筒井康隆のレビュー一覧

  • 富豪刑事

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    1978年の作品です。
    お金持ちの警察官と言えば、あのアニメを思い出しますが、この小説の主人公の大助も相当の大富豪。
    大助は刑事ですが、自ら進んで大金を捜査に投入します。
    なかなかコミカルな内容で面白かったです。

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    2024年05月12日
  • 文学部唯野教授

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    唯野教授がおもしろい。この息をつかせぬような文章で、なんだかケムを巻かれているかのように読み進んでいった。
    文学の話以外の、唯野教授のはちゃめちゃ?な行動や理論は始終くすくす笑わされた。

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    2024年05月01日
  • カーテンコール

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    正直オチがよく分からないものもあったけれど、文章の上手さは格別。最小限の文字数で内容がしっかり伝わる。驚天動地のどんでん返しに持って行くばかりがショートショートではない、というスタンスも感じられる。

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    2024年04月29日
  • 富豪刑事

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    新聞の書評で見たのだったと思うが、久しぶりに筒井康隆を読んでみるかと手にした。
    40年以上前の作品なので、いささか作風が古いのは否めず、今のご時世ではどうかと思う表現も散見されるが、まああくまでもエンタテインメントと割り切って読めばそれなりに楽しめる。お決まりの解決方法へ流れていくので、水戸黄門的な楽しみ方もありだけど、うーん、私はこういう感じはもういいかな、、、。
    ドラマやアニメにもなったらしい。全然知らなかった。

    なんで読もうと思ったんだろう。よくわからない。書評になんとあったのかも覚えていない。

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    2024年04月11日
  • カーテンコール

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    オチがなかったり意味がわからないものも多いが、最後の方にある「プレイバック」は別格。
    今まで筒井康隆を読んだ分だけ跳ね返ってくる内容となっており、読み終わる頃にはこみ上げるものがありました。

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    2024年04月07日
  • 佇むひと リリカル短篇集

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    四角い顔した昭和おじさんの夢物語(ほめてる)。
    きもかわいく愛おしい短編集。
    「きつね」「睡魔のいる夏」が良かった。
    それにしても、皆さん、奥様大好きで微笑ましい。

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    2024年03月25日
  • 家族八景(新潮文庫)

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    人の心が読める能力を持っている人が もしかしたら私の身の回りにもいるのだろうか…、もし あの人がそうだったら…もしかするとあの人なんかはそうなのかも…など想像を膨らませながら読んだけれど、想像でなく現実だとしたら…。

    無心になる術を取得しなければなぁ、とそんなところへ意識が及んだものの、ストーリーも十分に楽しめた。

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    2024年03月04日
  • アホの壁(新潮新書)

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    個人的には養老孟司の「バカの壁」のほうが好きだが、筒井康隆の「アホの壁」も面白かった。アホが潤滑油となって世界が進んでいくのかもと想像すると楽しい。

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    2024年02月28日
  • パプリカ

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    アニメを先に見たことがあったので映像が再現できて楽しかった。後半のスピード感はジェットコースター。面白かった。

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    2024年02月15日
  • カーテンコール

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    短篇集だけあって読みやすいが、内容は難しくて社会風刺的。2020年末から執筆した小説を集めた本らしく、時事的な話が多い印象。
    最初の方で読むのをやめかけたが、「楽屋控」「美夜禍」「夜は更けゆく」「手を振る娘」「文士と夜警」は読みやすかった。
    「プレイバック」は作者過去作品の登場人物や亡くなった小説家などが現れて入院中の作者と会話する、作者ファンには嬉しい小話だと思う。

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    2024年02月05日
  • 短篇小説講義  増補版

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    短編小説の名手である筒井康隆による短編小説の形式や手法の極意が述べられている一冊。今では古典として扱われている海外の名作短編を取り扱っており、作家がどのような思考をもとに作品を創作したか、理解することができた。短編小説の黎明期にあたって、海外の作家が道を切り開く軌跡をたどることができた。
    世界的な作家も、作家人生のなかで一生に一度しか書けないほどに、生涯の代表作となる短編小説を作るというのは大変であることを痛感した。
    現在の日本の文学に向けて提言もなされており、非常に興味深い内容となっている。
    30年以上前に書かれた短編小説の創作論が、30年のときを経て、加筆修正により、新たに筒井康隆本人の作

