呉勝浩のレビュー一覧

  • 法廷占拠 爆弾2

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    ー 罰を受けいれる場合にかぎり、犯罪は許される――と。復讐は何も生まないなんてお説教をするつもりはありません。だが、これだけは忘れないでほしい。良くも悪くも我々は、縁でつながった他人とともに生きていくしかないんです。愛情も憎しみも、嫌っていうほど絡まってくるんです。法律は、それを調停する知恵ですが、誰かを幸せにしたり不幸にするのはどこまでいっても人間なんです。犯罪と罰は、等価じゃない。それはまったく、等価じゃないんです ー

    『爆弾』の続編として、ほんとに面白い展開。
    よくできている。
    早く、続きが読みたいなぁ。

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    2026年06月14日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    作中の終盤でタゴサクが事件を起こした動機としてプロファイルされた「まあいいや」と「もういいや」の言葉の対比は背中に冷水を掛けられるようなゾッとした感覚を覚えた。
    多くの人々は社会の中で生きるために「まあいいや」と不満・不平・理不尽に対して折り合いをつけているだろう。だが、それは謂わば我慢しているということに他ならない。人によって器の大きさは違われど、一度そこから溢れ出せば誰しもが「もういいや」と社会の中で生きることを諦め、タゴサクと成りうるのだという当たり前で、目を背けていた事実を眼前に突きつけられたからだ。

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    2026年06月12日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    佐藤二朗の見事な演技を観てから小説を読んだ。
    スズキタゴサクという、狂気と無邪気と鋭い頭の切れが混在したキャラクターをよく演じ切ったと思ったし、小説と映画どちらを取っても面白かった。

    タゴサク構文として話題にもなっている特徴的な話し方からもそうだけど、悪役でありながらとても魅力的なキャラクターであると思う。
    ほんとうは悲しくも優しい人物なのではと思わせるラストの真相もそう。
    良い悪役がいたからこそ格段に良いミステリになっていると思う。

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    2026年06月08日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    とにかくスズキタゴサクがかっこよすぎる。汚い貧相な人間として描かれているのに台詞回しが本当にいやらしい、屁理屈で納得させるのがうまい。辰馬たちをあたかも翻弄してきたかのようにずっと思わせておいて真相は全然違う。

    前半のタゴサクが永遠に話しているのが面白すぎたのに、後半は少し静かになるのが寂しくて、読むスピードが落ちたけど、類家がどんどん爆発してきて、他のキャラクターも生きてきて、、全員の心の闇を引っ張り出しつつ、ギリギリ前向きになっている。
    敵役として素晴らしい、ずっと読んでいたい会話劇だった。クイズの出し方も秀逸だし、周りがそのクイズに集中する様子、普通に考えればクイズを聞く必要なんてない

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    2026年06月06日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    ネタバレ

    爆弾が面白かったのでこちらも読んでみました。
    前作よりも更に面白い!
    タゴサクの出番は少し少ないけれど、彼の頭の良さが垣間見えたり。
    犯人とタゴサクがどう関係してるのか、何が目的なのか分からないままハラハラ出来ました。

    類家君はタゴサクとちょっと近いんだろうなぁ。
    終わり方は続きを予感させる流れで、高東さんも続投かな?
    早くも続きが読みたい!書いてるのかなー?

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    2026年06月05日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    映画から。引き込まれて一気見。
    佐藤二郎さん適役

    心理学に長けているのかと思いきや無邪気。
    あの家族の中で1人でも悪でない人がいて少しほっとした。
    誰かのために自分が悪になるパターンは多いけど、いくらなんでも関係ない人ころしすぎ!

    最後がはっきり解決しないまま終わってしまい、小説の最後が気になったが同じなのかな?

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    2026年05月30日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    面白かった!一作目の期待値そのままに二作目。こういう続編って一作目を超えるの難しいと思うけど、これは面白かった。前作はほぼ取調室の個室、今回は法廷に場所が変わる。それも時系列に沿っていて現実味というか、自然な流れと受け止めて物語の世界へ入り込むことができた。
    読書体験の面白さは現実では考えては行けないことを自由に考えても良いことだと思う。なので、凶悪犯「スズキタゴサクにまた会える」期待してしまうのも良しとする。私が彼の変な魅力にやられているのか。それとも私が変態なのか。彼がどんな扱いを作内で受けても許してしまうのは、私の中の残忍性が出そうで怖かった。


    所々の文章もさすが!裁判長の「そちらへ

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    2026年05月29日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    スズキタゴサクさんが爆弾事件を予言する、お話(?)。

    スズキタゴサクさんは本当にテロ犯なのか、警察は次々と起こる爆発に掻き乱されながらも、真相に近づいていく。

    背後にある死、爆弾クイズ、異常性欲、死の選別、等。

    スズキタゴサクさんはやべぇなぁ、と。
    めちゃくちゃすごい人間なのかもしれない。

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    2026年05月29日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    最後の、女の子が老人を助けてたとわかったシーンで泣いた。
    SNSに投稿するためにスマホを向けたのかと思ったがそうじゃなかったことに、自分を恥じた。

    世間に対して問いかける内容の小説だった。
    映画もあわせて最高です。

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    2026年05月28日
  • スワン

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    四月は残酷な季節だと、イギリスの詩人はうたった。わかるけれど不満もある。べつに残酷なのは、四月だけじゃない。

