筒井康隆のレビュー一覧
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購入済み
うーん…
以前にこの本のメイントリックと同じようなトリックを用いた本を読んでいたこともあって
かなり序盤でメイントリックが分かってしまった。
それでもまだどんでん返しがあるかも…と読み進めたが、想像していた通りのトリックで終わってしまったので残念。 -
購入済み
筒井康隆も衰えてしまった
というのが正直な感想です。私は筒井康隆と村上春樹の著作については殆どの単行本を所有していると思うが、今回は何か嫌な予感がして電子書籍で購入した次第。嫌な予感は残念ながら的中してしまったというしかない。こういう言葉遊びのような小品が短編集の中に1、2編含まれているのであれば箸休めにもなるが、延々と同じような趣向の作品が連なっていると、下手な地口落ちの落語を聞かされているような、あるいは年寄りの自慢話を延々と聞かされているような不快感しかない。「脱走と追跡のサンバ」や「残像に口紅を」のあの天才的な才覚はもう戻って来ないのかと思うと悲しい。仕方の無いことだが。
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購入済み
好みが分かれる作品
富豪な刑事という設定に惹かれ購入。ドラマ化されたことで作品名だけは聞いたことがありました。
ミステリーというにはかなりライトな作品で、作者自身もそのライトな世界を楽しんでいるようです。
個人的にはライトなミステリーは大変好みなのですが、
この作品は割に登場人物がごちゃごちゃと多く、キャラクター設定が曖昧というか、いまいち伝わりきらない感じで、作者の世界に入っていけませんでした。
ライトな世界観の場合はキャラクターが濃厚な方が面白いと思うので、☆3つ・・・のつもりでしたが、
この作品の仕様か、アプリがバグっているのか、
シーンが変わる時に、改段、間がないのです。
さっきまでAとBの話だったのに、 -
匿名
購入済みぼったくりだと思う
原作未読です。どのような推移をたどり、どのような結末にいたるのか気になって買いました。
が、なんというか・・・すべての表現において「これはこうなんです」と押し付けられている感覚で、微塵も感情移入できない。
物語が進めば進むほど「登場人物たちが勝手に盛り上がってる」ようにしか・・・
最後に解説が付いているのですが、これがまた「感想」にしか思えません。
別に推理小説だとか答えを見つけるゲームとかではないのですから、何が消えてどうなった、みたいなのはあっても良かったのでは・・・
物語の展開上仕方のないことですが、最終的にとても稚拙な感じになります。
これは物語だけでなく、表現、つまり画も該当しま -
購入済み
BookLiveに物申す
この本のように複数の短編を収録した単行本を販売する場合は、収録されている短編の名称を説明文に載せるべき。
収録されている読みたい短編の名称を探すのに
Amazon等の他のサイトで確認しなければならなかった。