くさり ホラー短篇集

くさり ホラー短篇集

638円 (税込)

3pt

3.3

地下にある父親の実験室をめざす盲目の少女。ライフルを手に錯乱した肥満の女流作家。銀座のクラブに集った硫黄島での戦闘経験者。シリアスからドタバタまで、おぞましくて痛そうで不気味な恐怖体験が炸裂。

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くさり ホラー短篇集 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年09月03日

    ホラーとしてはそこまでの怖さはないけど、
    ショートショートとしての切れ味は抜群によかったので好き

    1ページものもあれば、
    30ページ強のものもあり、
    バリエーションに富んでる

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    落ちが最高。

    だからページ数が少ない、自動的に落ちが早くわかるものを
    先に読んでしまった。

    「生きている脳」
    初っ端からすごいぞこれはって思わせる。
    ゾクっと後を引く怖さ。

    「大怪獣ギョトス」
    個人的にこの落ち、風刺が効いてて好き。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     ホラー短篇集。といっても、筒井康隆のホラーなので、ニヤリと笑えたり、くすりと笑えたり、怖いのだけどどこか笑えてしまう面白さがある。だけど、だからといって油断していると、突然「怖い!」物語が入っていたりするのでご用心。…とはいえ、わたしはホラー系がかなり駄目で、「怖い!」と思う沸点がとても低目。他の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月24日

    安心と安定の筒井節。
    ホラーと銘打ってありますが、所謂ホラー的な物は「くさり」「鍵」位かなと云う印象で、後はシュールだったりコミカルだったり。
    「くさり」は怖いです…盲目の少女の視点(と云うのもおかしいですが)で進むので、情景の暗さ、手探りのみの進行が非常にスリリングでした。
    個人的には「ふたりの印...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年07月15日

    久しぶりな筒井作品。
    普通のホラーとは違いやはりちょっと筒井ティストの入った作品集。

    最後の鍵がホラーっぽいといえばぽいか。

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月26日

    読むものが切れたとき、つなぎで持ち歩くのにちょうどいい文庫。「ホラー短編集」と銘打ってはいるものの、特に怖い(臭い)小説はこの中にはない。筒井としてはね。「肥満考」だけがかろうじて「らしく」て怖いが、臭くないからなあ。全体的にソフトな短編ばかりを集めた印象。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「生きている脳」「肥満考」「ふたりの印度人」「池猫」「二元論の家」「星は生きている」「さなぎ」「大怪獣ギョトス」「我輩の執念」「到着」「たぬきの方程式」「お助け」「穴」「怪物たちの夜」「くさり」「善猫メダル」「「蝶」の硫黄島」「亭主調理法」「アフリカの血」「台所にいたスパイ」「サチコちゃん」

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    広義のホラー短編集。

    怖くもなんともないけれど
    筒井さんの設定色が豊かなところに
    いつも感心。

    0

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