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死を恐れつつも死について知りたい我々のために、あの唯野教授による世界一わかりやすい講義が一度かぎりよみがえる。読まずに死ねない名著『存在と時間』超入門。これが教授の遺言だ!
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Posted by ブクログ
『文学部唯野教授』という小説で、小説に登場する唯野教授が授業をする場面が、都度都度登場し、ハイデガーの『存在と時間』についても第5講解釈学の授業で触れている。 この授業の補講が本書になるのかな?ハイデガーの哲学を、それはそれはとてもわかりやすく教えてくださっている。『存在と時間』を読む機会がある人は...続きを読む、本書及び『文学部唯野教授』の授業を受けてから取り掛かるのが良いかと思われる。全体像をなんとなく把握することが、短時間でできてしまうことがすごい。
ハイデガーの入門編として、100分de名著や新書と合わせて読みたい本。入門書を読むたびにハイデガー特有の言葉に辟易するが、具体的なストーリーと合わせて説明されると、なるほどそうだったのか、とわかったような気になる。ここでいうわかったということとか、ハイデガーを入門するということとか、どうも死を隠す空...続きを読む談のように思えるが(死は入門してはくれない!)、自分勝手に理解するというのもまた違う話なので、死を眼の前にしながら恐る恐る入門するというなんとも不思議な感じだ。まぁ解説にもあるが、時にはユーモアも必要だろう。
哲学書のなかでも、難解と言われる本の一つ『存在と時間』を、できるだけ嚙み砕いて、要点を抑えたのが本書である。「現存在」や「世界内存在」など、普段の生活では使わない用語を、本書の著書である筒井康隆が、読者が今後、『存在と時間』を理解できるように手助けしてくれる。入門書として本書以上のものはないだろう...続きを読む。哲学書の解説であるにもかかわらず、所々ユーモアな表現もあってか、硬質な内容を和らげてくれる。このような工夫が施されているのが入門書と言われる所以である。それだけではない。本書の解説を担当する大澤真幸も秀逸である。『存在と時間』は、人間の死に対する指南書として読み込める。そのため、読者自身が精神的に不安な時、とくに日々死を意識してしまう人が読むと、ハイデガーの主張に共感できるのではないだろうか。
ここまでシンプルにハイデガーを解説してポイントを外さないのは素晴らしい。死への先駆性について、解説の大澤真幸さんの文章と合わせて理解が深まった。
これを読んでハイデガーが分かるかどうかは別にしてこう言う考えなんだねーって思う。 易しく説明なんて本当は出来ないんだろうけれど書く人の咀嚼した内容で話して貰える本書籍のようなものは大変助かる。 読んで次の段階に頑張ってみようという気にさせてくれる。 頑張って存在と時間が読めるかというと難しいかも知...続きを読むれないけれど、次のステップにいつか繋がる気がする。 繋がらなかったらもう一度読もうと思う。
難解なことで有名なハイデガーの『存在と時間』についてわかりやすく説明されている。わかりやすい説明になっても正直なところ難解ではあるのだが、外観くらいは理解できるように噛み砕いてくれているので、入門としてちょうど良いと思う。 存在と時間は「本当に難しすぎて理解しづらいことで有名である」という点を念頭に...続きを読む置いて読むべき。もし理解できなくても落ち込む必要なんてなく、むしろ難しすぎる点を笑い飛ばすくらいの心持ちでいるべきだろう。
『最終講義』の名の通り、まるで中学生や高校生に戻って面白い先生の講義を受けているような気持ちになれる。 本書で指摘されている通り、ハイデガーに触れる上で大きな障壁になるのが、数々の概念(というか、言い回し?)なのだが、本書はそれらの話を最小限に抑えて解説を進めてくれている。おかげで、ハイデガーの視座...続きを読むは私たちが直感的に感じ取っているものと近いということが分かりやすく、説得力がある。 読書慣れ、哲学慣れしていない自分のような人に、読んでもらい、哲学の身近さを感じてほしい。
わかった。というかわかった気にさせてくれたことと、メタ要素を保ち噛み砕いた解釈を与えてくれたことが、雛目線での親鳥に思えて筒井先生死んだら泣くやろなあと謎の感動感情感想。
取っつきにくい用語を日常用語に。それぞれの関係を分かりやすく、用語の使われる順番や配置に細かく気を使いながら解説。とどのつまりを大胆に。わたしは NHKの100分で名著を見たあとに気になって読んでみた。いつか本体のハイデガー読んでみてもいいかなと思いました。誰が誰の弟子でというのがわかったのも収穫。...続きを読む複雑な気持ちの背景がある?ようで少し痛いかも。
■評価 ★★★✬☆ ■感想 ◯ハイデガーは初見では意味不明だったが、この本や用語集を見ながら狙いを理解して、その狙いに向かって言葉やフレームワークが展開されているとすると、踏まえることでわかりやすくなった。 ◯原文から入門書では取り逃がすことがあるが、一方でわかるようにもなる。自分の言葉で置き換え...続きを読むてみて、最終的には原文にあたってみてそこから受ける雰囲気など、汲み取ったうえで話をしないと議論が深まらないなと感じた。
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誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義
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