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地下にある父親の実験室をめざす盲目の少女。ライフルを手に錯乱した肥満の女流作家。銀座のクラブに集った硫黄島での戦闘経験者。シリアスからドタバタまで、おぞましくて痛そうで不気味な恐怖体験が炸裂。
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Posted by ブクログ
ホラーとしてはそこまでの怖さはないけど、 ショートショートとしての切れ味は抜群によかったので好き 1ページものもあれば、 30ページ強のものもあり、 バリエーションに富んでる
落ちが最高。 だからページ数が少ない、自動的に落ちが早くわかるものを 先に読んでしまった。 「生きている脳」 初っ端からすごいぞこれはって思わせる。 ゾクっと後を引く怖さ。 「大怪獣ギョトス」 個人的にこの落ち、風刺が効いてて好き。
ホラー短篇集。といっても、筒井康隆のホラーなので、ニヤリと笑えたり、くすりと笑えたり、怖いのだけどどこか笑えてしまう面白さがある。だけど、だからといって油断していると、突然「怖い!」物語が入っていたりするのでご用心。…とはいえ、わたしはホラー系がかなり駄目で、「怖い!」と思う沸点がとても低目。他の...続きを読む方が読まれたら、こんなの全然怖くないやん。と思われるかもしれませんな…。 この短編集には「新未発掘短篇」の「大怪獣ギョトス」が収録されているのもウリな模様。これはなかなかに強烈な皮肉が効いている作品だった。わたしは「星は生きている」が一番好き。これは他の短編アンソロジーで読んだことがあったのだけど、シュールでとても面白い。わずか4ページあまりの話なのだけど、面白くてついつい何度も読み返してしまうほど面白いのです。 背筋を寒くするようなホラーを求める人には向かないと思うけれど、シニカルな面白味が好きな方にはおすすめなホラー短篇集です。
安心と安定の筒井節。 ホラーと銘打ってありますが、所謂ホラー的な物は「くさり」「鍵」位かなと云う印象で、後はシュールだったりコミカルだったり。 「くさり」は怖いです…盲目の少女の視点(と云うのもおかしいですが)で進むので、情景の暗さ、手探りのみの進行が非常にスリリングでした。 個人的には「ふたりの印...続きを読む度人」が好きでした…相手の意図が全く分からないだけに恐怖感がある、と云えば殊勝な物ですが…絵的に面白いな~と。 あと「亭主調理法」も。いいのかこれ(笑) 手軽く読める一冊。 町田久美さんの表紙絵も素晴らしいです。
久しぶりな筒井作品。 普通のホラーとは違いやはりちょっと筒井ティストの入った作品集。 最後の鍵がホラーっぽいといえばぽいか。
読むものが切れたとき、つなぎで持ち歩くのにちょうどいい文庫。「ホラー短編集」と銘打ってはいるものの、特に怖い(臭い)小説はこの中にはない。筒井としてはね。「肥満考」だけがかろうじて「らしく」て怖いが、臭くないからなあ。全体的にソフトな短編ばかりを集めた印象。
「生きている脳」「肥満考」「ふたりの印度人」「池猫」「二元論の家」「星は生きている」「さなぎ」「大怪獣ギョトス」「我輩の執念」「到着」「たぬきの方程式」「お助け」「穴」「怪物たちの夜」「くさり」「善猫メダル」「「蝶」の硫黄島」「亭主調理法」「アフリカの血」「台所にいたスパイ」「サチコちゃん」
広義のホラー短編集。 怖くもなんともないけれど 筒井さんの設定色が豊かなところに いつも感心。
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くさり ホラー短篇集
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