呉勝浩のレビュー一覧

  • スワン

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    メインは事件後。その事件の凄惨な描写から読んでいるこちらに絶望が伝わる。そして、その後は理不尽に次ぐ理不尽。登場する人の気持ちはどれも間違っていない。犯人が悪い…それでいい、むしろそれしかない。

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    2024年07月20日
  • 警官の道

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    警察もの 読んだことない作家さんも入っていたので 短編ならサクッと読めていいよね~と 読みました
    好きな 呉勝浩さん柚月裕子さんはもちろん面白かったです 初めての作家さんも追ってみたくなりました。

    「聖」は うるっときちゃいました。

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    2024年06月17日
  • ロスト

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    呉勝浩さんのデビュー2作品目の作品。
    このアプリ内でも他で検索してみてもあまり評価が高くない作品なのだが、自分の感想としてはかなり面白い作品だった。

    後書きでもあったが普通の誘拐事件小説とは大きく違うスタイルのこの作品。
    異端で突飛な発想力とそれをまとめあげる構成力が素晴らしいと感じた。
    そして人間の持つ影の部分も物語に散りばめられており、どの登場人物にも共感と反感を同時に見いだせる不思議な描写力と展開力。
    大きな騒動の割には小さくまとまった事件なのだが、そこに至る最中に関わってくる登場人物達の抱く心理に熱を感じる。
    約600頁、夢中になって読んだ。

    作品はほぼ2部構成。
    前半は犯人による

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    2024年05月20日
  • 素敵な圧迫

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    ネタバレ

    呉勝浩3冊目、短編集は初めてだが、さすがに上手い。
    タイトルを見て「ちょっとヤラレ系のM系小説だったら苦手かもな」と警戒したんだが、そういう風味はありつつもちっとも苦手じゃない話で良かった。ミステリー的なオチもしっかりついてたし。

    他全部で6編の短編を収録しているが、どれも面白い。クセというかちょっとだけ捻りが加わっているのが、癖になるんやねぇ。ストレートすぎると飽きるし、捻りすぎると選り好みが分かれやすい。その合間を絶妙に縫っている感じ。

    でも、やっぱり、呉勝浩は長編。長編を読みたい。早く爆弾回ってこんかなぁ

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    2024年03月16日
  • 白い衝動

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    どうしようもないから「衝動」なんだな
    静かな怒りが満ちたとでもいうか、衝動が爆発してしまう人と手前で踏みとどまる人は何が違うんだろう

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    2023年11月20日
  • 素敵な圧迫

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    やっぱり当たりだ!呉さんは、すんごく面白い!6つの短編集です。私はこれで、呉さん、9作目。本屋さんで迷ったけど、買って良かった!やっぱり、短編も秀逸だと思うわ。
    特に面白かったのが、表題作の『素敵な圧迫』もう、題名が「なんだそりゃ?」って思うでしょ⁈これがもう、題名通りの言葉通りで、変わってておっかしくって。もう、この1遍で、掴まれましたねえ〜〜〜!
    『論リー・チャップリン』は、良い意味でも毛色が違い爽やかで、これも好き!
    『パノラマ・マシン』や
    『Vに捧げる行進』は、若い頃夢中で読んだ、筒井康隆さんの初期の短編集を思い出しました。

    そう、あくまでも現代の日本の話なんだけど(あ、ちょっと昔の

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    2023年10月17日
  • 道徳の時間

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    『爆弾』を拝読し、かなり好みでしたので呉さんが乱歩賞を受賞したこちらも拝読。

    皆さんが仰るようにどの登場人物が今話しているのか分かり辛い事も多かったですが、ご本人もその指摘を受け止めていらっしゃるのか『爆弾』では見事に進化をされている事が分かり驚きました。

    難点と言えばその位で、ドキュメンタリー映画を作って行く行程で謎が謎を呼び、叩き上げのジャーナリストであった主人公がそれを追って行く展開がどうなるのか予想も付かず、ミステリーを読んでいる!と満足感に満ち溢れました。
    最後の方で明かされるある人物がとんでもない事をしでかしていた事実に『道徳の時間』と言うタイトルがずしんと響きました。

    たっ

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    2023年08月17日
  • ロスト

    購入済み

    爆弾から

    続いてレビューポイントの高い本作を続読
    大変良く考えられた伏線が何重にも張られ
    しっかり回収されて、
    人生訓も散りばめられた良作で今回も一気読み。

    最後まで解を明かさない、引っ張っりとか
    それも伏線なの?って感心しました。

    登場人物の相関と、誰のセリフなのかを
    しっかり理解する必要がやっぱりありますね。

    #シュール

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    2023年07月30日
  • 白い衝動

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    人間の割り切れない部分と矛盾しながらも両方を抱えることで葛藤するところがよく書かれていたと思う。

    社会という人間が生きていく上で必要な環境や道徳にも必ずしも割り切れない部分がたくさんあり、折り合いや挫折を繰り返しながらもある形に収まり、また変化していくことを読後にふと考えた。

    疾走感があって読みやすく、かなり残酷なシーンを思わせる文もあるが、読書の時間をかなり楽しめた本でした♪

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    2023年07月15日
  • 白い衝動

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    ネタバレ

    おもしろかった。でもやっぱり、実際に自分の住んでる地域に入壱のような犯罪を犯した人が住んでいたら追い出したくなるんだろうなと思う。

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    2023年05月03日
  • ロスト

    購入済み

    一気読み必至!

