筒井康隆のレビュー一覧

  • 陰悩録 リビドー短篇集

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    ネタバレ

    副題の通り「リビドー」=性衝動をテーマにしたお下品炸裂短編集。

    中高生の男子が笑いながら交わすようなエロ話と筒井康隆らしいドタバタ劇が面白おかしくバカになれていい。

    男なら、くだらない下ネタ話好きなはず、読むべし!(笑)

    「七瀬ふたたび」「時をかける少女」を書いたりこんな下ネタ小説をかいたり、改めてこの人の多才さに感服。

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    2014年08月20日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    SF=近未来、的な妄想を吹き飛ばしてくれる作品。
    強烈な風刺やブラックユーモアが散りばめられた短編集。
    凡人には思いつかない描写や表現が新鮮。

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    2014年08月03日
  • アホの壁(新潮新書)

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    筒井康隆氏によるアホ論。
    この本での「アホ」とは、滑稽、場違い、非論理的、無意識、、などが引き起こす行動や思考のこと。
    筒井氏にしては毒が少ない文章だと思った。
    おもしろさも控えめかな。。

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    2014年08月01日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    こんな世界・・・あり得るかも。でもこんなに元気なご老人方なら、有用に活用したほうがいいのではないかと思った。
    まぁ恐ろしいはなし(?)でした。

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    2014年07月28日
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

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    ゆっくりと進む映画を観ているように、おだやかな心で一気に読めた。
    簡単な設定と分かりやすいストーリー、近未来の話ということで、想像に足るぐらいの荒んだ町。銃や殺人といったような話も当たり前にでてくるが、違和感なく話は進み、人の優しさや美しさだけが余韻のように残る。読後感が良い。

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    2014年07月21日
  • 時をかける少女 TOKIKAKE

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    アニメ版とはいくつかの部分で違いがありますが、これはこれで面白いと思います。僕はアニメ版の方が好きですが 笑

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    2014年07月03日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    久々の筒井康隆でした。表題作の他、「農協月に行く」も収録。スラップスティック系の短編集。話がどんどん広がっていく様は、数人の男の飲み会が奇想天外な話で盛り上がっていくようで心地よい。

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    2014年06月08日
  • くさり ホラー短篇集

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    久しぶりな筒井作品。
    普通のホラーとは違いやはりちょっと筒井ティストの入った作品集。

    最後の鍵がホラーっぽいといえばぽいか。

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    2015年07月15日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    色々なお話を集めた短篇集。
    タイトルになっている、「日本以外全部沈没」は、ちょっと昔のお話ゆえ、登場人物の解説が無ければ、若い人には無理。私は、とてもおもしろかったですけどね。

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    2014年05月18日
  • 文学部唯野教授

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    ネタバレ

    再読。
    大学騒動記プラス文芸理論およびその基礎の概観。
    心理学を学んでいたときにも同じ感想を持ったが、文芸理論、どんだけ隙間産業なんだよと。

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    2014年04月05日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    タイトルに惹かれて。
    日本沈没のパロディ作品の表題作を含む、ドタバタな短編を11編収録。
    どの作品にも通じて言えるが、マスコミという存在に嫌らしさを寄せている。彼にとってはマスコミはそういうものなのだろう。
    また、ドタバタを引き出すために、道化師やトリックスター的な存在の多数配置など、様々な工夫をいたるところに凝らしており、急展開や止まらないスピード感を強く感じられた。
    逆に言えばトリックによる揺さぶりだけで、種がわかると何も残らない、ただ消費されるだけのものになってしまった。

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    2014年03月18日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    増大した老齢人口調節のため、ついに政府は70歳以上の国民に殺し合いをさせる「老人相互処刑制度(シルバーバトル)」を開始した。

    ご老人版バトルロワイヤル、刃物と弾丸が飛び交い、命乞いや画策があり、血まみれスプラッタにエログロ表現の筒井節。姥捨山ベースの「楢山節考」より過激で、シュールな人間模様。

    私の手元にあるものは平成20年発行分で、巻末には歌人の穂村弘氏の文が…!

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    2014年03月15日
  • 時をかける少女

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    表題の作品が短編である事を初めて知りました。
    その意味ではやや拍子抜けした感もありましたが、敬愛する「タイムリープ」や「涼宮ハルヒ」の着想のヒントになったであろう要素も散見され、意義深い読書体験となりました。
    1967年の作品としてこのSF設定が斬新だったかは分かりませんが、「夏への扉」といい少なくとも50年前の頃は、人々はもっと未来に対し大きな希望を抱いていたであろう様子が垣間見え、現代とのギャップに少なからぬ衝撃を受けたりしていました。
    そう、SF読みが夢を抱かないと社会は前向きにならないんです。頑張ろう!

