呉勝浩のレビュー一覧

  • 法廷占拠 爆弾2

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    1作目「爆弾」から、引き続きのスズキタゴサク、類家、倖田達が馴染みのあるメンバーとして作品の中で、イキイキと動き出す。
    狭い東京地裁104法廷で犯人柴崎vs交渉役高東のやり取りが始まる。膠着状態の中、模索している様子に手に汗握る臨場感があるが、同時に親ガチャや生まれ育った環境でどうにもならないやり切れない思いも感じた。
    そんな中、恐喝者の新井啓一が確保された時の第一声に救われた気がした。
    スズキタゴサクの今後が気になり、次の本が待たれる

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    2026年05月10日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    Netflix版のキャストが頭に入った状態で読むと、もう完全に脳内再生されるタイプの小説だった。特に伊藤沙莉のサラ役は本当にハマり役で、セリフのテンポ感とか表情まで自然に浮かんでくる。映像を見たあとだからこそ、情景が異常にクリアだった。

    ただ、その一方で「ここまで半年も準備して、人生を全部かけて事件を起こすなら、もう宅建でも取って普通に不動産会社で働いたほうが、2人とも幸せだったんじゃないか……」とも思ってしまった。努力の方向が完全に破滅へ向かっていて、その真面目さが逆に痛々しい。犯罪者って衝動的というより、“変に勤勉”なんだなと感じる作品だった。あと、こんなところでくすぶっている犯罪者はこ

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    2026年05月10日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

    購入済み

    確かに爆発すればいい

    佐藤二朗さんが犯人?役をやると聞いて「絶対にやべー作品だ!」と確信し一気読み。
    結論としては、社会風刺をふんだんに盛り込んだリアルタイムサスペンスで大満足。
    東京に散らばる爆弾が、正義と理性を吹き飛ばすのは爽快感と悍ましさが共存しており、脳がしびれる。
    現代社会が生んだ爆弾の弾けるさまをぜひとも読んでもらいたい。

    #ドロドロ #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2026年04月22日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    暴行事件で取調を受けていたスズキタゴサクは霊感を使えると爆破の予告する。予告は現実になる。さらに三度爆破は起こると予告。警視庁特殊犯係の交渉術を学んだ清宮と類家は次の爆破情報を聞き出そうとする。スズキタゴサクは愚鈍そうな見た目の卑屈な男である。というのは擬態であり、実は知能が高く博識の愉快犯で、しかも饒舌である。それらを清宮は見抜いて、あえて誘いに乗ったが爆破を阻止できず、逆に暴行を扇動されてしまう。自身は下等で他者を見下さない平等主義者だと言い。社会の建前は命は平等であると言いながら、命に格差が存在している欺瞞を証明した。しかし、全体的に幼稚な主張でもある。類家に対しては正直だからこそ嘘つき

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    2026年06月08日
  • 白い衝動

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    呉さんの本は2冊目ですが・・・読ませるなー。登場人物の設定が、細かくて好きです。
    心理学の中でも、犯罪心理学にすごく興味があるので、格別に面白かった。知らない熟語を調べるのも楽しいし、なんとなくやり過ごしていた言葉の意味もちゃんと知っておかないと、内容を正しく読み解くことが出来ないのでは?!と思い、思わず確認してしまう。
    次も呉さん読みたい。本屋さん行ってこようかなー。

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    2026年04月04日
  • スワン

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    話の内容が重いし、残酷な描写が多いので結構きつい。でもその重さがあってこその話なのかなと思う。色々考えさせられる、かなり濃い話だった。

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    2026年04月03日
  • 雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボール

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    めちゃくちゃ酷い目にあってるんだけどあまりにも軽妙過ぎて笑ってしまう大傑作。脳がバグる。バディの葵、松永太な叔父や、杖爺など登場人物みんなキャラ立ちしているが、その中でも兄が暴力の彼岸に行っちゃってて神々しさすらある。

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    2026年03月27日
  • 白い衝動

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    「誰か、先生にとって邪魔な人間はいませんか?」
    「え?」
    「ぼくに、その人を殺させてくれませんか?」

    「答えは出た?」
    「はい。『美しい』は、自分より上位のものに向けられる気持ちなんだと気づきました」
    「上位?」
    「そうです。芸術作品も、大自然も、動物も、ぼくたちより強いものだと思うんです。自分では届かないもの、かなわないもの。ひれ伏す感じ、というか」
    「たしかに、神様に向かって『かわいい』とは言わないかもね」
    「神は『美しい」ですよね。だって、ぼくらの生殺与奪を握っているから。だったら『かわいい』は、自分より下位なんじゃないかって思うんです。自分の支配下にあって、自分には害がなくて、その気

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    2026年03月20日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    母が映画を見てすごかった!と言っていたので、気になっていた作品。

    滑り出しからスピード感よくサクサク進んでいく。もう中盤から止まらない、止められない。
    スズキタゴサクのおぞましさ、不快感がすごい。読みながら鳥肌が立つレベル。途中「うっ…」って声に出してうめいてしまった。ただ、彼の言いたいことがほんのりわかってしまう自分もさらに怖くて、不気味でゾワゾワした。

    「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている」っていうニーチェの言葉がなんとなく浮かんできた。

    なぜか私の中で類家はエバースの佐々木で再生されてた。

    2026-17

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    2026年06月07日
  • アトミック・ブレイバー

    購入済み

    おもしろい

    少し前に好評なSF小説に挫折したばっかりですが
    こちらは完読

    とても愉快痛快おもしろかったです
    超オススメ
    格ゲーはよくわかりません

    #笑える #エモい

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    2026年03月05日
  • 道徳の時間

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    13年前に鳴川第二小学校でカリスマ教育者刺殺事件が起こる。
    犯人である向晴人は「これは道徳の問題なのです」という一言以外の黙秘を貫き、懲役15年の判決が下る。

