筒井康隆のレビュー一覧

  • ダンシング・ヴァニティ(新潮文庫)

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    夢から覚める直前のような、上に行くのか下に落ちて行くのか解らないコピー&ペースト、コピー&ペースト。もしかしたら自分の夢に、コロスやらソフトブリーズやらピンク・アウルやらが出てきそうです。何方か書いていましたが、これは筒井でなければ、出なかった本でしょう。当分キトクロ、キトクロです。恐るべし筒井康隆。

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    2011年08月01日
  • ダンシング・ヴァニティ(新潮文庫)

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    「夢の木坂分岐点」を思いだした。
    でも、あの作品は変奏を重ねながら、延々とループが続いていくよう。この作品は反復を重ねながら捻れていくが、話は前に進んでいく。
    小説中でも夢についての言及があったが、むしろ死ぬまで終わらない妄想というべきもの。
    日本文学に筒井康隆というジャンルがあると云うぐらいに、あまりに独特。唯一無比。

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    2012年06月16日
  • アホの壁(新潮新書)

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    さらっと読んだけど、内容は浅くない。
    そのへんは、さすがに筒井康隆。

    関西人が使う「アホ」って、どこか愛があっていい。
    アホを否定しているようで、でも好きなんだな~。
    それって、人類愛みたいなものかもしれないな。

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    2011年01月07日
  • アホの壁(新潮新書)

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    筒井康隆さんが「アホの壁」(新潮社新書)という書をしたためたと聞き、早速読んでみることにした。ベストセラーにもなった同じく新潮新書版の「バカの壁」に比べて、遜色ないどころか断然にこちらが「上手(うわて)」である。遥かにこちら(アホ)の方が面白いし、考えさせるネタを提供してくれている。「バカ」のほうは一段高い地位に己を置いたりすることからくる視野狭窄的観点が難点である。理科系秀才の嫌味がそこかしこに撒き散らされてあり、とても読めた代物ではない。さらに云えば自ら筆をもとらずゴーストライターの手をわずらっていることなど、とても一流の書物とは云いがたいのである。そもそも養老某のあの独りよがりの喋りは不

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    2010年12月05日
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

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    んん、これは物語全体が何かのメタファーか…?

    子どもが大人の保護から脱して、何かを失うおはなし。な気がする。
    失ったものは、ある種の純粋さ、なのか。うーん、どうなんだろう。

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    2010年11月21日
  • 陰悩録 リビドー短篇集

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    空き時間などに少しずつ読めるのでよかったです。
    現実にありそうで、実際にはないこと、あったら面白いな、と思わせてくれる作品。飽きないです。

    性交経験のある方の方がクスりと笑ってしまうかもしれませんね。笑

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    2010年08月06日
  • くさり ホラー短篇集

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    読むものが切れたとき、つなぎで持ち歩くのにちょうどいい文庫。「ホラー短編集」と銘打ってはいるものの、特に怖い(臭い)小説はこの中にはない。筒井としてはね。「肥満考」だけがかろうじて「らしく」て怖いが、臭くないからなあ。全体的にソフトな短編ばかりを集めた印象。

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    2010年05月26日
  • 家族八景 下巻

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    「紅蓮菩薩」「芝生は緑」「日曜画家」「亡母渇仰」

    「紅蓮菩薩」と「亡母渇仰」は畳み掛けてくる。
    文字での表現はある程度理屈だが、人の心理は理屈だけではない。
    絵と文字の両輪の漫画(not 絵本)は、言語化できないものを表現することに強い。
    小説の「紅蓮菩薩」で妻は冷静になる為に必死で般若心経を心裡で唱えるが、漫画での般若心経はもっと根源的なところから響いてくる。

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    2010年05月07日
  • 家族八景 上巻

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    「無風地帯」「澱の呪縛」「青春賛歌」「水蜜桃」

    簡潔で清潔な絵柄自体は原作のイメージからはほど遠い。今作の七瀬からは、小説の七瀬の自我を感じない。
    だからダメなのではなく、だから良い。
    原作を驚くほど忠実に再現していながら、一つの作品として見事に成り立っている。
    「水蜜桃」の表現は、小説にはない漫画の優位性を感じた。

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    2010年05月07日
  • 俗物図鑑(新潮文庫)

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    おもしろいというか物凄いというか気持悪いというか……
    とにかくドタバタ!
    下品なんだけど勢いがあって読みやすい本でした

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    2010年03月31日
  • 原始人

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    「原始人」「アノミー都市」「家具」「おもての行列なんじゃいな」「怒るな」「他者と饒舌」「抑止力としての十二使徒」「読者罵倒」「不良世界の神話」「おれは裸だ」「諸家寸話」「筒井康隆のつくり方」「屋根」

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    2010年03月17日
  • アホの壁(新潮新書)

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    「人間は、考えるアホである、前代未聞の人間論!」と帯にある。『人間の器量』というタイトルでの執筆を依頼されたけど筒井康隆がそんな本を書いても誰も読まないだろうからとこのタイトルに変えた のだとか。内容は人間がどうして「アホ」なことをしたり言ったりしてしまうのか ということをいろいろな角度から考察し検証したもの。かなりの部分がフロイト的解釈によっているので、ちょっと古い感じもする。でもアホであることアホなことをしてしまうことをずっと否定的に語り続けてきたのに最後の最後で「愛おしくなってきた」「素晴らしい」と持ち上げて終わるのってはどうだろ。アホを否定し続けてる内容に否定的な態度で読み続けてきたの

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    2011年08月01日
  • 緑魔の町

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    ついつい好きな白身魚さんの表紙で、本屋で即買ってしまいました。ですが、内容の方も筒井さん独特の奇抜さがあり面白い作品でした。 

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    2009年12月31日
  • 時をかける少女 TOKIKAKE

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    時かけの中でもやっぱこれが一番好きです。
    古本屋で見つけて即買いでした。

    青春っていいなぁと思えるお話です。

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    2009年11月08日
  • 夢の木坂分岐点(新潮文庫)

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    夢が現か現が夢か。難解で暗ーい深ーい雰囲気。
    面白いか面白くないかで言えば面白いんだけど、読んでてすごく消耗します。人にはお勧めしにくいね。

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    2009年11月08日
  • 48億の妄想

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    つい一気に読んでしまう感じ、さすが筒井

    エスカレートしていく虚構世界のえもいわれぬリアリズムおそろしい

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    2009年10月04日
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

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    人に支えられて助けられて成長していく
    成長は人との別れを作り、
    その別れがまた人を成長させる

    出会いと別れの繰り返し

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    2009年10月04日
  • 陰悩録 リビドー短篇集

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    あっけらかんとしたエロ短編集で、実にしょうもない話も多いのだが、
    冒頭の「欠陥バスの突撃」はすばらしいと思った。

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    2009年10月07日
  • 脱走と追跡のサンバ

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    父親からもらって読んだのはリバイバル前の作品でした。他にも同じように読んだ作品は結構あります。
    これは奇妙なストーリー展開でしたが、最後の「母」を感じる場面が印象に残っています。

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    2009年10月07日
  • 虚航船団(新潮文庫)

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    コンパス、はさみ、鉛筆、メモ用紙などの擬人化キャラクターたちが宇宙船に乗っているという奇抜な設定。
    さらにすごいのは、この文房具船の乗組員はみんな気が狂っているのである。オール基地外。
    いろんなタイプのキチガイが出てくるのでなんだか読んでると安心します。ああ、私なんてまだまだ普通よ。

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    2011年08月27日