【感想・ネタバレ】農協月へ行くのレビュー

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Posted by ブクログ 2021年06月16日

昭和54年5月30日 初版 再読
古さを感じない短編。日本以外全部沈没、これを許可した本家の心の広さ。村井長庵の底知れぬ狂気。

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Posted by ブクログ 2021年02月15日

"村井長庵"がハードなピカレスクもので、他の収録作と雰囲気異なる際立った傑作。孤島の無医村で藪医者がやりたい放題する内容だけど、悪辣ぶりが悪鬼そのもの。ラスト込みでけっこうお気に入り。

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Posted by ブクログ 2018年10月20日

筒井康隆のスラップスティックな短編を集めたアンソロジー的な一冊。収録されているのは「日本以外全部沈没」、
「農協月へ行く」を始めとする7作品。

悪意とアイロニーに満ちた豊穣な言葉が過剰なまでに繰り返され、さらなる過剰を期待し、過剰さのエクスタシーに導く。これは我々はどこまでも過剰さを愛し、過剰さを...続きを読む追求することを止められないという資本主義経済のミラーか?

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Posted by ブクログ 2017年12月04日

その昔、中学生か高校生のころ読んだ記憶があって、40年ぶりに再読してみた。農協のおかれた状況は異なっているとはいえ、農協をベンチャー企業とでも置き換えて読めばやっぱり笑っちゃう。人の本質って変わらないよね。「不幸なやつがいるために自らは幸福だといって喜ぶ」この真実を言い切れるのは筒井先生だけだと思う...続きを読むのだ。

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Posted by ブクログ 2022年10月18日

シュールなショートショートだと思って、軽い気持ちでチョイスしたところ、想像以上のブラックだった(笑)

そう、著者の作品はふり幅大きすぎ。
こんな本を出そうものなら今なら大問題になりかねないのではと心配になったり・・・

解説がその真実を物語っており、この分析読んで腑に落ちる。
刺激を求めて、また文...続きを読む庫本をチョイスしそうである。

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