あらすじ
物語、フィクション、虚構……様々な名で、我々の文明に存在する「何か」。先史時代の洞窟から、王朝、戦国をへて現代のTVスタジオまで、時空を超えて現れるその「魔物」を希求し続ける作者の短篇。
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Posted by ブクログ
フィクションを読む楽しさを思い出させてくれた。どのお話を読んでも人が詰まっている。(でも説教がましいところが全くない。)だからまた読んでしまうな。
Posted by ブクログ
読ませるなあ。このウィット、たまらない。
「テレビ譫妄症」や「廃塾令」「団欒の危機」に見られるテレビの怖さ、日本ならではのテレビの怖さが表現されすぎてて怖い。
斜に構えて「人の愚かさ」を表現しているのは面白いのは面白いんだけど、私の好みは「雨乞い小町」や「ジャップ鳥」のようなシャレの効いた話。
筒井さんはもうすぐ74歳だというのに、いつまでも心が少年でいるようで、その感覚はすごいな。
Posted by ブクログ
なぜ表具屋が頭の悪い役で複数の作品に登場しているのか? 疑問でした。いつの作品か書いて無いのでわかりませんが、なんとなく時代を感じさせました。