筒井康隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3.8
あの「七瀬ふたたび」の第一作目。
テレパスである七瀬は、深い人間関係などに警戒して、社会を生きていくために家政婦(女中)の仕事を始めていく。そして、本作は七瀬の職場となる8つの家族の闇の話である。
以下、各章の感想。
無風地帯
家族同士、心では馬鹿ににしながら表面は穏やかに装う無風地帯。こんな家族はきっと、ざらにあるだろう。
澱の呪縛
ザ・ゴミ屋敷。そして、その家族も環境に汚染されているのか、精神も不安定。しかし、この状況を恥と感じているだけまだ救いがある。現実世界のゴミ屋敷の住人はまったく気にしない人が多く感じる。
青春讃歌
青春を。若さを。取り戻せないその輝かしさに執着した妻 -
Posted by ブクログ
哲学の専門家ではない有名な作家が、1990年池袋でハイデガーについて解説した講演?を文字にしたもの。全体の3分の1は、『ふしぎなキリスト教』とかの大澤真幸先生の解説がついていて、「よくわかる上に、『存在と時間』のエッセンスをまことに的確に抽出している。(略)専門家ではない、『唯野教授』こと筒井康隆さんが、かくも正確に紹介できるとは。驚きである。」(p.106)と書いているから、専門家お墨付きのハイデガー紹介、ということになる。
『誰にもわかるハイデガー』というタイトルだし、『試験に出る哲学』のブックガイドでも紹介されていたので、読んでみた。何となく分かるけど、正直通勤電車の中でサラッと読ん -
Posted by ブクログ
3.5!
筒井康隆平常運転という感じ!短編集!
君発ちて後
失踪した旦那を妻が探す話!人間蒸発株式会社とは、SFらしい内容!血生臭い!
ワイド仇討
やはり血生臭い!!父親や嫁、息子の仇討ちを狙う者たちが、妙な一体感で徒党を組む話!
猿回しの人が1番強いのでは?
やはり、血生臭い!
断末酔狂地獄
BLEACHの卍解のようならタイトル!
まるでソドムの市!高齢化社会が恐ろしい!
癌細胞を珍味として喰うのはさすがにキツい!!
オナンの末裔
この話の感想はいいかな。。。。
雨乞い小町
お得意、歴史物!!
未来人と平安の人が、科学的雨乞いをする!
小説家「私小説」
これは、殺されてもしょうが