筒井康隆のレビュー一覧

  • ダンシング・ヴァニティ(新潮文庫)

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    明晰夢をひたすら言語化するスキルとバイタリティ。伊集院光が言うところの「脳汁を垂れ流す」状態か。「音楽」「フクロウ」とくれば、ツイン・ピークスも思い出す。

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    2015年10月18日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    筒井康隆、久しぶりに読んだ。自分の言語感覚が世の中の流れを受けてずいぶんと保守化というか、スラップスティックな世界に対応するのが難しくなっていることに気づいた。もっと自由でいいはずだ。

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    2015年10月09日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    なかなかなかなかでした。

    パロディなんです、日本沈没の。
    で、日本以外沈没したらこんな感じ?みたいなショートショートです。

    ぇぇーあり得ないーぃー

    って感じのショートショート続きで、宇宙人とか普通に登場しちゃうあたりがすごい大胆。

    読んでて、こんなんなっちゃって!?大丈夫?オチ?って、読者が心配しそうになる一冊です。

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    2015年09月25日
  • 男たちのかいた絵(新潮文庫)

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    チンチン立ちっぱなしのヤクザとか、犬と深い仲のヤクザとか、変なヤクザがいっぱい登場です。
    ヤクザのというか(男の?)渋さや悲しさ(聖書でいう原罪のような)を感じる短編集でした。解説が「中島梓」!昭和のあのころに気持ちの良いトリップでした。

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    2015年09月18日
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

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    主人公の小学生の少女の一人称で語られるため、難しい漢字を使わず、使ってもルビをふって児童小説のような体裁なのだが、主人公の置かれた世界はハードでバイオレンスな、児童小説にはまったく似つかわしくない世界だ。
    主人公の少女は左手に障害があり、家庭環境に問題を抱えているが健気に生きている。そんな少女が母の死をきっかけに家を出て、いなくなった父を探しに旅をするロードストーリーなのだが、少女の左側には常に誰かが(それはまず犬からだった)寄り添って物語は淡々と進んでいくのである。
    各章のタイトルに登場人物の名前が冠してあり、章毎にその人物が少女の左側を受け持つことになる(一部違うが)。その人物たちの物語の

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    2015年09月18日
  • アホの壁(新潮新書)

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    ネタバレ

    アホとは言うけど人間だれしもがやってしまう行動を指摘し取り上げた本。完全にいなくなってしまうのもどうかと思うがしかし本書で取り上げられたアホが多いのも事実だと思う。読んでいて知らなかった、間違った使い方をしていたなんてことは多く、思わず関心してしまう部分もあった。

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    2015年08月16日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    1962年から76年にかけて書かれた11本の作品が収められた短編集。

    解説にもありましたが、どれもかなり初期の作品なんだそうです。

    筒井作品といえば、ずいぶん前にテレパスの七瀬シリーズにハマってしまったことがありましたが、今回久しぶりに読んでみて、何ていうかSFの物凄さを思い知ったという感じです。

    ありそうでない話どころではなく、絶対にあり得ない話。馬鹿らしいと片付けるのは簡単だけど、つい先が気になって最後まで読んでしまう。そして本を閉じる頃には爽快な読後感に包まれる。そんな魅力に溢れた作品集です。

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    2015年05月24日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    表題作は、以前読んだときと、印象が違ったな。付録の人物紹介が面白いからかな。どれも、60-70年代初出で旧いのだが、当時が見えて味わい深いな。最も、一番気に入ったのは、幕末ネタだが。

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    2015年04月24日
  • 陰悩録 リビドー短篇集

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    .....自分に照らして本当のことが書けないな。
    。。。読み込むと奥深いんだろうな。。。
    。。。でも、本の読み方を知らない私は、単に 面白い
    とだけで、レビューは終わる。

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    2015年04月16日
  • 恐怖

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    筒井の発想はいつも新鮮である。本作品は筒井流のオリジナル・ミステリーである。本文でのアガサ・クリスティーなどのミステリーの言及も興味深い。爆笑はなかったが、他の筒井作品ともかぶる点が楽しめた。ミステリーとしてはそこそこのできである。

