呉勝浩のレビュー一覧

  • スワン

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    大きな驚きはなかったが、胸が苦しくなる作品だった。
    その一瞬の選択、一瞬の判断、、
    みんなそのとき考え得る最善のことをしただけなのに。その恐怖をその緊迫感を経験していない外野の人間が、なぜそれを責めることができようか。
    当事者の気持ちになって考える、新しい作品だった。
    今一度自分の行動や考えを見直す気持ちになった。

    この方の作品は初めて触れたが、他も読んでみようと思う。

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    2025年12月18日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    映画「爆弾」が面白かったので読んでみました。
    ハラハラドキドキして、疾走感があって、一気に読みました。
    読み応え十分、面白かった。
    続きもありそうなので楽しみ。
    スズキタゴサク怖すぎ

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    2025年12月18日
  • アトミック・ブレイバー

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    主人公は堤下与太郎、30にして既に薄毛、収入は中流。この実に普通の与太郎目線で話が進むので、感情移入はしやすいけど、近未来SFなところとか、格闘ゲームをしているところとか、するすると読めず、脳内で考えると眠ってる→読み進める→考える→寝る、と繰り返して読破するのに460ページのボリュームと相まってなかなか苦労しました。でも、与えられた世界観や、考えさせられることは多く、読んで良かったです。面白いと感じられる読み手を選ぶ本だと思います。ヒーローも薄毛で格好良くないし、ヒロインもジューシーさんというのですが、普通のヒロインタイプではなく、口が悪い。あ、でもジューシーさんは格好良いです。与太郎は天才

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    2025年12月15日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

    ネタバレ

    映画より原作が上!

    2025年12月読了。

    原作未読のままで映画を観たのたが、これだけの原作量に対して、圧倒的に尺(時間)が足りなかったため、山田くんのセリフが終盤へ向かうにつれて早口言葉のように速く成ってしまい、正直ストーリーに付いていくのが精一杯な感じで終幕となり、消化不良感満載で原作を読み始めた。
    やはり謎解きのロジックはゆっくり分かりやすく説明してもらわないと「???」の連続に成ってしまう。その点でせっかく好演していた佐藤二朗の役どころがよく見えていなかったのが、原作を読んで非常に腑に落ちた感があった。
    とは言え、原作にも全く瑕疵が無いとは言えない。山田くんが扮した類家の推理は、仮定や拠り所の薄い土台で

    #アガる #アツい #ドキドキハラハラ

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    2025年12月15日
  • アトミック・ブレイバー

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    格ゲー好きなのでその辺りの描写は難なく頭に思い浮かべられて面白かった
    その他の設定についていくのはなかなか大変だった…

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    2025年12月14日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    爆弾が映画も小説も面白すぎたから購入。スズキタゴサクの底知れなさ、類家の人間離れした頭脳戦の見応えはやはりすごく引き込まれる。読めて良かった。ただ爆弾1の方が面白かった印象。スズキタゴサクと類家の魅力がずば抜けすぎてる。他にも良いキャラがいれば、犯人が普通の人だったのもそれはそれで良いんですけど。親ガチャ、死刑制度の社会小説的側面を入れているのも面白かった。続編気になるな

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    2025年12月14日
  • スワン

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    必要なのは秩序の回復。この世界は信頼できるという実感を、それを取り戻せないのなら、それは悲劇の勝ち。

    心打たれました。

    人を責めずに生きていきたい。間違ってもいいじゃない。

    恥ずかしながら、自分自身への戒め、を感じさせる
    そんな作品でした。

    ただ、描写が爆弾以上にきつい印象なので、痛いのとかが苦手な人はやめた方がいいかも。。。(少なくとも怖がりのうちの嫁には勧められない。。。)

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    2025年12月11日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

    購入済み

    人間の弱さや狡さや歪みを炙り出し、それを愉しんでいるかのようなスズキタゴサクという存在が心底気持ち悪いし恐ろしかった。

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    2025年12月11日
  • アトミック・ブレイバー

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    ヒット中の映画『爆弾』の原作者の新刊。テロにより荒廃した近未来が舞台のディストピアSF。格ゲーが鍵を握る展開やキャラクター描写から今作はちょっと漫画・アニメっぽい印象を受ける。ハードSF的な設定と世界観が作り込まれており読み進めながらワクワクしたが、逆にそこに付いていけないとポカーンかなと。現実世界と地続きだった『爆弾』のあのリアリティを期待するとミスマッチ起きるかも。

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    2025年12月08日
  • 雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボール

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    胸糞悪い、その一言に尽きる。

    雛口依子は金髪の葵ちゃんからある依頼を受ける。
    葵の兄・浦部くんが犯人とされ、依子が被害者となった
    三年前の猟銃乱射事件のルポを共に書こうというのだ。
    依子と葵、理不尽な世間に押し潰されてきた二人は、
    取材のためかつて依子が住んでいた『三角屋根の家』を訪ね、
    あの事件の奈落に向き合うが。

    物語は現在・去年・四年前という三つの構成で繰り広げられ、
    冒頭からエンジンはフルスロットルという感じで進んでいく。
    中盤でそのフルスロットル具合が全く別の意味を為していた事に気付く。
    序盤で提示された謎は、違和感に変わり、
    兄の家庭内暴力に苦しんでいた雛口家という構図は、

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    2025年12月04日
  • アトミック・ブレイバー

