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Posted by ブクログ 2020年01月12日
言葉を噛んでしまう。言い間違える。同じ事を二回言いがち。物覚えが悪い思い出せない。忘れ物はするなといってもする。この症状はすでに自覚しており、ああ家族や他人様の迷惑にならぬ様留意しよう。とは言えども現実は容赦無く私に試練をくだす。ままならぬ。そこで怒り出すと尚立場が危うくなる。はたから見れば八つ当た...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月28日
引用される『敵』『わたしのグランパ』は既読だったが、第七章で扱う『愛のひだりがわ』は未読なので、先にそちらを読む。
ビストロで若者たちから「作家ですよね」「どんな作品を」と訊ねられ「ま、『時をかける少女』とか」で、全員が「ええーっ」。『時をかける〜』が代表作になってしまったのはファンとして忸怩た...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月06日
帯に「最初で最後、最強の人生論!」とあったのだが、そこまで肩肘張っておらず、ライトなエッセイ。
(ご本人も「後記」で「語るべきテーマはまだまだある」と書かれているし、「最後」というのは言い過ぎでは…)。
「敵」「わたしのグランパ」「愛のひだりがわ」といった筒井作品の内容にも言及があるので、お好きな...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月07日
筒井康隆の老人についての本。どう美しく老いを過ごすかについての基本的な考え方が記されている。
一番印象に残ったのは、夫婦の関係を「美しく」維持することを論じた章。奥様とは相当仲がよさそうだが、一番の理由は互いに相補性が高いということのようだ。
また、いろいろと自分の小説に描いた老人の例を引いて論じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月25日
【正解ではない年功序列】
老人はおとなしくできない。
経験のない人たちがあーでもない、こーでもないと悩んでいると口を挟まずにはいられません。
お年寄りは自己の存在価値を承認してもらえる唯一のことが「先行で経験している」しかないからです。
「ここにいるみんなはまだ経験していないことかもしれないが...続きを読む
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