筒井康隆のレビュー一覧

  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

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    SFの巨匠がミステリーを書くとこんな感じなんだ〜
    すごくシンプルで面白みがありました。
    ページ数も少なく、すぐ読み終えました。
    ちょっとネタバレかも知れませんが
    図注意!!

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    2024年10月19日
  • 笑うな(新潮文庫)

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    知性と悪ふざけが共存する作品で、今読むと女性蔑視と捉えかねない話もある一方で「妊娠はどの仕事より尊い」という発言もあり、その振り幅の広さに驚かされます

    どんなに悪ふざけがあっても次のお話へと読み進められるのは、著者の視点が多様だからでしょうか

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    2024年10月03日
  • 家族八景(新潮文庫)

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    3.8
    あの「七瀬ふたたび」の第一作目。
    テレパスである七瀬は、深い人間関係などに警戒して、社会を生きていくために家政婦(女中)の仕事を始めていく。そして、本作は七瀬の職場となる8つの家族の闇の話である。
    以下、各章の感想。

    無風地帯
    家族同士、心では馬鹿ににしながら表面は穏やかに装う無風地帯。こんな家族はきっと、ざらにあるだろう。

    澱の呪縛
    ザ・ゴミ屋敷。そして、その家族も環境に汚染されているのか、精神も不安定。しかし、この状況を恥と感じているだけまだ救いがある。現実世界のゴミ屋敷の住人はまったく気にしない人が多く感じる。

    青春讃歌
    青春を。若さを。取り戻せないその輝かしさに執着した妻

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    2024年10月03日
  • 誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義

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     哲学の専門家ではない有名な作家が、1990年池袋でハイデガーについて解説した講演?を文字にしたもの。全体の3分の1は、『ふしぎなキリスト教』とかの大澤真幸先生の解説がついていて、「よくわかる上に、『存在と時間』のエッセンスをまことに的確に抽出している。(略)専門家ではない、『唯野教授』こと筒井康隆さんが、かくも正確に紹介できるとは。驚きである。」(p.106)と書いているから、専門家お墨付きのハイデガー紹介、ということになる。
     『誰にもわかるハイデガー』というタイトルだし、『試験に出る哲学』のブックガイドでも紹介されていたので、読んでみた。何となく分かるけど、正直通勤電車の中でサラッと読ん

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    2024年09月29日
  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

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    郊外の洋館に集まった、将来を約束された青年・美女達。
    優雅なバカンスの最中、銃声が鳴り響き1人の美女が殺される。

    パプリカの作者がこんな○○トリック小説を書いていたとは驚き。

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    2024年09月19日
  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

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    筒井康隆といえば探偵ナイトスクープの人というイメージだったけど、こんなテクニカルな作品を書いていたのか、、!と驚いた。

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    2025年09月14日
  • ホンキイ・トンク

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    3.5!
    筒井康隆平常運転という感じ!短編集!

    君発ちて後
    失踪した旦那を妻が探す話!人間蒸発株式会社とは、SFらしい内容!血生臭い!

    ワイド仇討
    やはり血生臭い!!父親や嫁、息子の仇討ちを狙う者たちが、妙な一体感で徒党を組む話!
    猿回しの人が1番強いのでは?
    やはり、血生臭い!

    断末酔狂地獄
    BLEACHの卍解のようならタイトル!
    まるでソドムの市!高齢化社会が恐ろしい!
    癌細胞を珍味として喰うのはさすがにキツい!!

    オナンの末裔
    この話の感想はいいかな。。。。

    雨乞い小町
    お得意、歴史物!!
    未来人と平安の人が、科学的雨乞いをする!

    小説家「私小説」
    これは、殺されてもしょうが

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    2024年08月28日
  • 世界はゴ冗談(新潮文庫)

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    面白かったが難しかった。短編集なんだが、冒頭のペニスに命中がかなら、ドラスティックな内容で、お、この方向性の作品かな?と思ったが、後の話は千変万化。難しかった。読んでるうちに、いつのまにか作者の話になっているのが楽しい。油断すると、すぐに自分の話をする筒井康隆の作品は大好きだ。それにしてもこの作品の三字熟語の奇をちゃんと、読む人はいるのだろうか?いるんだろうけど。

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    2024年08月07日
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

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    ヒロイン少女、月岡愛はシングルマザーの母と二人住み込みの料理店でこき使われていたが、母が死んで出奔した父を探して街を出ることにする。愛の左手は幼いときグレートデーンに噛まれて不自由になっているが、愛は犬の言葉がわかり犬=デンは愛を守るためずっと左側を歩いてついてくる/「ご隠居さん」と呼ばれる老人=真田一平が「わしもいじめにあっている。大きな店をやっていたが息子の嫁が無理やり売らせて、生きがいを奪い死ぬのを待っている」旅に加わる/襲ってきた変質者を殺し正当防衛だが真田は自首して服役…愛は託された大金を奪われ

