呉勝浩のレビュー一覧

  • 白い衝動

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    ネタバレ

    おもしろかった。でもやっぱり、実際に自分の住んでる地域に入壱のような犯罪を犯した人が住んでいたら追い出したくなるんだろうなと思う。

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    2023年05月03日
  • ロスト

    購入済み

    一気読み必至!

    面白かったです。
    なぜ村瀬梓が誘拐されたのか、その謎を辿ると意外な真実が次々に明るみに出て来て…
    細かい点を突き詰めると現実的ではないところもありながら(例えば村瀬殺害の状況は施設のスタッフに気付かれる可能性が無かったのか等)全体の構成力と心情描写の細かさで読者を惹きつける力があり、ノンストップで最後まで読み続けました。
    特に、麻生のキャラクターが好きです。

    #ダーク #切ない #ドキドキハラハラ

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    2023年03月07日
  • マトリョーシカ・ブラッド

    購入済み

    一気読み、まちがいなし!

     二転三転するストーリーに翻弄され、一気に読み進めました。薬害事件をめぐる登場人物それぞれの思いが錯綜し、やがて犯人と思しき男が浮かびます。しかし彼には鉄壁のアリバイがあり…
      個人的には、六篠のキャラクターが面白かったです。今時のおぼっちゃまくんかと思えば、意外に熱血だったりして。
     辰巳と六篠コンビの続編を期待しています。

    #アツい #ドロドロ #ダーク

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    2023年03月01日
  • ロスト

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    『白い衝動』『道徳の時間』がおもしろかったので続けてこの作家の作品を読んだ。
    私の理解力の問題か、日をまたいで読んだせいか、誰が誰だかわからなくなったりもしたが、めちゃくちゃおもしろかった。
    ぜひ、映像化してほしい。
    別の作品でも思ったが、少し前に書かれたにもかかわらず未来を予言していたかのような内容が見られる。
    この作品だと、最近の騒動の渦中にいる某芸人さんなんかが読めばいいのになあ。

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    2023年02月06日
  • 白い衝動

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    めちゃくちゃおもしろかった。
    この作家を今まで知らなくて損したと思うくらい。
    他の作品も読んでみよう。

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    2022年06月20日
  • 白い衝動

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    理解できない、したくない、そんな他人をそれでも信じたいと思ってしまう。その純粋な衝動に立ち向かっていく話。
    人は異物を排除する。何か揚げ足を取れるものがあれば躊躇なく実行する。それは自己を安全に保ちたいという当然の欲求ながらも少しでも客観視できればその醜さには気づける程度の衝動だ。
    しかしながら、その衝動に突き動かされ続けるのもまた人間ということをじんわりと教えてくれる。正直まったく共感をできるような話の展開ではない。それでも没頭できたのはそこに不可解以外の真の人がいたのかもしれない。

    熱中して読めた。人間の心理をえぐるだけではないミステリー要素もまた読み進める手が取らない理由の1つだったと

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    2021年12月19日
  • 白い衝動

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    殺意と殺人願望の違い、そしてただただ殺人願望を持つ人に対して社会ができることは、排除か隔離か包摂(受け入れる)こういう心理学的な内容を組み込みつつ、ストーリー展開もしっかりミステリー。これはなかなか骨太で面白い作品だった。

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    2021年10月09日
  • 白い衝動

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    普通と異常の区別
    マイノリティの彼らをどのように社会は扱い歩み寄るのかを俯瞰しながら見ることが出来た

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    2021年03月18日
  • 白い衝動

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    自分のことを書かれてるみたいだった。
    すごい。生理中とかに読むとすごく落ちる
    どうやったら誰に受け入れられるかわかんないけど、うんなんかそんな話だった。
    ぜんぶ無理だけど、仕方ないっていうか
    すごい好きだったけどずっとしんどかった

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    2020年11月15日
  • 道徳の時間

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    「人間が描けていない」
    「え?」
    「本当の人間はもっと優しいし、世の中にはもっと救いがある。それをわざと描かないこの物語はー」
    「道徳的じゃない?」


    素晴らしく、面白い作品。
    道徳的であるとはどういう事かを考えさせられる作品。
    これを道徳の教科書にしてもいいくらいだ。

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    2019年01月24日
  • 道徳の時間

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    面白かったー。   
    まさしく“道徳”の小説、物語だった。    
    面白い面白い面白い。     
    ただ映像作品の良し悪しについて全く疎いので、それについての言及がさっぱりだったのが無念。   
    他の作品も読みたいと思わせる一作だった。