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    2015年03月17日
  • くさり ホラー短篇集

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    安心と安定の筒井節。
    ホラーと銘打ってありますが、所謂ホラー的な物は「くさり」「鍵」位かなと云う印象で、後はシュールだったりコミカルだったり。
    「くさり」は怖いです…盲目の少女の視点(と云うのもおかしいですが)で進むので、情景の暗さ、手探りのみの進行が非常にスリリングでした。
    個人的には「ふたりの印度人」が好きでした…相手の意図が全く分からないだけに恐怖感がある、と云えば殊勝な物ですが…絵的に面白いな~と。
    あと「亭主調理法」も。いいのかこれ(笑)
    手軽く読める一冊。
    町田久美さんの表紙絵も素晴らしいです。

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    2014年12月24日
  • 陰悩録 リビドー短篇集

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    性をテーマとして扱った臭くて汚くて面白い短編集。コミカルでSF的な作品が多くなりますが、その実を見てみると人間の性に関する、一種の真実が描かれていると感じました。社会的に汚い性の話は嫌われますし、性とは愛の到達点であると私も教わってきました。それを信奉している人からすればとても読めない作品だと思いますが、それでもこの本に書かれていることを一概に嘘とは言えないでしょう。男性の性で言えば、「欠陥バスの突撃」、女性で言えば「脱ぐ」「信仰性遅感症」が良かったです。

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    2015年02月14日
  • アホの壁(新潮新書)

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    「バカの壁」の2匹目のドジョウを狙ったアホに関するエッセイ。フロイト理論を根底としており、「失錯行為」「事故多発者」のくだりが面白かった。そして最終章ににんまり。

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    2014年10月27日
  • 陰悩録 リビドー短篇集

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    ネタバレ

    副題の通り「リビドー」=性衝動をテーマにしたお下品炸裂短編集。

    中高生の男子が笑いながら交わすようなエロ話と筒井康隆らしいドタバタ劇が面白おかしくバカになれていい。

    男なら、くだらない下ネタ話好きなはず、読むべし!(笑)

    「七瀬ふたたび」「時をかける少女」を書いたりこんな下ネタ小説をかいたり、改めてこの人の多才さに感服。

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    2014年08月20日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    SF=近未来、的な妄想を吹き飛ばしてくれる作品。
    強烈な風刺やブラックユーモアが散りばめられた短編集。
    凡人には思いつかない描写や表現が新鮮。

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    2014年08月03日
  • アホの壁(新潮新書)

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    筒井康隆氏によるアホ論。
    この本での「アホ」とは、滑稽、場違い、非論理的、無意識、、などが引き起こす行動や思考のこと。
    筒井氏にしては毒が少ない文章だと思った。
    おもしろさも控えめかな。。

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    2014年08月01日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    こんな世界・・・あり得るかも。でもこんなに元気なご老人方なら、有用に活用したほうがいいのではないかと思った。
    まぁ恐ろしいはなし(?)でした。

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    2014年07月28日
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

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    ゆっくりと進む映画を観ているように、おだやかな心で一気に読めた。
    簡単な設定と分かりやすいストーリー、近未来の話ということで、想像に足るぐらいの荒んだ町。銃や殺人といったような話も当たり前にでてくるが、違和感なく話は進み、人の優しさや美しさだけが余韻のように残る。読後感が良い。

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    2014年07月21日
  • 時をかける少女 TOKIKAKE

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    アニメ版とはいくつかの部分で違いがありますが、これはこれで面白いと思います。僕はアニメ版の方が好きですが 笑

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    2014年07月03日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    久々の筒井康隆でした。表題作の他、「農協月に行く」も収録。スラップスティック系の短編集。話がどんどん広がっていく様は、数人の男の飲み会が奇想天外な話で盛り上がっていくようで心地よい。

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    2014年06月08日