筒井康隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
評論家っていうと、文学やら現代社会やら、なんだか『ちょっと難しそう』なものを色々とこじつけていて、『俗物』と違うイメージ(笑)
だがこの小説では『俗物』が、それぞれの得意分野を生かし、『○○評論家』となる。
最初は贈答品評論家から始まったものの。
・うまくリベートを取るコツは?!横領評論家
・覗きが生き甲斐、そのためだけにアパート管理人になった覗き評論家
サラリーマン等雇われの身分で地位と上司の顔色がすべてだった『俗物』が、もうやーめた!って感じで『評論家』になっちゃう。
そんな評論家を集めてプロダクションを作ってしまう。
中には吐瀉物評論家なんてのも……
よくもまぁここまで変な評論家を考 -
Posted by ブクログ
昔ともさかりえ主演とかでドラマもやっていたような。
原作は小学生の頃友達の家に遊びに言った時に本棚にあったのを何故かずっと覚えていて、
こないだふと本屋さんで衝動買い。
泣きました。一気に読んで、続けて何回も読みたくなって、ひたすら何度も泣きました。
最後まで、寂しくて、辛くて、冷たくて。
感情移入し過ぎたせいか、昇華できずにあたし自身も辛くなってしまったり。
こういうリアルとはちょっと次元を超えるものとか、近未来とか、異世界とか、
読んでいてどっぷり浸ってしまうのは漫画の方が多いような気がします。
あたしの想像力の問題かもしれないけど。
原作は読んでませんが、読まずにおきたいかなと。
そう -
Posted by ブクログ
ホラー短篇集。といっても、筒井康隆のホラーなので、ニヤリと笑えたり、くすりと笑えたり、怖いのだけどどこか笑えてしまう面白さがある。だけど、だからといって油断していると、突然「怖い!」物語が入っていたりするのでご用心。…とはいえ、わたしはホラー系がかなり駄目で、「怖い!」と思う沸点がとても低目。他の方が読まれたら、こんなの全然怖くないやん。と思われるかもしれませんな…。
この短編集には「新未発掘短篇」の「大怪獣ギョトス」が収録されているのもウリな模様。これはなかなかに強烈な皮肉が効いている作品だった。わたしは「星は生きている」が一番好き。これは他の短編アンソロジーで読んだことがあったのだけ -