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    2017年11月02日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    友達が面白いと言ってたので購入。しっかり刑事ドラマって感じで、状況が目に浮かぶようで読み応えあり。タゴサクと各交渉人たちのやりとりが面白いし、タゴサクの意見も正直理解できる部分もある。犯罪者も同じ人間なんだなぁと感じさせる作品。映画にしたらめちゃくちゃ面白そうと思ったらもうなってた。長台詞めちゃくちゃ多そうだけどどんな感じかな。映画も気になる。

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    2025年11月30日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    暴力事件で取調室に捕らわれたスズキタゴサク。
    取調べ中に突然、都内で爆発が起きると予言する。
    確実に爆弾魔であるはずなのに、それは霊感によって閃いたもので、自分の行動については記憶喪失を主張する。
    タゴサクの話しと、そこから爆弾のありかを推理する刑事の頭脳戦が面白かった。
    スズキの言うことに狂ってると思いつつ、それが人間の本質なのかもしれない。

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    2025年11月30日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    とある傷害事件で捕まった冴えない男がある場所での爆弾の爆発を仄めかし、やがて連続爆破事件へと発展していく。鈴木田吾作と名乗るその男に警察は次々と翻弄され踊らされる。犯人はふいに昔、警察で不祥事を起こした男の名前を口にし、その家族にも捜査が及ぶ。結論としてはその家族も犯行に大きく関わっており、鈴木は途中からその事件の主犯を演じていただけだった、というストーリー。
    取調官と、現場へ捜査に向かう警察官たち。事件を尻目に日常を過ごし、苛立ちや不安を自分以外の誰かに向ける人々。それぞれの心情が細かに描かれていく。

    鈴木が取調室で披露するクイズと取調官の謎解きのレベルがコナンくん並みに飛躍していてAud

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    2025年11月30日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    タゴサクに対する印象が、ただの冴えないおじさん→ちょっと不気味なおじさん→気味が悪いおじさん→やばいおじさんと徐々に変わっていった。やばいおじさんだけど、どこかで同情できるというか分からないこともないも思えた自分はタゴサクに操られたのだろうか

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    2025年11月30日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    今回は犯人、タゴサク、警察の三つ巴で思惑が交差する。時に阿吽の呼吸で協力するかのように見せて実は別の思惑があったりと、前作に比べて複雑な構成になりつつも、最後まで面白さを切らさないのがさすが。どこで絡んでくるタゴサク!と思いつつ読み進め、いつの間にかあの魅力的なタゴサクを期待している自分に途中で気づき笑ってしまった。タゴサク、こんなにイラつくのになんで気になってしまうのだろうか。
    今回は犯人も詭弁やこねくり回す論理を振りかざしてきて、厄介なことこの上ない。でも、なぜか爽快さがある不思議さよ。

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    2025年11月29日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    スズキタゴサクが意味わからんくらいウザくてキレながら読める

    類家が頭良くて癖があっていい
    スズキとの攻防戦が痺れる
    その陰で交番の話だったり、沼袋署の話だったり長谷部の話だったり、最後までハラハラしながら読めて楽しかった

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    2025年11月29日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    ネタバレ

    生配信の意図が、衆人環境での立て籠もり犯の警察への交渉の圧力だけでないものがあったのに驚いた。なるほどそう使うかって感じで。

    類家VSタゴサクのバチバチ感が少なかった。
    タゴサクの長台詞が読みたかったので中盤はちょっと寂しかった。
    最後の独壇場にやっぱりなーって感じ。
    教祖様はタゴサクには似合わない。

    今回は犯人側の境遇に考えさせられた。
    しかしそれに興味なさそうな類家はやっぱりタゴサク側なんだろうかと怖さも感じた。

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    2025年11月28日
  • アトミック・ブレイバー

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    今話題の映画「爆弾」の原作者呉勝浩さんの最新作。本作は近未来、ヴァージン・スーサイズという小型爆弾による同時多発テロから27年後の世界。現実と虚構のはざまで揺れ動く主人公のサラリーマン、堤下与太郎は安穏とした日々を送っていた。そんな与太郎に親会社からスカウトがきた。よくわからないままのこのこと出向いたところから、与太郎の人生の幕が上がる。全ては友人の天才プログラマーの西丸昴の手の平の上だった。そして人類の運命は与太郎しかプレイできない格闘ゲーム「アトブレ5」の勝敗にかかることに!「爆弾」よりは見劣りする。

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    2025年11月28日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    爆弾の続編
    スズキタゴサクの裁判が拳銃を持った男に占拠される
    スズキタゴサクと対決した類家等で解決していくお話
    相変わらず1ページ1ページ斬新なストーリーと独特な緊張感
    場面はよく変わるがストレスなくスラスラ読めてしまう
    爆弾から続くなんでこんなことをしているんだろうとワクワクしながら楽しめた一冊

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    2025年11月28日