呉勝浩のレビュー一覧

  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    同じ冒頭一行から24人が物語を立ち上げるという試みは、短編という形式の中で作家の個性が極端に浮き上がる面白さがあった。特に米澤穂信「時効」は、わずか6ページで伏線と反転を成立させる職人芸で、静かな論理の美しさが際立っていた。一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」は、可愛い設定を使いながら、人生の節目と喪失を静かに描く大人の物語で、最後の任務の“ささやかさ”が逆に胸に残る。ミステリー、SF、ホラー、ユーモア、社会派…ジャンルが毎話変わる短編なのに長編級の余韻を残す、豊かなアンソロジーだった。④

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    2026年08月14日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    これは一体どこにどう進んでいくのか!全く予想が出来ない展開にどんどん読み進める手が止まらない。こちらも映像化して欲しーと思ってしまった。

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    2026年08月13日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ショート動画で流れる佐藤二朗の演技が凄くて読んでみたく購入。
    スズキタゴサクの狂気に血の気が引くが、物語が進んでいくうちに少なからず自分達にも同じ感情がある事に気づき嫌になっていく。そこもまた面白い。
    類家の頭のキレやカッコよさに魅力される。
    小説よりも映画の方が面白さがわかりやすそう。

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    2026年08月13日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    映画を観たあとに読んでしまったので、
    がんがんと読み進める感じにはならなかったのが残念。
    それでもラストに踏み込んでいくうちに夢中が走っていくようになる。
    群像劇のいい切り替えがまた読む気持ちを高めてくれた。
    爆弾がどんどんと爆発するなか、
    タゴザクの眼の中の闇と対峙していく刑事さんたち。
    原作では描かれなかったタゴサクさんと彼女との関係の温かい一瞬が、
    映画にはあって、
    二つを観て本当によかったなと思った。
    少しでも救いがあればいいと思っていたのかもしれない。

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    2026年08月11日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    映画を観て、佐藤二朗さん演じるスズキタゴサクがとても不気味で、原作ではどんな風に描かれているんだろうと気になったのが、本書を手に取ったきっかけです。

    スズキタゴサクは終始饒舌かつ本心を語らない不気味な存在。
    一方で、彼を取り巻く人々の視点からは、それぞれの善悪の葛藤や感情がむき出しになり、泥臭いほど人間らしい。

    後半、スズキタゴサクの本心を掴めそうな展開はグングンと引き込まれました。終わり方もスズキタゴサクへの印象と物語が重なり、面白かったです。

    あと、読みながらもずっと佐藤二朗さんの顔が浮かんでました。笑
    ハマり役ですね。すごい役者さんです。

    次作も読みます。

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    2026年08月10日
  • アトミック・ブレイバー

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    面白かった。
    けど話が難しかった…
    未来の街並みの景色が今ひとつ想像できなくて難しい。
    世界のどこでも、核が爆発することがあったら確かに世界中の考え方が変わるだろうなと思うのでとても興味深い話でした。
    しかし難しい話だった。

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    2026年08月09日
  • スワン

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    個人的に『爆弾』より面白かった。
    理不尽な無差別殺人事件の生存者が集められ、それぞれの当日の行動を尋ねられるが、その会の本当の目的は不明。参加者の互いの素性も確かでなく、なぜ自分たちが集められたかも不明。ショッピングモールの防犯カメラに映っていることと映っていないこと、司会の徳下がどこまで知っているかわからないことなど、不謹慎ながら人狼のような推理ゲームのようで緊張感があり面白かった。
    何か事件があったとき、我々は誰が悪だったのかを知りたくなる。でも作中にある通り、人は白と黒ではっきり分けることはできない。客観的な事実はひとつでも当事者にしか説明できないストーリーがある。そういった部分がうまく

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    2026年08月09日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    話題作ということで友人からもらって読みました。500P超えのなかなかなボリューム、ですがタゴサクの一人語りがリズミカルにダル目に(いい意味)流れていくので読みやすかったです

    後から気づきましたが、このミステリーがすごい!に選ばれてるので、あミステリー。てことはある程度推理要素をいれながら読まなきゃ、と思いなおしたらもう真相近かったですw

    たくさんの伏線を見事にまとめていました。映画の方も面白いのかもと思います。小説→映画に行ってみたくなるのは良書の証拠かと思います。佐藤次郎さんの表紙だったのでイメージ強すぎたかもですがw

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    2026年08月09日
  • スワン

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    ネタバレ

    ショッピングモール「スワン」で起きた無差別殺人事件。その生き残りの5人が、「お茶会」に集まった。

    ・いずみ:高校生。スカイラウンジの生き残り
    ・波多野(双海):亡くなった幸雄の父親
    ・生田:認知症の義父を亡くした
    ・小田嶋:スワンの警備員
    ・保坂:人を救いたかった老人

    いずみのライバル・梢が、スカイラウンジで幸雄くんの遺体を盾として使ってしまい、銃で自死しようとしたところをいずみが救った。この真実をいずみは心にしまっていた。

    お茶会参加者が何かを隠しているのが気になり、読み進めるのがおもしろかった!
    生き残ったいずみが世間から叩かれているのが理不尽すぎて、スカイラウンジの真実はもうすこし

