呉勝浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
僕らはどうしてこんなにも素晴らしい作品を享受できるんだと思う?
世の中には本どころか文字さえ読めない人たちがたくさんいるのに。
物語を通して非日常を体験する。そこでの出来事に歓喜し、怖さに慄え、涙を流し、日常へと帰っていく。
文字を読めることに感謝したことは?
本を読めることに感謝したことは?
柴咲が投げかけていたのも同じような嘆きだと思わない?ときに人生は残酷だ。努力では越えられない「運」の力によって、社会の陰へ落ちてしまうことがあるから。
親ガチャ
上司ガチャ
配属ガチャ
僕たちは人智を越える神の気まぐれをこう称する。そして嘆く。運が悪かった──
運悪く転落した者に対し社会はどんな目を -
無料版購入済み
冒頭部分だけだと
ちょっとまだ何ともいえません。原作のミステリーは評判にもなって映画化されているのでつまらない展開にはならないのでしょうが、導入部だけではまだ判断しにくいです。
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Posted by ブクログ
プロローグ
静寂、照明一つ灯っていない部屋の片隅で
ブラウン管の光のみが煌々と照らし出されている
もう数分で夜明けがやってくる
おもむろに煙草を口にくわえると、デュポンに
火を灯す
紫煙を肺いっぱいに吸い込むと同時に
再びコントローラーを手に取った!!!
本章
『アトミック・ブレイバー』★3.5
冴えない主人公与太郎が世界を救うべく
格闘ゲームを攻略していくというストーリー
なのだが、、、
SF、ミステリー、ラストともに中途半端で
残念な結果!
『Q』も迷走してたしな〰
彼の中で、試行錯誤の期間なのかもしれません
次作に期待かな〰
エピローグ
ブラウン管時代以降、久しくゲームコン -
Posted by ブクログ
警官をテーマに、七人の作家が競演する書き下ろし警察短編集
「上級国民」葉真中顕
葉真中さんらしい、人間の陰をえぐる短編。
現代社会の問題を踏まえながら、「下級国民」の強かでしなやかな生息を描きます。
「許されざる者」中山七里
刑事犬養隼人シリーズのスピンオフ的短編。
コロナ禍の東京オリンピックを背景に、不祥事の数々を折り込みます。
「Vに捧げる行進」呉勝浩
あのコロナ禍当初の、息苦しい近隣・職場・日本、そして世界。
「死を捨て街に出る」その衝動を描きます。
「クローゼット」深町秋生
性的嗜好を隠して生きる“クローゼット”。
レイプ事件の被害者と加害者、それぞれの告白を前に、刑事は自らの -
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匿名
真相究明されずモヤった
好評レビューも多く面白そうな内容だったので期待して読んでみたのですが
非常に読みにくく地味にストレスが溜まりました。
その1番の理由は、誰のセリフかわからない場面が何回もあったこと。
会話の応酬に「」がついていない。警察用語が注釈もなく使われている点。
登場人物も多く、場面転換も多いためこの人誰だっけ?となりがち。
なのでいちいち読む手を止めて前の方のページを遡ったりして読むのに時間がかかりました。
以上の不満は映像化でほぼ解決されるだろうけど、1番の不満は中途半端なところで話がおわってる点。
事件の真相究明がされないまま終わるのでモヤモヤする。
劇場版ではその辺りをある程度スッキリさせてほし -
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