筒井康隆のレビュー一覧

  • NANASE(1)

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    (1〜4巻について)
    筒井康隆「七瀬ふたたび」を漫画化。同「家族八景」も少し漫画化して収録してます。(両作品はシリーズです)ストーリーは面白いです。また、絵もこの作者の作品の中では最も私好みでした。

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    2009年10月04日
  • 残像に口紅を

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    文字が消えると同時に、その文字が使われていた物の存在も消えるが、別の言葉に言い換えれるものは残る。ということは、「名前」のあるものから消えていく。人間、男、女、妻、娘という概念はまだ存在するが、「ぬ」が無くなると娘の絹子は消えてしまう。この世界に最後まで残るのは、自身にとって名前の必要のないモブたちだけになる。
    その構造に気づいた時、なるほどな〜となった。
    虚構と現実が混ざり合っていて、なかなかに難しい内容だった。これ絶対、現代文として受験で使われるやつじゃん。虚構に線引いてあるやつじゃん。
    私の語彙力と国語力が低く、流し読みした部分も多かったので、またいつかチャレンジしたい。
    あと、地元の御

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    2026年09月10日
  • 筒井康隆、九十歳のあとさき―老耄美食日記―

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    ネタバレ

    すごいな、筒井康隆。
    夫婦揃っての健啖振りに感心する。桁違いの食費にも。
    そして九十を迎え、車椅子生活になってもなお、執筆できるというのはすごい。

    いつも思うけれど、何が違うのかな……

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    2026年09月10日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    ネタバレ

    作中の世界は、読者側の世界よりも文明的には後進である。宇宙船のくだりで近未来であることがわかった。歴史は繰り返すというか、今、原始時代の状態から世界がもう一度始まるなら同じような歴史をなぞるのだろうと感じた。ここまでは歴史観について。
    最後の氷の女王の章。物語のはじめの出会いがラゴスの最後に行き着くポイントなのだとロマンチックなラストだと思った。

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    2026年09月03日
  • パプリカ

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    再読。映画のイメージが強いが、小説もやはり面白い。
    これを100%忠実に映画にするとやはりごちゃごちゃになってしまうんだろうな。

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    2026年08月31日
  • 笑うな(新潮文庫)

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    「筒井康隆自伝」で収録作品「タック健在なりや?」のタックは眉村卓からつけていることを知り、再読するために購入。ヤッシャ・ツッチーニは筒井康隆なんでしょうね。ライバル意識は強かったのか。「傷ついたのは誰の心」「駝鳥」は相変わらず痛い。

    目次
    笑うな
    傷ついたのは誰の心
    悪魔を呼ぶ連中
    最初の混戦
    遠泳

    自動ピアノ
    正義
    夫婦
    帰宅
    見学
    特効薬
    墜落
    涙の対面
    流行
    セクション
    廃墟
    ある罪悪感
    赤いライオン
    猫と真珠湾
    会いたい
    接着剤
    駝鳥
    チョウ
    血みどろウサギ
    マイ・ホーム
    ブルドッグ
    トーチカ
    座敷ぼっこ
    タック健在なりや
    産気
    ハリウッド・ハリウッド
    末世法華経
    ベムたちの消え

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    2026年09月01日
  • 残像に口紅を

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    めちゃくちゃ難しくて理解するのに時間がかかった
    官能的な描写は語彙が少ないながらも普通に官能的で面白かった

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    2026年08月27日
  • 笑いの力

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    本書は2005年に岩波書店から刊行された単行本を文庫化したもの。「笑い」というものの本質について小樽での講演会とシンポジウムにて真剣に論じたものを書籍に纏めた。講演は、臨床心理学者の故・河合隼雄、解剖学者の養老孟司、そして作家の筒井康隆。シンポジウムの方は、この3名に女優の三林京子と特定非営利活動法人絵本・児童文学研究センター理事長の工藤左千夫が司会として加わる。

    「笑い」と「健康」との関係から始まり、様々な事象と笑いとの関連性について次々と話が展開していく。笑いだからと言って決して楽しい内容ではなく、各人が自分の専門または広い知識を基に、極めて真面目に持論を披露していく。シンポジウムでは各

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    2026年08月25日
  • パプリカ

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    ネタバレ

    筒井康隆さんの話を読んだのはこのパプリカが始めてです。最初はとらえどころのない話だと思いながら読んでいましたが、次第に話の展開や夢と現実という世界の構造に引き込まれて行きました。第一部でははっきりしていた現実と夢の境界線が第二部では曖昧になっていき、ついには混じりあってしまいます。読者の意識では現実と夢との区別がつかなくなってしまい、まさしく混沌とした夢を見ているような心地になることでしょう。一方この作品ではメインとなる夢と現実の他にも様々なモチーフが存在していると思います。いかに常日頃の思考によって抑制されていたとしても拭い去ることのできない情欲の存在であったり、潜在的に存在する恐怖が顕現し