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    2026年08月08日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    映画を気に入り、原作も読んでみた。映画よりも細かい所が描かれている所もあっただろうが、映画が好きすぎて、特に原作の方が良いという事は感じなかった。むしろもう一度映画を見直したいと感じた。
    次作は面白いだろうか…。読んでみるか悩んでいる。

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    2026年08月07日
  • 蜃気楼の犬

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    ふたまわり年下の嫁とお腹のなかの子どもを守ることを信念に奔走する捜査一課の番場。ベテランの番場と少年のような船越のペアが事件を解決していく連作短編集。
    どれも骨組みのしっかりした事件なのに、過不足ない伏線回収でサクッと気持ちよく読めるところが良かった。

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    2026年08月04日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    すごく読み応えがあった!面白すぎてそのまま勢いで映画も観てしまった!取調室での心理戦や、爆弾の現場で間一髪!など、ハラハラするシーンが多かった。

    あと、犯人であるスズキタゴサクの考えがさも正解のようにも聞こえるし狂ってるようにも聞こえて翻弄された。

    タゴサクのあの感じのおしゃべりの中から爆弾の場所であったり動機や背景であったり思想であったりを読み解いた類家(と等々力)がかっこいい。

    「みなさんの1クリック1クリックのおかげさまで、目標は無事に達成されました。よって爆弾は爆発します」はまじで震えた。みんな手のひらを返して一斉に騒ぎ始めてちょっと面白かった。

    結末を知ってから読み返したらタ

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    2026年08月03日
  • 雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボール

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    ネタバレ

    これは頭の中を混乱に導き、かつ心がえぐられる時を何度も何度も通過させられるマジで胸糞悪くなる作品。色んな部分で伏線と回収と再回収とで時間軸の解釈でバグる。爽快感を生む作品ではない。マジで読む時は常識を捨てて臨むことくらいしか言えない。だが、読むことでこういうことは現実起こりうるのではと思う作品ではある。

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    2026年08月01日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    爆弾、という本のタイトルから、連続爆破事件や大規模テロなどを想像して読みはじめました。予想通り、物語にはいくつかの爆弾が出てきましたが…よもや事件がスズキという人物をかたちどるための道具に成り下がるとは。最後まで、理解したいと思いながら読み進めることができました。

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    2026年08月01日
  • スワン

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    小説の中の話だからかもしれないが、物語の中のお金持ちというのは大概意味わからんことをしてくるし、しかもそれを強要するという印象を持った、
    誰かの言っていた「もう犯人が悪いじゃだめなんですか?」という部分にすごい共感した。
    むしろそれ以外悪くないで欲しい。

    最初はショッピングモールの「スワン」で起こった事件の細やかな描写、そしてそれが終わると、その中で亡くなられた方に何が起きていたかの究明。
    最後は何が起きたか大まかにはわかったが、だからといって得られるものはなく、失ったものの方がみんな多い。

    私は心が狭いから、主人公だけが悪役になるというのではなく、すごい嫌なことだってされてたんだよという

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    2026年08月01日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    「これが最後の仕事になる」で始まる24編のショートショート。
    特におもしろかったのは、
    「二重螺旋の虚夢」
    「教壇にて」
    「アイドル卒業」
    「声」
    「時効」

    自分の知らない作家さんの作品も読めて、たまにはこういうのもいいなと思った。

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    2026年08月01日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    映画「爆弾」があまりにも面白かったので購入。爆弾原作は未読。柴咲vs高東は今作の中心としてはキャラが弱いと思いつつ、再びスズキvs類家の構図が見えてくるといかにこの二人が常軌を逸した存在なのかを実感し、この対比が肝なんだなと。ヒロイン倖田はこの対比のちょうど真ん中で揺れているような存在で、今後どう染まっていくのかも楽しみです。ぜひ匂わせに終わらず第3弾へと続いてほしいと思いました。 そして今作も画面映えしそうなのでまた映画化もお待ちしております。劇場で伊勢や矢吹のファインプレーが見たい!

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    2026年08月01日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    単純なサスペンスやミステリーではなく
    物語の内容よりも「人間は誰しも闇をもつ」っていう側面がメインで訴えたいことなのかなと感じた。
    その結果「どう選択するか」が重要であると、問いかけてくる作品。

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    2026年07月31日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    すごく考えさせられた物語だった。
    ある1つの連続爆破事件を解決するという目的であるが、登場人物一人一人の思考が丁寧に描かれており、それぞれの気持ちが痛いほど分かる。
    人間の思考力とはこんなにも他人の影響を受けやすく、流されやすいのかと改めて考える機会になった。これもまた人間の流されやすい所が出ている。

    人間というものは自分でも知らない自分がいて、それに気づいた時、全て受け入れる事ができるわけではないと思う。この物語に出てくる登場人物は、皆んなそれぞれ、初めて知る自分と出会い、そこからどう進むか、どんな心境の変化があるかが丁寧に描かれており、人間の弱さと強さを感じる事ができた。

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    2026年07月28日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    早く続編が読みたくてソワソワするぐらい面白かった。
    あと映画の続編も見たい!これを映像でぜひ見たい。
    このシリーズはどうやって終わるのだろうか、見当もつかない

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    2026年07月28日