【感想・ネタバレ】笑犬樓の逆襲(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

断筆解除をしてみれば、世間は面妖なことばかり。狂牛病の牛を哀れみ、ヒトゲノム解読を解読し、税務調査官の態度にあきれ、自民党の変貌を嘆き、酒鬼薔薇聖斗の出現に耳を欹て、歩行者喫煙取締りを糾弾し、小中学生や男の化粧を断固支持し、ホース片手に隣家の火事を消し、柳美里裁判に物申す! 「ならず者の傑物」筒井康隆が狂気の時代を迎え撃つ、獅子奮迅、呵々大笑のエッセイ集。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

久しぶりの筒井節は文字もそう大きくなく、文も軽快。「悪魔の辞典」の訳をやってみるというのは、ネタとして非常に面白そうだ。役者稼業の話が若干鼻につくのが難点。

0
2012年02月09日

Posted by ブクログ

 筒井康隆氏の断筆以後を書いたエッセイです。
 作家が食っていくということは?税務署は作家をどう見ているのか?作家と役者の二足のわらじをはくと…?という「普通ない」生活の様子が描かれます。

0
2009年10月04日

「エッセイ・紀行」ランキング