瀬ふたたび(新潮文庫)

    購入済み

    読了

    「家族八景」が面白かったので続編を読んでみました。
    テーマが全く違ってて、前作とは違う楽しみ方ができました。
    「 エディプスの恋人」も読みたいのですが、入荷(?)の予定はないのでしょうか?

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    2012年09月26日
  • 大いなる助走

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    作品全体はコミカルな表現ばかりだが、それでも文壇批判の印象が強く感じるのは筒井の恨みが深いからだろうと思う。
    ただそれ以上に心に残ったのは、同人の面々の姿。
    大学時代に所属していたグループはまさにあのような感じで、異なる点は創作活動をしていないところぐらい。
    社会に対して劣等感を感じながらも、自尊心が高いから論理武装に躍起になったり。
    是非あの頃の友人達に読んでもらいたい一冊だった。

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    2012年03月15日
  • 笑犬樓の逆襲(新潮文庫)

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    久しぶりの筒井節は文字もそう大きくなく、文も軽快。「悪魔の辞典」の訳をやってみるというのは、ネタとして非常に面白そうだ。役者稼業の話が若干鼻につくのが難点。

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    2012年02月09日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    「農協月へ行く」「アフリカの爆弾」「ワイド仇打ち」など、にわかを含めツツイファンなら一度は読んだことのある代表作を集めたもの。「黄金の家」というショートショートの新作一遍を含む。「ヒノマル酒場」「ソンミ村館(人類の大不調和)」は改めて傑作、というか、前衛でない方の筒井流真骨頂。割と激しいのばかりで、初心者には読み疲れるかも。

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    2012年02月08日