呉勝浩のレビュー一覧

  • ライオン・ブルー

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    澤登耀司は同期の現職警察官失踪事件の真相を探るため獅子追交番に赴任してきた。
    過疎化した田舎町はある権力者一族に牛耳られており、同期失踪の真相を探る中で耀司は街を二分する開発計画に巻き込まれていく。
    そして、失踪した同期の拳銃で開発反対派のヤクザが射殺されるという事件が起きる。

    ・感想
    ううう…呉先生の作品ってどれもおもしろくってすごい。
    読んでる時ずっとヒリヒリしてた。

    爆弾は常識や倫理という線の上をたまに踏み外しながらも踏ん張りつつ「己の正義」を生きる刑事たちがいたけど、今作の耀司君は「己の役割」を果たすためだけにこれからも生きていくんだろう。
    毒を食らわば皿まで。しがらみ

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    2025年09月03日
  • スワン

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    ネタバレ

    この子が16歳なのがすごいと思った。強すぎる。
    呉さんの本は、色んな立場の人がいろんな場面で何かをしてしまうそれを世間では罪と言われるけど本当に?
    ってところに光を当てることが多いのかな、と、爆弾を読んだ時に思い、こっちの作品の方がそれがもっと細かく描かれていると感じた。
    個人的に炎上とかあんま興味ないから人々のバッシングがどんなに酷いのか分からないからかもしれないけど、16歳の被害者である少女に対してこんな責め方を日本と言う国はするのだろうか、とゆーのが最初に気になってしまった。
    そんな酷い国じゃないと思うんだけど,未成年に対して、てかこの子普通に被害者すぎるからって思っちゃったから、最初そ

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    2025年08月20日
  • スワン

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    とても面白かった

    犯人たちの銃殺シーンが淡々のすすむ様を重々しく描くのではなく、擬音や鼻歌、映画に例えており、
    短時間で逃げ惑う人たちが次々に撃たれていくのが目にイメージできて恐ろしく感じた。

    その中でも、火事の警報の時は割とすぐみんな避難できるのに、目の前に銃を構えられると動けなくなるのは、銃という具体的な死を強く感じてしまうためなのかと考えさせられ、描写の緻密さに驚いた。

    死や危機に迫るときのその場その場の決断の結果がどうなっても、あとから外野や自分自身が責めたとしてもやっぱりその時はどうしようもなくて、その後も簡単に解決することはできないんだ、、抱えていくしか無いのか、、という感情

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    2025年07月06日
  • スワン

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    ネタバレ

    ・あらすじ

    ・感想
    面白くって一気読みしてしまったーーーー。
    さすが呉先生…。
    呉先生の作品はまだ爆弾シリーズとこの作品しか読んだことないんだけど、爆弾は正直50回以上読んでると思う。
    普通の人々と社会の外に生きる人と人間なんて残酷で身勝手で醜いと諦めた人間とその残酷さからも綺麗事からも逃げない人間と気高い信念を持った人間たちが描かれてて、私は何かあるたびに(何もなくても)爆弾を読む日々を過ごしてるんだけど、きっとこのスワンも同様に何度も読み返すと思う。
    呉先生の人間への信頼とか希望の書き方が好きなんだよなーー。

    白と黒、バレエ、白鳥の湖というキーワードとアイテムを巧みに使ってて、疑心暗鬼

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    2025年05月18日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

    購入済み

    映画も楽しみ

    はじめのうちスズキタゴサクのグダグダした会話に少しウンザリしたが、次第に読者もだんだん事件に巻き込まれる感じが。
    今まで読んだことのない実に不思議な推理小説であるがこの世の実態をよく表している気もする緻密な表現はたいしたものである。
    映画でスズキタゴサクを誰が演じるのかと思っていたらフジTVのCMに佐藤二朗の顔が出て、さもありなんと。

    #ドキドキハラハラ #シュール #ダーク

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    2025年04月28日
  • おれたちの歌をうたえ

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    ネタバレ

    元刑事でありつつも落ちぶれた初老の男が、高校時代に起きたある事件と向き合う物語。 「栄光の5人組」だった幼馴染の一人が亡くなり、とあるチンピラをともに金塊を追うことに。 自身が高校生だった昭和51年に起きた事件と当時の関係者が複雑に絡み始め、過去と現代が交互に場面が展開し、徐々にパズルのピースがハマっていく。さらには時代ごとに極左集団、警察内部、半グレなどがストーリーに緊迫感を加えたことで一気読みせずにはいられなかった。というかレビューするのが難しい。傑作と言うことだけでも覚えて帰っていただければ。。

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    2025年04月27日
  • スワン

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    ミステリの要素も人間の心理と行動がリアルに書かれていることも面白くて一気読みした。自分がその場にいて経験したわけでもないことに対して、きっとこう思う、きっとこうするという何の信憑性もない感覚だけで人を非難する人間は世間にはごまんといることを再認識して、がっかりもした。しかしいずみの姿勢からこういう乗り越え方もあるのかと思い、自分自身も世界への信頼の回復が少しできた気がする。

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    2025年04月06日
  • 白い衝動

    購入済み

    いやーおもしろい

    サスペンス、どんでん返し系好き知人に教えてもらい読みました。これは面白い、ねたばれになるので多くは言いませんが読むべき!