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    2026年08月22日
  • 残像に口紅を

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    難解だったが、どんどん文字が失われていく世界の中で無くなった言葉を別の言葉で表現しているのは面白かった。著者と読者の語彙力が試される一冊。

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    2026年08月20日
  • パプリカ

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    心の病気になってしまった患者の夢の中へ入り心の治療を行うパプリカかこと千葉さんがとても魅力的だった。物語は徐々に身内内の権力争いに発展し、後半は現実の世界が夢に侵略されてしまう・・・
    読んでいる途中で何度も今は夢の世界なの?それとも現実??
    わからないよーーーお母さん(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
    と混乱しました。だけど、めくるページあるとまらなくて、途中で息切れしちゃいました。本当に呼吸することを忘れるくらい、物語の世界に入っている自分に驚きました(*^ω^*)

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    2026年08月18日
  • 筒井康隆、九十歳のあとさき―老耄美食日記―

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    90歳を迎えた筒井康隆氏の日々を綴った日記。奥様と一緒においしいものを食べ、酒やタバコも楽しみながら、老いをあまり気にすることなく自分らしく暮らしている姿が印象的だった。決して健康的な生活とはいえないかもしれないが、「長生きのために我慢する」のではなく、今を楽しむことを大切にしている姿には感心した。途中で転倒して車椅子生活になってからも、作家として書くことをやめず、老いさえも題材にしてしまうところに筒井氏らしさを感じる。90歳になっても好奇心とユーモアを失わず生きる姿に、人生の楽しみ方を教えてもらった一冊である。

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    2026年08月12日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    旅の日記の途中から途中までといった感じの物語。序盤は退屈な話であったが、中ほどの銀鉱での奴隷生活あたりは少し読み応えがあった気もする。ただ、文体も総じて外国語を日本語に翻訳したかのようなもので読みにくかった。私には合わなかったということだろうか。

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    2026年08月08日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    ストーリーは面白い
    ただ昔の男性作家の人気作あるある、よくわからんけど主人公にひっきりなしに女が寄ってくるのが気になったな〜

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    2026年08月03日
  • 残像に口紅を

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    かなり前に購入してから長らく読むことがなかった本。5年越しくらいで読むことができた。

    言葉の制約があるなか、途中までは他の本と変わらず普通に文章が書き綴られていて驚いた。あ、そういえば初めから「あ」はなくなっていたんだったと読んでいる最中で気づくくらいであった。
    正直普段読んでいる小説に比べて文体なのか作者の癖なのかは分からないが、テンポよく読めないなぁという気持ちはあった。ただ、よくもここまで違う言葉で置き換えられるものだと感心しながら読んでいたのは事実である。

    最後に、安っぽい感想にはなりますが、言葉は大切だと思いました。

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    2026年07月31日
  • あるいは酒でいっぱいの海

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    筒井康隆の初期短編集

    あとがき解説で自認している通り、出来はイマイチな作品が多い

    ある程度の作品を読み終えたファンが読む一冊

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    2026年07月20日
  • 誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義

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    ハイデッガーの思想をわかりやすく説明されていて、一読わかったような気になるが、わかりやすさが災いして、残念ながら記憶にも残らなかった。

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    2026年07月15日
  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

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    物語は短くさらっと読み終えられる。トリックは現代であれば割とよくあるものであるが、見事に騙された(笑)
     本の途中にロートレックの作品がカラーで紹介されている。もう少し色々な作品を見たくなった。

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    2026年07月10日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    序盤は知らない地名や設定が多く、少し掴みにくさもあったが、読み進めるうちに作品の見え方が変わっていく面白さがあった。旅の途中で出会う出来事は、あっさり通り過ぎるものもあれば、人生を大きく変えるほど長く重く残るものもあり、その時間の扱いが独特だった。ファンタジーともSFとも言い切れない曖昧な世界観も魅力的で、淡々とした語りの中に、不思議な余韻が積み重なっていく。細かい挿話には少し物足りなさもあるが、その寄り道も含めて旅の広がりを感じさせる。読後には、長い旅そのものの手触りがじわじわ残った。

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    2026年07月08日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    旅こそが人生、学問を学ぶことでいろんな視点から物事を考えられる。
    カタカナの登場人物、地名が多くて全然頭に入らないことがわかった、あまり自分には合わないのかもしれない

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    2026年07月05日