呉勝浩のレビュー一覧

  • Q 下巻 暗夜行路

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    圧倒的なスピード感で暗夜行路が進んでいく❗
    キュウ、ハチ、ロクをはじめ、登場人物がステージに集結して物陰はエンディングへ。
    くどくどと最後まで語りすぎない感じも余韻が残っていいですね。

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    2026年04月13日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    スズキが刑事に「人の命に差はない」と答えさせてから、クイズによって無意識のうちに老人を見捨て子供を助ける行動が、人間が取り繕っているであろう「善」の部分をえぐるシーンや、幼少期から必要とされてこなかったスズキが承認欲求のため、自分を殺すことで爆弾が解除されるという仕掛けによって、必然的に自分が必要とされる状況を作り出したりするところなどが面白かった。

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    2026年07月09日
  • 警官の道

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    読む達成感を求めるとどうしても同じ作者を追ってしまう。近年はブック・オフの100円コーナーで題名のインスピレーションで手に取る事が増えた。短編ではあるが7人の作者の作品が綴られていて中山七里さん柚月裕子さん以外は初めて読む作者だったので期待が膨らんだ。中でも長浦京さんのシスター.レイは面白かった。長浦京さんの他の作品も読んでみようと思います。

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    2026年04月11日
  • Q 上巻 覚醒前夜

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    ハチ・キュウ・ロク、3人の兄弟をめぐるスピード感溢れるエンターテイメント小説。読み出すと止まらない、先が読めない、ハラハラドキドキの展開が楽しめます❗
    さあ下巻を読み始めようっと。

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    2026年04月10日
  • 道徳の時間

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    「爆弾」を読み、久しぶりに引き込まれる映画に出会ったと思った。居てもたってもいられず、呉さんのデビュー作をお迎え。最後まで一気読み。2つの事件が何度も何度も行き来して、どこで何が繋がるのか、誰が悪で誰が善なのか、そもそも一体道徳とはなんなのか。ワクワクしながら読みました。最後の最後までとても引き込まれる作品だったけど、結局回収しきれていない部分が気になり、少しモヤっと。巻末の選評をみて、熱い議論があったのだろうなと思うと、私もなんか頑張ってみようという気になれた。

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    2026年04月04日
  • スワン

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    好奇心、わかりたい、という悪意。
    それは自分が納得できる「わかりやすさ」を求めているだけ。

    人間の感情は1か2か0か100かなどわかりやすい割り切れるものではない。
    同じ状況になったとしても、同じ判断をするかもしれないし、違う判断をするかもしれない。
    一瞬一瞬で変わり続ける。
    さっきまでそう思っていたけど、今、この時には違うことを考えているかもしれない。

    この「かもしれない」というものは非常に厄介だ。
    「可能性」という言葉に置き換えてもいい。
    「可能性」は自分や他者に期待すると共に、そのまま失望に替わる。

    あの時ああしていれば、こうしていれば、できたかもしれない、できなかったかもしれない

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    2026年03月27日
  • ライオン・ブルー

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    なかなか面白かった。
    いわゆる田舎の陰鬱さと事件が絡みながら、結構終盤は驚きの展開で満足

    3173冊
    今年72冊目

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    2026年03月24日
  • Q 下巻 暗夜行路

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    暗夜行路、マッドマックスみたいだ。笑
    読む人を選ぶ気もするけど、期待と興奮を感じながら最後まで読み切れた気がする。
    最後の一行をどう解釈したらいいか、読んだ人同士で話したい〜!

    本編後の拳編、短い内容なのに消化し切れないやるせなさがあって、また考えさせられる。

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    2026年03月20日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    常に緊張感があった。
    タゴサクと類家の頭脳バトルが面白い。
    「心の形」の話が印象的だった。人の命は平等か。口で平等と言っても、いざ命が天秤にかけられたとき優劣をつけてしまう事実を突きつけられた。自分は真っ当な人間だと思っていても、一歩間違えれば人の道を外れ簡単に落ちてしまう。小説全体を通して人間の危うさや脆さを感じた。

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    2026年06月12日
  • スワン

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    ショッピングモールでの無差別銃撃事件からストーリーは始まる。この犯罪者の犯罪心理を描くのかなと思って読み始めるが犯罪者の二人は自害してしまう。
    この先何が起こるのか?

