筒井康隆のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
3.5!
筒井康隆平常運転という感じ!短編集!
君発ちて後
失踪した旦那を妻が探す話!人間蒸発株式会社とは、SFらしい内容!血生臭い!
ワイド仇討
やはり血生臭い!!父親や嫁、息子の仇討ちを狙う者たちが、妙な一体感で徒党を組む話!
猿回しの人が1番強いのでは?
やはり、血生臭い!
断末酔狂地獄
BLEACHの卍解のようならタイトル!
まるでソドムの市!高齢化社会が恐ろしい!
癌細胞を珍味として喰うのはさすがにキツい!!
オナンの末裔
この話の感想はいいかな。。。。
雨乞い小町
お得意、歴史物!!
未来人と平安の人が、科学的雨乞いをする!
小説家「私小説」
これは、殺されてもしょうが -
Posted by ブクログ
グランパから始まって、富豪刑事、家族八景ときて、時をかける少女。筒井康隆代表作(?)履修月間をひとまずこれで終えようと思う。一癖あったり、ちょっと古さを感じたりはしたが、それでもなんだかとにかくすごかった。日本の「SF御三家」の一人とされるとのこと。そうか、SFってまだまだ若いんだ。
以下備忘メモ(有名作品とは思うが、ネタバレややあり)。
■時をかける少女
こういう話なんだ。切なかった。しかしシンプルで良いSF。科学技術が発達しすぎてまともな職につくための教育期間がかかりすぎるという問題を抱えている未来(後に睡眠学習によって解決されるが)って初めて見た。
■悪夢の真相
まあまあ。 -
Posted by ブクログ
家政婦が超能力者なのである。主人公、火田七瀬は、高校を卒業したばかりの十八歳。精神感応能力者(読みは「テレパス」)で、他人の心のうちを読み取ることができる。この能力を人に知られないようにするため、ひとところに長くいることなく働ける仕事ということで、父の勧めに従い家政婦をしている。行く先々のお宅で、家族が互いに、あるいは七瀬に対して何を思い暮らしているのかが、詳らかにされる。
…という設定を生かして描かれる、八つの家庭の裏の顔だけでもじゅうぶん面白いのに、七瀬十八から十九、そして二十歳の年へと時が流れるにつれ、心も体も変化していく様をしっかり捉えているところがまた興味深い。主人公は超能力を持