呉勝浩のレビュー一覧

  • ロスト

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    呉勝浩さんのデビュー2作品目の作品。
    このアプリ内でも他で検索してみてもあまり評価が高くない作品なのだが、自分の感想としてはかなり面白い作品だった。

    後書きでもあったが普通の誘拐事件小説とは大きく違うスタイルのこの作品。
    異端で突飛な発想力とそれをまとめあげる構成力が素晴らしいと感じた。
    そして人間の持つ影の部分も物語に散りばめられており、どの登場人物にも共感と反感を同時に見いだせる不思議な描写力と展開力。
    大きな騒動の割には小さくまとまった事件なのだが、そこに至る最中に関わってくる登場人物達の抱く心理に熱を感じる。
    約600頁、夢中になって読んだ。

    作品はほぼ2部構成。
    前半は犯人による

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    2024年05月20日
  • 白い衝動

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    どうしようもないから「衝動」なんだな
    静かな怒りが満ちたとでもいうか、衝動が爆発してしまう人と手前で踏みとどまる人は何が違うんだろう

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    2023年11月20日
  • スワン

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    ネタバレ

    恩田陸さんのQ &A、ドミノ…
    あと思いつかないけど笑 
    これって舞台と登場人物、行動と時間、そういうの頭に叩き込みつつ読まなければ真の面白さ(笑)はわからなくて…でも正直、途中で叩き込めなくなってそのまま読み進めることになっちゃうんだけれど笑
    これは大体把握しながら読めたぞ!笑

    いずみの周辺の物語、菊乃さんの真相(なんでそんなところで?ってすぐ思ったぞ!ドヤァ)、少しずつ解けて埋まっていくのがとても面白かった。
    いずみも何か隠してるだろうとはずっと思った。後ろめたいことをしたのか? 銃弾は全部使い切ったという一文を見てヒヤリとし、ただ生き残った小梢といずみのことを思った。どっちだ

    0
    2026年08月08日
  • 道徳の時間

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    『爆弾』を拝読し、かなり好みでしたので呉さんが乱歩賞を受賞したこちらも拝読。

    皆さんが仰るようにどの登場人物が今話しているのか分かり辛い事も多かったですが、ご本人もその指摘を受け止めていらっしゃるのか『爆弾』では見事に進化をされている事が分かり驚きました。

    難点と言えばその位で、ドキュメンタリー映画を作って行く行程で謎が謎を呼び、叩き上げのジャーナリストであった主人公がそれを追って行く展開がどうなるのか予想も付かず、ミステリーを読んでいる!と満足感に満ち溢れました。
    最後の方で明かされるある人物がとんでもない事をしでかしていた事実に『道徳の時間』と言うタイトルがずしんと響きました。

    たっ

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    2023年08月17日
  • ロスト

    購入済み

    爆弾から

    続いてレビューポイントの高い本作を続読
    大変良く考えられた伏線が何重にも張られ
    しっかり回収されて、
    人生訓も散りばめられた良作で今回も一気読み。

    最後まで解を明かさない、引っ張っりとか
    それも伏線なの?って感心しました。

    登場人物の相関と、誰のセリフなのかを
    しっかり理解する必要がやっぱりありますね。

    #シュール

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    2023年07月30日
  • 白い衝動

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    人間の割り切れない部分と矛盾しながらも両方を抱えることで葛藤するところがよく書かれていたと思う。

    社会という人間が生きていく上で必要な環境や道徳にも必ずしも割り切れない部分がたくさんあり、折り合いや挫折を繰り返しながらもある形に収まり、また変化していくことを読後にふと考えた。

    疾走感があって読みやすく、かなり残酷なシーンを思わせる文もあるが、読書の時間をかなり楽しめた本でした♪

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    2023年07月15日
  • 白い衝動

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    ネタバレ

    おもしろかった。でもやっぱり、実際に自分の住んでる地域に入壱のような犯罪を犯した人が住んでいたら追い出したくなるんだろうなと思う。

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    2023年05月03日
  • ロスト

    購入済み

    一気読み必至!

    面白かったです。
    なぜ村瀬梓が誘拐されたのか、その謎を辿ると意外な真実が次々に明るみに出て来て…
    細かい点を突き詰めると現実的ではないところもありながら(例えば村瀬殺害の状況は施設のスタッフに気付かれる可能性が無かったのか等)全体の構成力と心情描写の細かさで読者を惹きつける力があり、ノンストップで最後まで読み続けました。
    特に、麻生のキャラクターが好きです。

    #ドキドキハラハラ #ダーク #切ない

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    2023年03月07日
  • マトリョーシカ・ブラッド

    購入済み

    一気読み、まちがいなし!