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    2026年03月01日
  • アトミック・ブレイバー

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    格闘ゲームは全くわからないので、ゲームシーンは???なんだけど、それでも近未来戦争は漫画のように展開していく。
    いろんなジャンルの小説を書く著者には毎回驚かされる。
    とはいえ、どれも結構ヘビーなので読後は疲れる、いい意味で。

    こんな世界がやってくるかもと、今の時代を見ているといささか、いやかなり不安になってくる。

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    2026年02月18日
  • アトミック・ブレイバー

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     人間の耳はこんなに簡単に取ったり付けたり出来るんだなぁと(笑)変な所で感心してしまった。

     主人公の堤下与太郎は圧倒的に主人公らしからぬキャラクターで、長所もほとんどなく無難に、何事も無くAIが友達という人物である。見た目も一般的であり、友人や恋人も無く日々の暮らしを「生きている」男性。そんな人物像がどこかリアルであり、残念ながら彼にあっという間に感情移入出来てしまった。徐々に登場人物が増えていく訳だが、ジューシーさんのキャラクターが魅力的で、こうも見事なドSキャラは漫画チックではあるが、与太郎との対比でとても映えた人物像になっている。
     一方、与太郎の唯一の友人とされる西丸については、与

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    2026年02月15日
  • スワン

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    『爆弾』作者の過去作。
    やはり人間のいやなところを描くのが上手い人だと思った。
    残虐な事件を経験した人がどう前向きに生きていくかにスポットライトを当てている点は『爆弾』と共通していると感じた。

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    2026年02月15日
  • アトミック・ブレイバー

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    火星に住むつもりかい、の世界が、作者が変わるとこういう筋書きになるのか。小説というのは面白い。安全か管理か、対決か団結か。雪崩的大勝利の権力者たちは果たしてどっちかな。

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    2026年02月14日
  • 道徳の時間

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    呉勝浩さんの作品はこれが4冊目
    またしても惹きつけられた
    道徳について考えさせられたこの作品
    何が善で何が悪なのか、自分にとっての善悪がその人にとっての善悪と同じとは限らない…だからこそ想像力が大切で、それこそが道徳だと思っていたけれど
    それだけで他人の思考・思想・経験・背景を理解するのはとても難しく、想像以上の現実がそこにはある。
    相手のことを考えて…というつもりが、実は自分の物差しでの見方をしていることは多々あるのだなと感じた。

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    2026年02月14日
  • アトミック・ブレイバー

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    近未来SFな世界観で、大きな陰謀に巻き込まれた平凡なサラリーマン。なぜか格ゲーで世界を救うことに?!

    一般人が陰謀に巻き込まれるのはわりとよくある展開ではあるのですが、魅力的な世界観もあいまって飽きさせないつくり。こういうのってともすれば世界観を理解するのに結構なボリュームさいてしまって読み疲れちゃうこともあるんですが自然とだんだんに理解できるのがよかった。
    あと格ゲー好きなので言ってることだいたいわかるから楽しめましたが、そうじゃない人は読んでいて楽しめるのだろうか?と変に心配してしまった。まあ独特の用語を含めて「よくわからんSF的な用語」として認識されてるのかもしれませんね。

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    2026年02月13日
  • アトミック・ブレイバー

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    近未来的なストーリー
    格闘ゲームが主軸で、やったこと無いからどうかなぁと読み始めたが、問題なく楽しめた。
    根底のテーマは深読みすると割と重い。
    ひょうろくさんを主人公にしてドラマ化するか、アニメ化したら面白いかも。
    西郷隆盛とか幕末の志士的なキャラがいたり、
    何だか地雷グリコとサマーウォーズを混ぜたような感じかな。

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    2026年02月04日
  • 白い衝動

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    主人公は小中高一貫の天錠学園で
    スクールカウンセラーをしている奥貫千早。
    新年度が始まってすぐに飼育小屋で飼われている仔山羊の足の腱が鋭利な刃物で切られるという事件が起こった。
    そんなある日、高等部一年の野津秋成が相談室を訪れる。
    彼は「山羊は、ぼくがやりました」「ぼくは、人を殺してみたい」「できるなら、殺すべき人間を殺したい」
    そう千早に打ち明けた──。

    一方、かつて残虐な連続監禁暴行事件を起こし 十五年間服役していた入壱 要が同じ市内で暮らしているという噂が広まる。そして その事実に近隣住民の間に不穏な空気が高まっていく──。

    異端の者を受け入れる社会の在り方を模索する千早だったが…

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    2026年01月31日
  • スワン

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    めちゃくちゃ苦しい、みんな、みんな苦しい
    でも生きなきゃならない
    無かったことには出来ない、乗り越える…なんて言葉じゃ片付けられない深い深い心の傷
    これはただのミステリじゃない

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    2026年01月27日
  • ライオン・ブルー

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    ネタバレ

    過疎化が進む田舎の現状と大切なものを守ろうとする人たちの覚悟が書かれた物語

    このままでは未来がなくなる獅子追町を通して現代の地方の問題がかかれていた。 田舎あるあるの緩さや逆に粘着質な監視空間が生々しくてリアルだった。

    少年時代に一緒に遊んだ友人たちが地元を守るために真っ当とは言えない方法で色々な企てを考えていたり、老人たちが自分たちの都合な面子のために邪魔な人たちを妨害していく様が印象的だった。


    特に初めから後半の物語を通してずっと誠実で優しい正義感のある長原が自分の家族を守るために自分の姉兄妹を殺した連中に頭を下げて、恩を売っていたことに対してどれほどの屈辱だっただろうと思わずには

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    2026年01月25日