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    2024年02月01日
  • カーテンコール

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    掌篇の背景に死を思わせながら自身の生を見つめて言葉を紡いでいく。私たちの日常はひとつの物語に終始するのではなくルーティンな営みに励み時折妄想で多様な世界を旅する。心地良さで構成されている世界は理想郷ではなく思考停止した隷属社会であり、不快・苦悩を受け入れてこそ世界はときめきを宿すのではないか。と筒井康隆の筆致から感じる。

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    2024年01月31日
  • 時をかける少女

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    昔からある名作、として初めて読んでみた。
    読んでみると、ごくごくオーソドックスな時間トリップものという印象。
    発表された当時としてはセンセーショナルだったのかなぁ

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    2024年01月28日
  • 富豪刑事

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    本屋でたまたま見かけたので「お!懐かしい!」と思い、購入した。以前、読んだがかなり昔。深田恭子主演のドラマを観て、面白かったから原作も読んだのだっけ。(私の王道パターン)なので2005年頃だったと思う。うわ!そんなに前だったのか!原作はもっともっと古く、1970年代頃に連載されていたらしいから背景も当然古風。『キャデラックを乗り廻し、最高の葉巻をくゆらせた“富豪刑事”』(あらすじ抜粋)とあるからどんな嫌味な富豪だよ、と勘違いするが、実際は品が良くて少し天然な好青年が主人公。本人は上品だが大金を大量にばらまき日本経済を激しく回しながら事件解決を実行する。もちろんファンタジー。でもこういう現実とは

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    2024年01月20日
  • カーテンコール

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    文壇の最古参、最長老となりつつある作者が、もはや何の遠慮もいらないとばかり、好き放題に書き散らかしたかのような小品集。

    着意だけで書かれ、落ちがない作品も散見される。

    もう長編は書かないのか。

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    2024年01月19日
  • カーテンコール

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    40年來の、ほどほどファンです。七瀬シリーズが最も好きですが、ショートショート、特にジュブナイル向け短編中編小説こそ、は先生の良い面が凝縮されているように感じています。

    本作品は先生の「夢」を再現したかのような浮遊感を感じる作品が多いように感じましたし読者・特に昔からのファンに対するラストメッセージなのかな、、と。

    傑作とは感じませんが、良作。

    「プレイバック」に七瀬が出てきたら★あと一つ足しますw

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    2024年01月17日
  • カーテンコール

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    今年で90歳の筒井さん。「最後の作品集」と言われたら、とりあえず読まないわけにいかない。さすがに昔ほどの毒はもうないけれど、レトロ感たっぷりで、ドタバタや批判精神も忘れない御大〝らしさ〟が散りばめられた走馬灯のごとき25篇。芳山和子や小松左京ら懐かしい面々が登場する「プレイバック」が感慨深かった。ほとんどマニア向けと言えそうな一冊。

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    2024年01月16日
  • カーテンコール

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    ”最後の作品集”と言いながら、今後も「最後最後詐欺」として恐らく作品を出してくれるであろう筒井康隆御大の最新短編集。

    25の超短編、すなわちショートショートを収めたものであり、エッジの効いたブラックユーモアはいまだに健在であり、読者を安心させてくれる。

    個人的に気に入ったのはコロナ禍の日本社会を5拍子・7拍子のリズムで風刺的に描いた「コロナ追分」、そして「時をかける少女」や「文学部只野教授」など筒井康隆の過去の名作の主人公が突然現れて著者とユーモラスな会話を繰り広げるドタバタ劇「プレイバック」など。

    最後、と言わずにまだまだ元気でこうした作品を読ませてほしい。

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    2024年01月14日
  • 誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義

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    ハイデガーの解説本の中でもいちばんわかりやすいと言う評価の「ハイデガー『存在と時間』を解き明かすNHKブックス」を読んでみたものの、まったく理解出来なかったので、さらにわかりやすそうなこの本を読んでみました。

    結果は、理解出来たとまでは言えないけど、「なるほど、こういう風な事が言いたかったのね。」程度のことはわかりました。

    『存在と時間』には。現存在とか平均的日常性とか、実存とか、本来性、非本来性とか、よく分からない単語が頻出するんだけど、まずはこの本から読んでみると、多少は理解の助けになると思います。

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    2024年01月11日
  • カーテンコール

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    25篇の掌篇集。
    言葉遊び、ナンセンス、奇想天外ごちゃ混ぜになった玉手箱。これで最後とは嘘か誠か?
    「附・山号寺号」の切れ味、さすが!

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    2024年01月08日