    面白かったです。
    なぜ村瀬梓が誘拐されたのか、その謎を辿ると意外な真実が次々に明るみに出て来て…
    細かい点を突き詰めると現実的ではないところもありながら(例えば村瀬殺害の状況は施設のスタッフに気付かれる可能性が無かったのか等)全体の構成力と心情描写の細かさで読者を惹きつける力があり、ノンストップで最後まで読み続けました。
    特に、麻生のキャラクターが好きです。

    #切ない #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2023年03月07日
  • マトリョーシカ・ブラッド

    購入済み

    一気読み、まちがいなし!

     二転三転するストーリーに翻弄され、一気に読み進めました。薬害事件をめぐる登場人物それぞれの思いが錯綜し、やがて犯人と思しき男が浮かびます。しかし彼には鉄壁のアリバイがあり…
      個人的には、六篠のキャラクターが面白かったです。今時のおぼっちゃまくんかと思えば、意外に熱血だったりして。
     辰巳と六篠コンビの続編を期待しています。

    #ダーク #ドロドロ #アツい

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    2023年03月01日
  • ロスト

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    『白い衝動』『道徳の時間』がおもしろかったので続けてこの作家の作品を読んだ。
    私の理解力の問題か、日をまたいで読んだせいか、誰が誰だかわからなくなったりもしたが、めちゃくちゃおもしろかった。
    ぜひ、映像化してほしい。
    別の作品でも思ったが、少し前に書かれたにもかかわらず未来を予言していたかのような内容が見られる。
    この作品だと、最近の騒動の渦中にいる某芸人さんなんかが読めばいいのになあ。

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    2023年02月06日
  • 白い衝動

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    めちゃくちゃおもしろかった。
    この作家を今まで知らなくて損したと思うくらい。
    他の作品も読んでみよう。

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    2022年06月20日
  • 白い衝動

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    理解できない、したくない、そんな他人をそれでも信じたいと思ってしまう。その純粋な衝動に立ち向かっていく話。
    人は異物を排除する。何か揚げ足を取れるものがあれば躊躇なく実行する。それは自己を安全に保ちたいという当然の欲求ながらも少しでも客観視できればその醜さには気づける程度の衝動だ。
    しかしながら、その衝動に突き動かされ続けるのもまた人間ということをじんわりと教えてくれる。正直まったく共感をできるような話の展開ではない。それでも没頭できたのはそこに不可解以外の真の人がいたのかもしれない。

    熱中して読めた。人間の心理をえぐるだけではないミステリー要素もまた読み進める手が取らない理由の1つだったと

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    2021年12月19日
  • 白い衝動

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    殺意と殺人願望の違い、そしてただただ殺人願望を持つ人に対して社会ができることは、排除か隔離か包摂(受け入れる)こういう心理学的な内容を組み込みつつ、ストーリー展開もしっかりミステリー。これはなかなか骨太で面白い作品だった。

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    2021年10月09日
  • 白い衝動

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    普通と異常の区別
    マイノリティの彼らをどのように社会は扱い歩み寄るのかを俯瞰しながら見ることが出来た

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    2021年03月18日
  • 白い衝動

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    自分のことを書かれてるみたいだった。
    すごい。生理中とかに読むとすごく落ちる
    どうやったら誰に受け入れられるかわかんないけど、うんなんかそんな話だった。
    ぜんぶ無理だけど、仕方ないっていうか
    すごい好きだったけどずっとしんどかった

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    2020年11月15日
  • 道徳の時間

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    「人間が描けていない」
    「え?」
    「本当の人間はもっと優しいし、世の中にはもっと救いがある。それをわざと描かないこの物語はー」
    「道徳的じゃない?」


    素晴らしく、面白い作品。
    道徳的であるとはどういう事かを考えさせられる作品。
    これを道徳の教科書にしてもいいくらいだ。

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    2019年01月24日
  • 道徳の時間

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    面白かったー。   
    まさしく“道徳”の小説、物語だった。    
    面白い面白い面白い。     
    ただ映像作品の良し悪しについて全く疎いので、それについての言及がさっぱりだったのが無念。   
    他の作品も読みたいと思わせる一作だった。

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    2017年11月02日