    伏見は世界中を飛び回るフリーカメラマンだったがある不祥事を起こし鳴川市で妻子と共に暮らしていた。
    山奥で世捨て人同然に暮らしていた陶芸家青柳南房の自殺と市内で立て続けに起こる悪質な傷害事件。
    それぞれの現場には13年前の事件を彷彿とさせるメッセージが残されていた。

    ディレクター越智冬菜から13年前の鳴川事件のドキュメンタリー映画のカメラマンをしないかという打診を受けた伏見。
    撮影を続ける中で彼女の映画にかける執念や自分の

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    2026年02月15日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    上司にすすめられて読んだ。
    絶対に一気読みすべしだ。今回は爆弾犯が刑事より上手だったということか。
    人の命の重さは同じ、と皆言うけど、本当にそういう場面が訪れてもそう言える???
    人はいろんなところで無意識的に優劣をつけてる。
    これまでもこれからも、タゴサクは生まれるべくして生まれていくのだろうと思った。ただ、それを妨げるのも進ませるのも、人間。
    私にできることって何なんだろうか。

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    2026年05月26日
  • アトミック・ブレイバー

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    ネタバレ

    犯人(?)が主人公のこと好きすぎるじゃん…と思いながら読んでたんだけどやっぱり最後も「ラブレター」とか言われててやっぱりね〜ってなった
    「もう二度と会えないだろうけど俺たちはそんなベタベタした関係じゃないよな」「SNSも健康データも監視してた 下痢の日は心配した」とか言っててかなりおもしろい
    主人公は完全に巻き込まれた被害者なのに優しい人でとても好き

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    2026年01月23日
  • スワン

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    爆弾が衝撃的すぎて、呉勝浩の作品なんか読んでみたいなーって時に見つけた本!
    いきなり事件でいきなり加害者、死!?ってなったけど、めっちゃくちゃおもろかった
    私が馬鹿なだけなのかわからんけどマジで全く想像してなかった
    ちなみに爆弾は映画観ただけ、原作も読んでみたいな、絶対年内には読もーっと!

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    2026年01月19日
  • Q 下巻 暗夜行路

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    ネタバレ

    第三部以降、かなりのスピード感。終盤にかけてのたたみかけがうまく、映画や漫画でもそうだが様々な伏線を飲み込んでいくうねりがある作品だった。
    一部、細かい部分で言えば気になることもあるが、小さい事が全く気にならないほどストーリーに飲み込まれる。この作品は結局、ハチの物語なのか、キュウの物語なのか、それともロクの人生か、はたまたタテキが主人公なのかとそれぞれがそれぞれの役割をきちんと演じ切っている。

    一方で問題が何も解決していないモヤモヤが残る。なんでも結論づける事が正しいとは思わないし、一定の不確定要素がある方が物語が深く、濃くなる事がある。今作は一瞬の熱量に充てられて誤魔化されているが、通り

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    2026年01月06日
  • スワン

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    まず一言、圧巻のラストに震えました。

    読者にわかりやすく張り巡らされた伏線が、想像を超えて巻き上げられていく展開は指数関数的な興奮をもたらします。

    すっかり著者のファンです。読書が楽しい、次も読みます。

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    2025年11月29日
  • 白い衝動

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    『爆弾』で著者を知り、気になっていたので読んでみました。

    私にとって、文句なしの星5作品でした。

    常日頃、それとなく考えているテーマがここまで言語化され、さらにはミステリーという物語に落とし込まれていることに感動します。

    他作品もどんどん読むぞ!

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    2025年11月26日
  • 道徳の時間

    匿名

    購入済み

    中盤あたりからぐっと内容が濃くなり引き込まれてゆきました。胸が苦しくて、助けの手を差し伸べたくて悲しかったです。

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    2025年11月23日
  • ロスト

    mii

    購入済み

    爆弾シリーズから。

    呉さんの作品は総じて群像劇だなと。
    入れ替わり立ち替わりで視点が変わるので、より情報が煩雑になって面白い反面、おっちゃんが多いので何が何やらというところではあります(笑)あと本筋から外れますが大阪が舞台の作品なのに関西弁が少なくてちょっと物足りなさ感じたところもあります。

    他作を引き合いに出して恐縮ですが、犯人の動機だったり事件にまつわる人々の心情など、他人や万人には理解し得ない感情とそれに対する葛藤が爆弾とも共通してるところであり、これこそ呉作品の真髄なのかなと思いました。
    人間は多面的なものである、という。

    他のコメントでもありましたが、三溝さんの「これからも事件

    #ドロドロ #ダーク

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    2025年11月22日
  • 法廷占拠 爆弾2

    mii

    購入済み

    ドリトス食べたくなりました

    導入から占拠中の描写は緊張感があってめちゃくちゃ面白かったです。
    徐々にあの人もこの人も登場してきて、今度は誰が出る?あの人は出るのか?と緊張でヒリヒリしながらもワクワクしながら読みました。
    1番沸いたのはSSBCの彼が類家に電話をかけてきたとこですかね。

    最後の爆破以降の流れはあっけない印象でちょっと拍子抜けだったのですが、次作への布石だと前向きに受け取りました。

    前作の影の主人公は等々力だと思って読んでたんですが、今回は柴咲かなー。
    ほんと「心の形」は人それぞれなんだなぁとしみじみしながら読了。次巻(あると確信してます)
    が楽しみです。

    #深い #ドロドロ #ドキドキハラハラ

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    2025年11月20日