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    今話題の映画「爆弾」の原作者呉勝浩さんの最新作。本作は近未来、ヴァージン・スーサイズという小型爆弾による同時多発テロから27年後の世界。現実と虚構のはざまで揺れ動く主人公のサラリーマン、堤下与太郎は安穏とした日々を送っていた。そんな与太郎に親会社からスカウトがきた。よくわからないままのこのこと出向いたところから、与太郎の人生の幕が上がる。全ては友人の天才プログラマーの西丸昴の手の平の上だった。そして人類の運命は与太郎しかプレイできない格闘ゲーム「アトブレ5」の勝敗にかかることに!「爆弾」よりは見劣りする。

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    2025年11月28日
  • 白い衝動

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    自分の家の隣に住む人が凶悪な殺人鬼だったら私たちは何を思いどうするのだろうか。
    その殺人鬼はすでに服役し刑期を終えている。そいつを私たちは受け入れるべきか拒絶するべきか。
    主人公の千早は前者の立場をとる。心理カウンセラーである彼女は、過去に凶悪な事件を犯した殺人鬼・入壱要を「受け入れるべきだ」と考える。すでに刑に服したのだから自分らと同じく対等に扱うべきだと。
    要は何らの精神疾患を患っているわけではない。責任能力がある「健常者」である。しかし彼の中には常人には理解し難い欲求がある。つまり、「健常者」の中の「異常者」なのだ。
    健常と異常を分つものが何であるかはわからない。その線引きは大変にグレー

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    2025年11月30日
  • アトミック・ブレイバー

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    ネタバレ

    格闘ゲームどころかゲーム自体をほぼしない自分にさえ、ゲームでの格闘シーンの描写に迫力があり、興奮しつつ結構理解できたような気がする。ただ、話の裏にある思想や背景がややこしく読み返してしまう事も多々あった。難しい話だった。最後のコマンド入力のまどろっこしい臭さ、拷問にあった後の立ち直りの早さなどのご都合主義的な部分がちょこちょこあったが、最後にジューシーと旅立っていく所は良かったので良しとしよう。

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    2025年11月21日
  • アトミック・ブレイバー

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    そうですか、新作は近未来SFディストピア作品できましたか。題材は違っても文章から沸き立つような躍動感や計算された科白から読み解ける人物像の描写は流石で、現在の文壇では呉氏と長浦京氏が双璧なような気がする。格闘ゲームはおろか、ゲームというものを全くプレイしない私には、「アトブレ5」のプレーシーンは呪文を読むに等しかったが、それでも熱量は十分伝わる。ゲームが鍵になっているところが個人的にマイナス要素だが、設定やストーリは無理なく楽しめた。

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    2025年11月14日
  • 蜃気楼の犬

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    県警捜査一課の番場は「現場の番場」と呼ばれるベテラン刑事。
    相棒であるルーキーの船越とともに事件解決に取り組んでいく短編連作。

    ・感想
    呉先生らしい「自分の正義」を問う作品。

    妻であるコヨリとの不穏な関係が読者的には大きな謎の一つなので、これが縦軸になりコヨリに関わる大きな事件とそれぞれの小さな事件が展開して最後に交差するのかな?と思ったけど、そこが…投げっぱなしになってしまってた。
    惜しい…。

    私はどのミステリーでも謎解き部分は考えずに読むので(そういう楽しみ方ができない)その辺りに引っ掛かることはないんだけど、このコヨリちゃんの存在を扱いきれてなかったのが残念ーー。
    帯に

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    2025年11月14日
  • アトミック・ブレイバー

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    凄く面白かった。
    世界の行方が、主人公にしかプレイ出来ない格ゲーに掛かっていると言う設定が取っ付きやすかった。
    格ゲーのバランス調整をディストピア社会のメタファーとして使っているのが面白かった。
    物語が動き出す前の退屈なシーンなども、小難しい事が書いてあったが意外とスラスラ読めてしまった。作者の腕が素晴らしいのだと思う。読んだと言うより気がついたら読んでいたって感覚。

    この小説の残念な所は、格ゲーに詳しくないと面白さが半減してしまう所。

    リーサル圏内、猶予フレーム、ニュートラル状態、起き攻め、差し返し、2択、下段と中段、236236+パンチ、画面端、コマ投げ。

    ここら辺の単語は、今一番流

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    2025年11月07日
  • アトミック・ブレイバー

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    近未来SF
    SNSやAI技術、電力問題など、どれも現代からつながっている様で、近しい未来は本当にこうなるのかも?と、思えた
    人類はこれ以上賢くなれない
    賢くなることは愚かな事だ
    そういうメッセージなのかな?と

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    2025年11月05日
  • アトミック・ブレイバー

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    小型核爆弾による世界同時多発テロ、ヴァージン・スーサイズから27年後の日本を舞台にしたディストピアもの。平凡なサラリーマン・堤下与太郎を主人公にした巻き込まれ型サスペンスであり、意表を突いたゲーム小説でもある。
    SF的なギミックが多すぎて世界観に慣れるまで多少時間はかかったものの、物語のスピード感と魅力的なキャラクターに引き込まれて一気読みだった。
    呉さんの作品を読むのは4冊目だが、『爆弾』に次ぐ面白さだった。ただ、一般受けするかどうかは多少不安がある。

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    2025年11月05日
  • スワン

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    ネタバレ

    客がごった返す大型ショッピングモールで起きた凄惨な無差別銃撃事件。序盤に犯人死亡となるがそこからが本作の本題。この事件の時に誰が何を考え、どう行動していたのか。それが分かったからといって犠牲者が戻ってくるわけではないが何があったのかを知らないとこの先の人生を踏み出せない。
    色々な視点でその日が紡がれていく。
    うまく表現できないけど記憶に強く残る作品。

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    2025年10月15日
  • ロスト

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    救われたような救われないような…
    思ったより評価が低いけど、私はやっぱり呉さんの本は面白い
    引き込まれるなぁ…

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    2025年10月11日