    「そうだな。少しだけ理由はあるな。そう。いずみたちが、幸せそうにしているからさ。笑ったり喧嘩したり愛嬌をふりまいたり、手をつないだり。うっとうしかった。だから教えてやろうと思った。四月は残酷な季節だって」

    呼吸を整える。目もとをぬぐう。洗面台で、ちゃんと湿らせてきたハンカチで。
    「 ー わかりました」
    そして、ゆっくり、顔を上げる。
    「わたしは、あの日、十時過ぎに、湖名川駅に着いて ー 」
    嘘がばれ、自分の物語を語りだす。
    大丈夫。ここまでは、だいたい予定どおりだ。

    「おれはこう

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    2026年05月27日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    映画を見た後気になり、原作も読みました。
    映画はサイコホラー、本はミステリーといった形で、双方見るとより楽しめる作品です。

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    2026年05月24日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    ミステリー、サスペンスとしてとても面白い。そして、ストーリーだけでなくそこかしこに胸に刺さる表現が散っているのが、1作目の爆弾につづき法廷占拠でも一番好きなところです。
    ここまで頭の回るスズキタゴサクが、鳴かず飛ばすの人生を送っていたという設定には無理があるのではと思ってしまった。頭が回り過ぎて馴染めなかったと理解しておこう(笑)

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    2026年05月20日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    取調室での緊張感が強烈だった「爆弾」の第2弾。
    法廷を占拠した上での警察との攻防戦がまた痺れた。そしてスズキタゴサクの曲者ぶりがいい味出してる。

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    2026年05月17日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    ネタバレ

    映画から原作に流れて、とても良かったので続編も購入
    三つ巴の戦いがどうなるか予想できなくて面白かった
    続編があるだろう終わり方だったのでまだ楽しめそうでそれもありがたい

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    2026年05月17日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    スズキタゴサク第二章?
    そんな印象を覆す返す。ここから読んでも違和感なし
    未読の方は逆にここからスタートのがオススメ?
    ムカムカ、イライラした心理戦と残忍さは圧巻!
    読後ドット疲れる!そして…

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    2026年05月16日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    新井啓一
    柴咲奏多
    倖田沙良
    伊勢勇気
    スズキタゴサク
    重盛
    等々力
    清宮
    類家
    高東柊作
    猫屋
    早乙女
    立花勘太
    柴咲慎吾
    望月
    梅野
    湯村峰俊
    古狸
    信之助
    猿橋忍…ボヨン
    甲斐
    浅利玲央
    福留
    柴咲冴子
    田畑克也
    江嶋かおる
    速雄
    甲本ハルカ
    カワセナツヒコ
    紺野麻希
    内川慎夫
    勝又
    イセケイ
    矢吹泰斗
    マスオ
    サカモト
    サイゴウ
    江嶋伸之助

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    2026年05月14日
  • スワン

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    たくさんの悪意と恐怖がぐるぐるぐるぐるとひとつの鍋で醸成されている感じ

    恐怖が人の本心を顕にして生々しい
    事件に巻き込まれた人たちがそれぞれの目線で経験する恐怖、逃げ惑う様、加害者側の心理も妙にもリアル

    恐怖から逃げ遂せても、生き延びたことから始まる心の浸食もなおリアル

    さらに、当事者の恐怖とは裏腹に第三者の世間も、悪意に溢れている
    事件は客席から見る物語、当事者たちは登場人物、物語は改変される。と主人公が表現しているけど、
    自分の生きている現実世界はまさにそういう一面があり、これは事実だなと痛感させられた

    とダーク、リアルに包まれていますが、純粋に謎解きも楽しいですし、読後のスッキリ

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    2026年05月13日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    爆速で読み終えた。
    前作の登場人物がまた出てくるのに大興奮。
    心拍数何度も上がった。
    実写化みたいな。

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    2026年05月12日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    誰も予想できない人間関係と犯行の複雑さは、呉さんの凄みだ。
    なにより、ミスリードが上手すぎる。今作は特に。

    スズキタゴサクの裁判中に「死刑執行による人質解放」というテロの流れも面白いが、人間味溢れる心理戦は読者の神経をすり減らしてくれて本当に楽しい。

    早く映像化して欲しいし、この先もスズキタゴサクを追える喜びが大きい。

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    2026年05月11日
  • 法廷占拠 爆弾2

    Posted by ブクログ

    めちゃめちゃ面白いやーん!!
    前作もすごく面白くって、もう映画は観んでもええな、と思いつつも結局劇場で観てしまい、佐藤二郎の演技に圧倒されたけどそれでもやっぱり小説の方が良かったな、と思ったものの、この続編については絶対に映画化もして欲しい!!映画でも観たい!!
    今回は登場人物それぞれ映画の俳優さんイメージが思い浮かぶのもまた一興だし、前作との繋がりやそれぞれのキャラクターを更に楽しめるのも続編ならでは。
    設定や犯人のロジックも斬新だし、スズキタゴサクは更にパワーアップしてるし。
    そしてエンタメだけでなく、こういった無敵の人を生み出してしまう社会の怖さも感じる。
    エンディングでは何やらこの先も

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    2026年05月10日