     二転三転するストーリーに翻弄され、一気に読み進めました。薬害事件をめぐる登場人物それぞれの思いが錯綜し、やがて犯人と思しき男が浮かびます。しかし彼には鉄壁のアリバイがあり…
      個人的には、六篠のキャラクターが面白かったです。今時のおぼっちゃまくんかと思えば、意外に熱血だったりして。
     辰巳と六篠コンビの続編を期待しています。

    #ドロドロ #ダーク #アツい

    0
    2023年03月01日
  • ロスト

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    『白い衝動』『道徳の時間』がおもしろかったので続けてこの作家の作品を読んだ。
    私の理解力の問題か、日をまたいで読んだせいか、誰が誰だかわからなくなったりもしたが、めちゃくちゃおもしろかった。
    ぜひ、映像化してほしい。
    別の作品でも思ったが、少し前に書かれたにもかかわらず未来を予言していたかのような内容が見られる。
    この作品だと、最近の騒動の渦中にいる某芸人さんなんかが読めばいいのになあ。

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    2023年02月06日
  • 白い衝動

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    めちゃくちゃおもしろかった。
    この作家を今まで知らなくて損したと思うくらい。
    他の作品も読んでみよう。

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    2022年06月20日
  • 白い衝動

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    理解できない、したくない、そんな他人をそれでも信じたいと思ってしまう。その純粋な衝動に立ち向かっていく話。
    人は異物を排除する。何か揚げ足を取れるものがあれば躊躇なく実行する。それは自己を安全に保ちたいという当然の欲求ながらも少しでも客観視できればその醜さには気づける程度の衝動だ。
    しかしながら、その衝動に突き動かされ続けるのもまた人間ということをじんわりと教えてくれる。正直まったく共感をできるような話の展開ではない。それでも没頭できたのはそこに不可解以外の真の人がいたのかもしれない。

    熱中して読めた。人間の心理をえぐるだけではないミステリー要素もまた読み進める手が取らない理由の1つだったと

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    2021年12月19日
  • 白い衝動

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    殺意と殺人願望の違い、そしてただただ殺人願望を持つ人に対して社会ができることは、排除か隔離か包摂(受け入れる)こういう心理学的な内容を組み込みつつ、ストーリー展開もしっかりミステリー。これはなかなか骨太で面白い作品だった。

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    2021年10月09日
  • 道徳の時間

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    「人間が描けていない」
    「え?」
    「本当の人間はもっと優しいし、世の中にはもっと救いがある。それをわざと描かないこの物語はー」
    「道徳的じゃない?」


    素晴らしく、面白い作品。
    道徳的であるとはどういう事かを考えさせられる作品。
    これを道徳の教科書にしてもいいくらいだ。

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    2019年01月24日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    相変わらず面白いわぁ
    スズキタゴサクの飄々としている感じ
    ものすごく悪人なのは分かっているのにどこか憎めない
    この2人の対決まだまだ見たいが次で終わるのかな?

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    2026年09月06日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    人間の心理を語るスズキタゴサクの話術に引き込まれてしまうけど、そのスズキに勝とうとする類家の頭の回転の良さにあっぱれ。

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    2026年09月03日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    前作の犯人「スズキタゴサク」の最中に、遺族席から拳銃を持った遺族が法廷を占拠した。
    100人の人質を取った犯人が要求したものは?
    再び複数の場所での爆発事件が起こり、またしても警察は翻弄される。
    犯人と特殊犯との手の汗握るやり取り、証人として法廷内にいた野方署の女性警察官とのやり取りがメインで描かれる。
    とにかく登場人物が多い。
    しかも、犯人の柴咲以外、人物像が薄い。
    物語は展開も早く、後半の展開といい、面白いことは面白いのだけど、人物の描き方が薄い分、読後に残る感情は少ない。
    また犯人の動機もあまり共感できず、プロットが面白い分、勿体無い気がする。
    登場人物全体的に薄い分、特殊犯の類家の存在

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    2026年09月02日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    爆破を予言するスズキタゴサクと警察の取調室で起こる頭脳戦が面白い。
    初めはバカでどうしようもなさそうな印象だったスズキタゴサクが巧みな話術で警官たちを翻弄し、それに対抗してまた別の警官が勝負を仕掛ける展開がスリリングで飽きない。
    またサスペンスやミステリーとしての要素もとても緻密で面白いが、登場人物それぞれの心理描写と成長などが描かれており、例えば警官の等々力が若い頃ほどの熱意や正義感を持てない自分を自己嫌悪しながらも事件を通して最終的には自らの思想を認めつつも警察という仕事に正面から向き合うようになるのが良かった。

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    2026年08月31日
  • スワン

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    もう序盤から面白い感がすごい。
    こういう人間味がある生々しい話が好きです。
    単なるテロの真相を巡る謎解き的な話ではない。

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    2026年08月31日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    次から次へと事態が変化する展開の多さがスリリングで、とても良かったです!
    法廷という閉ざされた空間での駆け引きや不測の事態の連続に引き込まれ、息つく暇もないスピード感を存分に楽しめました。

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    2026年08月31日