    #ドキドキハラハラ

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    2025年03月25日
  • 白い衝動

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    心理学用語の独特な言い回しがあるので飲み込むまで時間のかかるページも多かった。

    『人を殺したいもの』対『人を虐げたもの』だと思っていたら、そんな単純な話ではなかった。
    誰の中にも存在する『悪』をどう扱い、向き合い、消化するか。
    人は知らず知らずに行っているのにその衝動を止められないものがいるわけですね。
    では、止められなくて犯罪をおかし、刑に服したものは『止められない』のだろうか。

    そして加害者側の人権。
    加害者自身ではないものが、加害者側というだけで『被害者』にはならない。
    言われなくても分かっているが、それをまざまざと見せつけてくるようなストーリーでした。
    少しずつ紐解かれ、繋がってい

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    2025年03月15日
  • スワン

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    面白かったー!
    私、呉勝浩さんの作品は二作目ですが、すでに大好きです。
    こんな鋼メンタルの女子高生はいないかもしれませんが笑
    鮎川はダメです、クビだよ!!怒

    なにより、一気読みでした。

    そして、通勤で読んでたのですがダメですね、続きが気になって仕事になりません。エッセイとかじゃないと仕事に影響する。

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    2025年01月30日
  • スワン

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    白黒ハッキリつけることが正しいのか
    白と黒なんて誰が決めるのか
    白が黒に、黒が白に見えることもある

    あのとき自分は何をできたのか
    もっと良い選択があったんじゃないか
    問い続ける
    抱え続ける
    苦しみ続ける
    それが生きていくということなのか



    この内容で物語の舞台は「スワン」
    痺れる

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    2025年01月29日
  • 道徳の時間

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    なんちゅーもんを読んでしまったんだ、というのが最初に浮かんだ感想。久しぶりに言葉の出ない読書に出会った。少なくとも彼らの問いに対する答えは浮かばない。
    一般的に良いとされる言葉が、口にすると非常に陳腐に思えてしまう気がして安易な気持ちで分かったようなことが言えない。
    物語にはとても引き込まれ、ラストまで含め私好みでした。

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    2024年12月26日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

    匿名

    購入済み

    酔っ払って人を殴って捕まった男の取り調べから始まり、霊感と称して男が爆弾が爆破する予言をする。そこからは凄かった。取調室の中だけでしかスズキタゴサク存在しない。気持ち悪いほどスズキタゴサクの言葉遣いや表情が伝わってくる。言葉遊びも見おとさないようにと、読み進めました。それぞれの刑事目線からの物語もあり、取り調べに全神経を注いでるのにはハラハラしたり、タゴサクに上手く乗せられてる刑事には腹が立ったり沢山の感情がグルグルまわりました。爆弾2ではどんな展開が待ってるのか早く読みたいです。

    #ドキドキハラハラ #アツい #怖い

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    2024年12月15日
  • 道徳の時間

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    呉勝浩さんの「爆弾」という本を読んでとても面白かったので他の本も読んでみようと思いこの本を手に取りました。すっごく面白かったです!!没頭して読めてあっという間に読み終わりました。終わり方まで面白くてさすがだなぁと思いました

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    2024年12月01日
  • 白い衝動

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    どう感想を書くか…とても悩む。
    新人というか研究者ベースの追求心がある、初期のカウンセラーに近いカウンセラーにベテランカウンセラーの対比。それは理想と現実の対比だと思う。
    『異端』を理解できないのは、人として当然だろう。なぜならみな『異端』を持っていて、飼い慣らそうと必死だからだ。『異端』が無ければ、虐待も虐めも起きないのではないか、と個人的に思う。『異端』というか自分の中の『悪』に気づき、対話し続けている人がその『悪』をコントロールできている。それには『愛情を受けれる存在である』という実感も必要だと思う。だからこそ包摂は必要でありしかし難しい。そして『悪』のコントロールに困っている人は『自分

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    2024年11月04日
  • 雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボール

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    ネタバレ

    同著者の「爆弾」を読む前に、積ん読していたこちらをまず片付けようと思って読み始めました。
    最初は時系列がぶつ切りにされていて流れが悪いような気がしたのですが、話が見えて来た途中からは加速がついて、思っていたより早く読み終えてしまいました。

    これは正にセックス・アンド・バイオレンスの世界ですね。
    ちょっと前に「冷たい熱帯魚」を観ていたせいか、これは映画化するなら園子温氏が適任であるように思います(諸事情で無理でしょうが)。
    そういえば、園子温氏は、「愛のむきだし」という宗教団体映画も作っており、この本で色川という登場人物が作るカルト的サークルの描写とも親和性は高そうです。

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    2024年09月23日
  • 法廷占拠 爆弾2

    購入済み

    前作に引き続き、面白かったです。
    たくさん人が出てきますが、それぞれ見せ所があり、キャラが濃くて覚えやすく読みやすい。
    前回登場していたメンバーの活躍もうれしかったですが、等々力さんや鶴久さんなんかはどうしてるのかなあとも思ったり。
    清宮さんもまたしっかり出てきてほしい!
    続きがありそうなので、期待したいと思います。

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    2024年09月05日
  • これが最後の仕事になる

    匿名

    購入済み

    一穂ミチ先生のファンで

    一穂ミチ先生のファンで購入しました。買ってよかったです。初めて読む作家さんもあり、色々な作品が読めてよかったです。個人的には後半の作品が好きでした。

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    2024年08月30日
  • 法廷占拠 爆弾2

    購入済み

    イッキ読み

    爆弾読まれた方には堪らない書
    おもしろ過ぎて、わかってましたが
    イッキ読み。
    全く落とし所がわからず、身を委ねるしか
    ない快感。

    タゴサクは何処に爆弾3はあり得るのか?
    何で期待をしながらレビュー完。

    #エモい

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    2024年08月18日