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    2024年08月07日
  • 七瀬ふたたび(新潮文庫)

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    サイコパスに念動力、透視能力と能力者同士の闘いみたいになっている。

    二巻はSPECみたい。

    超能力を否定する警官集団と対決する。

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    2024年08月01日
  • ビアンカ・オーバースタディ

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    3.7。
    面白しろい。
    超絶美少女ビアンカと超絶美人の耀子、ビアンカの妹でこちらも美少女ロッサ。そして、下僕の塩崎に未来人のノブ。設定だけで、ご飯3杯はいけそうだが、後半の怒涛の展開も嫌いじゃない。

    でも、内容が内容だけに人に勧めづらい。
    人面蛙もそうだが、初っ端のスタートダッシュが、
    あまりにも官能小説すぎる。

    これ、映像化は無理だよね?してないよね?

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    2024年08月01日
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

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    70歳以上の国民を殺し合わせる国策、通称「シルバーバトル」で戦うあらゆる老人の悲喜交々の生き死にについて。いろんな老人がよりどりみどりなんですが、個人的にお気に入りなのはサンセット大通りさながらの狂気に満ちた執事(とはいえサンセット大通りの執事より随分エゴイズムに満ちているが)と、狂ってしまった女優の二人。老人同士を殺し合わせる狂気の沙汰としか思えないバトルを、国が主導しているから大丈夫だと思いながら、アナウンサーが実況したりするナンセンスさ。案外この世はこんなものなのかもしれない。

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    2024年07月29日
  • 幻想の未来

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    書かれている描写や内容は想像できるものの、面白くはなかった。
    おそらく自分が思い描いている作品の世界と作者が思い描いている世界が違うのかも。グロい生き物も出てきてるけどたぶん人それぞれ思い描いているものは違うので、想像力が強い人が楽しめるのかも。

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    2024年07月17日
  • 世界はゴ冗談(新潮文庫)

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    著者の作品を久しぶりに読みました。
    全てにおいて言えることだけど、掴みどころのない内容になっているように思えた。
    ナビのエラーは少しクスッと笑えました。

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    2024年07月14日
  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

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    典型的な叙述トリックを使った見事なミステリでした。
    中盤でトリックには気づいてしまい、最後の騙された!体験が出来なかったのが残念です。
    あまり推理小説を読まない人にはオススメしやすい短さで、ミステリ入門編にはもってこいかと思います。

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    2024年07月11日
  • 時をかける少女

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    想像と違いました。
    まず、本のタイトルは「時をかける少女」ですが、短編なので「悪夢の真相」「果てしなき多元宇宙」というお話も収録されています。

    ドラマや映画を先に観てしまったせいか、少し物足りなく感じてしまいました。映像化したものは、ストーリーが大分拡張されていたり、様々な要素が追加されているので…

    「悪夢の真相」や「果てしなき多元宇宙」も話の内容は面白かったです。でも、もっと壮大に書く事もできたはずなのに、短編なのであっさりと終わってしまいます。

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    2024年11月01日
  • パプリカ

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    読み終わった時、何かすごいものを読んでしまったという気持ちでいっぱいに。
    物語中盤「DCミニ」が発明されたのを境に、夢と現実が交わっていく展開は凄まじかったです。ありえないことが起こる描写は混沌そのもの。想像しながら読むのも一苦労。そんな怒涛の展開を経てからの最後...これは夢なの?現実なの?というかどこから夢で、どこから現実?呆気に取られてしまいました。多分何度も読み返したとしても果たして私の頭では理解できるのかどうか...。難しい小説でしたが、斬新なSFを楽しめたので良かったと思います。

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    2024年07月23日
  • 時をかける少女

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    筒井康隆作品の中でも、(角川文庫らしく?)どのお話も爽やかな内容でサラッと読めました。言葉選びに少しの古めかしさはありますが、大人だけでなくお子さんでも楽しめると思います。

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    2024年06月27日
  • 時をかける少女

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    映画とかアニメとかいろいろな媒体で聞いたことがある作品名なので手に取ってみたら、まさかの短編で驚きました!!!

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    2024年06月21日
  • 虚航船団(新潮文庫)

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    『虚人たち』から段落落としと句読点極力排除という虚・構文で作品を作っていく著者。なかなか慣れない。全編で人物、時空間が入り乱れていることも、それに拍車をかける。第一章は狂気の文具船乗組員の紹介。第二章で鼬族の約千年に亘る歴史の叙述。この鼬族史は、流刑地・惑星クォールで、地球の世界史、科学史、文芸史の偉人、変人、独裁者などのパロディをもって文明を発達させ、果ては核爆弾による自滅を描く。第三章では、鼬族と文房具との闘いと、どさくさに紛れて著者の日常と不満がぶつけられてくる。長かった~、疲れた~

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    2024年06月21日