呉勝浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
理解できない、したくない、そんな他人をそれでも信じたいと思ってしまう。その純粋な衝動に立ち向かっていく話。
人は異物を排除する。何か揚げ足を取れるものがあれば躊躇なく実行する。それは自己を安全に保ちたいという当然の欲求ながらも少しでも客観視できればその醜さには気づける程度の衝動だ。
しかしながら、その衝動に突き動かされ続けるのもまた人間ということをじんわりと教えてくれる。正直まったく共感をできるような話の展開ではない。それでも没頭できたのはそこに不可解以外の真の人がいたのかもしれない。
熱中して読めた。人間の心理をえぐるだけではないミステリー要素もまた読み進める手が取らない理由の1つだったと -
Posted by ブクログ
ネタバレ去年から話題になっていた小説「爆弾」。
期待から、読んでしまうのがもったいない気がして積読になっていたのですが、やっと手を出して読み終えました。
映画が大ヒット中だけど、まだ見ていない。まだ見ていないのだけど、テレビでちょくちょく紹介されていたので、自然と容疑者と容疑者に対峙する刑事は、佐藤二朗と山田裕貴に置き換えて読めました。
佐藤二朗、ハマり役と思います。映画見てないけど。
屁理屈をこねて、山田裕貴をけむにまくとこ、平気で嘘をつくとこ、とぼけた感じとかまさに。
同じく映像化された「イクサガミ」は主人公愁二郎が岡田准一だったのは、私的には違和感があったけど。
「爆弾」の容疑者スズキタゴサ