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    2014年03月02日
  • 佇むひと リリカル短篇集

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    短編集。とにかく、表題作が最高です。社会批判をした妻が密告され、逮捕。土に植えられてしまいます。次第に植物化し、感情を失っていく妻の描き方が素晴らしかったです。

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    2013年09月19日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    老人版バトルロワイアルですね。
    老い先短いお年寄りが殺し合うというストーリーに最初は不快感があったのですが、この作品を書いてる筒井さんも“お年寄り”なんだって気づきました。筒井さんもシルバーバトルの対象者なんですね。
    皮肉な作品です。
    これは筒井さんが書いたものでなかったら読めなかったかもしれません。
    一括りに高齢者とかお年寄りとかいうけど当然ながら経験を積んだ人生の大先輩なわけで、いろんな人がいます。そういう意味ではおもしろかったです。エンターテイメントだと思えば楽しめる作品だと思います。
    一応主人公である九一郎の存在感があまりなかったことと、別地区のシルバーバトルで対象者となった熊ばあさん

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    2013年09月13日
  • 48億の妄想

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    素人がテレビでもてはやされ、素人に毛が生えたくらいの人がタレントと呼ばれ、ニュースには不安を掻き立てるようなBGMが当てられ、ニュースショーの司会者は国民の代弁者のような顔をして語り、殺人や汚職や事故がドラマのように演出され流される……37年前に書かれたこの本はある意味で「予言の書」だ。
    この本を読み終えたあと、出先で藤圭子さんの遺体を乗せた霊柩車の助手席に座る宇多田ヒカルさんの映像を観た。必死にカメラを向け表情を捉えようとするマスコミに嫌悪感を覚えながらも、その映像に見入ってしまった自分をそれ以上に嫌悪した。
    「48億の妄想」は既に妄想ではなくなってしまっている。妄想が現実となり、妄想力をフ

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    2013年08月28日
  • ダンシング・ヴァニティ(新潮文庫)

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    反復する手法が実験的に面白い。
    話として面白いかというとまたそれは別です。
    反復する方向性は決まっていて、繰り返されると必ず筒井氏らしいナンセンス世界になっていく。その逆はない。コピペを繰り返されるとだんだんオリジナルの精密さが無くなるという表現なのかもしれない。
    ネット世界のコピペはそのままの同一性を保つので、この場合のコピーは複写機的な感じ。そこにちょっと人間味を感じます。

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    2013年05月11日
  • アホの壁(新潮新書)

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    ネタバレ

    タイトルに似げない全く真面目な内容。相手が傷つくようなことを男性に対して平気で言う女性がよくいて、若い時分であれば小悪魔的で可愛いなどと言われもするが、歳をとってもまだ若いときにもてはやされた記憶が残っていて言い続けるアホな女性がいる。他人の仕事に口を出し、滅茶苦茶にしてしまう女。いくら言っても理解せず、そもそも学習しようという気がない女。つまらないことばかり口にして、怒ると泣く女。人間の右脳と左脳は脳梁によって連結されているが、女性は男性に対してこれが太く理性と情緒が判然と分けられることなく発語するとこが多いとのこと。ふむふむ、なるほど、と唸らされることしきりである。このほか、多くのアホ事例

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    2013年04月21日
  • 男たちのかいた絵(新潮文庫)

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    筒井先生の本なら何でも来い!って頃に読んだ本です。
    わあ と思いながらも好奇心いっぱいで読んでしまいました。
    やっぱり先生のお話は怖くても面白いから。

    あんまり覚えてないけど、拷問の時に自らすすんでやってもらう(?)ヤクザの話が印象的でした。
    こういうお話も読めるんだって思って、大藪さんや勝目さんの本をアレコレ読んだりすることになったんだ、たぶん。

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    2013年04月08日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    高齢化社会に政策として実施される、凄惨な老人同士の殺し合い、シルバー・バトル。
    その設定は唐突で、細かな世界観の構築などは特になく、読者にそういう世界だからひとつよろしく、というちょっと乱暴な、でもダイナミックなテンポで展開していく。
    社会に邪魔者扱いされる老人も、「生きている」というパワーを感じました。
    差別保護が差別を生んだり、高齢者保護が高齢化社会を拡大するという、風刺がピリッと効いている。

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    2013年03月24日